遊戯王GX 精霊が見える男   作:105ダガー

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この小説はアニメ放送時のレギュレーションに乗っ取って書いています


入学試験

『受験番号42番、B コートに来てください』

 

『玲二、頑張って下さい』

 

「あいよ」

 

42番か、あんまり高くないけど300人受けたらしいし充分かな。応援してくれたアイツの為にも頑張らないとな。

 

等と考えていたらBコートについた。関係ない話だが試験官の人って何でグラサンスーツなんだろ?

 

「42番、坂城玲二君だね」

 

「はい」

 

「緊張しているのかい?この試験で負けても不合格にはしないのでリラックスするとイイ」

 

「ありがとうございます。大丈夫です」

 

「そうかい?……では、始めよう」

 

「「デュエル!!」」

 

玲二LP4000

手札5

場0

魔法罠0

 

試験官LP4000

手札5

場0

魔法罠0

 

「先行は受験者からだ」

 

「分かりました。俺のターン、ドロー」

手札5→6

 

「手札から苦渋の選択を発動します。デッキから5枚選択し相手に見せその中から相手は1枚選びます。選ばれたカードは手札に加え残りは墓地に捨てます。俺はワイト3枚とワイト夫人2枚を選択します」

 

「わ、ワイト?」

 

試験官は聞き返し、周りのギャラリーも何故こんな弱小カードを使っているんだ?という感じにざわついた。中には馬鹿なのかと嘲笑するものもいる

 

「…私はワイトを選択する」

 

「ではワイトを手札に加え残りを墓地へ。さらに闇の誘惑を発動、デッキから2枚ドローしその後手札から闇属性モンスターを除外します。ワイトを除外。手札からワイトメアの効果発動。ワイトメアは手札から捨てることで2つの効果の内1つを選んで発動します。除外されているワイト又はワイトメアを1枚墓地へ送ります」

手札5→5

 

「手札からモンスターをセット、さらに1枚セットして漆黒のトバリを発動、ターンエンド」

 

玲二LP4000

手札5→2

場 裏1

魔法罠裏1漆黒1

 

「私のターン!ドロー!」

手札5→6

 

「私はブラッドヴォルスを召喚して閃光の双剣トライスとデーモンの斧を発動!トライスは攻撃力を500ポイント下げる事で2回攻撃でき、デーモンの斧の効果で1000ポイントアップ!これによりブラッドヴォルスは2回攻撃でき攻撃力500ポイントアップ!」

 

ブラッドヴォルス攻1900→1400→2400

 

試験官が装備魔法を発動してモンスターを強化した途端にギャラリーから、アイツ終わったなという声がちらほら聞こえてきた

 

「バトル!ブラッドヴォルス(攻2400)でセットモンスターを攻撃!」

 

「セットしていたのはピラミッドタートルです。ピラミッドタートルが戦闘破壊された為守備力2000以下のモンスターを1体特殊召喚できます。ワイトメアを守備で特殊召喚」

 

「またそのワイトモドキか。ブラッドヴォルス(攻2400)でワイトメア(守200)を攻撃!私はこれでターンエンドだ」

 

試験官LP4000

手札6→3

場ブラッドヴォルス

魔法罠トライス、デーモンの斧

 

「俺のターン、ドロー。」

手札2→3

 

「この瞬間漆黒のトバリの効果発動。ドローしたカードが闇属性モンスターだった場合そのカードを相手に見せ墓地へ送ります。その後1枚ドローできる。ドローしたのはワイト夫人、よってこのカードを墓地へ送りドロー」

 

「またワイトモドキか。ドローするのは上手いがそれだけでは勝てないぞ」

 

「分かっています。このターンで終わります」

 

試験官が何?と怪訝そうな顔をしているが気にせず続ける

 

「手札からワイトキングを召喚します」

 

ワイトキング星1

アンデット族

攻?守0

 

「攻撃力が?か?」

 

「ワイトキングは墓地のワイトまたはワイトキングの数×1000ポイントアップしてワイトメアとワイト夫人は墓地に存在する限りワイトとして扱います。よって墓地のワイトは8体。ワイトキングの攻撃力は8000になります」

 

ワイトキング

攻?→8000

 

