【完結】すごいよ!! マサルくん   作:わへい

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 後日談です。



人は彼らをポケモントレーナーと呼ぶ

『いよいよガラル中が……いえ、世界中のポケモンバトルファン達が待ち望んだ日がついにやってきました!! ここシュートシティスタジアムで開催される第一回「ワールドチャンピオントーナメント」!! カントー、ジョウト、ホウエン、シンオウ、イッシュ、カロス、アローラ、ガラル、パルデアの各地方から三人の代表が選出され……合計二十七人で行われる一発勝負のトーナメント!! 出場者全員が優勝候補という世界で最もハイレベルな大会と言えるでしょう!!』

 

 シュートシティスタジアムは過去例を見ないほどの熱狂に包まれていた。毎年、ジムチャレンジのチャンピオンカップやガラルスタートーナメントが開催されるスタジアムであることから、他の街のスタジアムよりも一回り以上大きく設計され、観客収容数も他スタジアムの比ではなかった。

 

 そんなシュートシティスタジアムで立ち見が出るほどの超満員。さらに、ガラルだけでなく世界中からポケモンバトルファン達がこの記念すべき大会を一目見ようとシュートシティに集まっていた。

 

 それもそのはず。各地方の代表三人はその地方では名を知らぬ者がいない、英雄として扱われているトレーナー達なのだから。

 

『解説席にはポケモン研究界の世界的権威、ユキナリ・オーキド博士にお越しいただいております。オーキド博士、どうぞよろしくお願いいたします』

『よろしくお願いします。……しかし、すごい盛り上がりじゃのう。これほど大規模なポケモンバトルの大会はカントーどころか世界中のどこでもお目にかかったことはないわい』

『このような記念すべき大会の実況を務めることができて光栄です。……博士も昔の血が騒ぐのではないですか? 凄腕のトレーナーだったとお聞きしておりますが』

『ワシがトレーナーじゃったのは遠い昔の話じゃよ。それに、ポケモンの研究が進むのに比例してトレーナー達の質も遥かに向上しておる。当時のワシの実力なんぞ、今の子達の足元にも及ばんよ』

 

 オーキドは謙遜するが、彼はかつてカントーの四天王であるキクコと鎬を削り合ったほどの実力者だ。バトルの第一線を退いて長いとはいえ、その実力は未だ、並みのトレーナーを遥かに凌駕している。

 

『今大会の参加メンバーを確認したんじゃが……本当に錚々たるメンバーじゃのう。よくもこれだけの実力者を集められたもんじゃ』

『ガラルの四天王マサル氏が各地方のチャンピオンとポケモンリーグに話をつけたようですね』

『ああ、あの面白い青年か。カントーにも遊びに来ておったよ。レッドがよく話しておった。なるほど、彼が発起人じゃったのか』

『今大会の解説に博士を強く推薦したのも彼ですね。それと、()()()()()()()()()、解説として招いていたのですが……どうやら到着が遅れているようです』

 

 まだ到着していない二人の解説もマサルが直接声をかけた人物だった。優秀なトレーナーでありながら、とある地方の俳優と女優という多忙な立場であるため、到着が遅れても仕方がない……と、この時は誰もが思っていたのだ。

 

『では、大まかなルールを確認していこうかの』

『まず、この大会で使用可能なポケモンは最大六体までです。また、トーナメント途中でのメンバー変更は認められていません。最初に登録した六体のみで戦うことになります』

『道具の使用は……不可じゃな。バトル中の交代は「どちらかのポケモンが倒れた時」もしくは「両者の合意があった場合のみ」となっておる。バトルのスピードを考えれば後者の条件で交代になることはほとんどなさそうじゃの』

『そして! 一番の目玉となるルールがこちら! 「ダイマックス」「メガシンカ」「Zワザ」「テラスタル」……一度のバトルで使えるのはいずれかの一回だけ! ダイマックスを使用したバトル中に他のポケモンをメガシンカさせる、ということはできません! どこでこれらのカードを切るのか……その判断が勝敗を大きく左右するでしょう!』

