一週間フレンズ 温泉旅行【eightフレンズ脚本】 【完結】 作:はっか監督
eightフレンズのみなさん、ありがとーー!
長谷ナレ「時は22時30分。年越しまであと1時間半を切ろうとしていた。そんな中俺たちは何をしているのかというと───────」
山岸「夜は寒いからマフラーとコートは絶対必要だよね~」
藤宮「お昼も着てたからもっと寒いんじゃないかなあ?あ、そうだ!沙稀ちゃん、カイロあるからあげるよ!」
山岸「ありがと~手袋なかったから助かるよ~」
藤宮「いえいえ♪えっと……もう22時30分だから長谷くんたちも準備できたかな?私たちもそろそろロビーに行こ?」
山岸「はーい」
↓5秒くらいあける
長谷「さあて……これは絶対に忘れられないとして……うわーちゃんと言えるかなあ……?」
桐生「何グチグチ言ってんだ、やるってお前が言ってたじゃねえか」
長谷「いざやるってなると緊張するからイメトレしてたの!イメトレ!」
桐生「まあ……俺もわからなくはないけどな。何故か今俺もそういう状況だし……」
長谷「そうだよ!将吾も頑張れよ!」
桐生「俺はいつも通りだな、今更特別なことやるにしても柄に合わないし」
長谷「ははっそれもそうだね、いつもどおり気楽にいきますか」
桐生「ああ。……ところで、おまえが土産屋の店員に言われたことってなんだ?まだわかんねえんだけど」
長谷「将吾には言っても問題ないか。だからね、かくかくしかじか─────」
桐生「…………もはやそれ、シチュエーションMAXだな」
長谷「でしょでしょ!?ほんと恥ずかしいんだけど」
桐生「まっ……やるしかねーんじゃねえの?」
長谷「あ、それ藤宮さんと出会ったばっかりの時に将吾言ってたよねー」
桐生「そうか?思い出せねー」
長谷「へへっ、言ってたよ?あの時に将吾の言葉がなかったら藤宮さんとも仲良くなれなかったし、ほんと感謝してるよ」
桐生「なんだ急に気持ちわりーな……ふっ、たまには悪くもないな。ほら時間だからいくぞ?」
長谷「ホントだ、よーし行こー!」
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〜ロビー〜
長谷ナレ「ロビーにエレベーターがつく。ドアが開くとちょうどフロントの近くに藤宮さんと山岸さんが座って待っていた」
山岸「おっ、香織ちゃ〜んお二人さんがきましたよ〜」
藤宮「ほんとだ、こっちだよー」
長谷「また待たせたみたいでごめんね〜」
藤宮「そんなことないよ!じゃあいこうか」
長谷「あ、ちょっと待って!」
藤宮「うん?どうかした?」
長谷「へへっ……将吾、作戦スタートだ」
桐生「んな回りくどい言い方せんでもいいのに……山岸」
山岸「なあに〜桐生くん?」
桐生「お前は俺と2人で行動だ、いくぞ。事情はあとで説明する」
山岸「えっ?えっ?あー引っ張らないでぇ〜」
長谷「い、いってらっしゃ〜いははは」
藤宮「は、長谷くん。これはどういうこと?」
長谷「ご、ごめん藤宮さん。実はさ、今日は2人組で行動してみようかなって思ったんだ。将吾が不器用で変な感じになっちゃったけど……」
藤宮「そ、そうなんだ〜。展開が唐突すぎて驚いちゃった」
長谷「あはは……ごめんごめん」
藤宮「いいよいいよ!じゃあ久しぶりに2人きりだねっ♪」
長谷「うえっ!?え、あ、う、うんそーだね!」
藤宮「よーし、いこいこー♪」
長谷「(心なしか藤宮さんのテンションが高いような気がする)」
藤宮「どうしたのー?」
長谷「いや、なんでもないよ。いこいこー」
長谷ナレ「こうして、年末の俺と藤宮さん。将吾と山岸さんの周りからみればあきらかなるカップルデートが始まったのであった」
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桐生「……あいつらもう出発したかな」
山岸「桐生く〜ん、神社に来たはいいけどどういうことなのか説明してよ〜」
桐生「ああ、ごめん。実はさ………」
山岸「…………へえ〜なるほど、意外と長谷くんってやり手ですね…」
桐生「あいつにしちゃ珍しく計画性があったんだよな、いつもだったら突発的に行動して俺がどれだけ引っ張られることか……」
山岸「ふふ、それは大変だね。そう言えば私、桐生くんと2人きりなのって珍しいかも」
桐生「そう言えばそうかもな。お、そうだ。引っ張ったお詫びになんか奢ってやるよ、何がいい?」
山岸「ほんと!?ありがと〜!何にしようかな〜♪」
桐生「ただしあんま高くないのが……」
山岸「あ!これ食べたーい」
桐生「どれ……?げ、1000円の……お好み焼きだと………お、おい山岸」
山岸「こーれくーださいっ♪」
桐生「遅かったか…………」
山岸「へへー桐生くんありがと〜♪」
桐生「はっ……ちゃっかりしてんなあ、全く」
山岸「ふむふむ〜おーいしいね〜」
桐生「食うのはえーな…のど詰まらすなよ?」
山岸「……んぐっ!?ゲホゲホっ!」
桐生「ほら言わんこっちゃねえ………大丈夫か?」
山岸「けほっ……うん、大丈夫。背中さすってくれてありがと」
桐生「ん」
山岸「ごちそうさま〜。あ、そういえばそろそろ年が明けると思うんだけど、桐生くん、今何時?」
