ガールズ&パンツァー 女神達のメッセージ(再投稿)   作:熊さん

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女子会です その1

 

「おしゃべりに花が咲く」というのは、こういうことを言うのだろう。

 

 さっきまで厳しい訓練を指導していた先輩とそれを受けていた後輩だったが、訓練が終わればやはり年頃の女の子達である。どんな料理が出るのか、どんな場所なのか、みんな揃って「ワイワイガヤガヤ」とおしゃべりをする楽しさの中に浸っていた。

 

「みんな、ここの路地を入ったところだよ!」

 

 武部沙織が先頭になり、総勢11名の女の子達が目指す「オムレツ」のある路地を一斉に曲がった。

 すると、武部沙織が驚いた声で呟いた。

 

「あれ? マスターだ……。もしかして私達を待っていてくれたのかな?」

 

 そう言うと、右手を挙げて大声で呼びかけたのである。

 

「マスター!」

 

 武部沙織が呼びかけると、背を向けていた調理用衣装にコック帽の男性が振り向いた。

 少し小太りではあるが、貫禄のある調理人といった風貌である。

 

「お-。沙織ちゃん、待っていたぞ」

「もしかして、待っててくれていたんですか?」

「もちろんだよ。何しろ私のアイドルが来てくれるんだからな!」

 

 そう言ったあと、武部沙織の後ろを歩いていた西住みほを見つけて嬉しそうな声で挨拶をした。

 

「おー、あなたが西住さんですね。こんにちは」

「はじめまして、西住みほです」

 

 西住みほは、ペコリと頭を下げた。

 それを笑顔で見ていたマスターは、さらに嬉しそうな声で言った。

 

「いやぁ、想像していた通りの人だ。今日は、ようこそお越しくださいました」

「すみません。今日は、こんなに大勢で押しかけてしまって……」

「いやいやとんでもない。私の方こそ、今日皆さんに会えるのを楽しみにしていました」

 

 嬉しそうに会話するマスターに対して、少し口を尖らせながら武部沙織が言った。

 

「あのぅ、マスター! 私が連れてきたんですけど……」

「いやいや、もちろん沙織ちゃんに感謝しているよ。それで……沙織ちゃんにもう一つお願いがあるんだけど……」

「もう……。マスターなんです?」

「みんなで、店の前で写真を撮りたいんだよ。そしてその写真を『店の宝物にしたい』と思っているんだよ」

 

 マスターが少し恥ずかしそうに言った直後、武部沙織はみんなの方を振り向いて、言葉を続けた。

 

「……って、マスターが言っているんだけど、みんないいかな?」

 

 

 当然みんな反対するものはいない。

 

「もちろん、いいですよ」

「みなさん、いいですわよね?」

 

 秋山優花里の返事に、五十鈴華が再度皆に確認をした。

 女の子11人は、笑顔で一斉に頷いた。

 

 返事を聞いたマスターはお礼を言うと、早速三脚のついたデジタルカメラを準備した。

 マスターが中心で、その両側に、西住みほと武部沙織。

 あと 西住みほの隣に、五十鈴華と秋山優花里。

 武部沙織の横に冷泉麻子と澤梓。

 二列目に、遠藤祐子、大森翔子、浦田かなえ、浦田恵、北川亜希子が並んだ。

 タイマーシャッターにセットした武部沙織が、みんなに笑顔を呼びかける。

 

「みんな、いい? じゃあ、いくよ!」

 

 タイマーシャッターを切った武部沙織は、急いで戻ろうと走ってきた。

 すると、お約束なのか、戻る途中で見事にこけた。

 

「痛ぁーい! もう、最低!」

「沙織さん! 大丈夫?」

 

 西住みほが心配そうに声をかけるが、五十鈴華と秋山優花里、冷泉麻子は別の事を思い出していた。

 