『テラスタルはパルデア地方かイッシュ地方のブルーベリー学園でしか使えない特殊な形態じゃったと記憶しておるのじゃが?』

『ガラル地方で唯一テラスタルできるのがこのシュートシティスタジアムなのです! マサル氏がパルデアポケモンリーグ委員長オモダカ氏およびブルーベリー学園校長シアノ氏と交渉し、テラリウムコアの技術をガラルへと持ち帰ったのです!』

『レッドにもそれくらいのコミュニケーション能力があればのう……』

 

 もちろん、ただでパルデアとブルーベリー学園から技術提供をしてもらった訳ではない。ガラルのダイマックス現象における研究内容の一部とねがいぼしに関する研究の一部を提供することが条件だったのだ。もっとも、マサルはパルデアポケモンリーグに対して「エリアゼロ」に関する大きな()()があったので、交渉がスムーズに進んだことも大きいのだが。

 

『さあ! それでは各地方の代表に入場していただきましょう! 最初に登場するのは……パルデア地方代表のこの三人! パルデアポケモンリーグ「チャンピオンランク」の称号を持つ、オレンジアカデミーからの刺客! 礼儀正しさと品のある所作は深窓の令嬢を思わせるも、その本性は真性のバトルジャンキー! オレンジアカデミー生徒会長のネモ! そして! 後に続くはパルデア屈指の問題児! 入っちゃダメな場所に無断で侵入し、解いちゃダメな封印を解き、自ら目覚めさせた厄災を己の手で叩き潰す! 彼らの好奇心は厄災をも殺す! パルデア最狂の双子! アオイ、ハルト!』

 

 オレンジアカデミーの学生服に身を包み、三人の少年少女が現れる。健康的に日焼けした背の高い少女はポニーテールを軽快に揺らしながら目を輝かせ、少女より頭一つ分背が低い双子の少年少女は面白そうに周囲を見回している。

 

「あはははははっ! すごいねアオイ、ハルト! そこら中から強い人の気配がするよ! マサルお兄様が言ってたことは本当だったんだ! 私にはガラルの空気がピッタリみたい!」

「僕達の紹介の口上、ずいぶん酷くなかった? これ絶対マサルさんが考えたよね? 僕とアオイがまるで悪者みたいだ……エリアゼロに入ったり封印を解いたのはマサルさん()も同じなのに」

「ここがカレーキチユウリさんのガラルね! パルデアのサンドウィッチ文化をカレーで侵食しようとした借りを今こそ返す時! アカマツくんを呆れさせたアオイちゃん流の『パンを乗せないサンドウィッチ』でマサルにぃに達をサンドウィッチの沼に沈めるよー! ご賞味あれい!」

「ねえ二人とも! やっぱり『目と目が合ったらポケモンバトル』っていうのは素晴らしい文化だと思うんだ! パルデアにも広めるべきだよね! そうだよね!」

「ネモからみんなを守るためには絶対広めちゃダメなルールだ!」

「ほああっ!? ユウリさんが秘伝のスパイスでカレーを作ってる!? くっ……確かにスパイスをサンドウィッチの具にするのは無理があったけど……」

 

 緊張した様子など微塵もなく、三人は堂々とフィールド内を練り歩く。十代前半の少年少女達であるが、「チャンピオンランク」に相応しい風格を兼ね備えていた。

 

『軽快な音楽と共に登場するのは……アローラ地方代表の三人! リゾート地代表と侮ることなかれ! 未だ研究が全く進んでいない異世界のポケモン「ウルトラビースト」達の度重なる襲撃を退け、独自のポケモンバトル文化を発展させたその強さは本物! 一人目は……春夏秋冬白衣の下は海パン一枚! だが実力はチャンピオンクラス! 戦うポケモン博士ククイ! そして! 太陽と月の名を冠し、ウルトラビーストであるソルガレオ、ルナアーラを従えるアローラの超新星! ヨウ、ミヅキ! Zワザを引っ提げて登場だ!』

