オリジナル場面描いてる方が楽しいすね。キャラたちが勝手に脳内で動いて世界を作ってくれるというか。
あとは僕の語彙がもっと増えれば…
では、12話USJヴィラン戦どうぞ!
[平和の、象徴を、殺せ]
「ヴィラン⁉︎バカだろ⁉︎ヒーローの学校に、入り込んでくるなんてアホすぎるぞ!」
「先生!侵入者用のセンサーは!」
八百万が13号に尋ねた。
「もちろんありますが……!」
轟が続ける。
「現れたのはここだけか、学校全体か……何にせよセンサーが反応しねぇなら、向こうにそういうこと出来る個性がいるってことだな」
「校舎と離れた隔離空間。そこに少人数が入る時間割……バカだがアホじゃねぇ、これは……何らかの目的があって、用意周到に画策された奇襲だ」
いまだヴィランたちは噴水前に現れて立っているだけだ。だけど……この数……十、二十、まだ出てくる……
四十……いや、五十はいるだろう。
「13号避難開始!学校に連絡試せ!センサーの対策も頭にあるヴィランだ。電波系の個性が妨害している可能性もある」
相澤先生が指示を出している。
「上鳴おまえも個性で連絡、試せ」
「っス!」
「先生は⁉︎一人で戦うんですか⁉︎あの数じゃいくら個性を消すっていっても‼︎イレイザーヘッドの戦闘スタイルは敵の個性を消してからの捕縛だ。正面戦闘は……」
緑谷くんのそんな疑問に対し相澤先生はゴーグルをかけ言った。
「……一芸だけじゃヒーローは務まらん。13号!任せたぞ」
相澤先生はそのまま捕縛布を器用に使い階段を駆け降りて行く。
「射撃隊。いくぞぉ‼︎」
「情報じゃ13号とオールマイトだけじゃなかったか⁉︎ありゃ誰だ⁉︎」
「知らねぇ‼︎が、一人で正面突っ込んでくるとは」
「「大まぬけ‼︎!」」
こんなの格好の獲物だと言いたげにヴィランは笑っている。
相澤先生はそのまま直進、ヴィランを個性を使い見たのだろう。
「あれ?出ね……」
とヴィランは困惑している。
その隙に二人のヴィランに捕縛布を巻き手をクロスして引き寄せる。引き寄せられた二人はゴンという音と共にぶつかり気絶したようだ。
「ばかやろう‼︎あいつは見ただけで個性を消すっつう、イレイザーヘッドだ‼︎」
マスクを被った岩のヴィランが言った。
「消すぅ〜〜⁉︎へっへっへ、俺らみてえな異形型のも消してくれるのかぁ⁉︎」
それに対し相澤先生
「いや、無理だ」
そう言いながら岩のヴィランの顔面に拳を叩き込む。
「発動系や変形系に限る……が」
そしてその怯んだ隙に捕縛布を伸ばし足に絡ませた。
背後から来たヴィランの一撃を身体を逸らして躱し、
「おまえらみたいな奴の旨みは、統計的に近接戦闘で発揮される事が多い」
そのまま捕縛布を引く、そうすれば当然、足に捕縛布が絡まっていた岩のヴィランは宙に浮いていく。そのまま襲ってきた背後のヴィランに向かって突っ込んでいった。
「だから、その辺の対策はしてる」
「肉弾戦も強く……その上ゴーグルで目線を隠されていては『誰を消しているのか』わからない」
「集団戦においてはそのせいで連携が遅れを取るな……なる程」
死柄木弔は苛立った様子で顔を掻きながら言った。
「嫌だなプロヒーロー。有象無象じゃ歯が立たない」
