オープニングセレモニーで行われたエドVSみさとのデュエルは、みさとの勝利で幕を閉じた
「みさと先輩の勝ちだドン!!」
「やったー!!
流石みさとさんっス!!」
その勝利を翔と剣山が手を取り合って喜び…一瞬で離れる中、泣き崩れるジュンコ達の近くでクロノスとナポレオンはその場に崩れ落ちて嘆いていた
「こ、こんな事ーガ……」
「我輩達の計画が……」
歓声に包まれる会場でデュエルディスクを閉じたみさとは、負けたショックで膝をつくエドの前に立った
目の前の影に顔を上げたエドは、怒りと悔しさを露骨に出しながら癇癪を起こしてみさとに怒鳴り散らした
「ッ~…僕はこんな事認めない!!
遊城 十代なんかと群れて、呑気に遊んでいたお前みたいな負け犬に負けるなんて有り得ない!!
僕は、僕は最強に「甘ったれてんじゃないわよっ!!」ぐっ!!」
好き勝手に1人喚き散らすエドの顔面に、みさとの渾身の右ストレートが入った
『えっ、ちょっ…!?』
その様子に、騒いでいた観客達や取材しようと集まった報道陣達はシン…ッと一斉に固まり、みさとは鼻血を出しているエドの胸ぐらをグイッと乱暴に掴んだ
「本当にどこまでも自分の事しか頭に無いのね、アンタは!!
デュエル中は言いたい放題、勝ったら相手をバカにして負けたら喚き散らして……だからアンタはいつまで経ってもガキなのよ!!」
「うるさい!!
僕は強くならなければならないんだ!!
お前みたいに逃げ出した奴に何が分かる!?」
「…そうね、確かにあたしはデュエルから逃げてた時があった
逃げてアカデミアに来て…あたしは変われた、十代達に救われた……そんなアイツ等を、アンタは自分の都合で傷付けた!!」
胸ぐらを掴んでいた手を離したみさとは、立ち上がってエドに背を向けた
「─アンタには才能無いわ…デュエリストなんか辞めてしまいなさい」
「何だと!?」
その一言にカッと頭に血を昇らせたエドは立ち上がって形振り構わずみさとに殴りかかるが、みさとの拳が再びエドの顔面を直撃した
殴られて転んだエドを横目で見たみさとは冷たい表情のまま出入り口に向かっていき、数歩歩いたところで思い出したように立ち止まって顔だけ振り返った
「あ、そうそう
アカデミアもとっとと退学してちょうだい、アンタがいると迷惑だから
2度とあたしの前に現れないでちょうだい
…消えろ、雑魚」
「僕は…斎王の、運命を……うわああああーっ!!!!」
その叫び声を聞きながら、みさとはデュエルリングを去った
「酷いですわ、みさとさん…!!」
「何もそんな言い方しなくても…!!」
エドの負けに号泣するジュンコやももえ達を遠目で見ながら、明日香は苦笑していた
「確かにムカつく奴だが、デュエリストを辞めろは流石に言い過ぎじゃないか…?」
「最後はエドのモノマネだったけど、何もそこまで言わなくても…」
「─……いや、アレはきっとわざとだよ」
「「「えっ?」」」
吹雪の一言に、翔・剣山・三沢は一斉に振り返った
吹雪に続くように、明日香はモニターを見ながらハッキリ言った
「1年の頃の万丈目くんの時と同じよ
敢えて突き放して、エドの心の成長を促しているんだわ」
「そういえば、そんな事もあったっスね」
「だが、それなら何もみさとくんが嫌われ役になる必要は無いんじゃないか?」
「…多分、ああする以外の方法を知らないんじゃないかな?」
「でしょうね…まったくみさとったら、変なところで不器用なんだから……」
………窓1つ無い一面が真っ白な部屋で1人の男 斎王 拓馬はテーブルに数枚のタロットカードを並べていた
「『愚者』の遊戯 十代は我が運命の力を得たエドに敗れた
『皇帝』のエド・フェニックス…彼が我の運命を左右する存在…むぅっ!!」
窓の無い部屋に突然起きた突風で、テーブルの上にタロットカードがばら撒かれた
突風が過ぎ、斎王は思わず顔を覆っていた両手を退けてテーブルを見た
「むっ…これは…!!
我が運命は、まだ変わるというのか…!!」
皇帝のカードを弾き飛ばすように上に重なり、愚者のカードに寄り添うように並ぶ1枚のタロットカードがあるテーブルを見て、斎王は驚きと感嘆の表情を見せていた
…その夜、みさとは海馬が用意したホテルの一室にいた
「ふぅ……」
ソファーに腰掛けたのを合図に、スゥッと音を立てて三騎士達とクリボーが出てきた
[お疲れさまでした、みさとちゃん]
「うん……」
[クリィ…]
[元気ねぇな…あのガキの事か?]
