遊戯王GX 戦場に立つ乙女   作:なおにぃ

7 / 37
皆さん、猛暑をいかがお過ごしでしょうか?
私は…人生初のコロナにかかってダウンしてます

…え?
書いてる暇が有るなら寝てろって?
……おっしゃる通りです


TARN 6  VS未来の決闘王…?

「頑張れよみさとーっ!!」

 

「でも、何かみさとさん…雰囲気怖くなってなかったっスか?」

 

「オレもそう思ったんだな…」

 

「万丈目が彼女の禁句か何かを言ってしまったんだろうな」

 

観戦席で話す十代達は、三沢の一言に一斉に三沢を見た

 

「「「…三沢/くん、いたの?」」」

 

「最初からいたよっ!!」

 

 

 

 

 

「まさか万丈目さんの相手がみさとになるなんて…」

 

「ああ、私はどちらを応援したらいいのでしょう?」

 

「実質、オベリスクブルーの新入生 最強の男女のデュエル……見物ね」

 

慌てているジュンコやももえの隣で、明日香は興味深そうにフィールドを見つめていた

 

 

 

 

 

 

(不知火 みさと、か……)

 

そして離れたところで、アカデミアの帝王(カイザー) 丸藤 亮は腕を組んで真剣な眼差しで見ていた

 

 

 

 

 

 

「「─決闘(デュエル)!!」」

 

みさと LP4000

万丈目 LP4000

 

みさとのデュエルディスクにランプが点り、みさとはデッキからカードを引いた

 

「(先攻か…まずは様子見)

あたしのターン、ドロー

『コマンド・ナイト』を守備表示で召喚」

 

みさとのフィールドに、赤い鎧の1人の女騎士が現れた

 

コマンド・ナイト

☆4 炎属性 戦士族 ATK 1200 DEF 1900

 

「カードを1枚伏せて、ターン終了」

 

「ふん…オレのターン!!」

 

万丈目は引いたカードをそのままディスクにセットした

 

「魔法カード『強欲な壺』を発動、デッキからカードを2枚ドローする

そして『Xーヘッド・キャノン』を攻撃表示で召喚!!」

 

万丈目のモンスターゾーンに、みさとにとって見覚えのある機械のモンスターが現れた

 

Xーヘッド・キャノン

☆4 光属性 機械族 ATK 1800 DEF 1500

 

(海馬のオベリスクへの布陣モンスター…)

 

「更にオレは永続魔法『前線基地』を発動する!!

このカードは1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に手札からレベル4以下のユニオンモンスター1体を特殊召喚する事ができる

『Zーメタル・キャタピラー』を特殊召喚!!」

 

万丈目のフィールドに、黄色い機械のモンスターが現れた

 

Zーメタル・キャタピラー

☆4 光属性 機械族 ATK 1500 DEF 1300

 

「ちっ…!!」

 

「Xーヘッド・キャノンとZーメタル・キャタピラーをゲームより除外し融合!!

─『XZーキャタピラー・キャノン』を特殊召喚!!」

 

万丈目のフィールドの2体の機械が合体し、1つの機械兵器になった

 

XZーキャタピラー・キャノン

☆6 光属性 機械族 ATK 2400 DEF 2100

 

「XZーキャタピラー・キャノンの効果!!

手札を1枚墓地へ送り、相手フィールド上の裏側表示の魔法・罠カードを破壊する!!」

 

放たれたビームが、みさとの伏せカード『万能地雷グレイモヤ』を破壊した

 

「更に手札から墓地に送った『代償の宝札』の効果発動、このカードが手札から墓地に送られた時にデッキからカードを2枚ドロー出来る

XZーキャタピラー・キャノンでコマンド・ナイトを攻撃!!」

 

「くっ…!!」

 

XZーキャタピラー・キャノンの放ったビームが、守りの体制のコマンド・ナイトを貫いた

 

「カードを2枚伏せて、ターンエンドだ」

 

「あたしのターン、ドロー」

 

[みさとちゃん、私達が一気に攻めます!!]