「……昔、これと全く同じことがありましたわね」

「はいっ! 確かに……ありましたね」

「……まさか、こんな所でデジャブーを体験するとは思わなかった」

「もう、どうしてここで……。あっ、もうすぐだよ、みんな笑って!」

 

 無事、タイマーシャッターが切られ、笑顔の1人のシェフと11人の女の子の写真が取れた。

 

 三脚のついたデジタルカメラを片付けながら、嬉しそうにマスターが言った。

 

「いやぁー。皆さん、どうもありがとう。さあ、お腹すいているでしょう。頑張ってたくさん作りましたから、いっぱい食べていってください。……さあ、どうぞ。お入りください!」

 

 マスターが店の扉を開けてくれ、大きな呼び鈴が『ガラン・ガランガラン』と店内に鳴り響いた。

 

 店内に入った11人の女の子達は、店の中の様子に歓声を上げた。

 

「うわぁ、すご-い!」

「これは……。びっくりですね」

「美味しそうですわ!」

 

 西住みほと秋山優花里、五十鈴華が特に大声で喜んだのである。

 中央に、テーブル席を3台つなげて並べてあり、その上には所狭しと、大皿にフライドチキンやら、ハンバーグやら、ポテトサラダやら、もうたくさんの料理が並んでいる。

 カウンター席の上には、ケーキに、フルーツのアイスに、クレープに、こちらもカウンターテーブルいっぱいに、スイーツが並べられている。

 

 武部沙織はマスターの実力を、みくびっていたようである。

 

「マスター、これ全部ひとりで作ったんですか?」

「ハハハ! 『昔取った杵柄』だよ。これぐらいの量ならひとりでも十分だよ」

「すごい! マスターはやっぱりすごい!」

 

 武部沙織の驚きに、秋山優花里が感心したように言った。

 

「さすがです、マスターが元料理長の噂は本当のようですね」

「皆さん。足りないものがあったら、遠慮なくいってくださいね。厨房にいますから」

 

 そう言ったマスターにむかって、西住みほが慌てて誘った。

 

「……いえ、マスターさんもご一緒にどうぞ」

「いいえ、西住さん。お気持ちだけで結構ですよ。久しぶりのお友達との再会と、後輩さんとのおしゃべりを楽しんでください。……じゃあ、沙織ちゃん。あとは頼んだよ」

「任せて! マスター」

 

 武部沙織が幹事となりまず乾杯の準備が始まった。

 みんなの手にグラスが配られ、好みのジュースが注がれた。

 武部沙織が、音頭をとって話はじめた。

 

「じゃあ、みんな。ジュースは全員入っている?」

『はーい!』

「今日は、マスターの好意で、この『女子会』の場所を提供してもらいました! マスター、ありがとう!」

『ありがとうございます!』

 

 11人の女の子達は一斉にマスターにむかって、お辞儀とお礼の言葉を言った。

 マスターはにっこりと笑って、みんなに一礼をすると、厨房に入っていった。

 再び全員の方を向いた武部沙織は、女子会開催の宣言を行なった。

 

「それじゃ『乾杯』をします。もちろん『乾杯』の発声はミポリンにお願いしたいと思います」

「……えっ、ちょっと、沙織さん」

 

 戸惑う西住みほであったが、澤梓と3代目あんこうチーム全員が後押しをした。

 

「西住隊長が適任だと思います」

「そうです。西住先輩、宜しくお願いします」

 

 西住みほはみんなに押し出されるように、大きな輪の中央へ立った。

 

「……えーっと、何をいえばいいのかな?」

「なんでもいいですよ! 西住殿!」

「先輩の言葉ならなんでもいいです」

 

 皆の前で話すことが大の苦手である西住みほに対して、秋山優花里と澤梓が交互に励ました。

 

「それじゃあ……。私の大切なお友達と大切な後輩の皆さんに、今日逢えたことは、私は本当に嬉しいです。皆さんと一緒に、この楽しい時間を過ごしたいと思います」

 