「僕の『春夏秋冬白衣の下は海パン一枚』ってくだりはいらなかったと思うんだ……」

「でも事実ですよね、博士」

「あはは……博士が白衣の下に何かを着てたのって、マサルくんにバトルで負けてでんせつTシャツを着せられた時くらいだったような」

「彼は強かった。あんな服装なのに本当に強かった……彼のムゲンダイナ、絶対ウルトラビーストだよ」

「マサルも博士には服装のことを言われたくないと思いますよ」

「ユウリちゃんはあんなにお洒落で可愛いのに」

「グラジオはムゲンダイナTシャツを気に入ってたね」

 

 ククイは今大会で唯一の博士としての代表だった。アローラはリゾート地でポケモンリーグが創設されてから日が浅いものの、ウルトラビーストという特大の地雷を抱えているため、修羅度及び厄ネタ度は他の地方と何ら遜色がない。ヨウとミヅキは一見陽気な少年少女でありながらも、そんな厄ネタ達を片っ端から鎮圧し、あまつさえウルトラビーストを従えるほどの実力者だ。

 

『陽気なアローラの雰囲気とは打って変わって、清閑な音楽と共に現れたのは紳士淑女が集うカロス地方のこの三人! 一人目は、言わずと知れたカロスを代表する……いいや、世界を代表する大女優カルネ! 続いて、紳士と淑女はまさに彼ら二人のことを差す! 残虐なテロリスト集団であるフレア団を壊滅させ、カロスの伝説イベルタル、ゼルネアスを救い出した英雄にしてメガシンカの申し子! カルム、セレナ!』

「紳士淑女ですって、カルム。ふふっ、私がユウリとお買い物に行っている間にマサルにあんなTシャツを着せられたあなたが……ふふっ、紳士……だめ。今思い出しても笑えるわ」

「セレナ、君にあの姿を見られたのは一生の不覚だよ。マサルにあの時の借りを返すために、俺は死に物狂いで代表の座を勝ち取ったんだ」

「そんなにおかしな格好だったのかしら? 私も見てみたかったわね」

「写真がありますよカルネさん、ちょっと待ってくださいね」

「後生の頼みだ。セレナ、その写真を消してくれ」

「私に勝てたら考えてあげるわ」

 

 パルデア代表やアローラ代表の少年少女達よりも大人びた青年達。容姿とスタイルも相まって、彼ら二人をどこかのモデルと勘違いしてもおかしくはないだろう。だがしかし、その実力は本物だ。世界でも類を見ない残虐性と暴力性を兼ね備え、世界を滅亡させかねない野望を秘めたフレア団を壊滅させた二人なのだから。

 

『続いてイッシュ代表の登場だ! 皆様の記憶にも新しい「ブラックナイト」収束の立役者にしてガラルを救った英雄の一人! いや、ガラルだけではない! イッシュポケモンリーグ崩壊の危機を救った英雄にしてチャンピオン! イッシュ最強のポケモントレーナートウコ! 二人目はチャンピオントウコの兄にして伝説のポケモンキュレムを従えるもう一人の英雄トウヤ! マサル氏曰く「漫画のハーレム主人公」……なるほど、この容姿ならば複数の女性に好意を寄せられても不思議ではありません』

「マサルが余計なこと言ってる!? トウコを通して俺にでんTを着せたことといい……マサルは俺に何か恨みでもあるの!? 『ヤーコン探検隊』として一緒に伝説の巨大シビルドンを追いかけたじゃないか!」

「別に恨んではないでしょ。マサルはいつもあんな感じよ」

「……トウコはマサルに甘すぎる。ガラルから帰ってきてマサルとユウリの話ばっかりしてたよね?」

「あたしにとって二人は弟と妹みたいなものだから」

 

 整った容姿の双子の後ろを特徴的な髪型の青年が、気だるげな表情を浮かべて歩いている。

 

『イッシュ代表の三人目はこの男! ブルーベリー学園のチャンピオンにして、イッシュ地方代表決定戦で()()()()()()()()()()()()ドラゴン使いカキツバタ!』

