まちカドほのか 〜逆召喚されたクリエメイトの帰還奮闘記〜 作:strawberrycake
Xであるフォロワーさんと会話した後で車できんいろモザイクの松原穂乃花のキャラソンを聞いていたら、突然こんな物語のアイデアが降ってきました。
連載していこうかどうか迷っていたものの、まちカドまぞく原作10周年という今日に合わせてまずは1話目を書いてみました。
ほのカレを動かす事にはまだ慣れてないので、うまくキャラを動かせているかどうか不安ですが、まちカドまぞく好きとして頑張って書けるところまで書いてみようと思います。
まずは、まちカドまぞく原作連載開始10周年、おめでとうございます!
そしてシャミ子ちゃん役の小原好美さん、お誕生日おめでとうございます!
最近は本家もまた不定期更新になってはいるものの、いづも先生の無理のない範囲でこれからも頑張ってくれることを願います。
私の名前は松原穂乃花。
ファンタジー溢れる世界「エトワリア」で暮らしています。
ある日、元の聖典の世界で何気なく扉を開いたら「召喚の館」っていう空間に辿り着いちゃってびっくりしたけど、召喚?されたのは私だけじゃなくて忍ちゃんたちみんなも一緒で、安心して異世界で暮らせています。
運悪く香奈ちゃんはエトワリアに呼ばれなかったから離れ離れになってしまったけど、カレンちゃんが一緒だからなんとか寂しくありません。
いや、むしろカレンちゃんと一緒ならどこまでもいけそう!!!
例えまた違う世界にカレンちゃんと2人で迷い込んでも!!!!!
…なんて事を一人勝手に妄想する事が何度かあったせいでしょうか。
まさかあんな事が起きてしまうなんて…
ここが魔法である程度は何でもありのファンタジーっていう事をすっかり忘れていました。
それは、カレンちゃんとこの世界での戦闘中の必殺技「とっておき」について語り合った事が始まりでした。
「今日も魔物退治は大繁盛デース!!」
「やっぱりいつ見てもカレンちゃんのとっておきはカッコいいなぁ…♪♪」
「それに比べて私のとっておきなんて、あまり効率よく敵を倒せないよ(汗)」
「アリガトウゴジャイマース! デモ、ホノカのとっておきも火属性には効果抜群で頼りになりマスヨ!」
「そ、そんな…私なんて火属性には効果抜群でも、土属性では話にならないし、風とか月とか陽でもダメージは普通だし…」
「一方でカレンちゃんは戦士なのに魔法使いっぽく超強力な月夜の弾を撃てるし、剣から火の玉のスマッシュも撃ててカッコよくて羨ましいなぁ」
「ホノカの雨降らしもカッコいいデスヨー? お店で働いているアレンジもあって穂乃花らしいデース!!」
「雨を全体に降らす事ができたらいいんだけど、今のスキルのままだとどうしても局地的に1体にしか降らす事ができないのが難点だよ…」
「ホノカ…?」
「あっ、ごめんねカレンちゃん! あまり自虐的になるのはよくないよね」
「忍ちゃん達がきんいろ大使館で私達の帰りを待っていることだし、今は帰ってやる事をしなくちゃ!」
「今の手持ちのクラスだと、容易に全体攻撃はできないノデ難しいデスネー…」
「カレンちゃん…?」
「…!! イイコト考えマシタ!!」
「良いこと…?」
「コルクのトレードショップに行ってミマショウ! 使えそうな武器があるかもしれマセン!」
「カレンちゃん!? 気持ちは嬉しいけど、気持ちだけで充分だから、無理に変なこと言っちゃってごm…」
「思い立ったが吉日デス! 早速行きマスヨー!!」
「あっ、カレンちゃん!!(汗)」
そんなこんなで、トレードショップに来ちゃいました。
「カレン、良いところに来た。 今日はいい武器が揃ってる」
「Wow!! ナイスタイミングデスネ! 私たちも新たな武器を発掘しにキマシタ!」
「発掘なんて大袈裟だよー(汗) ちょっとユニークな剣があればいいな…って思って少し見てみようかと思っただけで」
「ユニークな剣…ちょっと待ってて」
「ホノカ、これでもっとカッコよく戦えるようになるはずデース!!」
「もう、カレンちゃんたら…(キラキラ)」
カレンちゃんはよく突発的に行動することが多くて振り回されがちだけど、私にとってはそれはそれで幸せなひと時です。
「これなんかどうかな?」
「これは何の剣デース?」
「これははやぶさの剣といって、その名の通り隼のようなスピードで斬りつけることが可能な瞬速の剣」
「すばやさが格段に上がるし、運が良ければ1度に2回攻撃ができることもある」
「魅力的な剣デスネー!! 後で交換…したいのデスが、何と物々交換になるのデス?」
「本当はかなり高い対価の物としか交換しない…と言いたいところだけど、欲しければ今回はタダでいい」
「えっ、タダーっ!!?」
「Wow!! いいんデスカ!?(キラキラ)」
「この前はカレンの居た世界についていい話が聞けたし、いつも取り揃えた武器をよく褒めてくれるから、そのお礼」
「ホノカ、やりマシタよー! これで優位に敵と戦えマス!!」
「カレンちゃん、ありがとう…!!(キラキラ)」
「では、一旦キープで最後に貰いマス!」
「えっ、まだ見るの!?」
「一応他にも武器を見てミマショウ! 時には慎重さも大事デース!」
「なるほど! カレンちゃんの事だから即決でもらうかと思ったよー(苦笑)」
「アリスやアヤヤから、もう少し慎重になるべきと最近教えられマシタ」
「元の世界ならともかく、ここではもっともっと強い戦士になりたいノデ、有意義な情報は素直に受け入れて活用するデス!!」
「カレンちゃん…今日はいつもよりも金髪が眩しいよぉ〜!!(キラキラ)」
「承知した。 私は今から店の奥で作業をするけど、ゆっくり見ていって」
「あっ、これなんかはどうデース?」
「…? カレンちゃん、それは杖なんじゃ…」
「確かホノカは風の僧侶のクラスも持ち合わせていたはずデス」
「確かに僧侶も一応できるけど、☆3だから大した事ないよー(汗)」
「Non Non. 例え今は弱くても、鍛えていけばいつかはきっと最強の僧侶になれるハズデース!!」
「カレンちゃん…!!(キラキラ)」
今日のカレンちゃんはいつも以上に頼もしい…!!
