そう、私は間に合って……ないですねごめんなさい
ホワイトアルバム2が楽しくて…辛くて痛くて…
まぁそれは置いといてヴィジランテどんどん情報出てますね。
ミッナイ先生の私服が見れると私は信じている!!
漫画はあったぞ!めちゃくそ可愛いぞ
ならアニメでも出るしかないすよね!
45話
『STRAT!!』
開始の合図、それと同時に襲撃されるA組のみんなと、僕。
他の学校と雄英の違い、差を考えた。
僕の周りに不自然に人が多いと思ったら……
――そうか、個性及び戦闘スタイルの露見!雄英体育祭が原因かっ!!
ダメだ、これじゃあ合流なんてできない。
辺りを見渡す。
一、二、三、四、五、六、七……八人が僕を囲んでいる。
当然弱点であるターゲットを隠しながら――だ。
とはいえここで焦る必要はない。まずはこの襲撃を凌いでから少しずつクリア条件を満たせば――
知っているのに知らない、そんな声が聞こえた気がした。
「な◼️だ◼️、だっ◼️ぇな◼️。◼️に◼️◼️たん◼️から◼️◼️まま◼️◼️◼️してやる◼️◼️いの気◼️◼️せろよ」
ダメだ。それは逃げの思考。弱者の考え。僕は強くなる――そう決めたはずだ。何故どこでそう決めたかは思い出せないけど確かに決めたはずだ。
思考を巡らせている間も時は進む。一斉に個性を組み合わせながらボールを投げる人。個性で僕の足を止めようとする人。
視認できる八人。
その内、個性の片鱗が見える火の個性、雷の個性、水の個性、蜘蛛の異形型、狼の異形型の五人。
火水雷はどこまでできるかで対応が変わる……異形型は大体その生物のできることはあらかたできる。当然注意は必要だ。
個性不明の三人、そしてまず間違いなくいるだろう隠れて僕を狙う他の人。
僕だってあの頃から成長している。つまり、今の状況判断はそう難しいことではない。
水の個性と火の個性この二人はそれぞれ手の上に水球、火球を作って投げようとしている。
一人はは手元に電撃を帯電させ僕に対して電撃を狙っている。もう一人は糸を伸ばし僕を捕獲……その後安全にボールを当てようと言ったところだろうか。
――そんなうまく行かせるわけがない。
「潰せるところから潰す――当然だよね」
手を勢いよく――合わせた。
僕と水球を置換する。
僕のいたところに水球があり水球があったところに僕がいる。
水に触れた蜘蛛の糸、そしてそこに電撃が訪れる。
水に触れた蜘蛛の糸は縮んでいく。そしてその糸に電撃が触れた――
「あががががが――」
蜘蛛の糸は電気を通すらしいと言う小さな驚きを胸に水球の持ち主に対しそのまま蹴りを放つ。そして糸の持ち主に向かいボールを投げた。
「やばっ、逃げ――」
水球の持ち主はそのまま蹴り飛ばされる。
手を叩き自分の投げたボールと置換。
痺れて動けない糸の持ち主の目の前に降り立った。
「ターゲットは……」
右胸、背中、臀部の三箇所だ。ボールを持ったままそこに当てた。
周りは何が起きたのか理解できていないのかまだ動かない。
「やべぇぞ、あいつ。潰せ――!!」
「「「うぉおぉぉぉー!!」」」
「一人、脱落――」
あと一人でクリアだ。
まず襲いくる敵から離れる。手を叩いた。
「……?」
個性が、発動しない――?
これだけ人が迫っているのに音がしない……周囲から音が消えた?
周りを見渡すと一人が遠くから笑って何か言っているのが見えた。
「ざ ま あ み ろ……かな?」
まだ早い気もするけど……右手首にあるボタンをその人に向けて押し、黒い手首が射出される。
「!!?」
「聞こえてないだろうけど、これ義手なんだ――」
十二メートルほど遠くにあった大きめの瓦礫を掴んだ。そのままもう一度ボタンを押し義手を収縮させる。
「――!!なんで腕がっ!」
声が聞こえた。あの音を奪う個性はどうやら範囲指定の個性だったようだ。
地響きが聞こえる。A組のみんなのいる方からだ。
足元の小石を蹴り上げ手を叩く。僕は空中にいた。
地面が大きく揺れて地面にヒビが入り出した。
遠くの方で緑谷くんたちが戦っているのが見える。
背中に衝撃を感じた。
「っ――」
当てられた。これで僕の残機はあと二つ――
人を気にしている場合ではない、集中して挑まなければ……
そんなことを考えながら後ろを振り向くと僕にターゲットを当てた人は別の人にターゲットを当てられ退場になっていた。
『現在五名通過。残席九十五名、まだまだ始まったばかりです。頑張ってくださいねー』
放送に軽く意識を寄せながら、あと一人……と周囲の索敵を行う。途端、僕の周りで争いが再び勃発した。
次から次へと来る襲撃者からターゲットを守りながら戦っていたが人数が多過ぎて攻める隙がない。
様々な個性、多過ぎる人数、乱戦もいいところだ。
しばらく迎撃を繰り返す。しかしターゲットが一つになると皆僕から離れていった。
『さて、立て続けに三名通過。現在八十二名となり残席は後十八名――!』
僕の近くにいた人は皆居なくなっていた。
「……え?なんで……」
いや、普通そうか。情報があったから早めに潰そうとしただけで、脱落のリスクがある人に対していつまでも挑んでいられないと言うことだろう。何せ次に行けるのは100人だけだ。当然急がねばならない。
残り十八名か……僕もかなりやばい。急がないと――
どうしようかな?どこに向かおうか……と周りを見渡す。
『ハイ。えーーここで一気に八名通過きました――!残席は十一名です』
会場のど真ん中。そこに――天高く聳え立つ一筋の光を見た。
「っ――」
僕は走り出していた。鋼線腕を伸ばし十メートル先の建物に捕まる。ボタンを押しワイヤーを収縮させることで高速移動を可能にする。
この移動のメリットは個性を使用しないため別のことに思考を割くことができる。
そう、あの光見覚えがある。
青山くんのネビルレーザー――僕にはそう見えた。
近づくにつれレーザーのあたりにいろんなものが見え始める。空を覆い尽くすほどの鳩、黒い影、長い尾に光、黒丸い玉、粘液、ロボ、どれも覚えがあるA組の個性だ。
「集光屈折ハイチーズ!」
葉隠さんのその声と共にあたり一体に光が拡散する。
「お先ねー!!」
「俺も!」
『二名通過!!残りは九名!!』
「…………ねえ」
「みーんな焦って大雑把んなってきて、敵も味方もぐっちゃぐちゃで周り全然見なかったんだよ――!」
「青山のおへそレーザー見えたから!また集まれたねえ!」
『七名!』
『五名!』
『続々と!この最終盤で一丸となった雄英が!コンボを決めて通っていく!』
「青山くん!何をもって対等なのか……物差しが違う故わからんが」
『そして――』
「君のおかげだ、ありがとう!」
直後二度、音が響いた――――――
「……ぁ、当てられちゃったよ」
『零名!百人!!今埋まり!!終了!です!ッハ――――!!』
『これより残念ながら脱落してしまった皆さんの撤収に移ります』
次回、一週間後をお待ちください。
本日も読んでいただきありがとうございます。