【完結】すごいよ!! マサルくん   作:わへい

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【前回のあらすじ】
 どこでもいる普通のポケモントレーナーマサルは幼馴染で超絶美少女激かわユウリちゃんと一緒に甘々いちゃらぶしながらジムチャレンジに参加中、いやーマサルが私のこと好きすぎて毎日ちゅらいよぉ♡……オホン。そんなマサルの元に大企業から「スポンサー契約を結びませんか?」と美人な営業ウーマンがやってきて……マサルに色目使ってんじゃねーぞてめー? まあ? そんなことしたってぇ! マサルは私のことが大好きなのでぇ! 無駄なんですけどぉ?



No.0034 こあくま!! マリィちゃん

「スポンサー契約……ですか?」

「はい。マサル選手の活躍は常々拝見させていただいておりました。それこそ、ジムチャレンジに()()()()()()()()からです」

 

 SNSで話題になる前から!? どんな情報網だよ。逆にこえーよ。さ、さすが大企業様って言っておけばいい? しかも俺相手に美人さんを派遣してくるあたり……中々に本気できていらっしゃるようで。

 

「でんせつTシャツはその希少性故に販売店と購入者を特定することが容易なのです」

「俺のばあちゃんが買ったってことも知ってたんですね」

「ええ。弊社としても、まさかトレーナー様がでんせつTシャツを着てジムチャレンジに参加するなんて想像もしていませんでした。私共の部署に衝撃が走りましたよ」

「……だったらなんでこんなTシャツ作ったんですか?」

「一言で申し上げますと、社長の遊び心です」

 

 話を聞くと、企業経営こそ安定しているものの、悪く言えばデザインや機能性がマンネリ化しており、社長はファッション業界の停滞を危惧していたとのこと。そんな状況を打破するために、全社員に「今までとは全く違う新しいデザインを考えなさい。採用されたものには特別ボーナスを支給する」と通達したらしい。

 

 んで、採用されたデザインがこのでんせつTシャツというわけだ。

 

 馬鹿なのかな?

 

「そして、ただのTシャツでは話題性に欠けるということで、ありとあらゆる技術、厳選された素材を使用し……我々は究極のTシャツを作り上げたのです」

 

 その結果、30000円のでんせつTシャツが爆誕したというわけですね。

 

「まあ、このTシャツを世に発表したら我が社の株価が下落したのですが」

 

 やっぱ馬鹿じゃねえか!!

 

「このままでは夏のボーナスが大幅に減額されてしまうと全社員が危惧していたところに現れたのが……マサル選手、あなたです」

 

 美人なお姉さんは俺の手を握り、目を輝かせて興奮気味に話を続ける。

 

「ジムチャレンジにエントリーしている様子がSNSで話題になり、その後のジムミッションやジムリーダー達とのバトルであなたが活躍するたびに我が社の株価はどんどん高騰し……そして、今回のカブ氏とのバトルで過去最高株価を記録しました。あなたはまさに、わが社の救世主なのです!」

 

 そもそもでんせつTシャツなんてものを作らなかったらこんなことにはならかったですよね? と言いたかったけど、正論は時として人を傷つけるということをよく知っているので黙っておこう。褒められる分には悪い気はしないし。お姉さん美人だし。

 

「先程のバトル……本当に、本当に心が熱くなりました。脳が焼かれるとはまさにこのことなのですね……」

 

 営業トークというかお世辞も入ってるんだろうけど、美人なお姉さんに言われると気分が良くなるあたり男って単純な生き物だよな。

 

「えーと……契約内容について確認したいんですけど」

「はい。今度もマサル選手に弊社の新商品を着用してジムチャレンジに参加していただくことを条件に、旅の資金援助、ブティックでの特別割引……そして、『おしゃれカード』を提供させていただきたく」

「「お、おしゃれカード!?」」

 

 

 お姉さんが一枚のカードを取り出して俺に見せてくると、ユウリとマリィが俺の両サイドから抱き着いてきて食い入るようにおしゃれカードを凝視している。うん、気持ちはわかる。()()おしゃれカードだもんな。

 

 これがあれば、一般では絶対に手に入らない特別な商品を購入することができる。ファッションに関心がある者なら誰もが喉から手が出るほど欲しがる一品だ。

 

「マサル! 契約しよう! 私、おしゃれカード欲しい!」

「欲望を隠す気が微塵もねえなお前」

「あの、マサル……マリィも、欲しいかも……」

 

 マリィの言い方はずるい。そんな風に抱き着かれて上目遣い気味におねだりされたら断れるわけねーじゃん。ただ、ここで条件をしっかり確認せずに安易に契約するとろくでもない目に遭うかもしれないので……確認はちゃんとしておこう。

 

「ここにいる四人分、用意してもらうことってできます?」

「ええ、もちろん」

 

 お姉さんは即答した。この程度は余裕で許容範囲内なんだな。だったら他にも色々条件を交渉してみるか。

 