「すごい……!多対一こそ、先生の得意分野だったんだ」
そう感心する緑谷くんに対し飯田くんは避難を促した。
「分析している場合じゃない!早く避難を‼︎」
その瞬間――
「させませんよ」
「‼︎」
僕たちの避難方向に黒いモヤが進出してきた。
「初めまして、我々は敵連合。僭越ながら……この度ヒーローの巣窟、雄英高校に入らせて頂いたのは――」
「平和の象徴、オールマイトに――息絶えて頂きたいと思ってのことでして」
「本来ならば、ここにオールマイトがいらっしゃるハズ……ですが何か変更あったのでしょうか?まぁ……それとは関係なく……」
その言葉を聞いた13号が戦闘体制に入ろうとしている。
「私の役目は、これ」
爆豪くん、切島くんが13号の前に飛び出し爆撃と硬化の一撃を黒霧に喰らわせた。
「その前に俺たちにやられることは考えてなかったか⁉︎」
「危ない危ない……そう……生徒といえど優秀な金の卵」
黒霧は揺めきながら人型を取り戻して行く。
「ダメだどきなさい、二人とも!」
そう言った13号が二人の前に出たのと同時だった。
「散らして――」
その言葉と共に僕たち全員を黒いモヤが広がり覆い尽くそうとしている。
「――殺す」
「皆‼︎」
――――パン――――
僕と相澤先生を除いた皆は黒いモヤに飲み込まれた。
「っく……」
間一髪で個性の発動が間に合った。だから、僕だけは飲み込まれずに済んだんだ……
なんで何で僕は他の人に個性が使えないんだ、自分以外を置換できたなら――みんなを……
いいや、そんなことを言っている場合じゃない。
相澤先生は戦っている。
僕は、僕に出来ることを――
「相澤先生‼︎」
「ッ、置換……か。他の奴らは……」
「ごめんなさい‼︎黒いモヤに飲まれました‼︎」
僕に返事をしながら先生は戦い続けている。
「いいか、置換!自己防衛にのみ個性使用を許可する」
「先生‼︎僕も……一緒に――」
「いらん、そこで見ていろ。ヒーローってものを」
相澤先生はそのまま戦い続けている。
ただのヴィランはあらかた捕縛し切ったのだろう。
残るは数名のヴィランと死柄木弔、そして黒いデカブツ……
「23秒」
「本命か!」
相澤先生は死柄木に捕縛布を飛ばす。
「24秒」
「20秒」
死柄木はそれを捕縛布を掴みながら相澤先生に向かい進んでいく。
「‼︎、ちっ‼︎」
先生は姿勢を低くしヴィランの攻撃を避ける。
「17秒」
捕縛布を纏めて引く、すれば必然、捕縛布を握っていた死柄木は引き寄せられ、先生の右の肘打ちを喰らった……ハズだった。
「動き回るので分かり辛いけど……髪が下がる瞬間がある」
「…………」
「一アクション終えるごとだ。そしてその間隔は段々短くなってる」
先生の右肘には死柄木の左手が添えられていた。
ガード……されてたんだ――。
ダメだ、それじゃあ先生の腕が……
「無理をするなよ、イレイザーヘッド」
先生の肘がボロボロと朽ちていく。
「――――っ‼︎」
先生は咄嗟に左の拳で死柄木を殴り距離を取る。
「ふん‼︎」
さらに背後から襲いかかってきたヴィラン二人の攻撃を躱し捕縛布で捕縛した。
先生……
みているだけか?置換 隷。
己に出来ることは本当にないか?