[アレは元々アイツが招いた事なんだから、みさとが気に病む事は無いんじゃないか?]
「…そうね、ありがと
やった事に後悔は無いわ…後は、アイツがどう動くかね……」
[そうですね…でも、それはエドくんが決める事ですから]
[だな
だからお嬢、もう寝とけ]
[今日は疲れてるしな]
「うん、そうする……おやすみ」
[クリィ~…]
みさとがベッドに入ると、クリボーは眠そうにフワフワ浮いて抱き枕になるようにベッドに潜り込んだ
その姿を見て小さく笑うと、みさとはあっという間に眠ってしまった
……翌日、寝起き早々に海馬に
数ターンが経過し、デュエルは海馬が1歩リードしていた
みさと LP 1000 手札 2
フィールド ホーリー・ナイト・ドラゴン
ホーリー・ナイト・ドラゴン
☆7 光属性 ドラゴン族 ATK 2500 DEF 2300
海馬 LP 2100 手札 0
フィールド
伏せカード 3枚
☆12 光属性 ドラゴン族 ATK 4500 DEF 3800
「アルティメットが出されちまったか……」
「このターンは凌げたけど……」
城之内兄妹の不安そうな声がする中、みさとはデッキからカードを引いた
「あたしのターン!!」
3枚になった手札を見て、みさとは小さく頷いた
「(よし、これなら何とかいける…!!)
─魔法カード『死者蘇生』を発動、墓地のモンスター1体を特殊召喚する
戻って、『
★4 光属性 戦士族 ATK 2500 DEF 2100
「エクシーズモンスターでも、
「自分で開発した召喚法にいちゃもんつけるなー!!
─魔法カード『受け継がれる力』
自分フィールドのモンスター1体を墓地へ送り、別の自分フィールドのモンスター1体を選択
選択したモンスターの攻撃力はこのターンの間、墓地へ送ったモンスターの攻撃力分アップする
あたしはデルタテロスを墓地へ送り、ホーリー・ナイト・ドラゴンを選択する!!」
ホーリー・ナイト・ドラゴン ATK 2500→5000
「攻撃力 5000!!」
「アルティメットを上回った!!」
「よっしゃーっ!!」
「デルタテロスの魂は、ホーリー・ナイトが受け継ぐ!!
そしてデルタテロスの効果
このカードがフィールドから墓地に送られた時、、手札かデッキからテラナイトモンスター1体を特殊召喚出来る
デッキから、『
みさとのフィールドに、星の鎧を纏った弓騎士が現れた
☆4 光属性 戦士族 ATK 1400 DEF 1800
「シャムの効果
このカードの特殊召喚に成功した時、相手に1000ポイントのダメージを与える
─ステラ・アロー!!」
キリキリ…と弓を引き絞った
「チッ…!!」
海馬 LP 2100→1100
「バトル!!
ホーリー・ナイト・ドラゴンで、
─焼き尽くせ、浄化の炎 ホーリー・フレイム・ブレス!!」
ホーリー・ナイト・ドラゴンの放った薄桃色の光るブレスが、
「貴様なら出来て当然の攻撃だ…だがオレのアルティメットを倒すには緩い!!
─罠カード『攻撃の無力化』、攻撃を無効化してバトルを強制終了させる」
ホーリー・ナイト・ドラゴンの浄化のブレスは、
「ぐっ……カードを1枚伏せて、ターン終了よ
ホーリー・ナイトの攻撃力は元に戻る」
ホーリー・ナイト・ドラゴン ATK 5000→2500
「オレのターン!!」
勢いよくカードを引いた海馬は、ホーリー・ナイト・ドラゴンを指差した
「これでトドメだ!!
行け、アルティメット!!
─アルティメット・バースト!!」
「(させないっ!!)
─リバース発動、永続罠カード『銀幕の
相手の攻撃モンスターの攻撃力を半分にする!!」
みさとのフィールドのホーリー・ナイト・ドラゴンの前に、大きな鏡の壁が現れた
「これでアルティメットの攻撃力は半減だ!!」
「このままいけば…!!」
「兄さま!!」
「甘いぞ!!
─カウンター罠カード『盗賊の七つ道具』!!」
「盗賊の七つ道具!?」
残されていた最後の伏せカードに、みさとは眼を見開いた
「罠カードの発動を1000のライフを払って無効して破壊する、銀幕の
みさとのフィールドに現れていた鏡の壁が、パリィィンッと音をたてて崩れ去った
「ミラーウォールが…!!」
海馬 LP 1100→100
目前まで迫っていた
「キャアアアーッ!!」
みさと LP 1000→0
……デュエルが終わり、立体映像が消えていく
「大分昔の貴様に戻りつつあるが、まだまだ甘いな」
「うるさいわね、わかってるわよ」
その話に、周りで見ていた城之内兄妹はどこか納得といったように呟いた
「……いきなりデュエル持ちかけて何企んでんのかって思ったけど…」
「海馬さんは、みさとちゃんの為にデュエルをしたんだね」
「そうだぜ!!
