レミリア・スカーレット(仮)は現代で生きていく   作:ネコら

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サブタイトルって考えるの、難しい




2話 太陽VSレミリア(仮)

 

 

 はぁい皆!前回、何やかんやで色んな物(主に東方グッツ)が無くなったり、

 何か(夢の事)を忘れてる様な感じがするけど、気にしないで私は今日も生きていくわ!

 

 と、言う事で

 

「今の私の状況を、ちゃんと理解する必要があるわね」

 

 体を完全に起こし一旦ベットから出た私は椅子に座りながら改めて今の現状を考える事にした。

 

「流石にもう考えない……なんて選択肢は無いしね」

 

 と頬杖をつきながら思考してみる……が。

 

 今の私って外見と口調がレミリアになっただけで頭の中は、さっきと変わらないから考えても意味なくない?……いや、あったわ口調以外に変わった所!

 

 私は即座に椅子から、立ち上がり深く深呼吸をして目を閉じ集中する。

 

その瞬間。

 

「うわっ!」

 

 私の足は地面から離れていた。

 

「や、やったわ!」

 

 やれば出来るじゃない私!

 

「この私に出来ない事など無いのよ!……なんて、ふふっ」

 

 余りに嬉しすぎて、ついついレミリア成り切りモードになってしまったが、本当に飛べるのね私。

 

 いや、何となく分かっていたけどね。

寝る前にも試したが、その時はただ単にレミリアに成った事の興奮と勢いだけで試しただけ。

だけど、今回は何となく出来るような気がしていた。

 

 これも、やっぱり夢の中で何かが起こった事によるモノだろう……まぁ、一向に思い出せないけど。

 

 けど、今やるべき事は分かる。

 

 私は空を飛びながら落ち着いて両手を高らかに広げる、そして。

 

「私はレミリア・スカーレット!鉄血にして熱血にして冷血の吸血鬼よ!!」

 

 レミリアの姿で物語シリーズの吸血鬼のマネをする。

 

 ……いや言いたい事は分かるよ?

 

 けど!容姿がレミリアに成っただけじゃなく能力まで使えたら……そりゃ、とにかく、やりたい事は一通りやってみたいじゃない!

 

 しかも今、宙を飛んでいる訳じゃん!

 

 もう興奮限界突破状態ですわ。

 

ドンッ「いたっ!」

 

 突然の頭部への衝撃に、落ちる様に床に降りてうずくまり両手で頭を抑えてしまう(カリスマガード)

 

 ……家の中だって事、忘れてた。

 

 

 

 

 

 よし!仕切り直して能力確認といきますか!

 

 

①パワー

 

「うりゃ~……」

 

 家で一番重たいであろうタンスを持ち上げる。

 

 結果……とにかく力持ち

 

 

②スピード

 

「うぉーー!!」

 

 鏡の前で全力のカバディー

 

 結果……残像が見えたわ

 

 

③弾幕

 

「ふん!」ブォン

 

 手の中にサッカーボール位の紅い光弾が出たけど家の中だから直ぐに消した……怖かった

 

 結果……外に出たら再検証

 

 

④武器(グングニル)

 

「……」

 辺りを見渡す

 

「……辞めましょう」

 

 結果……これも家の中じゃ危ないので外で再検証

 

 

⑤弱点

 

・十字架……もともとレミリアって十字架平気だったわ

 

・流水

 

 水道水の水を触ってみた。

 

「つ、冷たいけど」

 

 ちょっと苦手。

(流れていなかったら平気)

 

 

・日光………あら?

 

「そういえば朝から、さっきまでずっと窓から日光浴びてたけど、特に異常は無かったわね」

 

 私は無言で家の窓を開け日光を直接浴びた。

 

「……暑い」

 

 結果……耐えられない程では無いが、ちょっと暑い。

 

 後は面倒くさいからパス!

 

 そして最後にぃ

 

 この私レミリア・スカーレットの固有能力!

 

 運命を操る程度の能力を試す!!

 

「さぁ!見せなさい私の運命を!」

 

 すると私の頭の中に薄っすらと何かが見えてきた。

 

「み、見える!見えるわ!」

 

 ソレは一人肩を落としている女の子の姿。

 

 こ、この運命は!

 

グゥ~

 

「お腹を空かしている私の姿が」

 

 

 結果……使えちゃった

 

 

 けど

 

「何か期待してたのと違う……」グウ~

 

 最後に運命通り肩を落として落ち込む私であった。

 

 

ー家が立ち並ぶ道ー

 

 暑い日差しの中汗を垂らしながらピンク色の日傘を差し、黒いリュックサックを背負い、灰色でぶかふがのフード付きコートを着て歩いている美少女はいったい誰でしょう?

 

「そう、私よ………駄目ね暑さで頭が可笑しくなってきているわ」

 

 本当にヤバい、日光舐めてた。真夏はもう過ぎたし。

 それに、何時の間にかベットの近くに有ったこのレミリアの私物っぽい日傘が有るから、『まぁ大丈夫か』とか思ってたけどそんな次元じゃ無かった。

 

 前までは、こんな暑さヘッチャラどころか、最近涼しくなったなぁって思うぐらい平気だったのに。

 レミリアの身体に成った影響なのか凄く暑いしダルい。

 

 もし日傘が無く日光に直接当たって外出する事になっていたらと思うとゾッとしてきたわ(日傘に感謝)

 

 いや、どっちかって言うとコートさえ無ければ多分大丈夫だった様な気がする(原作でも普通に日傘を差して散歩してたし)

 

 そもそも何で私こんなモコモコとしたコートなんて着ているの?