「あと、資金援助の代わりにウチの牧場と契約を結んでいただけませんか?」

「ガーベラ牧場様は羊毛業も営んでおいででしたね。非常に高品質だと業界でも評判です。上に打診してみましょう。おそらく問題はないかと思われますので」

「あ、連絡先はこの名刺に。俺のじいちゃんです」

 

 そして俺はじいちゃんの名刺をお姉さんに渡す。これで実家と上手く契約が結ばれればウチの牧場はますます発展するな! 旅の資金についてはぶっちゃけ今は困ってないし、今の年齢で企業から多額の援助なんか受けたら金銭感覚が狂いそうで怖いんだよな。

 

「あと、もう一つお願いしたいことがあります」

「なんでしょうか?」

「バウタウンにブティックがほしいです」

 

 これは結構切実なお願いだ。俺達が初めてバウタウンを訪れた時に「モデルのルリナさんが管轄の町なんだからきっとお洒落なブティックがあるんやろうなぁ……」と期待に胸を膨らませていたのにこの始末! めちゃくちゃがっかりしたわ! ルリナさんもぷんすか荒ぶってたし。

 

「なるほど、弊社が支援しているルリナさんからも何度も要請されていましたし……弊社の救世主であるマサル選手のお願いともあらば……無下にはできませんね」

「人口を考えれば足踏みするのも当然かもしれませんが『港町コーデ』に特化した店舗として他店と差別化を図れば他の街からの需要も見込めると思いますよ」

「港町コーデ……バウタウンの特色を最大限生かした店舗作りや商品開発……新しい風を取り入れる実験の場と考えれば悪くない、か……」

 

 お姉さんが顎に手を当てて考え込む。でんせつTシャツよりは余程勝算があると思いますよ。とは思うだけで口には出さなかった。下手なこと言って契約がおじゃんになったら嫌だし。

 

「こちらも上に打診しておきましょう。私にお任せください!」

 

 お姉さんは大きな胸を張ってそう言った。スーツの上からでもわかる大きいおっぱいっていいよね。安易に脱がすのはNG。着衣だからこそ味わえる魅力というものがあるんだ。

 

「で、俺はこれからもでんTを着て色んなところでアピールすればいいですか?」

「はい。ただ、変に意識せずこれまで通り自然にお過ごしいただければと。変にゴリ押ししてる感を出すと反感を買いやすいので」

「あー、それすっごくわかります」

 

 ゴリ押しされると途端にウザくなるよね。何事もほどほどが一番。

 

「それと……できればこちらの新商品も着用していただけると大変ありがたいのですが……」

 

 そう言ってお姉さんは大きな紙袋から白いアウター……ダウンジャケットを取り出した。あ、やっぱりその紙袋に俺に着てほしい服が入ってたんですね。

 

「……パッと見た感じ、普通のお洒落なダウンジャケットですね」

「そう見えるでしょう? では、背面をご覧ください!」

「こ、これは……!?」

 

 なぜかお姉さんが得意気な表情でジャケットの背面を見せてくる。そこにでかでかとプリントされていたものは……。

 

「みゅ、ミュウ?」

「その通り! 名付けて『まぼろしジャケット』! リバーシブルになっていて裏面はもこもこボア仕様でミュウツーがプリントされています! もちろん素材もこだわり抜いており、あらゆる汚れを弾き、打撃耐性、斬撃耐性にも非常に優れています! なので女たらしのクソ男が背中から刺されても安心! 刃物の方がへし折れます!」

「そんなクソ男はそもそもこのジャケットを着ないと思います」

「お値段なんと……60万円!!」

「でんTの20倍!?」

 

 やっぱ馬鹿だろこの会社。ジャケット自体はすっげー肌触りとか触り心地良いのにミュウのインパクトが強すぎる。しかもリバーシブルで裏地がミュウツーとか……ミュウツーの逆襲は名作映画だよな。多分、今観ても泣けると思う。

 

「これも一般販売するんですか?」

「いえ、コストがかかり過ぎるので今のところ現存するのはこの一着だけです。問い合わせが増えれば受注生産という形で様子を見ようかと」

 

 一応、でんTから反省はしているらしい。でもこのジャケットに60万円出す人はいないんじゃないかなぁ……というか、世界に一着しか存在しないジャケットを俺が着ちゃっていいの? キルクスタウンに向かう時にはアウターを買おうとは思ってたけど。

 

「あともう一つ……ヨクバリスがプリントされた『おおぐいエプロン』! こちらも差し上げます!」

「なんで他に可愛いポケモンがたくさんいるのにヨクバリスなんすか!?」

「ある意味、ガラルを象徴するポケモンでしょう? 可愛いホシガリスを大事に育てていたらこんなのになった時の絶望感は初心者トレーナーあるあるだと思います」

「そんな発想ばっかりしてたら株価も暴落しますね!!」

 

 ガラルを象徴するポケモンならアーマーガアがいるだろ!! なんであえてヨクバリスなんだよ!! 