兄さまは優しいからな!!」
「優しい!?
アイツがかー!?」
自信満々に言い切ったモクバに、城之内は疑ってる感丸出しな口調で叫んだ
海馬の分かりにくい激励が一通り終わったところで、静香は思い出したように呟いた
「…そういえば、あのエドって人はどうなったんだろう?」
「そういやそうだな
みさとにデュエルでも拳でもコテンパンにされちまってたし…どうなんだ、モクバ?」
「アイツはあの後、取材を断って会場をさっさと出てったみたいだぜ?
そんで、こんなのが出回りかけてたんだ」
話をしながらモクバが鞄から取り出したのは、複数の雑誌の記事の原稿のコピーだった
「何だこりゃ!?」
「「
「
「エドと
……全部みさとちゃんが悪く書かれてる!!
こんなの酷すぎる!!」
内容に怒り出す城之内兄妹に、みさとはケラケラと笑った
「まあ、端から見てたらあたしが悪いしね
別に気にする事は無いよ」
「でも……」
「それに、「出回りかけてた」なんでしょモクバ?」
「ああ
KCの力で圧力かけて、この手の記事は全部没収したぜ」
「流石ね、ありがとモクバ」
「圧力…;」
「没収って、おいおい…;」
「…あ、そうだ
エドで思い出したんだけど、エドのマネージャーの斎王って奴が最近のアカデミアの異変と関係してるかも」
「どういう事だ?」
静観していた海馬が、話に入ってきた
「アカデミアの生徒の中に1人、急に斎王って奴を崇め始めたのが出たのよ
まあ、アイツは元からバカだけど…いくらなんでもアレはちょっと変だった…」
「あのエドって奴も、斎王がどうのこうの言ってたもんな」
「うん……十代がカードを見れなくなったのも、そいつが関わってるかもしれない」
「十代が!?
どういう事だよ!?」
みさとの一言に、城之内が前のめりになってみさとに詰め寄った
[城之内の奴、必死だな]
[アイツも十代のボウズを気に入ってたしな]
[ええ、彼は根っからのお兄さん気質ですしね]
三騎士のそんな呟きは誰の耳にも届かず、みさとはデュエルアカデミアの現状を話し始めた
「……とまあ、そんな訳でエドとのデュエルに負けてからの十代の様子がおかしいの
その原因がエドの
「そうだったんだ…」
「けど…デュエルをして分かったけど、十代をあんなにしたのはエドの
前に感じた邪気は、だいぶ弱まっていたし」
「じゃあ、別の誰かがその闇の力を一時的に与えたって事か?」
「……「闇の力」、か
そうじゃないと思うのよね」
「だろうな」
みさとの意見に、海馬は腕を組んで1つ頷いた
「どういう事、兄さま?」
「思い出せモクバ
みさとの報告書には、三幻魔と直接闘ったのは遊城 十代だったと書かれていたハズだ」
「あっ…!!」
「闇の力の結晶のような存在の三幻魔を制したアイツに、今更闇の力が効くとは思えないのよね」
「じゃあ、闇の力じゃねぇ…別の何かって事か?」
「そうだ
そしてそれを使っている可能性が現状最も高いのは……」
「その、斎王って人ですね?」
静香の答えに海馬が頷き、みさとに振り返った
「アカデミアの生徒に外部から危害が加わると、KCのメンツにも関わる
みさと、斎王という奴がアカデミアに来たらマークしろ
その頭の狂ったポンコツ生徒もだ」
「(ポンコツ…;)
はいはい、言われなくてもそのつもりよ」
「モクバ、至急磯野と協力して斎王という奴の事を調べろ」
「分かったぜ、兄さま!!」
「みさと、今週までここにいろ」
《えっ!?》
まさかの一言にみさとと城之内兄妹、三騎士達の声が揃った
「その義手の整備が必要だ
他にもやってもらわねばならん事が多々有る」
「そんなぁ~!!
すぐにでもアカデミアに帰るつもりだったのにぃー!!」
……みさとの願いは聞き入れて貰えず義手の整備や調査員としての仕事の会議等、忙がしい数日間を過ごした
……数日後の夜、みさとはようやくデュエルアカデミアに帰れる事になった
城之内兄妹に付き添われ、みさとは荷物を持ってヘリポートの前にいた
「じゃあ、元気でねみさとちゃん」
「うん
静香ちゃんも克也兄ちゃんも見送りありがとう」
「みさと、コイツをお守り代わりに持ってけ」
そう言って城之内は、1枚のカードを差し出した
「ちょっコレ、克也兄ちゃんの大事なカード…!!」
「オレ達は力になれそうにねぇからな、せめてこれだけでも持ってけ」
「…分かった、預かるね」
カードを受け取ったみさとは、デッキケースにそのカードをしまった
「いいかみさと
オレ達は友情って固い絆で結ばれてんだ、どんなに離れててもそれは変わらねぇ
その事はちゃんと覚えておけよ」
「相変わらずだなぁ…分かってる」
「…ヘリの準備が出来た、行くぞ」
静観していた海馬は、大股でヘリコプターに乗り込んで行く
「ちょっと待ってよ海馬ーっ!!
