リリカル・ストラトス~黒き帝王は魔導師~ (一時更新停止)   作:妖精絶対許さんマン

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第7話です。


第7話

「で?なんでこの部屋にいるですか、たっちゃん先輩?」

 

たっちゃん先輩をベットまでお姫さまだっこっで連れていき俺は部屋の備え付けのイスに座ってたっちゃん先輩に聞く。

 

「うふふ♪それはね・・・」

 

たっちゃん先輩はいつの間に着替えたのかIS学園の制服を着ていた。

 

「私が秋くんのルームメートだからよ♪」

 

「はぁ?ここは1年の寮ですよ?どうやって?」

 

「生徒会長権限よ♪」

 

職権乱用かよ。

 

「ところで、秋くん」

 

「なんですか、たっちゃん先輩?」

 

「私との約束忘れたの?」

 

覚えてたのか。

 

「はぁ、わかったよ。“刀奈"」

 

「ん♪よろしい」

 

俺と刀奈の約束と言うのは刀奈の家が日本の『暗部』と教えられてすぐにたっちゃん先輩の事を『刀奈』と呼ぶようにゆわれた。

なんでも『楯無』という名前は本名ではなく、歴代の更識家の当主が名乗る名前らしく『たっちゃん先輩』の本当の名前は『刀奈』という。

そして、二人きりの時は『たっちゃん先輩』ではなく『刀奈』と呼ぶようにいわれた。ついでに、敬語もなし。

 

「刀奈、俺はいつから生徒会に出たらいいんだ?」

 

「そうね・・・来週の火曜日からでいいわ」

 

「ん?なんでだ?」

 

「だって、秋くん。来週の月曜日にイギリスの代表候補生と模擬戦するんでしょ?その間に学園の練習機を使ってISの練習をしましょ」

 

なんで俺が模擬戦することを知ってるんだ?

 

「あ、「なんで知ってるんだ?」って思ったでしょ。他の学年にまでその噂が響いてるわ」

 

「マジか」

 

「マジよ。そのせいで秋くんの人気はうなぎ登りよ」

 

なんで俺の人気がうなぎ登りなんだ?

 

「イギリス代表候補生の声が他の教室まで聞こえていたのよ。秋くんの言葉はどこからか漏れて話題になったみたいなのよ」

 

そうか?むしろ女子に嫌われそうなことしか言ってる気がする。

 

「この学園は大部分が日本人で構成されてるわ。他にも日本が好きな他国の生徒もいるし、少なからずイギリス代表候補生は反感を買ったみたいなのよ」

 

「へぇ・・・そうなのか」

 

確かにクラスには日本人の方が多かったな。

 

「知ってるなら話は早い。刀奈、これから一週間、放課後にISの操縦を教えてくれないか?」

 

「ふふ、もとからそのつもりよ。お姉さんに任せない♪」

 

「ありがとう、刀奈」

 

ホント、いい女性だよ、刀奈は。

 

「さて、話も終わったし荷物の整理をはじめましょ」

 

「ああ、そうだな」

 

俺と刀奈は自分の荷物の整理を始めた。

刀奈は窓側、俺は扉側のベットを使うことにした。

とりあえず姉さんが用意したというスポーツバックを開ける。

中には服とスマホの充電器に“心臓病用の薬"が入っていた。

心臓病用の薬は第二回モンド・グロッソの二ヶ月前に発病してドイツに行かなかった。

 

「・・・枕ははいってない・・・か」

 

やはりというか俺の枕は入ってなかった。

 

「どうしたの、秋くん?」

 

荷物の整理が終わったのか声をかけてくる刀奈。

 

「枕が入ってないと思ってな・・・」

 

「ふふふ、そんなことも有ろうと・・・じゃーん!秋くんが家で使ってた枕を持ってきておきました!」

 

刀奈は自身の後ろから俺が更識家で使っていた枕を取り出した。

 

「おお!ありがとう、刀奈!!」

 

俺は刀奈から受けとる。

刀奈から受け取った枕をベットの上に置き荷物の整理を続ける。

30分ほどたち俺は自分の荷物の整理が終わり、時計を見ると18時30分だった。

 

「さすがにお腹が空いたな。てか、食堂まで間に合うか?」

 

食堂が開いている時間は19時まで。急いで行っても間に合わないな。

 

「はぁ・・・。今日は晩飯無しか・・・・」

 

俺が晩飯を食べれないことに落ち込んでると・・・

 

「あら?なら、私が作ってあげるわ」

 

そう刀奈がいいだした。

 

「え?でも、材料無いだろ?」

 

「ふふ、材料ならもう準備してあるから問題ないわ」

 

準備がいいな。

 

「30分待っててちょうだい」

 

刀奈はそういうとエプロンを着てキッチンにいった。

刀奈ってホント、いい女性だよな。エプロン姿もにあってるし。刀奈と結婚できる男は幸せものだな。

刀奈と誰かーーー例えば刀奈と一夏が結婚した姿をイメージしてみる。

イメージしてみるとやたらとムカムカしてきた。

むぅ、さっきから何なんだ?

 

「お待たせ、秋くん」

 

この気持ちを考えていると、刀奈がお盆に料理を乗せてやってきた。

 

「はい。私手作りのご飯よ」

 

刀奈はテーブルに白ご飯に卵焼き、味噌汁を並べてくれた。

 

「さ、冷めないうちに食べましょ」

 

「ああ、そうだな。いただきます」

 

俺はまず卵焼きから食べはじめた。

 

「美味しい・・・」

 

「ふふ、ありがとう」

 

それから俺と刀奈は夕食を食べながら話をして1日が過ぎていった。




第7話でした。
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