 

 そして、なんやかんやジャケットとエプロンを押し付けられ、契約書にサインをすると美人な営業のお姉さんはご機嫌な様子で帰っていった。あとから詳しく話を聞くと、でんTをデザインしたのはあのお姉さんだったらしい。……だからやたらと俺に好意的だったのか。

 

「やったぁ~♪ おしゃれカードだぁ~! ありがとねマサル! お礼にもっと可愛くなったユウリちゃんを見せてあげるからね!」

「へいへい」

「ゆ、夢みたい……おしゃれカードなんて一生手に入らんと思っとった……。ありがとう、マサル。お礼に何かできればいいんやけど……」

「じゃあ今度服選びに付き合って……ってだめだな。ジムチャレンジが終わるまで俺はでんTとまぼろしジャケットしか着れないんだった」

「雰囲気変えたいんやったら髪型でも弄ってみる?」

「髪型ねえ。いつも帽子被っててぺたんこになるからあんま意識してなかったな」

「前髪上げるだけでもだいぶ印象が変わると思うよ。やってあげよっか?」

「ほんと? じゃあお願い」

 

 どうやらマリィが俺のイメチェンに協力してくれるらしい。俺の髪は特に前髪がくせっ毛でくりんってなってて何をどうやっても真っ直ぐにならなかったからいっそ全部上げるのもありか。

 

「こうやって前髪ごとオールバック気味に全部後ろに持ってきて……ヘアゴムでこんな風にまとめれば……」

 

 マリィが後ろから手際よく俺の髪を整えてくれる。鏡がないからどんな風になってるかさっぱりわかんねえな。

 

「どう?」

「……うん」

 

 え? 何その反応。やってみたはいいけど微妙だった感じ? そう思って振り返ると、マリィはほっぺたを赤く染めて俺から顔を逸らした。なんで照れてんの? そんなに変なの?

 

「おお! マサル、その髪型すごく格好良いぞ! 道着とか似合いそうだな!」

「道着が似合う? 鏡がねえからどーなってんのかわかんねえんだよ。ユウリはどう思う?」

「……うん」

 

 尋ねると、ユウリもマリィと同じような反応をして俺から顔を逸らした。おいおい、ホップは基本的に何でも褒めてくれるからいまいち信用ならないから女子二人の意見を参考にしようと思ったのに……めっちゃ不安になるじゃねえか。

 

「ほら、手鏡だぞ」

「さんきゅー」

 

 ホップから手鏡を借りて実際に見てみると……おー! 確かに前髪を上げて後ろでまとめるだけでかなり印象が変わるな。最近髪が伸びてきて、特に前髪が鬱陶しかったからこのヘアスタイルはありだな。襟足も良い感じだし、寝癖も簡単に誤魔化せる。まとめ方だけマリィに教えてもらうか。

 

「や、やっぱりマサルはいつもの髪型のほうが良いと思います!」

「えー? なんでだよ。この髪型楽で気に入ったんだけど」

「だ、だってぇ……(いや実際格好良いよめっちゃ尊くて思わず目を逸らしちゃったしいや待て待て私がマサルを格好良いって思うなんてそれは何かの間違いでうんそうだよ普段とガラッと雰囲気が変わってそのギャップで格好良く見えただけの吊り橋効果の目の錯覚なんだからそれよりもマサルが髪型を変えたことで良からぬことを考えている自惚れ女どもがマサルに近づいてこないとも限らないしそうだよこれは大事な幼馴染であるマサルを守るためなんだから別に焦ってないしそもそもマサルは私のことが大好きだからそんなマサルのことを好きになる女の子がいたらその子の失恋が確定しちゃうから私が守ってあげないと!!!!!!)」

 

 何やらユウリが目を泳がせている。俺に言いたいことがあるけど言えない感じか。でもユウリが本気で今の俺の髪型をダサいと思ってたらストレートにそう言うだろうからなぁ。別に似合ってないってわけじゃないんだろうけど、どうにも気に入らないことがあるようで。

 

「ん~。だったら普段はいつもの髪型でいいな。この髪型だとユウリに貰った帽子がかぶれねえし」

「あ、うへへ……フヒッ……(わ、私がプレゼントした帽子をそんなに大事に思ってくれてるなんてやっぱりマサルが私のことを好き過ぎりゅううう!! あ^~マサルの愛が重すぎてヘビーボンバーだよぉぉん!!)」

「ジムミッションとジムリーダー戦だけこの髪型にしよう。マリィ、後ろ髪のまとめ方教えてちょーだい」

「あ、う、うん……」

 

 マリィはさっきと同じようにぎこちない反応をしている。自分で提案した手前、俺に似合ってないって言えないのか? そうだとしたら辛すぎる。でもそれなら照れるというか恥ずかしがることないよな? 逆に俺が格好良過ぎて照れてるとか? いやないない。別に自分のことをブサイクだとは思わないけどイケメンってわけでもねえしな。

 

「ゆ、ユウリはああ言ってるけど、マリィはその髪型……す、好きっちゃ」

 

 マリィは俺だけに聞こえるように耳元でそっと囁いた。おいやめろやめろ! そんなあざとい真似やめなさい! 好きになっちゃうだろ!