ったく…じゃあ、行くね」
「うん、気を付けてね」
「またな!!」
「うん!!」
城之内兄妹に見送られ、みさとは海馬兄弟と共に童実野町を後にした
ヘリコプターに乗って数時間後、みさとはデュエルアカデミアのヘリポートに到着した
「ふぅ…やっと帰って来れた」
「みさと、オレとモクバはこのままアメリカへ行く
報告書は忘れずに提出しろ」
「アンタ達も相変わらずね」
「へへっまあな!!
…斎王って奴の事は、分かったらメールするから」
「頼んだわ」
海馬兄弟を乗せたヘリコプターは、そのまま飛び立ち見えなくなった
「…さてと、帰って来た事を明日香に連絡っと」
取り出した端末で明日香を呼び出すが、明日香はその着信を取らなかった
「あれ…?
じゃあ、翔くんは……」
続いて翔にかけても、連絡が取れなかった
「…どうなってんの?」
[何か、あったのでしょうか?]
[今はあの蝋人形と豚が、やりたい放題だしな]
[…案外、一緒に風呂に行ってたりとか[それはないです]
ジャックのボケに、クィーンは皆まで言わせずにツッコんだ
「…とにかく、荷物も置かないとだし1回レッド寮に帰ろっか」
[クリッ!!]
荷物を掴んだみさとは、レッド寮へ歩き出した
…みさとはそのままレッド寮の万丈目ルームの前まで来たが、明かりはついていなかった
「留守?
こんな時間なのに?」
合鍵で中に入ったみさとは荷物を置き、部屋の中を見回った
「明日香いないのー?
翔くーん・剣山くーん・吹雪さーん?」
くまなく探しても万丈目ルームの中には誰もいなかった
「もぉ~、どこ行っちゃったのよ~」
[クリクリーッ!!]
そこへ外を探しに行っていたクリボーが、両手をバタつかせて飛んできた
「わっと!!
どうしたのよ、クリちゃん?」
[クリクリィーッ!!]
「え?
外に何か有るの?」
首を傾げながらクリボーに案内されて外に行くと、1枚の看板が立っていた
「えっと、何々…?
「レッド寮廃止を賭けたデュエルを執り行う」、ですって!?」
[しかも日にちは今夜!?]
[だからアイツ等いねぇのか!!]
[お嬢!!]
「分かってる!!
急ぐわよ、皆!!」
[[[[ええ/おう/ああ/クリッ!!]]]]
看板を見たみさと達は、慌ててデュエルリングへ向かった
…校舎のデュエルリングのある先は、夜中にも関わらず明かりがついていた
「やっぱり、まだやってる!!」
[急ぎましょう!!]
「勿論っ!!」
両足に力を込めたみさとは、一気にスパートをかけた
……レッド寮を賭けたデュエルに挑もうとした明日香の相手は、亮と十代を倒しみさとに敗れたエド・フェニックス
明日香とエドのデュエルが始まろうとした瞬間、行方不明だった十代が駆けつけた
明日香と交替して、十代とエドの2回目のデュエルが始まった
エドは
……そしてデュエルは大詰めを迎え、十代の勝利に終わった
「やった!!
アニキが勝ったぁーっ!!」
はしゃぎながらと抱き合う翔と剣山は、ハッと目を開いて慌てながら勢い良く離れた
「見事なデュエルだ
これでオシリスレッドも救われるだろう」
「ええ…」
手を振る翔と剣山に十代が手を振り返す中、十代の方にエドが歩みよってきた
「十代…今日の所は僕の負けだ……だが
僕のプレイが…未熟だっただけだ」
「もちろん、誰も
誰の心の中にもヒーローはいる、自分にとって最強のヒーローが…な」
2人のヒーロー使いは、フッ…と不敵に笑い合う
「最初の手抜きデュエルはノーカウントとして、これで1勝1敗だ」
「ああ…いずれ決着をつけよう」
そう言ってエドは、フィールドを去って行く……前に、観客席にいるナポレオンを睨んだ
「ふ~…エドが負けて、我輩の嘘がばれなくて良かったような…良くなかったようなでアール…」
「とにかくこれで、オシリスレッドの取りつぶしは先送りナノーネ」
心なしか上機嫌なクロノスに、ナポレオンはため息をついた
「─おい」
そんな教師達を、すぐ隣からエドが見下ろすように立っていた
「これからの拠点をこのデュエルアカデミアにさせて貰う」
怯える教師達に、エドはそう言って去って行…く前に、遅れて来たみさとの大声が響いた
「─ぇ、十代!?」
「ん?
