転生チートなのにハーレム出来ないんだが   作:タツオ・クローニン

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上位竜 武力の最後

我は上位竜 武力

この世で我に勝る武力はなく、他の上位竜ですら我には劣っていた。

暇つぶしで国を滅ぼし、恐怖に怯え惑う人々を見るのが好きだった。

近くの村をブレスで滅ぼし、向かってきた英雄気取りの馬鹿の攻撃を全てギリギリで避ける遊びをしていたが、疫病から念話があった。

「助けてくれ、殺される。」

とのことだった。上位竜が死ぬほどの脅威がそこにはある。そう理解して、今の遊び道具を片付けた。

最速で疫病の所に向かった。国1つほど跨いだが、尺たる問題では無い。近くにいるすぐに集合出来る上位竜は我のみ。

我の遊び道具だ。そう認識し、疫病の死体を辱めないためにブレスで焼き尽くした。

相手は小癪にも防御していたらしく、即死はしなかった。疫病の死体は灰となって消えた。

右腕を振り上げ、爪で遠距離から切り裂いた。相手は防ぎきれず傷を負った。真っ二つにするつもりで放った攻撃が、比較的軽傷で済まされたことで、我は思わず笑った。

 

久しぶりの強敵、この一撃で沈まないのは37年振りだ。そう思い地に立ち、相手に聞いた

「我は、上位竜武力貴様の名を覚えておこう。さあ、名乗れ。」

「俺の名は、ホメロス、 ホメロス ホメロヨ 別に覚えなくていい。お前の命日は今日だ。」

生意気な、そう思いながら、思わず頬が上がった。

向こうは早速不可視の斬撃を放ってきた。当たったと同時に攻撃方向に仰け反ることで、ダメージを無効化した。こっちは爪で空を切り裂き、

向こうの右腕を切り裂いた。吹っ飛んだ腕をブレスで灰にした。

一瞬目を離した隙にホメロスが右腕で殴ってきた。消し飛ばしたはずの右腕で、再生能力、やつの能力はコピー系か、そう判断した。

手数では先ず勝てない。基礎能力でゴリ押す。それがこっちの勝ち筋。

そう判断し、ブレスを連発した。それを目隠しに背後から爪を心臓の位置に突き刺した。そのまま首と胴を別れさせようと噛み切ろうとしたが、瞬間移動しホメロスは消えた。そのまま背後から殴られた。食らったダメージを尾から受け流し、ダメージを最小限にした。不意をついての1撃もダメ、ブレスによる最大攻撃は何らかの手段で受け流される。

さてどうしたものか、どうしたものか?だと我は上位竜武力 我こそが最強だ。その我に考えさせるとはなかなかやる。向こうが分身して攻めてきた。どれも実態があり攻撃を数撃、肩、肘に受けたが、爪と尾で分身は全て撃退した。徐々に削られている。

 

こっちが削り切られるのが先か、向こうの魔力が切れるのが先か?そう言う争いになってきた。

我は、上位竜武力 最強の竜、負ける訳にはいかない。

意地の戦いになってきた。こちらはブレスを連打し、距離をとった。

相手は瞬間移動も含め、多種多様な行動パターンで攻め、守り、攻撃をすり抜けた。争っているうちに向こうの火力が落ちてきたのがわかった。チャンスだ、そう判断し、一転攻めに転じた。爪、爪、牙、ブレス持てる手段で向こう削った。こっちももうブレスが1発打てるか打てないか、そこまで消耗したが向こうも息絶え絶えだった。向こうが覚悟を決め、全力で突っ込んできた。こっちは残りの全魔力を消費してブレスを放った。向こうはそれを瞬間移動で避けそのまま首を切られてこちらは絶命した。




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