 

 ネズさんこの子の教育はどうなってるんですか!?

 

「失礼するよ」

 

 俺がマリィのあざと可愛さに戦慄していると、控え室のドアが開いてカブさんとルリナさんとヤローさんがやってくる。カブさんはともかく、なんでルリナさんとヤローさんまで?

 

 それを尋ねる前に、ルリナさんが俺に向かって突撃してきたかと思うと……なぜか思いっきり抱きしめられた。と同時にユウリが「ほぎゃっ!?」っていう豚のような悲鳴を上げる。

 

「マサル! インテレオン! ほんっとーによくやったわ! 最高よあなた達! やっぱりね! 水タイプがね! 一番強くて格好良いのよね!」

 

 ダイゴさんみたいなこと言ってる。と思いつつも俺は気が気でなかった。というもの、ルリナさんみたいな美人さんにいきなり抱き着かれて動揺しないのはキバナさんみたいな女の扱いに慣れてそうな顔面600族くらいだろ。

 

 ルリナさんめっちゃ良い匂いするしおっぱい当たってるしちょっと俺には刺激が強すぎる。

 

「ほらほらルリナさん。マサル選手が困ってるみたいじゃ」

「あ、ごめんごめん。あのバトルを観て興奮しちゃってね!」

 

 俺が戸惑っているとヤローさんが助け舟を出してくれてルリナさんが俺から離れる。恥ずかしかったけどもうちょっとルリナさんの身体の感触を味わっていたかったというスケベ心があったのも否めない。しょーがないよ、男の子だもん。

 

 というか、カブさんとのバトルを観てくれてたのか。

 

「私達だけじゃないわ。サイトウとポプラさん以外のジムリーダー全員で観戦してたのよ」

「まじですか!? なんで!?」

「それだけこのバトルに注目してたのよ。まあ、半分はユウリのせいでもあるわね」

 

 そう言われたのでユウリを見ると、白目をむいて顎が外れんばかりに口を開けていてホップに心配されている。なんて顔してんだお前。年頃の女の子がしていい顔じゃねえぞ。

 

「あ、兄貴も来てたんですか!?」

「ちゃんとネズも来てたわよ。バトルが終わってもずっと一人でブツブツ喋ってて怖かったけど」

 

 じゃあ、せっかくだからネズさんにあいさつでもと思ったけど、どうやら先に一人で帰ってしまったらしい。まじかー、マリィの教育とか可愛さについて語り合いたかったのに。スパイクタウンに行くまでおあずけだな。いやー、ネズさんに会うのが楽しみになってきた。

 

「あ、そうだルリナさん。バウタウンにブティックができるかもしれませんよ」

「……ほんと?」

「ほんとです。実は───」

 

 ちょうどよかったので、さっきまでの出来事をルリナさん達に一通り話すことにする。カブさんやヤローさん達の話によると、ジムリーダーはともかくジムチャレンジャーにスポンサーがつくのは異例のことらしい。……だよなぁ。だって、どこでリタイアするかわかんねえし。俺だってもしかしたら次のサイトウちゃんに勝てなくて脱落するかもしんないのに。

 

 あの企業、ほんとに大丈夫なのか? いやあんなTシャツやジャケットを作ってる時点で大丈夫じゃねえよな。

 

「……マサル」

「なんすか?」

「キスしていい?」

「好きになりますよ?」

「あら、それは困るわね」

「フラれちゃった。悲しい」

「あびyfhlj;ぃうyhkjlgひゅlkgfktygぅh!?」

 

 俺とルリナさんが紳士で淑女なやりとりをしていると、ユウリが淑女とは程遠いルージュラの鳴き声のような奇声を発しながら俺の背中に抱き着いてきた。お前、今の声どうやって出した?