よぉ、みさと!!」
「みさとさん!!」
「みさと先輩、帰ってたドン!?」
「ついさっきね……十代…十だーいっ!!」
観客席の翔達に軽く挨拶したみさとは、観客席の柵を飛び越えてデュエルリングに着地した
「みさとくん!?」
「危ないわよみさと!!」
三沢や明日香の声を無視して、みさとは十代の方へ走って行く
「十だーいっ!!」
「へへっ
お前にも心配かけちまったみたいだな」
いつものように快活に笑う十代に、みさとは目をキラーンッと怪しく輝かせた
「─…んの、どバカァーッ!!」
「ゲフッ!!」
助走のついたみさとの跳び蹴りを喰らって、十代は体をくの字に曲げて吹っ飛んだ
全身から怒りのオーラを纏わせたみさとは、ズンズンと足音荒く十代に近付いて行く
「アンタねぇ……あたし等がどんだけ心配したと思ってんのよ!!
1人で勝手にいなくなったりして!!
ホンット、ヒーロー使いってどいつもこいつも勝手な奴なんだから!!
あたし等がどんだけ探し回ったか、アンタわかってんのボケェ!!」
「痛だだだだだだだっ!!
悪かった、オレが悪かったからーっ!!」
覆い被さって関節技を決めるみさとに、十代は床をバンバン叩いて降伏していた
[やれやれだな…]
[でも、良かったですね]
[だな]
[クリクリ~]
その様子を見守る三騎士達とクリボーの方に、ハネクリボーが飛んでいく
[─クリクリィ!!]
[おっハネクリボーか]
[久しぶりだな]
[十代くんが復活したから、あなたも戻って来れたのですか?]
[クリクリィ~!!]
クリボーと戯れ合うハネクリボーを見ながら、三騎士達は微笑ましそうに笑っていた
「……で、何なのよこのバカ騒ぎは?」
十代を解放したみさとは、観客席のクロノスとナポレオンを睨みながら見上げ……解放された十代は、翔と剣山に介抱されていた
「見事なキャメルクラッチだったっスね…;」
「先輩、容赦無いザウルス…;」
「……まあ大体想像はつくけどね、レッド寮の看板見て来たし
ナポレオンが無理矢理レッド寮を潰そうとあの看板を立てて、嘘八百で丸め込んで…そこのクソガキを連れて来た」
みさとの視線は、騒ぎのせいでその場を離れられなかったエドに向いていた
「…それでデュエルを受けたのは……明日香?
デュエルディスク用意してるんだし」
「え、ええ…それで、始まる直前に十代がやって来て……」
「十代が無理矢理変わってアイツとデュエルして…勝ったのね?」
「おうっ!!」
翔達の介抱で早々に復活した十代に呆れつつ、みさとはエドに視線を戻した
「……「2度とあたしの前に現れないでちょうだい」って、言ったハズよね?」
「僕はそれを了承した覚えは無い」
以前とは違う眼差しのエドに、みさとは小さく笑みをこぼした
「なぁなぁ、何の話だ?」
その場の空気を理解出来ない十代は、頭に?マークを浮かべていた
「みさとさんはアニキがいなかった間にエドとデュエルして、お兄さんとアニキの仇を討ってくれたんスよ」
「しかも新しい召喚法を使っていたザウルス」
「何だ、その新しい召喚法って!?
ってか、エドに勝ったのか!?
スゲー、流石だなみさと!!」
無邪気に笑う十代に、みさとは小さく笑って再びエドに視線を戻した
「(…前までとは少し違う…かな?
まあ、今はこれで及第点って事にしときましょうかね)
…まあ良いわ、ここは一応は学校
アンタも少しは知識以外の物を学べると思うわよ?」
「お前に言われるまでも無い」
「はいはい、そうですか
─ところで……よくもまあ、あたしのいない間に好き勝手にやってくれたわねぇ……クロノス…ナポレオン」
どす黒いオーラを纏い、どこからか取り出した竹刀を握るみさとに十代達は引いていた
「……クロノスぅ…アンタ昨年あんな目にあったっていうのにぃ…まだ懲りないのかしらぁ?」
「そ、それーハ…;」
十代を退学にしようとした事がバレて再教育プログラムを受けさせられた頃を思い出したクロノスは、顔を真っ青にさせて冷や汗をダラダラと流し始めた
「今度はナポレオンと一緒に、もっとキッツイのを用意してあげてもいいのよぉ?
ンフフフフ…」
「ヒイィィィーッ!!」
みさとの不気味な笑い声にクロノスが悲鳴をあげると、ナポレオンは憤慨して立ち上がった
「い、いい加減にするのでアール!!