 

引いた緑のカードと手札を見て、みさとは小さく頷いた

 

「手札から永続魔法『連合軍』を発動

自分フィールドの表側表示の戦士族モンスターの攻撃力は、自分フィールドの戦士族・魔法使い族の数×200ポイントアップするわ

そして『クィーンズ・ナイト』を召喚!!」

 

クィーンズ・ナイト

☆4 光属性 戦士族 ATK 1500 DEF 1600

 

「更に手札から魔法カード『二重召喚(デュアルサモン)』を発動

このターン、あたしはもう一度通常召喚を行える

来て『キングス・ナイト』!!」

 

みさとのフィールドのクィーンの隣に、キングが現れて構えをとった

 

キングス・ナイト

☆4 光属性 戦士族 ATK 1600 DEF 1400

 

「キングス・ナイトの効果発動!!

クィーンがフィールドにいる常態でキングの召喚に成功した時、デッキから『ジャックス・ナイト』を特殊召喚できる!!」

 

みさとのフィールドのクィーンとキングの間に、ジャックが現れた

 

 

 

「おおっ!!

スゲー!!

前も思ってたけど、みさとって戦士族デッキなんだな!!

あー、早くオレのヒーロー達とデュエルしてほしいぜ!!」

 

「私の時と同じだけど、今回は通常召喚…これ以上の召喚は出来ないわ」

 

「だが、彼女には永続魔法 連合軍がある

その効果で、彼女のモンスター達の攻撃力はそれぞれ600上がっている」

 

はしゃぐ十代を無視して、明日香と三沢は騎士達の上がる攻撃力を見ていた

 

 

 

 

 

「連合軍の効果で、あたしの騎士達の攻撃力は600アップ!!」

 

クィーンズ・ナイト ATK 1500→2100

キングス・ナイト ATK 1600→2200

ジャックス・ナイト ATK 1900→2500

 

「ふん、くだらん!!

リバースカード オープン!!

─罠カード『激流葬』、モンスターが召喚・反転召喚・特殊召喚された時、フィールド上の全てのカードを破壊する!!」

 

「なっ…!?

そんな事したら、アンタのモンスターまで…!!」

 

「モンスターなど、このオレ様の道具に過ぎん!!」

 

[[[きゃあああっ/ぐああああっ!!]]]

 

悲鳴をあげながら三騎士達は、XZーキャタピラー・キャノンと一緒にカードから出てきた大波に飲まれて消えて行った

 

「みんな…!!」

 

「フハハハハ!!

─残念だったな、せっかくのクズモンスター達は全滅だ!!」

 

(「クズ」、だぁ…?)

 

万丈目の一言が、みさとの怒りに火をつけた事に当人は気付いていなかった

 

「…カードを1枚伏せて、ターン終了」

 

「オレのターン、ドロー!!

─リバースカード オープン、罠カード『異次元からの帰還』!!

ライフを半分支払い、ゲームから除外されているモンスターを可能な限り自分フィールドに特殊召喚する!!」

 

万丈目のフィールドに、Xーヘッド・キャノンとZーメタル・キャタピラーが戻って来た

 

万丈目 LP4000→2000

 

 

 

 

 

「ああっ!!

万丈目くんのフィールドにモンスターが戻って来た!!」

 

「またあのモンスターが融合召喚されてしまうんだな!!」

 

「いや、それだけではすまないぞ」

 

焦る翔や隼人に、苦虫を噛み潰したような表情で三沢は呟いた

 

 

 

 

 

 

「永続魔法 前線基地の効果で、手札から『Yードラゴン・ヘッド』を特殊召喚!!」

 

万丈目のフィールドに、赤いドラゴンを模した機械兵器が現れた

 

Yードラゴン・ヘッド

☆4 光属性 機械族 ATK 1500 DEF 1600

 

 

 

 

 

「万丈目くんのフィールドに、あの3体が揃った…!!」

 

「という事は、奴が次にとる行動は1つ…!!」

 

 

 

 

 

「─3体のモンスターをゲームから除外し融合!!