「攻撃力8000だと!!?」

 

試験官だけでなくギャラリーも騒然となっている。何故なら弱小モンスターの代名詞と言っても良いワイトが最強と名高い神のカードの攻撃力を軽々と超えたのだ

 

「バトル。ワイトキング(8000)でブラッドヴォルス(2400)に攻撃」

 

攻8000-攻2400=5600ダメージ

 

試験官

LP4000-5600ダメージ=LP-1600

 

「わ、ワンターンキル……」

 

試験官は少しの間呆然となっていた。格下だと思っていた受験者に滅多に起きないワンターンキルされたからだろう。しかし今自分が居るところを思い出し玲二に向かい

 

「素晴らしい!!合否は後日自宅に配送されるが合格は確実だろう!」

 

「ありがとうございます」

 

この後二言三言言葉を交わし玲二はもといた席に戻った

 

『お疲れ様です、玲二』

 

席に戻った玲二を出迎えたのは美しい女性であったが何故か翼が生えていた

 

「ありがと、テテュス」

 

玲二は彼女ーー自身のカードの精霊に周りに聞こえない様に小声で答えた

 

『見事でしたよ、私のいるデッキでないのは不満ですが』

 

少し拗ねた様に言うが口元が笑っているため冗談だろうと判断して

 

「そう言うなって。機会があればちゃんと使うから」

 

『はい♪楽しみにしてますね』

 

と談笑していると

 

「やあ、少しイイかな」

 

「君は?(ヤバい聞かれたか?それとも同じなのか?)」

 

「俺は三沢大地だ。さっきのデュエルは凄かったな。まさかワイトを使って攻撃力を8000まで上げるとは」

 

「ありがと、でもワイトのテキストに書いてあるだろう?沢山集まると強い、みたいなこと。それの通りに組んだだけだよ。…ああ悪い、坂城玲二だよろしく」

 

「ああよろしく。しかし成る程な、そう構築したのか。所で」

 

三沢はニヤリと笑い

 

「まだ攻撃力上がっただろう?」

 

「そりゃキングとメアを墓地に「プリンス」なっ?」

 

玲二はぎょっとした後苦笑いしながら

 

「何だ知っていたのか」

 

「ああ、と言っても他のカードを持っていないから使えないが」

 

「成る程な、所で三沢は結果どうだった?」

 

「いや、俺はまだ呼ばれていな『受験番号1番、Aコートに来て下さい』…呼ばれたな」

 

「頑張れよ」

 

「ああ」

 

 

 

 

「罠カード発動!破壊輪!」

 

『彼勝ちましたね』

 

「ああ、中々堅実なプレイングだったな」

 

『しかしパーミッションされたらどうするのでしょうか?』

 

「もう1枚伏せてあったろう?多分神の宣告だろうな」

 

『成る程』

 

等と話していると三沢がこっちに向かって来たので話を中断する

 

「お疲れ、勝ったな」

 

「ありがとう。狙い通りの展開になってくれて助かった」

 

「所で残りの伏せてあったの神の宣告か?」

 

「ああ、良くわ『ちょっと待ってくれ!!!!』何だ?」

 

声がした方を見ると同年代の少年が息を切らしながら紙を試験官達に渡していた

 

「ああ、そう言えば人身事故かなんかで電車遅れていたな」

 

「それでか……ん?アイツデュエルできるみたいだけど相手誰だ?」

 

「あの人はクロノス先生だな。実技担当の最高責任者だ」

 

「へぇ、と来ると中々面白そうだ」

 

 

 

 

 

「フレイムウィングマンの効果で3000ポイントのダメージだ!」

 

「マンマミーヤ!!?」

 

 

「勝ったな」

 

「ああ、しかしあの状況からよく逆転したな」

 

「俺としてはあのドロー力が怖いけどな。……さて、そろそろ帰るよ」

 

「そうか、じゃあな。次はアカデミアで、だな」

 

「ああ」

 

思ったより楽しい3年間になりそうだが

 

『いいです。家に帰れば沢山お話も出来ます、デュエルも出来ます。別にいいです』

 

取り敢えず拗ねたテテュス宥めるか。家に着くまで機嫌治ればいいけど

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