 

「ふふっ、大丈夫よユウリ。マサルを取ったりしないから」

「ふしゃー! ふしゃー!」

「何をそんなに警戒してんだ? ルリナさんが俺なんか相手にするわけないだろ?」

「あら、でもその髪型すごくよく似合ってるわよ」

「まじすか? ユウリが微妙な反応しかしないから似合ってないのかと思ってましたよ」

「ユウリが微妙な反応……へえ?」

「う、う~……」

 

 ルリナさんはそう言って面白そうにクスクスと笑うと、ユウリが恥ずかしそうに唸りながら俺の背中に顔をぎゅーっと押し付けてきた。お前もしかして一丁前に嫉妬してんのか? あれだな。自分の飼い主が他の人のペットにばっかりかまって嫉妬する犬と同じ反応だ。まあ、ユウリは俺の飼い犬みたいなもんだしそういう反応になるのも仕方ない。

 

「えーっと、それでお三方は何しにいらっしゃったんですか?」

 

 そういやまだ用件を聞いてなかったよな。聞く前にルリナさんが突撃してきたから。

 

「激励と見送りだよ。ジムバッジを三個集められずに脱落するチャレンジャーは数多くいる。だから僕は、僕に勝ったトレーナー全員を見送ることにしているんだ」

 

 カブさんがエンジンシティのジムリーダーになってからの恒例行事らしい。ルリナさんとヤローさんもタイミングが合えばこうやってエンジンシティまで駆けつけてチャレンジャーを見送っているとのことだ。なるほどね、今回は俺とユウリが最後のチャレンジャーだから全員集まることができたのか。

 

「というわけで君達に声援を送ろう」

 

 そこでカブさんは一度咳払いをして大きく息を吸い込んだ。

 

「いけいけマサル!! いけいけユウリ!! やれやれホップ!! やれやれマリィ!! 君達を待ち受けるジムリーダー達はつわもの揃いだが、君達なら勝ち抜ける!! 自分を信じ!! ポケモンを信じて突き進め!!」

 

 熱い……本当に熱いな、この人。やべえ、ちょっと涙出そうになってきた。

 

 こんなんさあ……ますますカブさんのこと好きになるじゃん。一生推していきます。

 

 そして、カブさんから直々にエンジンスタジアムのユニフォームとおにびのわざマシンを貰った。これでいつでもカブさんとお揃いコーデができるな!! これは家宝にしよう。大切に保管しておかなくちゃ……。

 

「ああ、それと出ていくなら裏口を使うといい。表はマスコミが大勢君達を出待ちしているからね」

「そんなにいるんですか?」

「昨日のユウリさんのバトルで注目度がすごく高まって、今日のマサルさんのあのバトル展開……メディアが食いつかない理由がないんだな」

 

 ヤローさんがのんびりした口調で言う。うーん、マスコミ対策か。まさかこんなに早く注目されるとは思ってなかったらあんまり考えてなかったな。ダンデくんがチャンピオンになった時に一時期ハロンタウンにマスコミが押し寄せてきた時も大変だったし、ここはスルーが安定だろうけど……。

 

 そこで俺は、隣にいるマリィと目が合った。彼女は何かを言いたげだったが、何も言わずに俺から顔を逸らす。

 

 うん。()()()()()()にも、ある程度は受けていた方がいいよな。

 

「カブさん。今表に来ているマスコミで()()()()()()()()人達だけここに呼ぶことってできます?」

「ああ、もちろんできるが……もしかして、取材を受けるのかい?」

「今後こういう機会が増えそうですし、多少は慣れておいた方がいいかなと思って。それに、カブさん達が一緒にいれば下手なことも聞かれないでしょうし」

「なるほど。そういう考え方もあるか。少し待っててくれるかい? 僕がよく取材を受けている信頼できる会社も来ていたから、そこに声をかけてみよう」

「お願いします」

 

 ルリナさんもモデルだからマスコミ対応は慣れてるだろうし、ヤローさんは人当たりがいいからマスコミ受けが良くて側にいてくれるだけで安心感がある。カブさんはベテランだから言わずもがな。この人達がいてくれれば大丈夫だろう。

 

「しゅ、取材! ど、どうしようマサル! わ、私の髪型……変じゃないかな!?」

「……ルリナさん。ユウリとマリィを可愛く仕上げてもらえます?」

「任せなさい! ほら、二人ともこっちにいらっしゃい。私のプライドに賭けてとびっきり可愛くしてあげるわ!」

 

 こういう時、ルリナさんみたいな人がいれば心強いな。

 

「取材なんて久しぶりだぞ。兄貴がチャンピオンになった頃はよくウチに来てたけど」

「今さら緊張もねえよな」

「むしろワクワクしてきたぞ! これも俺の伝説の一ページにしてやるんだ!」

 

 うん、ホップは放っておいても大丈夫だな。俺はユウリとマリィ……特にマリィを気にかけておいた方が良さそうだ。といっても、今日の取材のメインは俺だろうけど。

 

 

 

 

 

 

「はじめまして! この度は独占取材を受けていただきありがとうございます! 私はインタビュアーのミチ、こちらはカメラマンのテル。本日はよろしくお願いいたします!」

「こちらこそ、よろしくお願いいたします」

 

 しばらくしてカブさんがインタビュアーのお姉さんとカメラマンのおっさんを連れて控え室に戻って来た。名刺を渡されて企業名を確認すると、なるほど……俺も知ってる大手だな。なんか今日は大手企業の人を相手にすることが多いな。

 