『XYZードラゴン・キャノン』を融合召喚!!」

 

3体のモンスターが合体した大型機械のモンスターが現れた

 

XYZードラゴン・キャノン

☆8 光属性 機械族 ATK 2800 DEF 2600

 

 

 

 

 

「万丈目様の強力モンスターの登場ですわ!!」

 

「流石に今回はみさとの負けでしょ」

 

出て来た最上級モンスターを見てももえとジュンコは、万丈目の勝利を確信していた

 

 

 

 

 

「更にオレは『Vータイガー・ジェット』を召喚!!」

 

万丈目のフィールドに、黄色い虎を模した機械のモンスターが現れた

 

Vータイガー・ジェット

☆4 光属性 機械族 ATK 1600 DEF 1800

 

 

 

 

 

「攻撃力の合計は4400…!!」

 

「これが通ったらみさとさんの負けっス!!」

 

「凌げたとしても、XYZードラゴン・キャノンには手札1枚をコストに、相手フィールドのカード1枚を破壊する効果がある!!」

 

 

 

 

 

「このオレ様に歯向かった自分の愚かさを知れェ!!

XYZードラゴン・キャノンで、ダイレクトアタック!!

─X・Y・Z ハイパー・ディストラクション!!」

 

XYZードラゴン・キャノンの放ったビームが、容赦なくみさとを直撃した

 

みさと LP 4000→1200

 

「フハハハハ!!

何も出来ないようだな、あのクズモンスター達がいないと貴様は何も出来ない弱者!!

クロノス教諭を破ったからといって逆上せ上がっていただけに過ぎない!!」

 

 

 

 

 

 

…その様子を隅で見ていたクロノスはニンマリと笑っていた

 

(どんどんやるノーネ、シニョール 万丈目ぇ

シニョーラ みさとに、このデュエルアカデミアの正しい在り方を見せてやるノーネ!!

そしてレッド生を庇う自分の考えが、間違いだという事を気付かせるのデース!!)

 

 

 

 

 

「万丈目の奴、流石に言い過ぎだぜ!!」

 

「そうっスよ!!

いくら笑い者にされたからってあんまりっス!!」

 

(やっぱり、オレは落ちこぼれなんだな…強くはなれないんだな……)

 

怒る十代や翔の隣で、隼人はみさとから貰ったビック・コアラのカードを握った

 

 

 

「さあ、これで終わりにしてやろう!!

Vータイガー・ジェット、ダイレクト「その前にリバース発動」何だと!?」

 

万丈目のモンスターが攻撃体制を取る前に、みさとのフィールドの伏せカードが開いた

 

「─罠カード『ダメージ・コンデンサー』

自分がバトルでダメージを受けた時、手札1枚を墓地へ送って発動

受けたダメージ以下の攻撃力を持つモンスター1体を、デッキから特殊召喚出来る」

 

 

 

「みさとが受けたダメージは2800」

 

「ならば上級…いえ、最上級モンスターも召喚出来ますわ!!」

 

「何を出すつもりなんスかねぇ…」

 

(戦術の為なら、敢えてダメージも受けるか……面白い)

 

 

 

「─あたしが呼び出すのは、コイツよ!!」

 

みさとのフィールドに出ていたダメージ・コンデンサーの機械から出て来たモンスターに、その場の全員が驚きに目を見開いた

 

「なっ…!?」

 

「嘘…ッ!?」

 

「アレは…!!」

 

「─ブ、『ブラック・マジシャン』!?」

 

ブラック・マジシャン

☆7 闇属性 魔法使い族 ATK 2500 DEF 2100

 

予想外のモンスターの登場に、その場は騒然とし始めた

 

「バカな…!!

何故貴様がそのカードを持っている!?」

 

「「何故」って…別におかしい事は無いじゃない

ブラック・マジシャンは一点物じゃないのよ

このカードはガールも込みで、あたしの師匠から貰ったのよ」

 

「し、師匠だと!?」

 

 

 

 

 

 

「キャー!!

ブラック・マジシャン様、カッコイイですわーっ!!」

 

「な、何て隠し球持ってんのよ!?」

 

「みさとくんに師匠がいたとは…」

 

「どんな人なのかしら…?」

 

「きっと強ぇんだろうなぁ…」

 

ジュンコとももえはブラック・マジシャンに驚き、三沢と明日香は首を傾げ、十代がみさとの師匠を想像する隣で……翔はこれまでにないくらいハッスルしていた

 

「ブラマジガールもいるんスか!?

見せて欲しいっスー!!」

 

 

 

 

 

「(翔くん、テンション高…)

まあ、今回はガールの出番は無さそうだけども

ぁ、それとこっちもコストとして墓地に送った 代償の宝札の効果でカードを2枚ドローね

それで、どうするのよ?」

 

「チィッ!!