目の前で傷ついている。僕が行動を起こせば助かるかもしれない。
「その個性じゃ……集団との長期決戦は向いてなくないか?普段の仕事と勝手が違うんじゃないか?君が得意なのはあくまで『奇襲からの短期決戦』じゃないか?」
「それでも真正面から飛び込んできたのは、生徒に安心を与えるためか?」
「かっこいいなぁ、かっこいいなぁ……」
「ところでヒーロー――」
「――本命は俺じゃない」
先生の後ろにデカブツが‼︎
「対平和の象徴、怪人"脳無"」
死柄木が誇らしげに言った。
一瞬だった、死柄木が言った脳無というあのデカブツが動き始めたらあれだけ戦っていた、戦えていた先生が一瞬で地に伏せられていた。
脳無が先生の右腕を握りしめただけで、まるで小枝でも折るかのように腕が砕けた。
「〜〜っ‼︎‼︎」
「個性を消せる、素敵だけどなんてことはないね。圧倒的な力の前では、つまりただの無個性だもの」
死柄木のその言葉に反応したのか脳無の手が先生の左手にも伸びる。
やめろよ、やめろ、やめてくれ、やめてください。
僕がそんなことを言ったって意味がないんだろう。ヴィランにとって今の僕はただのモブだ。
でも、だからと言ってここで見ているだけなんてことは出来ない。
先生は言っていた。自己防衛であれば個性の使用を許可すると――
なら、自己防衛しなきゃいけない状態を作り出せばいい。
視界の端にボロボロの三人が映った。
そして、僕は震える声で死柄木を煽る。
「な、なぁんだ、結局。人頼りなんだね死柄木弔。前の職員室の時もそう、一人じゃ逃げられないんだもんね?」
「今回だってヴィランがあんなにいっぱいいなきゃ攻めることすら出来なかったんでしょ?一人じゃ、怖いもんねぇ……」
「えーと、黒霧……だっけ、今回もついてきてもらったんでちゅか〜?」
「ふ〜ん……声、震えてるよ?別にモブに何言われたって響かない。響かないけどさ――」
死柄木は憤怒の表情を浮かべながらこちらに駆けてくる。
「――――イラつきはするんだよなぁ‼︎」
やった。成功した。
これで相澤先生はしばらく大丈夫なはず……
そして、これで条件も整った。
だから……これは――自己防衛だ。
だから、個性を使っても"仕方がない"。
子供の浅知恵だとでも思えばいい。それでも、この状況で動けないなら、ミッドナイトを救うなんて夢のまた夢なんだから‼︎
「僕の個性はさ、置換、置き換えること。」
言いながら僕は、前方に向かいビー玉を投げる。
右手は死柄木の方に、左手は先生と脳無の方に向かって投げる。
手を叩く
まずは死柄木の方へ目の前に置換し右腕を伸ばし殴りかかる――フェイント
死柄木はビー玉が目に入るのを防ぐためか目を閉じている。僕が近くにきたことは察しているのだろう。触れようと手を伸ばしてきた。
「‼︎」
そのまま右腕は空ぶらせ掌を開く、そのまま反対の手を叩く――
僕は脳無の前にいた。
なぜか脳無は動かない。
何故……?でも今はそんなことより先生だ。
まずは脳無をどかさなきゃ。
このままビー玉を上に投げその玉と僕の位置を置換する。
必然――僕は空高く飛び上がっていた。
このまま脳無を……蹴り飛ばすッ‼︎
これじゃあ脳無を動かしただけ先生の移動はできない。
僕の個性では自分以外は移動できない。だから――
さっきから覗いていた三人に協力してもらう。
「梅雨ちゃん!手伝ってッ」
「ケロ――」
舌が伸びてきた。相澤先生を包むように舌が一回転2回転3回転と回り脳無との距離を離そうとする。
「当然、邪魔して――くるよね!峰田くん!もぎもき投げて!」
頭から血を流している峰田くんに頼む。多分だけどここにくる前にかなり個性を使ったのだろう。前にモギりすぎると血が出ると言っていた。
「あぁー!もう!仕方ねぇなぁ!オイラの勇姿みんなに伝えろよなぁ‼︎」
さらに頭から血を流しながらもぎもぎを投げてくれた。
そして僕は死柄木に向かって再度ビー玉を投げる。
当然ガードされる。そう、ガードするよね、そんなのでも当たったらちょっと痛いし一瞬怯むもん。
だけど、今回はもぎもぎっていう武器もあるんだよ。
だから――
――手を叩く――
置換対象はもぎもぎと死柄木が今触れようとしているビー玉だ。
触れたビー玉とモギモギが置き換わったなら――
「なっ、おい、何だこれくっついて離れねぇ‼︎」