「マサルさん、ツバっさんが会いに来ましたよ~っと」

「カキツバタ、あんたマサルに感謝しなさいよ。マサルのおかげで今年やっと卒業できるんだから」

「わかってますって。燻ぶっていたオイラを引っ張り上げてくれたのは他でもないマサルさんですからねい。正真正銘オイラの恩人ですよっと。あの人との()()()()、アイリスをぶっ倒してこの座を勝ち取ったんだ。……燃えないわけがねえ」

「おかしい。カキツバタとは男の熱い友情青春物語を繰り広げて、Nとだってエモい感じになってたのに俺には変なTシャツを着せて……この扱いの差は何なんだ?」

「お兄ちゃんのことは尊敬してるって言ってたわ。……尊敬(それ)でんT(これ)とは話が別とも言ってたわね」

「……やっぱりマサルとは決着をつける必要があるようだ」

「あたしだってマサルやユウリとやりたいわよ。お兄ちゃんにだって譲らないからね」

「いやいや。マサルさんに勝って成長した姿を見せるのがオイラの役目ですからねい」

 

 談笑しながらも、三人が纏う闘志は炎のように猛っている。そんな彼らの闘志に呼応するように、先に入場した各地方の代表達は目を滾らせ、フィールド内が異様な緊張感に包まれた。

 

『お次はシンオウ代表の登場だ! 長髪を靡かせ、颯爽と歩く麗しの女傑は考古学界の第一人者シロナ! そして、数多の神話が現代まで受け継がれているシンオウ地方……時を操る力を持つディアルガ。空間を操る力を持つパルキア。まさに、神の力と呼ぶに相応しい、人の身には過ぎた力を有する神々に認められし若き天才にして、世界の滅亡を企むギンガ団を壊滅させたシンオウの英雄! コウキ、ヒカリ!』

「ふふ……ふふふふふ……。遂に、遂にこの時が来たわよマサル。あなたに受けたあの時の屈辱、百倍にして返してあげる。ガブリアスがムゲンダイナの天敵であることを嫌というほどわからせてやるわ」

「ひ、ヒカリ……シロナさんがめっちゃ怖いんだけど」

「仕方ないよ。マサルくんのレジエレキを調べる代わりにシロナさんがお願いを一つ聞くって言っちゃったんだもん」

「……あのクソダセーTシャツをシロナさんに着せるのがお願いだとはな」

「一切迷いがなかったよね。シロナさんみたいな美人なお姉さんに『お願いを聞いてあげる』って言われたら……もうちょっとこう、男の子的なお願いをすると思ったのに」

「ユウリがいたのにそんなお願いするはずないだろ。っつーか、ユウリもユウリで変なヤツだったな」

「ねー。ユウリちゃんもすごかったねー。『時間と空間を操る神? だったら私はカレーを操る神だよ!』って言ってディアルガとパルキアを困惑させてたもん」

「ガラル人はやべーのしかいねえなぁ」

 

 ガラルに対する風評被害が広がりながらも、スタジアムのボルテージはますます上がっていく。かつては「ヒスイ地方」と呼ばれ、現代まで数多くの神話が残り、考古学が盛んなシンオウ地方。その中でも時、空間、世界創造にまつわる神話が代表的で、それらはただの神話では終わることなくこの世界に存在している。そんな神々をも従えるのが、彼ら少年少女達だ。

 

『続いてフィールドに姿を現したのは……ホウエン地方代表! チャンピオンでありながらポケモンコンテストのタイトルをも総なめにしたホウエンのバトルクイーンにして母なる海の化身カイオーガを従えるハルカ! そんな彼女と肩を並べて戦い、大地の化身グラードンの怒りを鎮め、アクア団、マグマ団の野望を阻止したホウエンの救世主ユウキ! そして三人目の代表は……みなさんご存知石マニアのダイゴさん!』