「早速取材に入らせていただいてもよろしいですか?」

「ええ。お互い忙しい身ですし、その方がいいでしょう」

「お気遣いありがとうございます。では、マサル選手に色々とお話をお伺いしたいのですが───」

 

 というわけで、テレビカメラも回っている中で取材を受けていくことにする。確認すると、俺達が緊張しないように生放送ではないらしく、カブさんが色々とその辺を配慮してくれたとのこと。さすがですカブ様。

 

 で、やっぱり俺に対する質問が多くて、出身地のこと、ポケモンのこと、ジムチャレンジに参加するきっかけ、でんTのことなどおおよそ想定していた質問ばかりだった。ユウリやマリィ、ホップにも答えやすい質問ばかりしてくれてとても順調に進んでいる。

 

 俺達の後ろにはジムリーダーが三人も控えてくれているからな。あんまり踏み込んだことも聞けないんだろう。カブさん、ルリナさん、ヤローさん、ほんとにありがとうございます。

 

「次に───マサル選手が最も注目しているジムチャレンジャーは誰ですか?」

「一番となるとユウリですね」

 

 その質問に、俺は迷いなく答える。

 

「解説のダイゴさんもおっしゃっていましたが、彼女はバトルにおいて……いや、バトルに限らずどんな状況下でもポケモンのポテンシャルを100%引き出せるトレーナーです。それだけじゃない。ポケモントレーナーに最も必要な才能───ポケモンに愛される才能。彼女はそれに長けている。同じトレーナーとして、尊敬しています」

「ふ、ふへへ~♪」

 

 おい、俺が良いこと言ったのにそのだらしない笑顔で台無しにするのやめろや。その顔が全国放送で流されたらどうするつもりだ。

 

「とのことですが、ユウリ選手はマサル選手についてどう思われますか?」

「へあっ!? え、えっと……ま、マサルはそのー……カレーを作るのがすごく上手です! でもいつも私が嫌いな野菜もたくさん食べさせようとしてきて……」

 

 何を言うとるんだお前は。すいません、ここはカットでお願いします。

 

「で、でもっ! 私、バトルの時はマサルみたいに深く考えないで直感で行動してばかりで……それでちょっと悩んだりしてたんですけど……マサルは私に『そのままでいい』って言ってくれて……えへへ。私の背中を押してくれた、すごく優しくて、大切な人です」

 

 まともなことも言えるじゃねえか。ただ、あれだな。改めてそう言われると小っ恥ずかしいわ。うん。

 

 なんか変な空気になりそうだし、ここは流れを変えるか。

 

「ユウリだけじゃなく、ホップのことも注目していますね」

「なるほど! ホップ選手は、あの無敵のチャンピオンダンデの弟さんですから───」

「ホップがダンデくんの弟であることは、()()()()()()()

 

 俺はきっぱりとそう言った。

 

「ホップはダンデくんの弟である前に、一人のポケモントレーナーです。どんな時でも前向きで、常に真っ直ぐ走り続けている。ポケモンに対する深い愛情だけじゃなく、他者に対するリスペクトを決して忘れない……彼はそんな素晴らしいトレーナーです。()()()()()()()()()()()()()()()()()()、ホップという個人を俺は高く評価しています。それに、たとえホップがダンデくんの弟でなかったとしても、俺は彼のことを強く意識していたでしょうね」

 

 その辺を履き違えないでほしいと俺は遠回しに伝える。そしてこれは、ホップに向けたメッセージでもあった。ホップのダンデくんに対する妄信にも似た尊敬はホップの行動原理でもあるが、それが今後枷になると俺は予想している。

 

 勝ち進めば進むほど、注目されればされるほど、ホップはダンデくんと比較される機会が多くなってくるだろう。

 

 そうなった時に、ホップは今のように強い心を持ち続けられるのか。ダンデくんの存在がプレッシャーとして重くのしかかった時に、前に進むことができるのか。

 

 もしかするとホップは「自分で自分のことを最も評価していない人間」なのかもしれない。あれだけ前向きで、走り続けている裏にはそんな卑屈な考えが隠れているんじゃないかと俺は思っている。

 

 だから俺はホップに気付いてほしいんだよ。

 

「お前はダンデくんじゃない」っていう、当たり前で、でも忘れがちな現実に。

 

 たとえ何があっても、お前が前に進める様に。

 

「───失礼しました。確かに、彼のことはホップ選手という一個人として評価しなければいけませんでした。申し訳ありません」

「お、俺は別に気にしてないぞ! いや……ない、です」

「こちらこそ、つい咎めるような失礼な物言いになってしまい申し訳ありませんでした」

 

 互いに頭を下げ合ってこの話題はこれでお終い。気を取り直して次に行きましょう。と、俺はインタビュアーさんにアイコンタクトをする。この人、カブさんが連れてきただけあってこっちの言いたいことや考えをすぐに察してくれる優秀な人だな。話が早くて助かるわ。

 

