暫くして、広島県警のパトカーが到着した。
「広島県警の宮本です。」
と、警察手帳を見せる。
「君たちが、この死体の発見者なんだね。」
「はい。」
「中学の修学旅行で自由行動で平和記念公園に来ていたらその男はすでに死んでいたって事か。」
「はい。」
「警部、被害者は鈍器のようなもので殴られて殺害したと思われます。」
「ほう、それで被害者の身元は。」
「はい、被害者は東京の人間のようですね。」
「えーと、名前は稲葉 賢治さん54歳です。」
「犯人は殴り殺した後に逃げ去ったと考えられますね。」
と、部下の新見刑事は言った。
「ええ。」
平和記念公園に起きた殺人事件は、特捜班にも伝えられた。
「稲葉 賢治さん54歳、分かりました早速調査いたします。」
と、高杉はメモを取った後に電話を切った。
「おい、広島県警から捜査協力の要請だ。」
「わかりました、さっそく調査してみます。」
高山は、南と小海を連れて捜査へ向かった。
「ええ、夫が3日になっても帰ってこないと心配していたんですよ。」
「ほう、なるほど。」
「何処へ行ったか分かりますか?。」
「ええ、一昨日の夜に東京から長崎へ行くと言って夜行列車に乗って行くと言って出かけていきました、そして広島で友人に会いに行くと言って、次の日に広島から新幹線に乗って帰ってくる予定だったんです。」
「ほう、広島の友人に会いに行くと言って次の日に新幹線で帰ってくる予定だったんですね。」
「はい。」
そして、南と高山と小海は特捜班に戻ってきた。
「ほう、広島の友人に会いに行くと言って出かけて行ったと。」
「はい、1日目は長崎へ行くと言って東京から寝台特急「さくら」に乗って長崎へ行き、そして市内のホテルで1泊して次の日に長崎から特急に乗って博多から新幹線に乗って帰京する予定だったという事です。」
「ほう、なるほどね。」
そこへ、歩夢と侑と札沼が特捜班にやって来た。
「あれっ、この男の人。」
「知ってるのか、歩夢ちゃん。」
「うん、私としずくちゃんと侑ちゃんが食堂車で一緒にいたの。」
「それは本当なのか。」
「ええ、一緒に食堂車で食事していたから覚えているわ。」
「あっ、この人。」
「札沼、知ってるのか。」
「ええ、この人は食堂車でスモークサーモンとビールと焼肉定食を注文していたわ。」
「それは本当なのか。」
「ええ、間違いないわ。」
広島で殺害された稲葉は次の旅行は次の通りであった。
1日目 16時37分発 寝台特急「さくら」に乗車
10時53分着 長崎で下車 長崎市内のホテルで1泊
2日目 7時09分発 特急「ハイパーかもめ4号」に乗車
9時20分着 博多で下車
9時48分発 東海道山陽新幹線「ひかり8号」に乗車
11時03分着 広島で下車 広島で1泊
3日目 14時00分発 東海道山陽新幹線「ひかり16号」に乗車
18時32分着 東京で下車
「ほう、なるほどね。」
「長崎と広島の友人とホテルにも確認取れました。」
「そうか、広島平和記念公園へ行って、呼び寄せて殺害したのか。」
「ええ、そう考えられます。」
と、高山は言った。
そして、事件は解決になるのだろうか?
列車盗難は捕まるのか。