公安特捜班 寝台特急殺人事件   作:新庄雄太郎

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いよいよ、寝台特急「さくら」の盗難を逮捕の時です。


第11章 列車盗難犯 御用!

「そうか、やはり歩夢達も寝台特急「さくら」の食堂車で一緒だったのか。」

 

と、高杉は歩夢と侑に言った。

 

「ええ、丁度夕食は食堂車へ行っていたから。」

 

「その時に、怪しい客はいなかったかな?。」

 

「そうね。」

 

「私と侑ちゃんとしずくちゃんで食堂車で一緒だったから、しずくちゃんが殺された被害者と隣だったから。」

 

「ほう、なるほどね。」

 

そこへ、菅原と三輪が高杉の方へやって来た。

 

「班長、列車盗難の2人組の男の身元が分かりました。」

 

「おお、そうか、それは本当か。」

 

「はい、前回起きた寝台特急「出雲」と東海道新幹線「ひかり」の個室の盗難と寝台特急「さくら」で起きたB寝台の盗難のこの2人の仕業と考えられます。」

 

「ほう、この2人か。」

 

「はい、名前は稲葉 徹と小原 武士と判明しました。」

 

「そうか、やはりこいつらがか。」

 

「ええ。」

 

「犯人は、この2人と一緒に窃盗を誘発させてA寝台に入ったんだよ。」

 

「そうか、犯人はそれを利用したのか、。」

 

「ええ。」

 

と、桜井は言った。

 

「よしっ、この2人の男を確保に当たれっ。」

 

「了解!。」

 

南と桜井と高山と中野と松本と梶山は稲葉と小原を確保へ向かった。

 

「フフフ、やっと会えたな。」

 

「ああ、誰も見られてねぇよ。」

 

「よしっ、行くか。」

 

「おう。」

 

そこへ、高山は稲葉と小原に声を掛けた。

 

「すいません、鉄道公安隊の物ですが、この持ち物はあなたのですか。」

 

「はっ。」

 

「やべぇ、逃げろっ。」

 

と、2人は鉄道公安隊を見たらすぐに逃走したのであった。

 

「ぐはっ。」

 

小原は桜井に確保され、松本が手錠をかけた。

 

「くそっ。」

 

「よっ、お前を窃盗容疑で逮捕する、当分鉄格子の部屋へご招待するから当分臭い飯を食う事になるぜ。」

 

「えっ、ちくしょー。」

 

高山と桜井は、高杉に窃盗犯を逮捕したことを報告した。

 

「そうか、やはり寝台特急「さくら」の盗難を自供したのか。」

 

「はい、2人はある男から指示したと言っていました。」

 

「ほう、その男がか。」

 

「はい。」

 

「稲葉は、30代位の無精ひげを生やした男性とあったと言っていました」

 

「と言う事は、犯人はその男に指示して寝台特急「さくら」に乗って盗難を行ったのか。」

 

「ええ。」

 

「そして、鳥栖と博多で列車に乗り次いで東京へ戻ったって訳か。」

 

「はい、2人はそう言っていました。」

 

「なるほどね。」

 

と、高杉は言った。

 

「と言う事は、犯人は最初から寝台特急「さくら」に乗っていたって事か。」

 

「ええ、その可能性があります。」

 




そして、その男が犯人なのか?
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