「他に注目しているチャレンジャーは、そちらにいるマリィ選手ですね」

「あ、あたし!?」

 

 話を振られると思っていなかったのか、マリィが素の反応を見せてくれた。まずいな、マリィの可愛さがガラル全土に知れ渡ってしまう。

 

「彼女のトレーナーとしての在り方はもちろん、悪タイプのポケモンに対する深い理解と愛情……それに何より、彼女が()()()()()()このジムチャレンジに臨んでいるのか。自分の故郷を、そこに住む人達の思いを一身に背負い、ダイマックスができないという特殊な環境におけるスパイクタウンをもっともっと盛り上げるためにこの過酷なチャレンジに身を投じた。同じトレーナーである以前に、一人の人間として尊敬しています」

「なるほど。マリィ選手は、同じチャレンジャーという立場からみても()()()()()()()()()選手ということですね」

「ええ。まさにその通りです。()()()()ってね……皆さんが思っている以上に心強いものなんですよ。たった一言でも、ただ手を振ってくれるだけでも、それが本当に、俺達にとってはすごくすごく大きな力で……どれだけ助けられて、どれだけ背中を押してくれているのか。感謝の気持ちしか、ありません」

 

 応援の力がどれだけ選手達の心の支えになっているのか、俺はそれをとうの昔に知っている。

 

 それだけじゃない。これはエール団に対するメッセージでもあるんだ。

 

 応援っていうのは、その人の支えになって背中を押してあげなければならない。

 

 間違っても、その人を勝たせるために他者の足を引っ張るような真似をしてはいけない。

 

 そんなものは、応援とは言えないんだから。

 

「マサル選手は、ダイマックスができないスパイクジムについて……ジムリーダーネズ氏についてはどう思われますか?」

 

 お? ここでスパイクジムについて深く聞いてきたか。ちょうどいい機会だから俺もスパイクタウンの盛り上げに一役買うとしよう。

 

「スパイクタウンは、エンジンシティやシュートシティ、他のスタジアムがある町と比較して……寂しい印象を受けるのは否定できません。ですが、そんなことは百も承知でジムリーダーのネズさんはそれでもあの場所にこだわっている。パワースポットのある場所への移転の話もあったそうですが……それすらも白紙になった。その背景には、ネズさんの()()()()()があるのではないかと想像できます」

「相当な、覚悟?」

「はい。ポケモントレーナーの神髄を示す、という覚悟が」

 

 これはあくまで俺の想像だ。そもそも、ダイマックスがガラルの常識のように周知されている最大の理由として、ポケモンバトルが興行化しており、バトルに詳しくない、バトルに興味がない人の目から見ても「誰の目から見てもダイマックスは盛り上がる現象だ」と認識されていることが挙げられる。

 

 ただし、俺がカブさん戦でやったように、ダイマックスをすればバトルそのものはシンプルになってトレーナーが関与できる余地は少ない。盛り上がりこそすれ、ポケモンバトルの醍醐味の一つである、トレーナー同士の高度な読み合いや目まぐるしく移り変わる戦況への対応などが見られにくくなる。

 

「おそらくネズさんは、そこにある『ポケモンバトルの醍醐味を決して忘れるな』と『ポケモントレーナーの神髄を決して忘れるな』と、そういうことを伝えたいんじゃないかなと、俺自身は勝手に思っています」

「なるほど。確かにダイマックスポケモン同士の戦いは見応えがあり、非常に盛り上がります……が、言い換えれば、ダイマックスバトルでは見られない魅力がスパイクジムのバトルには詰まっていると、そういうことでしょうか?」

「おっしゃる通りです。ダイマックスができないから盛り上がらない? そんなことは()()()()()()。ダイマックスができないからこその楽しみ方が、スパイクジムでしか感じることのできない魅力が、そこにはある。だからこそ、もっともっと、みなさんにはスパイクジムのバトルに注目をしていただきたいですね」

 

 そもそも、スタジアムでのバトルや巣穴でのバトルを除けば、ガラル地方であってもそのほとんどが()()()()()()()()()()()バトルなんだ。もしもジムチャレンジャーの中に、ダイマックス前提で、ダイマックスありきで戦術を組んでいるトレーナーがいるとすれば……そういったトレーナーはスパイクジムで振るいにかけられる。

 

「ダイマックスに頼らない、純粋なトレーナーとしての技量を試されるジムとして……スパイクジムはあえてそこに君臨し、ネズさんはその役割を全うしている。()()()()()()()()()()()()()んじゃない……本当に優れたトレーナーは、()()()()()()()()()()()()()。七番目のジムとして、トップジムリーダーに次ぐ実力者として、それを体現しているネズさんを……俺は───心の底から尊敬しています」

 

 お世辞でも、リップサービスでも、マリィへの気遣いでもない。嘘偽りのない、紛れもない俺の本心だ。

 