「なんかダイゴさんだけ紹介がシンプルすぎねえ?」

「しょうがないよ。だってダイゴさん、ガラルに別荘を建ててるし、試合の解説でよくガラルに呼ばれてるんだもん。半分ガラル人だよ」

「今さら僕のことを改めて紹介する必要もないってことさ」

「色んな地方を放浪してるっすもんね」

「中でもガラルでの出会いは特別だった。いつか君達二人を連れてきてあげたいと思っていたんだよ」

「マサルくんとユウリちゃん、元気にしてるかな~」

「良いヤツだったな二人とも。変なTシャツとカレーを押し付けてくるところ以外は」

「……ユウキくん、マサルくんに負けて罰ゲームで着せられちゃってたよね」

「あ、あれはそのっ……!」

「うん。わかってるよ。あたしが被害を受けないように庇ってくれたんだよね? ありがとう、ユウキくん」

「べ、別にそんなんじゃ……(ハルカ可愛いハルカ可愛いハルカ可愛い)」

「それにしても残念だな。僕のメタグロスならメガシンカさせた上でダイマックスしてテラスタルでタイプを補強してZワザを使わせられるのに。一度のバトルで使用できるのはどれか一つだけだなんて」

「……世の中広しといえど、そんなことができるのはダイゴさんくらいっすよ」

「あたしのバシャーモだってそんな無茶苦茶させられないかも……」

 

 もはやガラルではツワブキ・ダイゴの名を知らぬ者はいない程に、彼の存在はガラルの地に馴染んでいた。そんな彼を打ち破り、ホウエンの頂点に君臨する少女。少女との才能の差に心が折れ、一度は全てを諦めてしまった少年。だが少年は立ち上がった。挫折を、苦難を、敗北を乗り越え、少女と肩を並べるほどの実力者となり、ホウエンに伝わる伝説の一角をも従えるほどの成長を遂げたのだ。

 

 故に、彼とポケモン達との絆は、()()()()()絆は計り知れない程に強い。

 

『残る代表はあと九人! ジョウト地方から参戦は……異色の経歴を持つ少年少女達! かつてカントー地方で猛威を振るったロケット団の残党を蹴散らし、ジョウトのみならずカントーのジムをも完全制覇し、十六個のバッジを手中に収めたこの三人! 虹色の美しい羽根を持つホウオウを従えるジョウトチャンピオンヒビキ! ジョウトの伝説「海の神」ルギアを従えるシルバー! ジョウト三聖獣の一角、スイクンを従えるクリス!』

「うわぁ……周りが有名人だらけだ。こんなところだと、僕ちょっと気後れしちゃうよ」

「堂々としてりゃあいいんだよ。ジョウトチャンピオンが情けねえ」

「私、他の地方の紹介を聞いてて思ったんだけどさ……他の地方って滅亡の危機とかテロリスト集団が多すぎない? ジョウトが平和で良かった……」

「なんか、ガラルの有名なトレーナーが世界各地で変なTシャツとカレーを押し付けてくるって噂になってたけど、僕達は会わなかったね」

「あ……それだけど、コトネちゃんが遭遇したらしいよ。すごくダサいTシャツを着せられたって」

「……そいつは絶対潰さなきゃならねえなあ」

「コトネ、僕達が敵を取ってあげるからね」

 

 ジョウト地方はロケット団の残党がラジオ塔を占拠したり、チョウジタウンで暴れていた程度で、他の地方のように滅亡の危機に陥ったことがない比較的治安の良い地方である。だが、そのような地方のチャンピオンであるヒビキは、非公式ながらも()()()に勝ったと噂される程の実力者だ。さらに彼ら三人は、いや、彼ら三人に匹敵するもう一人の少女を含めて四人のトレーナーは、ジョウトだけでなくカントーのジムを完全制覇したという異例の経歴の持ち主達。

 

 その異質の強さを、フィールドに立つ猛者達は理屈ではなく本能で感じ取っていた。

 

『続いて……カントー地方代表のこの三人! 世界的大企業シルフカンパニー本社を占拠したロケット団を壊滅させ、カントー伝説の三鳥であるサンダー、フリーザー、ファイヤーを圧倒的実力で捻じ伏せ、数々の偉業を成し遂げてきたマサラタウン出身のこの三人!』

