魔法科高校に多次元宇宙の神の弟子が入学しました   作:ビリオネア

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理由(番外編)

〜三人称side〜

 

「よし、一通りあっちの世界に送るものはこの箱に詰めることができましたね。後はこれを送るだけです。」

 

夢骸 歩利矢を『魔法科高校の劣等生』の世界に転生させた神、リンカネはあっちの世界に行った彼へ送る荷物を箱の中に入れていた。

 

「そういえば、ずっと疑問だったんですが…」

 

「…なんだ?」

 

彼女の問いにクッキーをかじりながら気怠げそうにerror404が答えた。彼こそが、夢骸 歩利矢を鍛えた張本人だ。

 

「意外とすんなり受け入れてくれましたよね。彼を弟子にとってくれという頼み。その報酬込みでも。」

 

「あぁ、そういや言ってなかったな。…お前らが初めて来た時は覚えてるよな。」

 

「ええ覚えていますよ。それが何か?」

 

「俺は『Mama's Boy』でソウルを持たない存在やお前のようなイレギュラーな存在以外の全員に恐怖を与えることは知ってるよな?」

 

「はい、もちろん」

 

「当然、そいつも俺に対して恐怖を抱くはずだ。だがあいつは俺と初めて会った時に戸惑いを見せただけで、俺と正面を向いても恐怖心を抱くことがなかった。

 

「えっ…そんな!ありえない、貴方の能力は場合によっては、神ですら堪えるというのに…」

 

いつもは冷静な彼女が、滅多に見せないぐらい驚いた。

 

「俺も目を疑ったさ。まぁ、同時に確信も得た。コイツなら弟子を取ってやってもいいだろう。コイツの正体や底力を調べてみたいというな。」

 

「そんな理由だったんですね…」

 

「まぁな、もう俺は戻るぞ。お前もソレを送らなくていいのか?」

 

「えっ、あぁ忘れていました。急いで送らないと…ってもう一つ目のミッション完了しちゃってる!早く彼をこっちに来させなければ!」

 

「何してんだか…っておい何をしている。」

 

焦って用事を済ます彼女を、呆れたような目で見てその場を立ち去ろうとしたerror404だが彼女が何かの準備をしているところを見て足を止めた。

 

「彼のタマシイを改良する準備です。」

 

「さらっととんでも無いことを言うんじゃねえよ。んなことしてどうすんだ…」

 

「改良して、彼がケツイを操作できるようにするんです。ミッション達成祝いとしてね。何事も報酬がなきゃやってられんでしょう?」

 

「んなもん人それぞれだろ…まぁいい、てか報酬にしちゃ少し豪華すぎねえか?ケツイを操れるようになるって相当だろ。たかがミッション一個解決しただけじゃねえか。」

 

「いや、私の推しを救済してくれたんで。それ込みです」

 

「なに私情を挟んでやがる!‥ってか推しって?」

 

「あぁ私の好きなタイプを言ってませんでしたね。私はねぇ、とにかく30後半から40前半ぐらいの女性がねとにかく大好きなんですよ。初めて真夜さんのビジュを見た時は本当に興奮しましたよほんとに!私の性癖にどストライクだったんですよ!だからこそ彼に彼女を救って欲しかったんですよ。ええ!」

 

そう熱く語るリンカネに、error404は少しドン引きしていた。

 

(こいつ…まさかのソッチ系かよ…)

 

「あ、あと次のミッションで救って欲しい人もいるんですが、まぁそれは彼を改造してもう一度あっちの世界に送ってから説明して…ってあれ?どこに行ったんですか?」

 

そう話している間に、error404はすでに何処かへ消えていた。

 

「あれ以上、あいつの話を聞いていたら頭がおかしくなる。さっさと切り上げて変えるのが得策だな…」

 

 




ちょっとした番外編みたいな話です。必ず何処かで入れようとは思っていました。なぜerror404サンズが主人公を弟子にしようと思った理由と、あと神様の性癖についてですね。後述の方はどうでもいいので忘れてください。深夜テンションで思いつきで書いたので。
神様の好きなタイプは「30後半から40代前半くらいの女性。そこに人妻属性が直良し」です。これは作者の友人が実際に言っていたことです。決して作者本人の性癖ではございません決して。作者は、2歳くらい年上のダウナー系のお姉さんが好みでございます。
あとついでに伝えておきますが、作者はUndertaleAUについての事は『UndertaleAUwiki』から知識を得ています。「此処は○○の方が良いんじゃない?」という意見があったらドシドシください。
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