ヒロアカ映画と最新刊やばかったす。特に漫画泣いちったぜ。あと一巻で終わっちゃうと思うと寂しい。けれど、置換くんの物語はまだまだこれからです。序章もいいところ。
それでは短めですが、どうぞ!
騎馬戦導入でござんす!
「上を行くものには更なる受難を、雄英に在籍する以上何度でも聞かされることよ。これぞ――Plus Ultra!」
「予選通過一位の緑谷出久出久くん‼︎持ちポイント1000万‼︎」
ミッドナイトのその台詞に皆の視線が一斉に緑谷くんに向いた。
1000万……つまり、ここでそれを取った者は次の競技に確実に上がれる。
ただし、確実に激戦になるだろう。一位を狙うのか狙わないのか、どうするかそこが瀬戸際になると見た。
「制限時間は十五分。振り当てられたポイントの合計が騎馬のポイントとなり、騎手はそのポイント数が表示されたハチマキを装着!終了までにハチマキを奪い合い保持ポイントを競うのよ」
「取ったハチマキは首の上から巻くこと。とりまくれば取りまくるほど管理が大変になるわよ!」
「そして重要なのはハチマキを取られても、また騎馬が崩れてもアウトにはならないってところ!」
ミッドナイトの説明を聞き各々思ったことを話している。
「ということは……」
「四十四名からなる騎馬、十〜十二組がずっとフィールドにいるわけが……?」
「シンド⭐︎」
「いったんポイント取られて身軽になっちゃうのもアリだね」
「それは全体のポイントの分かれ方を見ないと判断しかねるわ三奈ちゃん」
ミッドナイトは生徒たちの会話を中断させるように一度ムチをしならせると告げた。
「個性発動アリの残虐ファイト!でも……あくまで騎馬戦‼︎悪質な崩し目的での攻撃等はレッドカード!一発退場とします!」
「それじゃこれより十五分!チーム決めの交渉タイムスタートよ!」
「「十五分⁉︎」」
皆が驚きの声をあげる。時間は短い――どうしよう、誰と組むべきか。個性の相性……A組の人たちしかわからない……。何かを生成できる相性のいい人……轟くん、八百万さん、芦戸さん、瀬呂くん、峰田くん…くらいかな?
まずは行動だ。チームを組まれちゃう前に。
「轟くん‼︎」
「……わりぃ、始める前にも言った……がお前ともきっちり決着つけてぇんだ」
「八百万さん‼︎」
「ご、ごめんなさい……もうチーム決まってるんですの……」
「芦戸さん!」
「あっ、あははー……もう爆豪と組んじゃったんだよね……」
涙を浮かべながら横を見ると瀬呂くんもそこにいた。
「えっと、瀬呂くん……」
「あっと……わりぃ、俺もだ。もう組んじまってる」
「うっ、うう……」
軽く涙を浮かべながら辺りを見渡す。
あとは峰田くん……
小さくて人混みに紛れて見つけられない。そんな時だった。後ろから肩を叩かれる。振り向くとそこには――
笑顔を浮かべた鬼人がいた。
「よっ、久しぶりだな。何泣いてんだよ隷」
「鬼人……」
「その感じまだチーム決まってなさそうだな。よれば……だが、俺んとここねぇか?」
そう言いながら鬼人は手を差し出してきた。
鬼人‼︎その言葉は渡りに船だった。それに、もうチームを組んでるかもしれない峰田くんを探すよりここは鬼人に乗った方が勝率が高い……だろう。
「ホント!ありがとう、鬼人‼︎」
涙を拭い払い、僕はそう言って鬼人の手を取った。
鬼人についていくと、
「ハーイ!アナタがオーガの言ってたオキカエネ‼︎」
頭から角を生やしたブロンドヘアーの少女と、
「ヒャッヒャッヒャッ、切り刻んでやるぜ……」
カマキリような容姿をした長身の少年がそこにはいた。
「いや、キャラ濃いやつらなんだけどな。良い奴らなんだよ……」
鬼人は苦笑いしながら言った。
「こっちのブロンドヘアの子が角取ポニー。アメリカ人で日本のアニメが好きなんだと」
「ハーイ!角取ポニー、ネ!ヨロシクオネガイシマース。アニメ大好きデース」
「よろしくね」
「んで、こっちの物騒なこと言ってるのが鎌切尖。かなりの反射神経持ちだな。切るのが好きらしいぞ」
「あぁ……刻むぜェ……刻むぜェ……」
「あー……えっと、よろしく……ね?」
「ポニーと尖にも紹介するわ。コイツ置換隷。俺の中学時代のダチでさ。今回の競技にかなり有利そうだったのと一人だったから声掛けてきた」
「うん、鬼人とは昔から仲良くさせてもらってる。よろしく角取さん、鎌切くん」
僕はそう言って笑顔を浮かべた。
「ポニーでいいヨ〜?」
「そ、そう?わかった」
「ったく、さっきまで泣いてたくせによ」
「泣いてたノー?ダイジョブー?」
