やはり俺が四宮家の使用人なのは、間違っている。 作:ろーすけ
御行「恋愛相談?」
???「はい……僕、もうどうすればいいのか分からなくて……」
そう言いながら生徒会室に入ってきた……まぁ学生Aとしておこう
学生A「恋愛において、百戦錬磨との呼び名の高い会長なら、何か良いアドバイス頂けるのではないかと思って……!」
八幡「プッ」
御行「おい比企谷笑うな……まぁいい判った。生徒の悩みを解決するのも、生徒会長たる俺の役目だ、どうにかしてやる」
生徒A「会長!」
八幡「恋愛相談するなら俺は出るぞ」
学生A「いえ! あの早坂さんを落としたと噂の比企谷さんにも聞いて頂きたいです」
八幡「ふむ、そんな噂を流した野郎はどこのどいつだ」
俺が中学の頃に行ったあの告白の噂に尾ひれが付いてしまって更に独り歩きしているのだろう……流した生徒は問答無用許さないリストに入れてやる
学生A「えっ……」
御行「比企谷睨むのをやめてやれ、怯えているだろう」
八幡「あぁ、すまない」
御行「それで相談というのは?」
学生A「比企谷さんは同じクラスなのでご存知だと思いますけど、クラスメイトに柏木さんという子がいるのですが、彼女に……告白をしようとおもうんです!」
え、マジかよ君俺と同じクラスだったのか
『この男普段クラスメイトとは話さないためかぐやからの司令等がないと基本的に顔と名前が一致しないのだ』
御行「ふむ」
八幡「なるほど……」
学生A「でも、断られたら、と思うと……もう少し関係を築いてからの方が良いんじゃないかとか……色々考えてしまって……」
御行「なるほどな」
八幡「ち、ちなみに柏木さんとの接点は?」
学生A「バレンタインチョコを貰いました!」
御行「お……どんなチョコだ?」
学生A「チョコボール3粒です……」
八幡「えっ……」
学生A「これって、義理ですかね?」
御行「あーうん、それは、もう……間違いなく惚れてるな」キリッ
八幡「は?」
まて、白銀チョコボールだぞ? しかも相手は柏木、父は王手造船会社の会長だ、そんな金持ちお嬢様がチョコボールを本命チョコに渡すわけない、ソースはうちのおバカお嬢
御行「いいか! 女ってのは、素直じゃない生き物なんだ! 常に真逆の行動をとるものと考えろ!! つまり、その一見義理に見えるチョコも」
学生A「逆に本命……!?」
八幡「……」
逆に本命ってなんだよ!
学生A「だけど、彼女にその気なんてないと思います……こないだも、彼女居るか聞かれて、居ないってことを伝えたら、柏木さんとその取り巻きの女の子達にも笑われてしまって……だからかわれてるだけなのかなと……」
御行「モテ期、来てるな」
はぁぁぁぁ???
御行「なぜそんなに女を疑ってかかる! 女だってお前と同じ人間だ!」
御行「お前に彼女が居ないと聞いてその女達は安心したんだ!!」
いやポジティブかよ
学生A「そんな、ばかな……彼女たちの中からたった1人を選ばなきゃいけないなんて……」
お前もバカだろ……
学生A「僕が柏木さんと付き合うことで、彼女達の友情にヒビが入ったりしませんな?」
御行「有り得るだろうな、最悪いじめに発展するかもしれん、女同士の友情というのは、そういうものだ……」
御行「だが大丈夫だ、彼女にはお前がいる。お前が守ってやればいい」
学生A「会長……」
やべ、頭痛くなってきた
学生A「僕、告白なんて初めてで……どういう風にすればいいのか……」
御行「いいアイデアがある……ここに件の女がいるとするだろう」
学生A「はい」
御行「それを、こう!!」壁 ダァン
御行「俺と付き合え……と、突然壁に追い詰められた女は不安になるが、耳元で愛を囁いた途端不安はときめきへと変わり、告白の成功率が上がる。この技を俺は『壁ダァン』と名づけた!」
それもうある。しかも流行ったの結構昔だろ!
学生A「天……才……」
お前ら本当にこの学校の生徒か!?
学生A「ありがとうございます! 会長のお陰で勇気が出てきました! さすが、あの四宮さんを落としただけあります!」
八幡「は?」
御行「!?……いや、俺と四宮は別に付き合っていないぞ……?」
学生A「そうなんですか? 端から見てたらいい感じに見えますけど……」
御行「いや、むしろ逆だ……」
八幡「それは無いだろ」
御行「だってよ、最近……なんかめっちゃ嫌われてるんじゃないかって思う……」
学生A「会長! 大事なのは自分がどう思ってるかですよ! 会長は、四宮さんの事どう思ってるんですか?」
御行「俺が……四宮をどう思ってる……か、まぁ正直、金持ちで天才とか癪な部分はあるな……」
ん、待て白銀止まれ!ドアの後ろにいるのかぐや様だぞ
八幡「お、おい……」
御行「ん? あと案外抜けてるし、内面怖そうだし……あと胸も……」
あぁ、終わったなこいつ
御行「でも、そこが良いっていうかな! 可愛いよ実際美人だし! お淑やかで気品もあるし! それでいて、賢いとか完璧すぎんだろ! 四宮マジサイコーの女!」
やっと気づいたのか
御行「とにかく、告白しなきゃ何も始まらん、変に策略を練って駆け引きなんてしてても、話がこんがらがるだけで、いいことないぞ」
おう、わかってるならお前もさっさとかぐや様に告れ
学生A「僕、頑張ってみます! 本当にありがとうございました!」
き
『このあと彼は柏木さんに告白し、何故か付き合えたそうである。』
【本日の勝敗】
白銀と比企谷の負け
(白銀は、特に悪くなかったかぐやの機嫌を悪くして直してと、大分無駄骨を折った為、比企谷は、面倒事が増えたため)
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放課後
???「はぢぃまぁぁん!」ダキッ
八幡「え、眞妃様!?」
『相談者第二号である』
あとがき
さて、皆さんお久しぶりです。なんだかこのスパンだと単行本を寄稿してる作家さんみたいな気分になりますね、しかし実情は部活に、バイトにと明け暮れている学生であります。正直小説書いてる暇なんてないってのが現実なんですよね、ですがまぁ、この小説を始めて4年が経とうとしています。描き始めた頃はまだ中学2年でございます。時の流れとは早いもので高校受験なんてものはもう昔でもうすぐ大学受験です。今ですら更新が数が月に1度あれば良い方なのにこれ以上小説を書く時間が無くなってしまうとは如何なものでしょうか……
さて少々私事の報告ではありますが、この前部活動の大会で団体優勝という結果を残したのですが、その前日に自主練習を行った事により3月の初め頃まで部活動を禁じられております。もとより私の成績が悪かったり何度かそのルールを破っていたり生活態度が終わっていたりと色々あってこの結果ではあるのですが、一応優勝しましたからね? でもまぁこのような事になってしまった為今月は少し小説を執筆する時間も増えるかもしれませんので、次の投稿を気長に待って頂けると嬉しいです。
京都某所 何台も列を成すバスを眺め珈琲を啜りながら