桐生「23時59分だな、あと25秒」
山岸「んじゃーカウントダウンいくよ〜。じゅー、きゅー。はーち」
桐生「今年も……早かったな」
山岸「ごー、よーん、さーん、にーい、いち…………ぜろ!」
桐生ナレ「年がかわった。その瞬間に夜空に花火が彩った」
山岸「うわわあ〜綺麗だね〜」
桐生「…………」
山岸「あれ?どうしたのー桐生くん?あ!もしかして花火に見とれて言葉もでないの〜?」
桐生「……なあ、また今年、ここに来ないか?」
桐生ナレ「……え、何言ってんだ俺……」
山岸「そ〜だね〜またみんなで来ようよ!」
桐生「いや、今度は2人で」
山岸「えっ……///?もう一回」←
桐生「いーや、なんでもないっ」
山岸「ふふっ、……桐生くーん!」
桐生「ん?」
山岸「今年もよろしくね〜♪」
桐生「……ふっ、ああ。よろしく」
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長谷「………将吾は上手くいってるかな」
藤宮「長谷くん、これから神社にいくの?」
長谷「神社に行く前に少し行きたいところがあってさ、一緒に来てくれる?」
藤宮「うん、いいよ!それで、その行きたいところってどこなの?」
長谷「へへ、それは行ってからのお楽しみってことで。でも1つ言えるとしたら……とっておきかな」
藤宮「とっておきか〜、期待しておくね♪」
長谷「うん!楽しみにしておいてよ」
長谷ナレ「歩き続けて10分くらい。神社の山の麓から少し離れた景色のいい丘にやってきた。」
藤宮「うわあ〜星がキレイ……街の灯りも合わさってとってもいいところだね!」
長谷「気に入ってもらえたようで嬉しいよ、でもまだこれは序の口だよー?藤宮さん、あとどのくらいで年があけるかな?」
藤宮「えっとね……あと2分くらいだよ。そっか、今年も終わるんだね〜」
長谷「いろんなことがあったよね、藤宮さんと出会って、たくさん苦労しながら……ここまでやってきた」
藤宮「そうだね。それもこれも長谷くんのおかげだよ、長谷くんが話しかけてくれなかったらこうやってみんなで温泉に来ることもなかったんだもんね」
長谷「そう言ってくれると嬉しいな、俺はただ、藤宮さんと友だちになりたかっただけだよ、………そろそろ時間だね。藤宮さん!俺から、ハッピーニューイヤーというわけでハッピーになれる光景をプレゼントするよ!」
藤宮「そ、そうなの!?」
長谷「とりあえず夜景をみながらカウントダウンしようか!いくよー……ごー!よーん!」
藤宮「さーん!にー!いち!――――――――――」
長谷ナレ「カウントダウンがゼロになった瞬間に夜空に咲き誇った無数の大輪の花。これこそ俺が藤宮さんとわざわざ2人で見たかったものだった。」
藤宮「は、長谷くん!これって………」
長谷「あけましておめでとう藤宮さん!これが俺からのささやかなニューイヤープレゼントだよ!」
藤宮「………ふふっ」
長谷「ど、どうしたの藤宮さん?も、もしかしてベターすぎて笑えたとか!?」
藤宮「ううん、そんなことないよ。長谷くんが意外とロマンチストだなって思っただけ」
長谷ナレ「そう言ってから藤宮さんは俺に少し寄り添うような体勢になった」
長谷「!………藤宮さん?」
藤宮「なんか、不思議だね。……こうしてると安心するんだ。……電車の中で私が少し元気がなかったのは気づいてたよね?」
長谷「……そうだったよね」
藤宮「軽く悩んでたんだ。言えるような内容じゃないんだけどね。それも全部吹き飛ばしてくれたから、………長谷くん、ありがとう」
長谷「そっか。それならよかったよ、お土産屋さんの人に聞いたサプライズ作戦は大成功だね!」
藤宮「ふふ、あの時話してたのってこのことだったんだーそこからもう始まってたんだね」
長谷「へへっ、そうそう。まあそういうことで、今年もよろしくね!藤宮さん!」
藤宮「………………」
長谷「……うん?藤宮さん?」
藤宮「ねえ、長谷くん!」
長谷「なに?………ってうわわっ!!!///」
長谷ナレ「藤宮さんは俺の方を向き直し、俺の右手を両手で握ってこう言った」
藤宮「長谷くん!、……これからよろしくね?」
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長谷ナレ「季節は移り変わり、」
藤宮ナレ「季節が変わって私たちも変わる」
桐生ナレ「絶えず変わりゆくこの日常で」
山岸ナレ「私たちは生きていく」
長谷「変化するけど、変化しないモノ」
藤宮「大事なモノは、変わらない。」
長谷「……それぞれの大事なモノを背負い、今日も生きていく―――――――――」
これで最終回!完結です!脚本は初めてで分からないことだらけでしたがメンバーのみなさんの演技が上手くて(笑)
惚れ惚れしますよ〜。
これで脚本は終了となりますがもしよかったら東方、あるいはオリジナルの方も読んでいただければ嬉しいです。
では最後になりますが、専属脚本をさせていただいたメンバーのみなさん!読んでくれたり聞いてくれた沢山のリスナーや読者のみなさん!ありがとうございました!