 

 実況の言葉に今まで以上に力がこもる。

 

『一人目は、数年前の「ブラックナイト」時にここシュートシティに襲い掛かった無数のダイマックスポケモンをたった一人で蹴散らした英雄にして、()()()よりも早くカントーポケモンリーグを制覇した男! カントートップジムリーダー、グリーン!!』

「はっはっは。すげー盛り上がりだなおい。もっとアウェーな空気になるかと思ってたが、どうやら歓迎されてるらしい」

 

 一人目は背が高く、茶髪を立たせた気の強そうな面持ちの青年。

 

『二人目は、カントーの筆頭四天王にしてチャンピオンへの挑戦者達に立ちはだかる最強のバトルクイーン! 数年前、あまりにも奇抜なTシャツを着ている姿の写真が世に出回り、普段の彼女からは考えられない壊滅的なファッションセンスから「メタモンが変身した姿だったのでは?」という噂すら流された少女、リーフ!』

「Tシャツのくだりいらないじゃん! 誰だ! 私の紹介文をこんなのにしたのは!? マサルだね!? 絶対マサルだよ!! くっそー……リーフちゃんの世界デビュー計画がめちゃくちゃだ! 責任取れやマサルぅ! おねーさんがぼっこぼこにしてやるんだからぁ!」

 

 二人目は活発そうな表情に、背中まで届くグレーがかった薄茶色の長髪をした少女。

 

『三人目は……今大会優勝の()()()()()!! つまり、世界最強の座に最も近い男!! 彼の打ち立てた数々の伝説に敬意を表し、人はこの男をこう呼ぶ!! 「リビングレジェンド」と!!』

 

 トレードマークの赤いキャップに赤いベスト。

 

 幼さの残る顔立ちをした、黒髪の青年。

 

 

 

 

 

 

『カントーチャンピオン!! マサラタウンのレッド!!』

 

 

 

 

 

 

 空気が、変わる。

 

 これまで数多の試練を、逆境を、障壁を乗り越えてきた百戦錬磨の怪物達が。各地方の英雄達が。

 

 たった一人の青年の登場に、息を飲んだ。

 

 だが、それはほんの一瞬の出来事であり、彼らは頭で理解するよりも早く、本能に従い、殺気にも似た灼熱の闘志をその青年へとぶつけていた。

 

 青年は何も語らない。

 

 一切口を開くことなく、自身に向けられる全ての感情を、一身に受け止めていた。

 

「どいつもこいつもレッドばっか見やがって。ま、すぐにわかるだろうよ。最強が誰なのかってことがな」

「さすが私のレッド! って言いたいところだけど、優勝するのは私だからね! そのためにはまず、マサルをわからせてあげなくちゃ。レッドを唆して私に変なTシャツを着せた挙句コンテストの可愛さ部門で私のイーブイから優勝を奪ったあのニンフィア……マサルはまさに、不俱戴天の仇!」

「すげーなお前、そこまで意識してるって……一昔前の漫画だと完全にマサルに惚れてる負けヒロインだな」

「マサルに惚れるとか……ないわー。ないわー。金のコイキングでリーグ制覇するくらいないわー」

「それはもう人間の所業を越えてんなぁ」

 

 軽口を叩き合うグリーンとリーフをよそに、レッドは佇んだまま振り返り、自身が歩いてきた方向を、()()()()()がやってくるであろう方向を静かに見つめていた。

 

『皆様長らくお待たせいたしました! 最後の三人に登場していただきましょう! 我らが誇るガラルの英雄達に! 一人目は、紅蓮の炎龍リザードン、豊穣の王バドレックスを従えるバトルタワー無敗の絶対王者にして、ガラルスタートーナメントの発起人! ガラルとポケモンバトルをこよなく愛するポケモンリーグ委員長! ()()()()()()()()第二位! 「バトルマスター」ダンデ!』

 