我輩達をバカにするお前のような生徒は、即刻退学処分にするのでアール!!」
「フッ…おーっほっほっほっほっ!!
笑わせてくれるわねぇ!!」
憤慨するナポレオンに、みさとの小馬鹿にしたような高笑いが響いた
「出た!!
みさとさんの謎の高笑い!!」
「こ、怖いドォ~ン…!!」
慣れている十代達は引くだけで済んだが、唯一慣れていない剣山は十代の後ろに隠れてビクビクしていた
「このみさとちゃんは、KCからデュエルアカデミアの内部調査を依頼されている調査員よ
そのあたしが退学になるわけが無いじゃないの、バカねぇ」
「ぬ、ぬぐぐぐ…!!」
バカにされて腹を立てるナポレオンに、みさとは更に追い打ちをかけた
「それより、あたしはアンタ達の方が許せないのよね
校長がいないのをいい事に、好き勝手にやって……この事が校長にバレたら、アンタ達のクビも危ういんじゃない?」
「鮫島校長にはバレていないから、何の問題も無いのでアール」
勝ち誇った笑みを浮かべるナポレオンに、みさとはポケットから端末を取り出した
「─……実は、あたしの電話には鮫島校長のアドレスが登録されてたりするのよね」
「「なっ…!?」」
まさかの一言に、ナポレオンだけでなくクロノスも固まった
「ここに今までのアンタ達の悪事を全部メールに打ち込んで、未送信のまま保存してあるわ
あたしが送信ボタンを押したら…どうなると思う?」
ナポレオンの勝ち誇った笑みは一瞬で消え、クロノスと一緒になって冷や汗をダラダラと流し始めた
「……けど、あたしもそこまで鬼じゃないわ
アンタ達、あたしとデュエルしなさい」
「「へ?」」
マヌケな声をもらすクロノスとナポレオンを無視して、みさとは話し続ける
「アンタ達が2人であたしを倒せたら、このメールは削除してあげる…どう?」
「し、しカーシ…伝説のデュエリスト相手ーニ、我々が勝てるかどーカ…」
「何を言っているのでアール、クロノス
「臨時、を強調しないで欲しいノーネ!!」
ツッコんだクロノスの耳を引っ張ったナポレオンは、コソコソと小さな声で話し出した
「いくら相手が伝説のデュエリストであろうが、生徒で有る事には変わりないのでアール
我輩達が勝利し、そのまま七瀬 みさとを味方に引きずり込むのでアール」
「そ、そうなノーネ…それしかないノでアール…また移っちゃったノでアール」
「決まりでアール……その条件、飲むのでアール!!」
[あ~あ…;]
[アイツ等、欲に忠実過ぎだろ…;]
[みさとちゃん相手に、あの2人が勝てるわけ無いというのに…;]
[[クリィ~…;]]
始まってもいないのに勝敗を予想して、精霊達は苦笑していた
……デュエルリングに集まったクロノスとナポレオンは、デュエルコートを起動させてみさとと対峙した
「ルールはタッグフォース、アンタ達がタッグを組んであたしに挑んで来なさい」
「わかったノーネ」
「行くでアール!!」
「「「─
3人の声が揃う中、エドは踵を返した
「ん?
エド、見ていかねぇのか?」
「勝敗はとっくに明らかだ、見る理由も無い」
それだけ言うと、エドはリングを去って行った
……全員が2ターンを終えた後、デュエルはみさと優勢で進められていた
クロノス&ナポレオン LP 2800
クロノス 手札 2 ナポレオン 手札 3
フィールド
トイソルジャー (守備表示)
☆6 地属性 機械族 ATK 2000 DEF 2000
☆4 地属性 機械族 ATK 1300 DEF 1300
トイソルジャー
☆3 地属性 機械族 ATK 800 DEF 300
みさと LP 3900 手札 2
フィールド 連弾の魔術師
伏せカード 2枚
連弾の魔術師
☆4 闇属性 魔法使い族 ATK 1600 DEF 1200
「
バトル開始を宣言をしようとしたクロノスを遮って、みさとは伏せていた2枚のカードの片方を開いた
「─速攻魔法『突進』、連弾の魔術師の攻撃力を700アップさせるわ」
連弾の魔術師 ATK 1600→2300
「攻撃力が
ヌググ…
「突進の効果が切れて、連弾の魔術師の攻撃力が元に戻るわ」
連弾の魔術師 ATK2300→1600
「我輩のターン、ドロー!!
トイソルジャーのモンスター効果、発動でアール!!
自分のスタンバイフェイズに、デッキからトイソルジャーを攻撃表示で特殊召喚!!」
クロノス達のフィールドの守りの体勢のトイソルジャーの隣に、2体目のトイソルジャーが攻めの体勢で出てきた
「─魔法カード『アームズ・ホール』を発動するのでアール!!