「切り刻んじまおうぜェ…」
「あはは……声掛けた人みんなに振られちゃって……えっと、チーム組んでくれるなら個性の話しよっか」
「だな、知ってると思うが改めて俺の個性は鬼。鬼っぽいことはあらかたできる。わかりやすいところだとパワーと頑丈さってところか」
「私、個性ホーンホウ。ツノ、飛ばして動かせるヨー?」
「俺は刃鋭……全身から鋭い刃を出せる。形は変幻自在だ」
ポニーさんの個性は僕と相性良さそうだ。
鎌切くん真面目に答えてくれるんだ。よかった……思ったよりコミュニケーション取れそうで……
「僕の個性は置換。視界に映る十メートル範囲のものを置き換えられる。んー、入れ替えるって言った方がわかりやすいかな?」
何かに気づいたように鎌切くんが言った。
「それじゃあ……」
鬼人が呟き得意げに角取さんを見る。
「そう、その通り」
「ワッツ?どうして私見るノ⁇、⁇」
「そっか、そういうことか。だから鬼人は僕に声掛けてくれたんだね」
わかっていないように疑問符を浮かべるポニーさんに僕は言った。
「えっと、ポニーさん。君の個性ホーンホウと僕の個性置換が相性がいいって話だよ」
「まぁ、それだけじゃねぇけどな。俺の頑強さと鎌切の刃鋭で防御面も問題ねぇだろ」
「私のツノ、オキカエル。ハチマキ?…………オー!皆すごいネ!ワタシ、納得したヨ‼︎」
「そう、ポニーさんの角と僕の射程に入った人のハチマキを置き換える。さらにその後敵チームの元に行った角で妨害までできる」
「んで、ハチマキを取り戻そうとしてくる奴らから俺と鎌切が守るって訳だ」
話がひと段落してチームが決まった後ミッドナイトの声が聞こえた。
「十五分経ったわ。それじゃあ、いよいよ始めるわよ」
『さぁ起きろイレイザー!十五分のチーム決め兼作戦タイムを経て、フィールドに12組の騎馬が並び立った‼︎』
『…………なかなか、面白ぇ組が揃ったな』
『さァ上げてけ鬨の声‼︎血で血を洗う雄英の合戦が今‼︎――』
『――狼煙をあげる‼︎‼︎』
騎馬の上に乗った僕が440点の得点が示されたハチマキを巻く。
「鬼人‼︎」
「応!やんぞ‼︎」
「ポニーさん‼︎上でごめんね‼︎」
「大丈夫ヨ!オキカエ小っちゃいカラ軽イヨ‼︎」
僕の個性は手を叩く必要がある……ということにしているから上になるしかなかった。騙してるようで申し訳ないけどここを戦い抜いたら敵になる。だから――三人ともごめん。
「鎌切くん‼︎」
「切って切って切りまくるぜェ……」
「よろしく‼︎」
「応よ‼︎」
「ハーイ‼︎」
「切るぜェ…‼︎」
『よォーし、組み終わったな‼︎?準備はいいかなんて聞かねえぞ‼︎いくぜ‼︎残虐バトルロイヤル、カウントダウン‼︎』
「鉄哲恨みっこなしだぞ」
[物間チーム。物間35P、円場100P、回原105P、黒色65P、計305P]
「おう!」
[鉄哲チーム。鉄哲170P、骨抜195P、泡瀬155P、塩崎200P、計720P]
「それじゃ、いっちょ頑張ろう‼︎」
[拳藤チーム。拳藤75P、柳85P、取蔭20P、小森45p、計225P]
「…………ん」
[小大チーム。小大60P、凡土90P、吹出15P、計165P]
「アイヤー、宍戸頑張るヨ」
[鱗チーム。鱗55P、宍戸70P、計125P]
「さぁ、目にもの見せようぜ三人とも……」
[心操チーム。心操80P、庄田50P、青山5P、尾白160P、計295P]
『3‼︎!』
「ぐへ、ぐへへへ」
「気持ち悪いわ峰田ちゃん」
「…………」
[峰田チーム。峰田125P、蛙吹150P、障子145P、計420P]
「やっちゃうよー‼︎いいところ見せちゃうんだから」
[葉隠チーム。葉隠25P、耳郎110P、砂藤140P、口田115P、計390P]
「狙いは……」
[爆豪チーム。爆豪210P、切島175P、瀬呂180P、芦戸120P、計685P]
『2‼︎』
「一つ」
[轟チーム。轟215P、飯田190P、上鳴95P、八百万130P、計630P]
『1……!』
[緑谷チーム。麗日135P、常闇185P、発明10P――緑谷1000万P、計1000万330P]
『START!』
「いいや――違う」
[置換チーム。置換205P、鬼瓦165P、角取30P、鎌切40P、計440P]
「狙うは――――」
今回も読んでくれてありがとうございました‼︎
中途半端で申し訳ない!
しっかり話考えたいのでちょっと読み込みます。
まさか、B組メンツの組むことになるとは…
次回は5か6には更新したいところ!