Will be the Pokemon Master   作:K(ハーメルンのすがた)

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前日談的なあれです。


ジムチャレンジ編
Episode.0


 

 

『なかなか次の冒険に出る踏ん切りがつかないようなのじゃ……』

 

「そうなんですか……」

 

 バトルフロンティアのオーナーのエニシダはオーキド博士と通話していた。

 

 ──サトシ君……。確かにポケモンリーグであんな負け方したらそうなっちゃうよなぁ……。

 

『毎日研究所に来ては自分のポケモン達とトレーニングはしているようじゃからトレーナーを辞める事は無いとは思うが……』

 

「それは良かった!ちょうど彼に用事がありまして!明日そっちに行こうと思います!」

 

『わかった、サトシにも伝えておこう!』

 

「ありがとうございます。それでは失礼します!」

 ───と言って僕はオーキド博士との電話を切った。さあ、明日はマサラタウンだ。サトシ君、OKしてくれるかな?

 

 

 ───────────────

 

 翌日……

 

「やあサトシ君!」

「エニシダさん!お久しぶりです!」

「ピカッチュ!」

 

 僕はサトシ君に会いにオーキド研究所を訪ねた。相棒のピカチュウを連れていて、相変わらず元気がたくさんあるみたいだ。

 

「エニシダさん、オレに用事ってなんですか?」

「その事なんだけどサトシ君、フロンティアブレーンにならないかい?」

「……?それってオレ、前に断りませんでしたっけ?」

「そうだね。でもサトシ君って次の旅に出れてないだろう?だったらブレーンになって、新しい方法で強くなっていくのもいいんじゃないかな?」

「!そうですね。リラやジンダイさん達とやっていったりブレーンとしてバトルフロンティアの挑戦者と戦うのもいいかも!」

「決まりだね!……あっ、そうそう、実はジンダイはキッサキ神殿のレジギガスを守る為にシンオウ地方に残ってね。だからシンオウ地方のブレーンになったんだよ」

「ジンダイさんが……!?確かにまたJみたいな奴が着てもジンダイさんが居れば安心か……」

「そうだね!ブレーンの誘いをOKしてくれてありがとう!これからいろいろあって君のバトル施設はまだ完成しないけど、待っててくれ!」

「わかりました!」

「それじゃ、またね!」

「さようなら!」

 

 僕はオーキド研究所を出た。ひとまずサトシ君が受け入れてくれて良かった。……ここから忙しくなりそうだ。

 

 

 

 

 ───────────────────────

 

 

 数日後───

 

「久しぶり!サトシ!ピカチュウ!」

「リラ!どうしてここに?」

 

 エニシダさんがサトシをフロンティアブレーンに再び誘ってから数日が経った。その間に僕はバトルタワーの管理者繋がりでガラル地方のチャンピオンであるダンデさんとバトルする事になった。 僕は折角なのでサトシと一緒にガラル地方に行きたいと思い、彼の居るマサラタウンを訪れていた。

 

「実はガラル地方でそこのチャンピオンとバトルができることになってね、君と一緒に行ってみたいなって思って誘いに来たんだよ」

「チャンピオンと!?凄いじゃん!オレも行くよ!そのバトル見てみたい!な、ピカチュウ!」

「ピカ!」

「やった!嬉しいよ!」

 

 サトシは僕の誘いを快く受け入れてくれた。

 

「なあ、ガラル地方のチャンピオンってどんな人なんだ?」

「えーっとねぇ……、確かリザードンが相棒でチャンピオンになってからは一度も負けてないものすごく強い人らしいよ」

「一度も!?でもリラなら勝てるよ!」

「……っ!ありがとう……!」

 

 相変わらずサトシは心からの言葉で話してくれる。好きだな、君のそんなところ……。

 

「あの……バトルは一週間後だからその二日前くらいに出発すればいいんだけどさ……」

「……?」

「それよりも早くガラルに行かないかい?」

 

 思い切って無茶振りをしてみた。サトシはブレーンになるから前よりも会える回数は増える。でもこんな機会は滅多にない。だから出来るだけサトシと長く一緒にいられるように…………

 

「いいぜ!きっとガラル地方には見たことないポケモンが沢山いるんだろうなぁ!」

「そうだね!明後日でいいかな?」

「ああ!楽しみだな!」

 

 

 ───────────────

 

 

 二日後……

 

「そろそろ時間だね!」

「明日にはガラルか!飛行機で他の地方に行くのは初めてだなぁ……!」

「そうなんだ!そういえば僕も飛行機は初めてだな」

「リラもなのか!……そうだ、一つ聞きたい事があるんだけど……」

「なんだい?」

「どうしてオレ達を誘ってくれたんだ?」

 

 サトシが質問をしてきた。どうして誘ったのか……か……

 

「……好きだからかな?」

「ピカ!?」

「好き?」

 

 ……僕の気持ちを知ってもらうチャンスだった気がしたんだけどな……なんか凄く恥ずかしくなってきた……バカだなぁ……「僕を異性として愛してくれる人はいない」なんて思って、それでもサトシに知っておいてほしいとか考えて言ったんじゃないか……!すごい空回りしてるよ!!

 

「好きって……どういう……?」

「ピカピ、ピカッチュ!」

「ピカチュウ?どうしたんだ?」

「……少しはデリカシーを持ったらどうなんだだってよ」

「デリカシー……?」

「ピカ……」

「あははっ……ほら、飛行機に乗れなくなるよ!行こう!」

「あ、そうじゃん!」

 

 サトシ、何がなんでも鈍すぎるよ……そんな事を僕とピカチュウが思いながら僕達はガラル行きの飛行機に乗り込んでいった。

 

 

 

 

 数時間後……

 

 

「すー…… すー……」

 

「リラ、寝ちゃってるな。……なあピカチュウ……」

「ピカ?」

「リラがさっき言ってた「好き」ってどういうことなんだ?」

「ピカッチュ、ピカピカ?」

「リラに聞けって?……でもあの後すごく気まずそうだったからなぁ……まあその内わかるかな?」

 

 

 ▼TO BE CONTINUED……




続きは7月前半辺りに投稿すると思います。お待ちください!
リラちゃんかわいい
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