このカードはデッキの1番上のカードを墓地に送り、デッキか墓地から装備魔法カード1枚を手札に加える事が出来るのでアール
我輩はデッキの1番上のカードを墓地に送り、デッキから装備魔法『光学迷彩アーマー』を手札に加える
─そして手札の装備魔法『降格処分』を攻撃表示のトイソルジャーに装備、このカードを装備したモンスターのレベルを2下げる事が出来るのでアール」
トイソルジャー(攻撃表示) ☆3→1
「続いてアームズ・ホールの効果で手札に加えた装備魔法 光学迷彩アーマーをレベル1となったトイソルジャーに装備
このカードを装備したレベル1モンスターは、ダイレクトアタックする事が出来るのでアール!!」
「降格処分はこの為のカードなのね…!!」
「けど、トイソルジャーの攻撃力はたったの800、教頭は何をするつもりドン?」
観客席にいる明日香と剣山の声を聞きながら、ナポレオンは機嫌良さそうに残り2枚になった手札の片方をデュエルコートにセットした
「これでトドメなのでアール!!
─装備魔法『進化する人類』を攻撃表示のトイソルジャーに装備!!」
「ッそれが教頭の狙いか…!!」
三沢の焦ったような声を聞きながら、ナポレオンは発動させたカードのテキストを話し始めた
「自分のライフが相手より少ない時、このカードを装備したモンスターの元々の攻撃力は2400になるのデアール
…逆に自分のライフが相手より多い時、装備モンスターの元々の攻撃力は1000になるのデアール」
「どっちにしたって、アンタのトイソルジャーにとっては得って訳ね」
「その通り!!
我輩達のライフはお前より少ない、よってトイソルジャーの攻撃力は2400になるのでアール!!」
トイソルジャー(攻撃表示) ATK 800→2400
「攻撃力 2400…みさとのモンスターを上回ったわ!!」
「このままトイソルジャーのダイレクトアタックを受けた後、クロノス教諭のモンスターで続けて攻撃を行えば…!!」
「みさとさんのライフは0になるっス!!」
明日香・三沢・翔が叫ぶ中、勝利を確信したナポレオンはニヤニヤしながらみさとを指差した
「これで終わりでアール!!
トイソルジャーでダイレ「バトル前にリバース発動」またなのでアール!?」
調子を崩されたナポレオンを無視したみさとは、残りの伏せカードを開いた
「─罠カード『和睦の使者』
このカードを発動したターン、自分のモンスターはバトルで破壊されず戦闘ダメージは0になる」
「小癪なマネを…カードを1枚伏せて、ターンエンドでアール!!
(クロノス臨時の伏せたカードは、罠カード『聖なるバリア -ミラーフォース』…これで次に七瀬 みさとが攻撃して来ても、返り討ちに出来るのでアール
もし高い攻撃力のモンスターを出して来ても、我輩が伏せた罠カード『
内心ほくそ笑むナポレオンを、みさとは呆れたように見ていた
(絶対何か罠仕掛けてるわね、あの豚共…;)
[ニヤニヤし過ぎだろ、気持ち悪ぃ;]
[やれやれですね…;]
そんな様子のナポレオンを見て、みさとと後ろにいたキングとクィーンも肩を竦めて呆れていた
「あたしのターン、ドロー」
デッキから引いたカードを、みさとはすぐに発動させた
「─魔法カード『強欲な壺』、デッキからカードを2枚ドロー
更に連弾の魔術師の効果
このカードがフィールドにいる時に自分が魔法カードを発動するたびに、相手に400のダメージを与える
喰らっときなさい!!」
連弾の魔術師の放った複数の魔力弾が、一斉にクロノスとナポレオンに襲い掛かった
「「ヒエェェェーッ!!」」
クロノス&ナポレオン LP 2800→2400
クロノス達が悲鳴をあげるのを無視して、4枚になった手札を見ていたみさとの後ろからジャックが手札を覗き込んだ
[……オレ達が出る必要は無さそうか?]
(うん、このターンで終わらせる)
[わかった]
頷いたジャックは、クィーン達を連れて後ろに下がった
「連弾の魔術師を生け贄に、『ブラック・マジシャン・ガール』を召喚!!」
「「ブラマジガール!?」」
フィールドに現れた魔術師の少女は、可愛らしくウインクを決めてポーズをとった
ブラック・マジシャン・ガール
☆6 闇属性 魔法使い族 ATK 2000 DEF 1700
「ヒャッホーイッ!!