当然くっつく。見た目はシュールだろう。だけど今はこの一瞬が欲しかったんだ。
この一瞬、梅雨ちゃんが先生を離脱させるこの瞬間が。
「緑谷くん!」
「ッ!わかった!峰田くん連れて下がるって事だよね。戻ってくるから――」
誰よりも先にここに来れたなら個性が少しは制御できるようになったはず……
だから、君の個性を使った足の速さなら離脱も可能。
それにあんなにボロボロな三人に戦わせるわけにはいかないし……
あとは……。あーあ……やっちゃった。
今度は死柄木弔と脳無かぁ。死柄木と黒霧との組み合わせよりは……マシかな?いや、どっちもどっちか……生きていられるのかなぁ……
でもだよ、今回も逃げればいい。
今の死柄木の目に入ってるのは僕だけ。
あれだけコケにされたんだ目の敵にしないほうがどうかしてる。
さっき、飯田くんが外に走り去るのも見えた。
だから――先生たちの救援が来るまで。
死柄木の背後に黒いモヤ生まれ声が聞こえた。
「死柄木 弔」
「黒霧、13号はやったのか」
「行動不能には出来たものの、散らし損ねた生徒がおりまして……一名逃げられました」
「……………………は?」
「は――――……」
「はあ――――」
「黒霧、おまえ……おまえがワープゲートじゃなかったら粉々にしたよ……」
「さすがに何十人ものプロ相手じゃ敵わない。ゲームオーバーだ。あーあ……今回はゲームオーバーだ」
死柄木は帰ろっかと身を翻した。
帰る……?まだ脳無があるのに?いや、油断はでき――
「けども、その前に。平和の象徴としての矜持を少しでもへし折って帰ろう!」
速ッ、今までの速度の比じゃないけど、僕の目には見えている。
手を叩き置換を――
「脳無」
――バキッ――
……?バキッ、何でそんな音が鳴るんだ……?
どこから……どこから鳴ったんだ?
「ガ、ガァァァァァ‼︎」
腕か……、僕の右腕が……折れてる……
痛い、いたいたいいたい。
でも……それでも。今は
そんなことより距離を取らなきゃ……
折れた右腕と折れてない左手で柏手を鳴らす。
「へぇ……、出来るんだ。じゃ、脳無」
――バキッ――
また鳴った……?今度は――
「ぁぁぁぁぁぁぁああああ‼︎」
左腕だ。
「うん、いい鳴き声だ。ヒーローより楽器とかそっちの方が向いてるんじゃないかな?」
死柄木はニヤニヤと笑っている。
個性で移動したとて脳無が距離を詰める速度が速すぎる。痛みに耐えながら思考を回す。死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ――このままだと死ぬ。
「脳無」
脳無の手が僕の頭に伸びてくる。
――潰されるのかな。
ぐちゃってトマトを握りつぶすみたいに。中身が飛び散るのかな。
やだなぁ、最初は電車に跳ねられて死んで。次はコレ……?嫌だ。嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ。そんなのは嫌だ。
まだ僕はこの世界に生まれた意味を果たせてない。
相澤先生を救った?うんそうだね、でもここで死んだらミッドナイトを救えない。
彼女は死んじゃうんだよ。嫌だよ。
思考を巡らせている間も止まらず手は伸びてくる。
ゆっくりと、着実に僕の命の炎を潰しに来ているのがわかる。
ふと、僕は思った。
何で自分以外の人に個性使えないんだろう。
練度が足りない?自分の置換だけに関してはかなり使い込んでいる、そんなことはないと信じたい。
自分が無理だと思い込んでいるから……?あり得るかもしれない。
そもそも無理?それもあるかもしれない。
モノと自分の身体を置き換えれるのに、別の人ではこれを成せない。
――――何故?――――
分かんないけど、まぁ、コレが最期になるなら試してみてもいいかな……
たまにあるじゃん?命の危機に反応して進化するーとか。期待してもいいのかもしれない。
脳無の手が僕の頭に触れる。
――あ、いけるかもしれない。
こと、脳無に限定すれば……僕の個性は使えるかもしれない。
んー、でも両腕は折れて叩けない。初めてやることなのに流石に……かな。
自己を振り返る。僕の個性は手を鳴らした方が発動しやすい。……音がある方が……指向性が向けやすいのかな?つまり、音を鳴らせばいいのかな?