「メガシンカ、テラスタルなど、ダイマックス以外にもポケモンの形態を変化させる現象は存在します。だけどそれらは、特定の状況下でしか使うことができません。そして俺は、たとえダイマックスが使えない状況下であっても、()()()()()()()()()()()()、どこであってもポケモン達の力を最大限引き出せる───そんなトレーナーになりたい」

 

 やべえな、少し熱く語り過ぎたかもしれない。でもなぁ……正直、俺は「ダイマックスがあるから大丈夫!」っていう考え方は危ないと思うんだよな。確かに切り札としては強力だけど、いざ、使()()()()()()使()()()()()()()()()()()、冷静に対処できるのかって考えちゃうんだ。

 

「なるほど、なるほど……。マサル選手」

「はい」

「貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。あなたというトレーナーが……いえ、あなたという()()が、少しだけわかった気がします」

 

 ミチさんがそう言って俺に手を差し出してくる。カメラも止まったな。どうやら取材はこれで終わりらしい。ほっと息を吐き出して、俺は差し出された彼女の手を取り、握り返した。

 

「ああ、そうだ。これは取材でも何でもなく……私の純粋な興味なのですが」

「なんでしょう?」

 

 何を聞いてくる気だ一体?

 

「ジムチャレンジが終わったら───旅に出るおつもりですか?」

 

 さっきの「他の地方に行ったとしても」って発言についてか。よく聞いていらっしゃる。

 

「はい。俺はガラルしか知らないので、いずれはこの目で世界を見て回りたいと思っています」

「……素敵な夢だと思います。もしも夢が叶い、世界を見て回った後には───ぜひともたくさんお話を聞かせていただきたいですね」

 

 ミチさんは優しく笑ってそう言い、カメラマンのテルさんと共に控え室から出て行った。

 

 あー、疲れた疲れた。今すぐイーブイを抱き締めてもふもふして癒されたい。

 

「マサル」

 

 俺がだらしなく足を延ばしてベンチに座り込むと、マリィが俺の隣にちょこんと座った。

 

「その……ありがと。兄貴のこと、スパイクタウンのこと……マリィが言いたいこと、全部言ってくれて。あたしやったら、あんなに上手に伝えられんかった」

 

 マリィが申し訳なさそうに俯いて、でも嬉しさも交えつつそう言ってきたので、俺は思わずマリィの頭をポンポンと撫でていた。

 

「っと、ごめん」

「あっ……」

 

 しまったしまった。ついユウリにやるみたいにやっちゃったな。あいつとの距離感を基準にしたらだめだな、うん。

 

「ううん……いいよ、マサルやったら別に。今の、なんか兄貴みたいやった」

「俺のこと『マサルお兄ちゃん』って呼んでみる?」

 

 からかい気味にそう言うと、マリィは()()()()()()俺の耳にそっと唇を寄せてこう言った。

 

「……マサルおにーちゃん」

 

 マサルは めのまえが まっくらになった!

 

 

 

 

 

 

「僕がラテラルタウンにいる間にでんTマンがテレビに出てるボル~!! ずるいボルずるいボルずるいボル~!! なんで僕がいない間にでんTマンばっかり有名になってるボルか~!? 取材を受けるなら大親友の僕と一緒に受けるべきボルよねこの裏切り者~!! いや待つボル。このままでんTマンがどんどん有名になれば大親友である僕もそのお零れにあずかれるというもの……これはもう僕のポケモンリーグ就職も近いボルね~! 人生シビルドンのたきのぼりボルよ~!」




 というわけで、控え室から一歩も出ることなく話が終わりました。

 スポンサーの話については、キルクスタウンをでんTだけで過ごすのは不可能だと判断し、でも普通のアウターを着せるのは面白くないと判断したのでああいう展開にしました。

 そしてその後の取材についてはホップの内面に言及しつつスパイクタウンについて掘り下げ……というか私の独自解釈マシマシです。マリィが「スパイクタウンを復興させるためにジムチャレンジに参加している」というようなことをマサルに話す描写をするのをすっかり忘れていたので、描写外でそういうイベントがあったんだと各自脳内補完お願いします。

 ちなみにマリィがやってくれたマサルの髪型はヨロイ島で道着を着た時のマサルの髪型です。分からない人は「マサル」「ヨロイ島」で検索すると出てくるので確認してください。個人的にマサルはオールバック気味で後ろでまとめるあの髪型が一番格好良いと思います。

 これからジムミッション時やジムトレーナーとのバトル時はあの髪型、普段はユウリからプレゼントされた帽子を被るために普通の髪型という感じで過ごします。メインヒロインへの配慮をは忘れない主人公の鑑!

 でもマリィの方がヒロイン適性高いのはなんでですかね?

 次回はナックルシティへ向けて出発! わからせビートくんが絡んでくるところからですね。

 ではでは、ここまでお読みいただきありがとうございました!

 マリィに「おにーちゃん」って呼ばれて甘えられたい人はここをぽちぽちしてください!

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