バトルを中断、カードを1枚伏せてターンエンドだ!!」

 

「あたしのターン、ドロー」

 

ターンを始めるみさとを見て、万丈目は内心卑しく細く笑んでいた

 

(まさかこんなところでブラック・マジシャンに出会えるとは…このデュエルに勝った後、ブラック・マジシャンは慰謝料代わりに頂くとしよう

オレの伏せカードは罠カード『聖なるバリア-ミラーフォース-』、どんな攻撃も跳ね返してやれる

残りの手札は『Wーウィング・カタパルト』、次のターンにフィールドのVータイガー・ジェットと合体させて『VWータイガー・カタパルト』を融合召喚

そしてコイツをXYZと共に更に融合して、オレの切り札『VWXYZードラゴン・カタパルトキャノン』を融合召喚すれば完璧

何をしても無駄、オレの勝利は確実だ…!!)

 

3枚になった手札を見たみさとは、鋭い眼差しで万丈目を睨んだ

 

「─おいボケ饅頭」

 

「万丈目だ!!」

 

「ンなもんどうでもいいのよ…アンタ、どこまであたしを怒らせれば気が済むのかしら?」

 

「ふん、貴様を怒らせたところで何とも無いわ!!

クズモンスターしか使わない貴様などにはな!!

まあ、ブラック・マジシャンには驚いたが所詮は使い手が雑魚

折角のカードが哀れでならない、そのカードはオレが有り難くいただ「ひとまずアンタの股間のブツちょん切ってやるわ」なっ…!?」

 

「…この世にクズカードなんて存在しない

全てのカードには、ちゃんと意味が有る

カードをクズに成り下がらせるのは、使い手が未熟だからよ……アンタみたいにね」

 

「何だと!?」

 

「さっき、アンタ言ったわよね

「モンスターなど、道具に過ぎん」って…その時点でアンタの力量なんてたかが知れてんのよ

カードをクズと言う時点でアンタは三下だという証拠なのよ、デュエリストとして恥を知りなさい」

 

 

 

 

 

 

「…その通りだな」

 

隅で見ていた亮は、みさとの言葉に笑みを浮かべていた

 

 

 

 

 

 

「貴様…言わせておけば…!!」

 

「ついでだから全員聞いときなさい

ブルー生、アンタ達の持つエリート思考なんて何の意味も持たないのよ

アンタ達は無意味な物振りかざして、無意味に威張り散らしてるだけ…ハッキリ言ってダサいわ…まあ、例外はいるけど」

 

軽蔑の眼差しで睨まれたブルー生の一部は、みさとを睨んだ

 

「その目は何?

図星だったから逆ギレ?

情けないわね、おーっほっほっほっ

それからレッド生とイエロー生、アンタ達もこんなのにひれ伏してないでコイツ等のケツ蹴飛ばすくらいしてやんなさい!!

ここはデュエルアカデミア、生徒が平等にデュエルを学ぶ為の場所のハズよ

倍率かなりヤバかったのに入学出来てる時点で、才能有りなの

色なんかで差別して遊んでる暇があるなら、デュエル以外にも一般教養も学んどきなさい!!

…あたしの言う事、何か違うかしら?」

 

みさとの声に誰も言葉を返さない中、2人の男が拍手を始めた

 

「格好いいぞみさとーっ!!」

 

「十代…」

 

1人は遊城 十代、そしてもう1人は…丸藤 亮だった

 

(お兄さん…)

 

兄の姿を見た翔も2人に続いて拍手を始め、レッド生を中心に拍手が沸き起こる

 

「カイザーが認めたなら、自分も」…という理由で、沸き起こっていた拍手は、いつしか万丈目と取り巻き達以外の全員の拍手に変わっていた

 

「勇敢だな、彼女は」

 

「まったくみさとったら、仕方ないわね…」

 

「今回だけなんだからね!!」

 

「そうですわ!!」

 

 

 

 

 

 

(ヌググググ……何でこうなるノーネ!?)

 

みさとの言葉に影響されている生徒達に、クロノスはハンカチを噛み締めた

 

「─いやぁ、今年の新入生は実に元気ですねクロノス先生」

 

「さ、鮫島校長!?」

 

いつの間にか後ろにいた校長 鮫島に、クロノスは跳び上がった

 

「今年はきっと良い年になりますね」

 

「そ、そうでスーネ…」

 

 

 

 

 

 

「ええいっ!!

