やはり俺が四宮家の使用人なのは、間違っている。   作:ろーすけ

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早坂かわいい


第ニ話:近侍達は行かせたい

 

愛「比企谷くん、おはようございます」

八幡「うぅ……早坂おはよう……」

 

 最近何故か、俺を起こしに来る人が早坂1人になった。以前であれば小町が俺に馬乗りになって

 

小町『グッドモーニング! マイブラザー』

 

とどこぞの幼馴染件実妹件オタク友達の様な起こし方をしてきていたのだが、それがいつの間にか早坂と小町が一緒に起こしに来て、最終的には早坂のみになったのだ

 

愛「比企谷くん今日は、かぐや様が会長を映画に誘う日ですよ」

八幡「あー、確か男女二人で見に行くと結ばれるジンクスがあるって噂の恋愛映画のやつか」

愛「そうです」

八幡「ちゃんと誘えれば良いんだけどな」

愛「本当に....」

2人「「はあぁ....」

 

と朝イチから我が主の愚痴を零し起床する。

 

___________________

 

かぐや「ヘックチ」

 

 誰かが私の噂をしている?

 

___________________

 

その日の昼休み、俺と早坂は、生徒会室の様子を覗き見る為に屋上へと来ていた。

 

八幡「な、なあ早坂」

愛「何ですか?」

八幡「ち、近くね」

愛「これくらいでキョドらないでください」

 

俺と早坂の距離約0cm、いや触れてるじゃん、当たってる腕がすっげぇ柔らかいんだが!

 

八幡「すまん……」

 

 ねえ、近いマジで近いなんでタブレット見るだけでそんなに近づくの? これが俺じゃなきゃ勘違いするレベルだ

 

愛「あ、なにか言ってますね」

八幡「聞こえないな」

愛「ならこれをどうぞ」

 

 と早坂はポケットの中からイヤホンを取り出し、片側を俺に差し出す。

 

八幡「いや駄目だろ、それお前普段使ってるんじゃないの?」

愛「いえ、自分用のは別にありますので使ってください」

八幡「いやそういう問題じゃ……」

愛「なにか言いましたか?」

八幡「いえ何も……」

 

 これ以上なにか言ったところで言い返されるだけなのでイヤホンを受け取り耳にはめた。

 

かぐや『そういえば今日噴水にある甘いりんごとさくらんぼのレリーフの奥深くにかたつむりが…………』

御行『ああ俺の妹が昔暑いからと言って噴水に入って風邪を引いてな、本当に感情で動くとろくでもないことに…………』

 

八幡「なあ早坂こいつらバカなのか?」

愛「えぇ、バカですよ」

 

 『半年の間に彼らの思考は「付きやってやっても良い」から「如何に告白させるか」という思考に変わっていたのだ!!』

 

千花『あ〜そういえばですね、こないだ懸賞で映画のペアチケットが当たったのですが、私家の方針でこういったものを見るのは禁止されてまして、どなたか興味のある方が要らしゃれば、お譲りしようとおもってて持ってきたのですが、映画の公開が週末まででして……』

御行『ほう、そういえば週末は珍しくオフだったな、だったら四宮俺たちで....』

千花『何でも〜この映画で見に行くと二人は結ばれるジンクスがあるとか』

 

八幡「あ、白銀すげえ顔してるぞ」

愛「ここまではかぐや様の計画通りといったところでしょうか」

八幡「そうだなけど何か嫌な予感がするから俺生徒会室行ってくるわ」

愛「了解頑張ってね」ニコッ

 

 やっべ、凄えかわいい……おっと惚れそうになった。けど俺は勘違いをしない中学の失敗を繰り返えしてはいけない………

 

八幡「うぃす」

御行「俺はそういった噂など……」

千花「あ、比企谷くん〜とっとり鳥の助お好きですか? 好きならチケットあるんですけど要りますか?」

八幡「おぉー、そのアニメの映画見たっかったんだ」

千花「そうなんですね〜ならコレあげます。1枚でいいですか?」

八幡「あ……」

 

と藤原からチケットを貰おうとしたらLINEの通知が鳴った

 

八幡「すまん藤原」

千花「どうぞ見てください」

八幡「ありがとう」

 

 藤原に許可をもらいLINEを開くと、早坂から1通のメッセージがあったため見る

 

[そのチケット2枚貰ってきてね]

 

 と書いてあったので何も考えずに

 

[了解]

 

 と返した。

 

八幡「すまん藤原、そのチッケト2枚とも貰えるか?」

千花「良いですよ? けど比企谷くんに一緒に映画に行ける友達とか居ましったけ?」

八幡「おいふざけるなよ藤原俺にだって友達の1人や2人くらい居るぞ」

千花「例えば?」

八幡「えっ? そうだな……例えば白銀とか小町とか小町とかあと小町とか」

千花「結局会長と小町ちゃんしか居ないじゃないですかしかも小町ちゃん妹じゃないですか……まぁ良いです。コレどうぞ」

八幡「サンキュウ」

 

 そんな会話している間にかぐや様が白銀の手を握りながらアイコンタクトで俺に何かを伝えてきた。

 

 『ひ き が や く ん な ん と か し な さ い』

 

比企谷君何とかしなさいと、かぐや様から無茶振りをされた。

 

八幡「ハア……おい白銀、四宮、映画観に行くなら俺も付いって行っても良いか?」

かぐや「はい、"私は"構いませんよ?」

御行「お、おう俺もそれで良いぞ」

八幡「よし、なら決まりだな」

千花「えぇ……比企谷くんたち私を置いてけぼりにするんですか?」

八幡「だってお前映画観れないんじゃないの?」

御行「なぁ、藤原書記それなら映画終わってからランチとかに行かないか?」

千花「それ良いですね会長! これで私だけ仲間はずれじゃなくなります」

かぐや「それでは駅に10時集合でいいですか?」

御行「それで大丈夫だ」

かぐや「藤原さんは12時頃に駅に居てください」

千花「分かりました!!」

八幡「じゃあ俺は午後の授業もあるから帰るわ」

 

 そして生徒会室を後にし教室に戻る

 

八幡「ふぅ疲れた……」

愛「お疲れさまです」

八幡「うっお……びっくりした。どうしたんだ早坂」

愛「一緒に映画観に行きませんか?」

八幡「え? 俺と?」

愛「はい」

八幡「えぇ……まあ俺は良いが白銀たちに見つかるなよ」

愛「ありがとうございます」

八幡「おう」

愛「それじゃあ週末よろしく!!」




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