 そう言うと、持っていたコップを天に向かって大きくかざして大声で言った。

 

「乾杯!」

『乾杯!』

 

 それぞれ近くにいる者同士でコップを軽く合わせると「カチン」と軽い音が鳴った。

 

 

 いよいよ「女子会」が始まった。

 さっそくテーブルに並べられたメイン料理がどんどん減っていく。

 まず、大森翔子が五十鈴華の取ったご飯の量に驚いた。

 

「五十鈴先輩……そんなにご飯食べるんですか?」

「……あら、これくらい普通じゃないでしょうか?」

 

 大森翔子の驚きの声に気付いた浦田かなえも、華奢な五十鈴華とご飯の量の違和感にびっくりして言った。

 

「……いや、五十鈴先輩、それって普通の量じゃないです」

 

 秋山優花里と武部沙織、西住みほは笑いながら「その驚きは当たり前よね」といった口調で話した。

 

「五十鈴殿は、相変わらずですね」

「私も、はじめて華と一緒にご飯食べたときも、びっくりしたもんね」

「ほんと、おかずは、みんなと同じなんだけど、華さんのご飯だけ4人前ぐらいあったもんね」

「でも、先輩。そんなに食べて太らないんですか?」

 

 浦田かなえの素朴な質問である。

 それに対して、少し考え込んだ五十鈴華であった。

 

「うーん。そういえば太りませんね」

「……羨ましすぎる」

 

 北川亜希子が羨望のまなざしで、ポツリとつぶやいた。

 

「五十鈴先輩は、自分で料理も作るんですか?」

 

 遠藤祐子がジュースを飲みながら、五十鈴華に質問したが、答えたのは武部沙織と冷泉麻子であった。

 

「ところが、華は食べる専門で料理は一切できないのよ!」

「……花鋏より重いものを持ったことがない」

 

 この2人の答えに対して、またも浦田かなえが聞き返した。

 

「えっ、五十鈴先輩、それって本当なんですか?」

「はい……実は恥ずかしながら、包丁も持ったことは数える程です」

 

 五十鈴華は顔を真っ赤にさせ、料理が入った皿を持ったままうつむいてしまった。

 

「五十鈴先輩の秘密だったんですか?」

 

 話の発端だった大森翔子が、すまなさそうに五十鈴華に言った。

 

「そうだよ。実は、私達もそれを知ったのは、偶然だったんだけどね」

 

 武部沙織が言った。

 そして、五十鈴華は小さな声でその場にいる皆に聞いたのである。

 

「やはり、女性としては間違っていますでしょうか?」

「華さん、間違っているとかいないとかの問題ではないんじゃないかな?」

「……うん、とりあえず包丁ぐらいは扱えるようになったほうがいいと思う」

 

 西住みほと冷泉麻子がその問いに答えたが、五十鈴華は諦めに似た声でポツリと言った。

 

「私にとっては、とても高いハードルです」

「『高い』……んでしょうか?」

「でも、五十鈴先輩の意外な一面が見られて良かったです」

 

 秋山優花里と澤梓の発言である。

 みんな食事をしながら、どんどん話が盛り上げっていく。

 

 

「西住先輩に質問があります」

「はい?」

 

 普段は引っ込み思案な浦田恵だが、この楽しい雰囲気に思い切って話しかけたのである。

 

「今日、訓練指導の時に、秋山先輩から西住先輩達に出会った時の話をしてもらいました。『初代あんこうチーム』の先輩達は、みなさん、どんなふうにして知り合われたのですか?」

 

 その質問に澤梓が、食べていたフライドチキンを皿に置いて追加で質問をした。

 

「あっ、恵ちゃん、それっていい質問! 私も聞きたいです。最初は確か、冷泉先輩はいませんでしたよね? 一番最初のAチームは『4人』だったはずです。試合形式の訓練が終わって整列したら、Aチームが『5人』になっていましたから、びっくりしました」