くだらん戯れ事はもうたくさんだ!!

さっさとしろ、貴様のターンだろうが!!」

 

痺れを切らした万丈目の怒鳴り声に、スッカリその場を仕切ったみさとはぽんっ手を叩いた

 

「ああ、そうだったわね

…さあ、行くわよ

あたしは『魔法剣士 ネオ』を召喚!!」

 

みさとのフィールドに美形の魔法剣士が現れた

 

魔法剣士 ネオ

☆4 光属性 魔法使い族 ATK 1700 DEF 1000

 

「そんな通常モンスターで何をする気だ?」

 

「─魔法カード『騎士の称号』

このカードの効果で、ブラック・マジシャンを墓地へ送る」

 

《えっ!?》

 

まさかの行動に、全員が目を丸くしながら光に包まれていくブラック・マジシャンを見送った

 

「せっかく出したブラック・マジシャンが!!」

 

「みさと、何やってんのよ!?」

 

翔とジュンコが叫ぶのを聞き流し、みさとはテキストの説明を続けた

 

「ブラック・マジシャンを墓地へ送り、デッキからあるモンスターを特殊召喚する

─出て来なさい、『ブラック・マジシャンズ・ナイト』!!」

 

ブラック・マジシャンが包まれた光の中から、騎士となったブラック・マジシャンが現れた

 

ブラック・マジシャンズ・ナイト

☆7 闇属性 戦士族 ATK 2500 DEF 2100

 

「ブラック・マジシャンズ・ナイト……」

 

「戦士族のブラック・マジシャンか!?

カッコイイー!!」

 

明日香が呆けたように呟き、十代はみさとの新しいナイトにはしゃいでいた

 

「ブラック・マジシャンズ・ナイトのモンスター効果!!

このカードが特殊召喚に成功した時、フィールド上のカード1枚を破壊する!!」

 

「何だと!?」

 

ブラック・マジシャンズ・ナイトの剣の一振りで起きた魔力の刃が、万丈目の伏せカードを斬り裂いた

 

「オレ様の、ミラーフォースが…!!」

 

「これで終わりよ

─魔法カード『受け継がれる力』発動

このカードは自分フィールドのモンスター1体を墓地に送り、墓地に送ったモンスター以外の自分のモンスター1体を選択して発動できる

選択したモンスターの攻撃力はこのカードの発動ターン終了時まで、墓地に送ったモンスターの攻撃力分アップする

ネオを墓地に送り、ナイトの攻撃力を1700アップさせるわ」

 

みさとのフィールドの魔法剣士ネオが光に包まれ、その光はブラック・マジシャンズ・ナイトの体に吸収された

 

ブラック・マジシャンズ・ナイト ATK 2500→4200

 

「攻撃力 4200だと…!?」

 

「ブラック・マジシャンズ・ナイトで、Vータイガー・ジェットを攻撃!!」

 

魔法剣を構えたブラック・マジシャンズ・ナイトが、一気に走り出してVータイガー・ジェットとの距離をつめた

 

「そんな…バカな…!!」

 

「─黒・魔・導・斬(ブラック・マジック・ソード)!!」

 

「うわあああああああーっ!!」

 

万丈目 LP2000→0

 

「…あたしの勝ちね!!

(本当は下級のネオでトドメ刺してヘコませるつもりだったけど…コイツ、ブラマジ見た途端目の色変えたからお仕置きも兼ねて予定変更しちゃった)」

 

拳を空に突き上げて勝利ポーズをとったみさとを大歓声が包み込む

 

「そ、そんなバカーナ

シニョール 万丈目が、負けるなンーテ」

 

「いやぁ、素晴らしいデュエルでしたなクロノス先生」

 

万丈目の負けにクロノスがショックを受ける隣で、鮫島校長は朗らかに笑いながら拍手していた

 

 

 

「不知火 みさと、か……明日香から聞いていた以上に面白い女だ」

 

満足そうに口元に笑みを浮かべて、亮はフィールドに乗り込んだ十代達とじゃれ合うみさとを見ていた




…今更ながらの補足説明ですが、伏せカードを開く時の「リバース発動」はみさとちゃんならではの言い回しです
今後リバース効果のモンスターが登場する時は……その時に考えます←
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。