ありふれた職業と死を運ぶ暗殺者   作:雪とk

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いざトータスへ!!




一章 試練
トータスへ


ある日の昼休み私は恵里、鈴の二人とご飯を食べていた。

 

「美味しい〜♪」 

 

鈴は満面の笑顔を浮かべながらお弁当を食べている。

そんな鈴を見て私が微笑んでいると

 

「ちょっと何笑ってるの鈴何かおかしなことした?」

「いや、本当に美味しそうに食べるな〜と思っただけだよ?」

「本当?」

「ああ、本当だとも決してその姿が中学生のようだなんて思ってないから安心するといい」

「なっ何おお。トウちゃんだって胸ないくせにぃぃぃ」

「ハッハッハ、私の美しさを理解できないとは鈴もまだまだだな?」

「ちょっとふたりとも恥ずかしいからそんな事大声で喋らないで」

 

そんなふうに3人でじゃれついていると 

南雲の席に香織が突撃していくのが見えた。

 

「ハジメくん今日のお昼それだけ?駄目だよしっかり食べなきゃ。こっちに来て私のお弁当あげるから」

 

どうやらいつものアタックが始まったらしい理由は知らないが彼女は南雲に好意を寄せているらしく突撃しまくっているのだ。

そのせいで南雲は嫉妬を向けられているがまあ恋する乙女は誰にも止められん。少なくとも恋の炎が消えるまでは…

そこに天之河が割って入り「許さないよ?」なんてずれたことを言い始めた。

香織が「私はハジメ君と食べたいから誘ってるだけだよ?なんで天之河君の許可がいるの?」と言う天然を炸裂させ。

驚いた顔をしたあと「えっ…あぁ、香織は優しいな」と明らかに間違った解釈をしたとしか思えない発言が飛び出た。

これが突撃天然娘香織と他人が傷つくより自分が傷ついた方がましを地で行く優しさの塊南雲ハジメ、そして自身にとって都合の良い解釈しかせず間違った解釈ばかり連発し度々ズレた発言をする天之河光輝が混ざることで発生する第三者から見ればカオスすぎる上に聞いてて胃が痛くなってくる会話だ。

正直勘弁してほしい

 

「南雲も香織も天之河も全くいつまで漫才してるつもりなんだ?」

「あ、あはは、まあしょうがないよ」

「にしても恋する乙女は強いね〜無敵かな?」

「つまり、トウちゃんやエリリンに恋する鈴も最強てことだね。最強の攻撃をくらえ〜こちょこちょ」

「あはは、ちょ、ふふ、鈴やめてよ〜」

 

そんな感じでじゃれ始めた二人を眺めているといきなり足元から魔力を察知した。

恵里も気づいたようで私と同時に叫んだ。

 

「「みんな逃げて」」

 

私と恵里は近くにいた鈴の手を引き教室の外に逃げようとするが光に飲み込まれてしまった。

 

視界が戻ってくると私と恵里はいつもの初代様と訓練している霧に包まれた世界で初代様の前に立っていた。

 

「これよりお前たちに試練を与える。己のあり方を損なうことなく試練を乗り越えてみせよ」

 

初代様はそれだけ言うと再び視界が白で覆い尽くされた。

 

………

 

視界が戻ると今度は見たことのない景色だった。

周りの壁や天井には宗教がのようなバロック調の絵が描かれているが見たことのないものだった。

そしてその壁の近くにはファンタジーの聖職者といった格好をした人々にかこまれていた。

その人物の中でも一番偉そうな人物が近づいてきてこう口にした。

 

「ようこそ、トータスへ、私はイシュタル・ランゴバルドと申します。以後、宜しくお願いいたします勇者様、そしてご同胞の皆様」

 

 

 

 

 

 

 




ついに召喚さてこのあとどうするか
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