 

 その質問に対して西住みほが今話そうとした所に、武部沙織が話をかぶせた。

 

「あれはね……」

「私達が、訓練の最中に麻子を拾ったの!」

 

 

「……拾ったって、どういうことですか?」

 

 尊敬する冷泉麻子の話が、ちょっと意外な方向だったので大森翔子が驚いて聞き返した。

 話題の主、冷泉麻子は、一人でもくもくとケーキを食べている。

 武部沙織はジュースで喉を潤してから、浦田恵に話し始めた。

 

「始めての戦車道の訓練がいきなり試合だったのね。その途中でね、ほら、吊り橋があるところのちょっと手前に、少し開けた広場があるでしょ」

「はい。あります」

「試合の時にね、他の戦車に追いかけられて逃げていた途中でそこを通ったのよ。そうしたら、そこに麻子がいたのね、草の上で昼寝してたのよ」

「えっ、『昼寝』って、授業中だったんじゃないんですか?」

 

 北川亜希子が武部沙織に聞いた。

 武部沙織は北川亜希子にむかって笑って言った。

 

「麻子は、よく自主的に授業を休むくせがあったからね」

「『自主的に』って……」

 

 北川亜希子が呆れたように言うと、西住みほが話を続けた。

 

「その時は、華さんが操縦手だったんだけど……」

「えっ……五十鈴先輩は、最初から砲手じゃなかったんですか?」

 

 驚いて浦田かなえが聞き返した。

 五十鈴華が武部沙織に思い出した事を確認した。

 

「確か、くじ引きで各担当を決めたんでしたわよね?」

「そっ。私が最初で最後の車長をした試合だね」

 

 それに対して、北川亜希子が驚いた風に言ったのである。

 

「えっ……武部先輩が車長をしたんですか?」

「亜希子ちゃん。そんなに驚かなくてもいいじゃん」

「いえ、そう言う意味じゃなくて、だから武部先輩はあんなに素早く連絡や指示ができるわけなんですね」

「うふふ、ありがとね。でもね、その時は私はね、絶対車長に向いてないって思ったね」

 

 武部沙織は北川亜希子にむかって笑って言った。

 

「結局は、全体を落ち着いて見渡すことができる人じゃないと車長はできないと分かったのよ。私ってほら、なんでも一直線だから……」

 

 そこで、ずっとケーキを食べていた、冷泉麻子が話に加わった。

 

「……確かに、沙織は小さい頃から思い込んだら一直線だな」

「麻子もそう思うでしょ。だから、やはりミポリンが適任だと思ったのよ。戦車道の経験者ってだけでなく、人徳ってやつ?」

「……沙織、いい話だと思うが、なんか話が脱線しているぞ」

 

 冷泉麻子が笑って注意をすると、武部沙織は、ハッとした感じで話を元に戻した。

 

「あっ……そうそう、それでね、麻子が昼寝してるから『危ないから』って、ミポリンが、麻子を戦車に乗せたのよ」

 

 そこまで武部沙織が話すと、今度は秋山優花里が話に加わった。

 

「そして、吊り橋を渡る途中で敵戦車の砲弾に当たって、五十鈴殿が失神されたんでしたよね」

「はい……お恥ずかしい限りです」

「しょうがないよ。初めての実戦だったんだから……」

 

 その時の事を思い出して恥ずかしそうにする五十鈴華を、西住みほが庇った。

 

「そして失神した華を通信手席に座らせたら、いきなり戦車が動き出したのよ」

 

 武部沙織が言うと、秋山優花里が続いて説明をした。

 

「あれには本当にびっくりしました。冷泉殿がパラパラと操縦マニュアルをみてるなあと思ったら、いきなり操縦席に移動して『Ⅳ号』を動かしたんですから……」

 

 大森翔子はもう憧れと尊敬が混じった眼差しで、冷泉麻子のほうを見た。

 当の冷泉麻子はケーキを食べ終え、今度はクレープを食べ始めた。

 その冷泉麻子にむかって、澤梓が質問したのである。

 

