30分ほど祈ろうと思ったら114514時間も祈ってしまって・・・嘘ですメンタルやられてました
今回も短めですが楽しんでいただけたら幸いです
平均3千字くらいかけるようになりたい・・・
「はぁー!?情報屋使ったっておま・・・マジかよ!?」
ブラックマーケットの路地裏、チンピラたちがたむろしているその一角で彼女たちのうちの一人から悲鳴とも怒号とも取れる絶叫が上がる。
「まあまあ落ち着きなよ、アタシだってバカじゃねー。ちゃんと考えがあってやったのよ」
「そんなこと言ったってさ〜、ウチらと面識のある情報屋なんて一人しかいないじゃん。あそこ高いんだよ?」
「だからちゃんと考えがあるんだってば。まあ話を聞きなって」
そう言って数人いるチンピラたちのうちの一人が携帯をいじりながら話し出す。
「アタシらがこの前取り逃がしたトリニティの生徒いるじゃん?」
「トリニティ・・・?ああ、あの突然のスモグレで逃した」
「アタシと友達の、他のグループの子が似たような特徴の子を
まあそいつも捕まえようとして取り逃がしたんだけどねと付け加え話を進めていく。
「それでだ、そんだけよく見られるんなら情報屋に何か使えそうな情報はないかなと思ってさ。そしたらあったのよ!」
「ほーん、どんな?」
携帯をいじっていたチンピラは手の動きを止め、悪い顔をして仲間を見やる。
「あのトリニティ生、モモフレンズのグッズを買い漁ってるらしくてさ、コレクターっての?まあ集めてるらしいんよ」
ニヤリと笑うチンピラの少女に、若干呆れた顔をした仲間のチンピラはため息をついた。
「おいおい、まるで期待して損したとでもいいたそうな顔じゃん」
「そういう顔してんの、マジで無駄遣いじゃん」
仲間の物言いに少女は機嫌を悪くすることなく、むしろ得意げに「チッチッチ」とわざとらしく人差し指を顔の前で揺らす。
「アタシがそんな何も考えてないように見える?」
「見える」
「見えるよ」
「めっちゃ見える」
「フザケンなお前ら!」
何も考えていなように見られてた事実にショックを受けつつ、気を取り直し話しを続ける。
「いいか、コレクターならレアな商品があったら集めたいのがフツーだろ?つまり掲示板やらで適当に人気のないところに伝説のグッズがあるって流せばのこのこ釣られるってワケ!そこをアタシらがとっ捕まえるってスンポーよ!」
「それはいいとして、場所の確保とかどーすんの?」
「候補はあるんだなあコレが、場所は──」
▼▼▼
「” ああ、今日も今日とて仕事が多い・・・ ”」
シャーレのオフィス、コーヒーの香りが漂う静かな空間にこの部屋の主人である先生の嘆きが虚しく響く。机の上には書類の山が鎮座し、先生の手によって処理されるのを今か今かと待っている。今日も泊まり込みかなぁなどと考えているとタブレットに着信が届く。
「”もしもし、こちらシャーレです”」
『先生、こちらアズサ。助けてほしい』
「”アズサ?どうしたの?”」
『”ヒフミが暴走している、止めるのを手伝ってほしい。私一人では止められそうにない”』
「”わかったよ、すぐに行くね”」
生徒を助けにくべく、デスクの上の書類たちを見なかったことにし先生はシャーレオフィスを後にした。
▼▼▼
「ヒフミダメだ、危険すぎる」
「止めないでくださいアズサちゃん!私にはこの噂を確かめないなんてことはできません!」
トリニティ総合学園某所、アズサに指定された座標に着くとクルセイダーちゃんに乗りどこかへ向かおうとするヒフミをアズサが必死に止めているところだった。ヒフミの熱意が凄まじいようでアズサが少し押されているようだ。
「”こんにちは二人とも、どうしたの?”」
「先生、ちょうどいいところに。ヒフミがブラックマーケットに行くと言って聞かないんだ」
先生はヒフミと初めて出会った時のことを思いだす。アビドスのみんなとブラックマーケットに行った時、ヒフミはペロログッズを買うためにブラックマーケットに来て、不良生徒に追い回されていた。
「ヒフミ、いくらブラックマーケットとはいえ出所が不明な上に情報の量が少なすぎる。もしかしたらペロロ愛好者を狙った欺瞞情報かもしれない」
「それでも!少しでもペロロ様の限定グッズを手に入れるチャンスがあるならば!私は止まれないんです!」
やはりというか、ペロロ様関連だった・・・そして先生は疑問に思った、噂とは一体何だろうか。
「”アズサ、ヒフミ、噂って一体どんな噂なの?”」
「それはですね、最近キヴォトスの匿名掲示板で出回っているペロロ様のグッズの噂です!内容はこうです─」
─ブラックマーケット、その一角にある廃墟と化したビル。誰もよりつくことのないそこに正体不明の伝説のペロログッズがある。
「という内容です。一緒にペロロ様グッズがあると思われるビルとその周辺の画像が貼られているのでそこにあるんだと思います!」
いつにも増してヒフミの熱がすごかった、先生は若干困りながらも「でもこれだけ好きなものに熱中できるのはきっと素敵なことなんだろう」そう思った。実際先生もロボフィギュアにお金をかけるタイプのオタクなので理解できなくはなかった。
「”わかった、私も一緒に行くよ。そしたらアズサも安心できるでしょ?”」
「いいんですか先生!?」
「”うん、いいよ”」
「それならまあ・・・私も伝説のペロロが気にならなかったわけではない」
「それでは早速準備して向かいましょう!」
To Be Continued…
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