ブラマジガールだァーッ!!」
「本物のブラマジガールだドン!!」
テンションがおかしくなった翔を無視して、本物のブラック・マジシャン・ガールを見た剣山は驚きで目を見開いて立ち上がった
「そういえば、剣山くんは知らなかったんだっけ?」
「みさとは師匠の決闘王 武藤 遊戯さんから、魔術師師弟のカードを貰っているのよ」
「じゃあ、みさと先輩のデッキにはブラック・マジシャンも!?」
「ああ、入ってるぜ」
「プリティなノーネ!!」
「可愛らしいでアール!!」
「おい、変態共…;」
ブラック・マジシャン・ガールの愛らしさにメロメロになるクロノス達を冷めた目で見ながら、みさとは手札に手をかけた
「─魔法カード『賢者の宝石』
あたしのフィールドにガールがいる時、ガールはこの秘石の力で師匠を呼び出せる!!」
「という事ーハ…;」
「まさか…;」
一気に青くなったクロノスとナポレオンを無視して、みさとはデッキから1枚のカードを取り出した
「─来なさい、『ブラック・マジシャン』!!」
フィールドのブラック・マジシャン・ガールの隣に、黒いローブの魔術師が颯爽と現れた
ブラック・マジシャン
☆7 闇属性 魔法使い族 ATK 2500 DEF 2100
「最強の魔術師師弟ザウルス!!」
「やっぱいつ見ても格好いいなーっ!!」
魔術師師弟の登場に、剣山と十代はテンションを上げた
「そ、その魔術師で何をするつもりなのでアール!?」
「決まってるじゃないの……アンタ達を叩きのめす!!」
みさとが2人を指差すと同時に、ビュッと音をたてて魔術師師弟は自分の杖をクロノス達に向けた
(ど、どうせハッタリに決まってるデアール!!
我輩達の2重の罠の前では、いくら魔術師師弟でも無力なのデアール!!)
問題無いと信じるナポレオンは次の瞬間、一気に崩れ落ちた
「─魔法カード『
あたしのフィールドにブラック・マジシャンがいる時、相手フィールドの魔法・罠ゾーンのカードを全て破壊する!!」
「「何でスート!?」」
ブラック・マジシャンが杖の先を向ける隣で何故かブラック・マジシャン・ガールも一緒になって杖の先を向け、クロノスとナポレオンは怯え始めた
「放て!!
「ヒエェェェーッ!!」
ドッカアアァンッと大爆発を起こした師弟の大魔法は、クロノス達の魔法・罠ゾーンをがら空きにした
「これでアンタ達の魔法・罠カードは全滅
トイソルジャーの装備魔法も全て破壊されたから、トイソルジャーのステータスも元に戻るわ」
トイソルジャー ☆ 1→3 ATK 2400→800
「─装備魔法『魔術の呪文書』をガールに装備、ガールの攻撃力を700アップさせる」
目の前に出て来た呪文書を見ていたブラック・マジシャン・ガールの隣から呪文書を取り上げたブラック・マジシャンは、そのまま何故か魔術の講義を始めた
ブラック・マジシャン・ガール ATK 2000→2700
「覚悟はいいわね?
行け、ブラック・マジシャン!!
─
ブラック・マジシャンの杖から放たれた魔法が、
「痛ーイ!!」
クロノス&ナポレオン LP 2400→1900
「これで終わりよ
ガールで攻撃表示のトイソルジャーを攻撃!!
─
ブラック・マジシャン・ガールの杖から放たれた魔力が爆発し、トイソルジャーを粉々に破壊した
「「和風醤油パスタァーッ!!!!」」
クロノス&ナポレオン LP 1900→0
「すごいっス…」
「あっさり勝っちゃったドン……」
「あれでも手加減してる気がするわね…」
「やっぱみさとはスゲー!!」
呆然とする翔達の中で、十代だけは無邪気にはしゃいでいた
「2人で挑んでも、勝てないのでアールか……?」
「やっぱり、こうなってしまったノでアールネ……もう滅茶苦茶なノーネ」
デュエルに負けて倒れているクロノスとナポレオンの前に、デュエルディスクを片づけたみさとが立った
「あたしの勝ちね、アンタ達」
「うぅ~…!!」
「─……今だから言っちゃうけど、海馬にはとっくに話しちゃったのよね~」
ヘラヘラ笑いながら言われた一言に、クロノスとナポレオンは固まった
「そ、そんなんナーイ!!」
「インチキなのでアール!!」
「あ~ら、あたしは「鮫島校長には言わないでおく」って言ったわよ?
言いがかりは止めて欲しいわね~」
「「そ、そういえば……!!」」
「残念だったわねぇ!?
おーっほっほっほっほっ!!
おーっほっほっほっほっ!!」
「……みさとさん、悪役まっしぐらっスね;」
《うん…;》
翔の一言に十代達や精霊達も一緒に頷く中、みさとの高笑いはその場に響き続けた
[……つーか、「和風醤油パスタ」って…;]
[見事に日本に馴染んでるな、アイツ等…;]
[確かに…;]
十代達の側で、三騎士達はクロノスとナポレオンの断末魔の悲鳴に呆れていた
今回はデュエルを2回ぶちこみました
けど、どっちも途中からという中途半端な感じです
みさとが城之内から預かったカード、それは追々分かると思います