 

 ……はい、レミリアの姿が目立つからです。

 

 家に小さな女の子用の服なんて有るわけ無いし、レミリアの目立つ服や髪、そして羽を隠さないといけない。

 仕方なく背中に穴を開けたパーカーをレミリアの服の上から着て、更に大きめのリックサックに穴を開け羽を仕舞えるようにした。

 髪が隠れるように深々とフードを被る、

 

 という面倒な服装に成ってしまった訳だが。

 

 改めて太陽さん、アナタ暑すぎるわ。

 

 加減ぐらいしてよ!

 コッチはクソ暑い中コートまで着て、更には腹も減ってる状態なのよ!?

 汗もダァダァだし!?

 もう色々と限界なのよぉーー!!(熱すぎて情緒不安定気味)

 

 そんな悲痛な叫び(心の中)も虚しく、太陽は燦々と輝き私を照らし続ける。

 

「コレ……もう駄目かもしれないわね」

 

 軽い気持ちで、『家にご飯無いし、せっかくだから近くのコンビニまで行って色んな物買おっかな』なんて思って外に出たけど。

 

 すみません調子乗ってました。

 限界です、許してください。

 

 このシリーズまだ2話目なんです。

 だから勘弁して下さい太陽さん。

 

 そんな心の中で謝罪を繰り返している時

 

「ねぇ大丈夫?」

 

 眼の前から鈴のような綺麗な声がした。

 

「ふふっ貴女、今の私を見て大丈夫に見える?」

 

 もし今の私の姿を見て大丈夫だと思う奴は眼科に行ったほうが良い。

 

 日傘を少し上げて眼の前の少女を見ようとしたが。

 

 あぁ駄目だ意識が朦朧といて視界がぼやける。

 

「……ううん全然見えない」

 

「でしょうね……ねぇ一つ聞きたい事があるのだけれど、良い?」

 

「何?」

 

「こっ、この近くにコンビニとか無いかしら?」

 

 そう私は眼の前の彼女に全ての、希望を託して問い掛ける。

 

 さぁ教えてくれ、私に偉大なるオアシスの在り処を!

 

「ん」

 

 すると彼女は静かに左側を指した。

 

「え?いや私はコンビニのば……しょ」

 

 私が彼女の指した方向を見ると其処には。

 

「うっそぉ」

 

 コンビニが普通に在りました。

 

 

 

 

 

 

「ぷはぁー!生き返るわー!!」

 

 私は今コンビニの日陰になっている所でご飯が入った袋を持ちながら、一緒に買ったお茶を飲んで体力を回復させていた。

 

 そして隣には先程私を助けてくれた彼女が居る。

 

 さっきは上手く見れなかったけど、この娘、相当可愛いわね(ロリコンに目覚めかける)

 

 身長は今の私より20センチぐらい高い。

 透き通る様な白い肌に、可愛らしいぱっちりとした黒い眼。

 髪は日本人らしく黒色で、ボブカットだが癖っ毛なのか外に跳ねており、左右のもみあげを三つ編みに結んでいる。

 

 頭には黄色い帽子を被っていて、赤色のランドセンを背負っている。

 ……はい、完全に小学生です。

 ありがとうございます。

 

 そして、こんな歳になって小学生に助けられたのか……情けないな私

 

 てか、この娘どっかで見たことがあるような……駄目だ思い出せん。

 

 まぁ、とにかく

 

「こんな美味しいお茶を飲めるなんて全ては貴女のおかげよ?感謝するわ!」

 

 感謝の言葉は言わないとね。

 

「感謝の印にコレをどうぞ」

 

 そう言って私は袋の中からもう一本のお茶を彼女に渡そうとすると。

 

「ううん、気にしないで。それに私、何もやってないし」

 

 流れる様に受け取らなかった……あれ?

 今時の子ってこんなに礼儀正しくて落ち着いた雰囲気の子が普通なの?

 

 見た感じ5、6年生位だし、少しはマセてても良いとは思うけど……これは個人的にマセ過ぎだと思うなぁ。

 

仕方ない!ここは一端の大人として、ちゃんと教えてやらないとね!(鏡見てくれ)

 

「そんな事無いわ!貴女がちゃんと教えてくれなかったら、私はあのままコンビニの前で倒れていたかも知れないんだから」

 

「……」

 

「それに、人からの感謝は素直に受け取るものよ?」

 

「……分かった」

 

「うん、よろしい!」

 

 そう言って彼女は私の手からお茶を受け取ってくれた。

 

 そうそう子供って言うのはもっと素直で、ちょっと我儘なくらいが丁度いいんだから!

 

 ……あ、つい会話が楽しくて大事な事忘れてた。

 

「そういえば貴女なま「私もう行くね?」え……え?」

 

 何言ってんのこの子?

 

「見た感じもう大丈夫そうだし」

 

「そっ、そうねお陰様で」

 

「お茶ありがとう、さようなら」

 

「……えぇ?」

 

 そう言って彼女はスタスタと私の返事を待たずに歩いて帰って行ってしまった。

 

「……」

 

 一人取り残された私は彼女の、小さくなっていく背中を見ながら、胸の中にモヤモヤとする感覚を覚えていた。

 

「………名前ぐらい聞きたかったわね」

 

 そう、やり切れなさを覚えながら再び日傘を差しお茶を飲みながら私は帰るのであった、まる

 

 

 

 ……お茶うま

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この時、私は回復したてのせいなのか。

はたまた、ただ単に気が緩んでいたせいなのか、理由はともかく。

 

 気付かなかったのだ。

 

 

 彼女が帰って行った方向が先程彼女が歩いて来た方角だと。

 

 気付かなかった。

 

 彼女が私に向ける眼差しに。

 

 気付かなかった。

 

「……」

 

 彼女が物陰に隠れながら私の跡を付いて来ていることに。

 

 

 

 

 

 

 






皆さん、読んでくれて感謝です(>ω<)

これからも頑張ります!
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