「冷泉先輩は、どうして操縦しようと思ったんですか?」

 

 冷泉麻子はクレープを食べるのを一旦止めて、澤梓の質問に答えた。

 

「……深い意味はない。ただ『面白そう』だったから……、それだけなんだ」

「『面白そう』だったからって……。すぐに操縦できるんですか?」

 

 秋山優花里はあらためて驚いて聞き返した。しかし冷泉麻子は笑って言った。

 

「……大森にも言ったんだが、動かすだけならマニュアルでわかるもんだぞ」

 

 「なんの問題があるのか」と言った風に話す冷泉麻子に対して、その場にいた全員の女の子は呆気にとられた。呆れた感じで武部沙織が言った

 

「ほんと、麻子って、昔からなんでも飲み込みが早いっていうか」

 

 そして、西住みほが「みんなに説明する」感じに話をし、武部沙織がその理由を言ったのである。

 

「……それでね、私達4人で麻子さんをスカウトしたの」

「麻子には、どうしても戦車道を選択しなければいけない理由があったのよ!」

 

 冷泉麻子は、それを聞くなり慌てて、武部沙織の話そうとしていることを止めに入った。

 

「……おい、沙織。それから先は言うんじゃない!」

「なんで? 麻子、もう終わったことじゃん」

「武部先輩。私、聞きたいです!」

「私もです」

 

 大森翔子と遠藤祐子が身を乗り出すようにして、武部沙織にお願いした。

 「うふふ」と笑いながら、武部沙織は自分の事のように話し始めた。

 

「……麻子は、大洗女子学園の記録を2つ持ってるって、みんな知ってる? 1つは、大洗女子学園が始まって『初めて現役で○○大学の法学部に合格した』こと!」

「はいっ! それ知っています。冷泉先輩って、相当頭良かったそうですね」

「……かなえちゃん、先輩にむかって『頭良かった』って」

 

 元気に答える浦田かなえだったが、その言い方を北川亜希子がたしなめた。

 しかし、武部沙織は笑って言った。

 

「そうよ。それともう一つは、多分今からも絶対破られない記録……。連続遅刻回数『251回』の記録保持者なのよ」

 

 この記録に、3代目戦車道チームのメンバー全員驚いた。

 

「えっ……251回って……、1年は365日ですよ」

「そっ! 学校が休みの日以外は、麻子は、ほぼ毎日遅刻してきてたね」

「私が、麻子さんにはじめて会ったのは、登校中でしたね」

 

 西住みほが思い出して、笑って冷泉麻子に言った。そしてそれに冷泉麻子が答えた。

 

「……そうだったな」

「麻子さん。本当に辛そうに学校に登校してた」

「……あの頃は、私は、朝がなぜ来るのか不思議だった」

 

 冷泉麻子のこの発言は、後輩達の失笑を買った。

 

「冷泉先輩……それ、ちょっと違う気がします」

「……いや、あの頃は真剣に不思議だった」

 

 そして、武部沙織は全員を見ながら聞いたのである。

 

「それでね、普通だったら間違いなく留年だよね」

「はい、間違いありません」

「でも、戦車道を取ったら、遅刻と欠席回数がなくなる特典がついていたのよ」

「そうなんですか」

 

 北川亜希子が納得して言った。

 武部沙織は最後の説明した。

 

「そうなの。だから、留年を阻止するためには、どうしても戦車道を選択しなければいけなかったのよ」

「……でも、今は戦車道を選択して、本当に良かったと思っている。……生涯の友達が私はできたからな」

 

 スイーツを食べながら冷泉麻子は、しみじみと言ったのである。

 『初代あんこうチーム』のメンバー全員がそんな冷泉麻子を見て、にっこりと笑った。

 

 楽しい『女子会』は、まだまだ続く……。

 

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