そうだよね、鍛えればいつかは☆4や☆5レベルのスキルが使えるようになるはずだよね…!
「それなら早速使ってミマショウ!」
「えっ、使うの!? 確かにバトルじゃなくても僧侶のスキルは使えるものが多いけど、流石に交換前に使うのは」
「私はよく交換前に剣で素振りをしてマス! だから少し試してみてもきっとノープロブレムデス!」
「イキマスヨー!♪♪」(いきなり杖に魔力を込め)
「カレンちゃん!? 魔法系は素振りと違って武器スキルが発動しちゃうから、流石に使うのはマズイと思うよ!!(滝汗)」
「!!? 二人とも今すぐその杖から離れて!!!」
「「えっ!?」」(間に合わず杖の光に巻き込まれ…)
………カラン(杖だけが落ちて残り、2人の姿は消えた)
「遅かった……やはり奥で作業せずに2人を見ているべきだった」
「何が起きるのかまだ確認していない杖だったのに…」
その日以来、コルクさんは未検品のトレード品は客の見えるところに置くことをやめ、以降許可なくトレード品のお試し使用を禁止したのはその後の話…
私たちは杖の光に包まれて目の前が真っ白になっていきました…
「…カ…」
「っ…リ…るデ…ス」
「ホノカ! ホノカ!」
「わわっ!!? か、カレンちゃん!?」
「目が覚めたデース?」
「ここは…?」
「ワタシもよく分からないデスが、どこかの駅の近くみたいデース」
「駅!? という事は…元の世界に帰って来たってこと!!?」
「まだまだ情報が少なすぎてよくわかりマセン!」
「駅の近くって事は、その駅名が分かれば何かの手がかりになるんじゃないかな?」
「そういえば、さっき見タラ『せいいき桜ヶ丘』って書いてありマシタ!」
「でも、聞いたことがない駅名デシタ」
「せいいき…桜ヶ丘……確かどこかで…」
「ホノカ、何か覚えがあるデス?」
「あっ、思い出した!」
「何か分かったデース!?」
「確認するけど、『聖蹟桜ヶ丘』って書いてあったんだよね?」
「確かにそんなような名前デシタ」
「やっぱり! 前にネットで調べた事があるんだけど、記憶が正しければ多摩市の京王線の駅のはずだよ!」
「だから、電車に乗って実籾駅まで行けば、何か手がかりがあるんじゃないかな?」
「Wow!! ホノカ、ナイスアイデアデス!」
「But, 今のワタシ達はエトワリアの通貨しか持ってマセン!」
「あっ、そうだった!! 日本円のお金は無いから電車に乗れなかったよ…(涙)」
「とはいえ歩き回れば意外となんとかなるかもしれマセン!」
「あそこのMARUMAという建物まで行ってみるデース!!」
「えっ、カレンちゃん!? ちょっと待ってよー!」
「犬も歩かなければ棒に当たりマセン! まずは近くの手がかりを見つけにいきマショー!!」
こうして、日本?に戻ってきた??私とカレンちゃんの物語が幕を開けたのでした。
〜次回に続く〜
いかがでしたか?
まずは二人が(読者にとっては)見覚えのある場所に逆召喚されるまでを第1話として描きました。
上手くキャラが動かせているか本当に不安ですが、私自身が思う「2人だったらこう行動したり発言したりしそうかな?」という考えの下、手探り手探りで書き進めていこうかと思います。
まちカドまぞくの物語のあり方が「キャラに自由に動いてもらう」というコンセプトのもと進んでいくので、それにあやかって本家リスペクトで面白い作品が書けるように頑張りマス!
さて、穂乃花ちゃんとカレンちゃんはどの時系列の例の世界に逆召喚されたのでしょうか。
それについては、次回の第2話冒頭で判明する予定なのでお楽しみに!