えーと、今の僕が鳴らせるもの。
――お腹?いやいやないない。
――腕?いやさらに折れってか。痛いよ。
――足?出来るかもだけど今はそんな時間はない。
――舌、舌だ。舌を鳴らす。コレならすぐ出来る。
舌を上顎に吸い上げて、思いきり舌を放す。
――――タン――――
瞬間、僕と脳無の位置は置き換わっていた。
そうだよ、だって僕の個性は置換。
――モノとモノの位置を置き換えられるんだから――
「あ?脳無何やってんだよ。とっとと潰せ」
死柄木が脳無に命令する。しかし脳無が僕に攻撃を仕掛けようとするその瞬間にはもう、僕が置換させている。
僕は瓦礫を蹴り上げる。そしてその破片と脳無を置き換える。
なれば必然脳無はただ落下するのみ。
「堕ちてきなよ」
急に位置が変わる。コレに対応出来るのはこの個性を使い続けた僕だけだ。当然いきなり宙にいって姿勢なんて維持できるわけがない。
だから、受け身も取れないまま脳無は真っ逆様に堕ちていく。
脳無が地面にぶつかり爆音が響く。
粉塵が舞い僕の視界が覆い隠される。
腕をぷらぷらさせながらアドレナリンが出ているのだろう。痛みは感じない。僕はいつもよりテンション高めに言った。
「あー……見えないよ……これじゃあ」
土煙がゆっくりと晴れていく。そこには無傷の脳無が立っていた。
「……え?」
「なんだよ、お前。覚醒して強くなったと思ったか?そんなんが起きるのは物語だけの話。現実なんてこんなもんだろ」
「脳無は対平和の象徴、怪人だぞ。ショック吸収、超回復、怪力、様々な個性が複合されてるんだよ――」
「なん……だって……」
無理だ……僕の個性じゃコレは倒せない。
現実が見えた瞬間、今まで感じていなかった痛みが全身を襲う。
「ぐ、がぅぅぅ……」
「さて……これでゲームクリアだ。やれ脳無、潰しちゃえ」
また、脳無の手が伸びてくる。現実の時間はどうかわからないが僕にとっては確かゆっくりと、ゆっくりと近づいてくるのがわかる。それはまるで死の足音のようにコツンコツンとゆっくり近寄ってくるのだ。
「やっ……めろぉ‼︎」
横から緑谷くんが脳無に殴りかかる。
帰ってきてくれたんだ。緑谷くん、梅雨ちゃん、峰田くんまで……
――SMASSH‼︎
とても重い一撃が入った。……でもダメだよ。この脳無は――
「え…………」
「いい動きをするなぁ……スマッシュってオールマイトのフォロワーかい?まぁ……いいや君」
そういうと同時に緑谷くんの腕を脳無が掴む。
また……折る気なのだろう今度は緑谷くんの腕を。その上で何も出来ないと実感させた上で確実に殺しにくるのだろう。
今の僕は痛みに呻きまともに個性を使うことができない。
緑谷くんを救おうと梅雨ちゃんが舌を伸ばす。
だけど、そんな梅雨ちゃんに向かって死柄木は手を伸ばし――
バァンとUSJの扉が弾けた。
土煙から姿を現すのは――――
「――もう大丈夫。私が――来た」
口を噛み締めているNo.1ヒーローがここにやってきた。
オールマイトだ。
「オールマイト――――――――!」
「………………!」
「あぁ……よかった」
オールマイトを見て安堵を覚える僕たち四人。
だけど死柄木は……
「あーー……コンティニューだ」
死柄木はオールマイトを見てそういった。
自由にやりすぎたかもしれない……
いいんだ、書きたいものを書くために始めたんだから。
にしても毎回ボロボロにされる主人公……多分こういうのが好きなんだろうな僕。