翌朝街の門が開く時間に合わせて出発した私達は街の南側数キロ地点にある森にいた。
森についてすぐ【
しかし結果は
「白だね〜魔力パスが感知できないし魔物に支配の魔法はかかってなさそう」
「気配の数も一緒、魔物のコントロールに必要な魔力パスも無しか…やっぱり考えすぎだったかな?」
一応魔人族の伏兵がいる可能性も念頭に置きつつ本格的に殲滅を始めた。
【気配遮断】を使いつつ木々の間や枝の上などを使いながら近づき魔物に向かって短刀を投擲する。不意を突かれて短刀を首や頭に受けた魔物は一撃で死ぬ。
その瞬間魔物の記憶が流れ込んでくるが確認は後にして次の魔物へ狙いを移す。
短刀を
即死効果を持った羽はプテラノドンのような魔物の体を背中側から貫通し即死効果を発揮するまでも無く命を奪う。
恵里も氷槍で魔物を貫き短刀で魔物の急所を切り裂き魔物を殺している。
そうして森に入ってから五分ほどで全ての目標の魔物を討伐し終えた私は木の枝の上に腰掛け【読心】によって手に入れた魔物の記憶を確認した。
「森中探してきたけどもとからここの森にいるような生き物しか見つからなかったし、人や魔力の痕跡もなかったよ」
見逃している魔物や隠れ潜んでいる魔人族がいないかの調査から戻った恵里に記憶から得られた情報を伝える。
「まず1つ目はあの魔物の内見覚えのなかった奴らはやっぱりライセン大渓谷を飛び越えてきたみたいだな」
「やっぱりそうなんだ。じゃあやっぱり魔人族が操る魔物ってこと?」
「いや、記憶をみる限り奴らは野良だったみたいだ」
「じゃあなんでこんなところまで飛んできたの?」
当然の質問だったが私は答えに困ったなぜなら記憶を見ても黒いもやを纏った人影が暴れてるとしかわからなかったからだ。
「黒い人影か〜それだけじゃ流石に何もわからないね」
「ああ、だがライセン大渓谷から来た魔物の記憶にもその黒い人影があった同じ個体かはわからないが無関係では無いだろう」
ほとんどの魔物記憶の中にあった暴れ回る黒い人影それに嫌な予感を感じながら私達はギルドへの報告が終わった翌日にグリューエン大火山を目指して出発した。