 菫色の長髪に金色の瞳。赤いスーツに身を包みんだ精悍な顔立ちの青年が大観衆の前で、彼の代名詞ともいえるリザードンポーズを披露した。

 

『二人目は……ガラルの全トレーナーの頂点に立つこの少女! 強さの秘訣は愛する()()()が作るカレー! 彼女曰く「恋愛種族値600族で恋愛相談に自信あり!」とのことだが婚約者に言わせてみれば「恋愛種族値コイキング以下」! バトル以外では威厳やカリスマなど微塵も感じないが、ひとたびフィールドに立てば頂点たる所以を誰もが理解する! そんな彼女が身に纏うは、頂点に立つ者にのみ許される、剣と盾をモチーフにした漆黒のユニフォーム! 背番号227はこう語る! 「私こそが最強だ」と! ガラルランキング堂々の第一位! 「チャンピオン」ユウリ!』

「途中すっごくバカにされた気がする! もっと私の可愛さと強さと格好良さをアピールするはずだったのに! 誰が恋愛種族値コイキング以下だ! どういうこと!? ねえどういうこと!? 私カリスマあるもん! 威厳だってあるもん!」

 

 肩の少し上で切り揃えた茶髪のボブカットをした少女が()()()()()()に詰め寄った。だが、青年は笑って誤魔化すように少女の頭を撫でると、途端に少女はふにゃふにゃとだらしない笑顔を浮かべた。

 

『最後はこの男! 本大会……ワールドチャンピオントーナメントの開催者にして、ガラルの筆頭四天王! そして、今年度ガラルスタートーナメントの()()! チャンピオンユウリに、()()()()()()()男! 彼が身に纏うは、ジムチャレンジ時代を思い起こさせる新デザインの純白のユニフォーム……永遠にして不屈の挑戦者! 黎明にして光芒のトリックスター! 背番号151がこれまで歩んできた軌跡が我々の脳裏を駆け巡る! ガラルでこの男の名を知らぬ者はいない!』 

 

 これまでで一番の大歓声の中、マンバンヘアの青年が感慨深げな表情でゆっくりとスタジアムを見回していた。右腕には、ジムチャレンジ時代と変わらぬダイマックスバンドを。首には、キーストーンをあしらえたネックレスを。左手には、テラスタルオーブを。

 

 それは、世界を旅して、彼が、彼らが手にした力の証。絆の証。

 

 

 

 

 

 

『ガラルランキング第三位! 「薄明の翼」マサル!』

 

 

 

 

 

 

 あの日から、数年。

 

 純白のユニフォームに身を包み、彼が彼女に敗れてから、数年。

 

 少年は、青年になった。

 

 端正ながらも大人びた顔立ちの中に残るほんの少しの幼さ。

 

 背が伸び、一回り大きく成長した身体。

 

 彼が最も信頼するスポンサーが手掛けた純白のユニフォームに身を包み。

 

 青年は、満を持して世界の英雄達を相手取る。

 

「すごいな。殺気のような威圧感がビリビリ伝わってくるぜ。これが世界の代表達か」

「暢気なこと言ってる場合じゃないですよダンデさん! シロナさんのあの目……人を殺せそうな目だ……。ま、マサルがシンオウでシロナさんにあんなTシャツ着せたからだよ!」

「お前がカレー文化を侵食させようとしたからだろ?」

「そんなわけないじゃん! すっごい見てる! すっごいこっち見てくる! ……って、シロナさんだけじゃないよ! 色んな人の視線が私達に……」

「おかしいな? ジョウトのあの三人とは初対面のはずなのに」

「世界の猛者達にマサルが注目されているみたいで嬉しいぜ」

「だ、だめだ……ダンデさんはマサルの厄介ファンだから頼りにならない。ここは超絶完璧最強美少女チャンピオンのユウリちゃんがガラル代表としてしっかりしなければ!」

「ガラルのイキリンコが何言ってんだ?」

「もっと可愛い鳥ポケモンがたくさんいるでしょ!」

 

 緊張感の欠片もなく軽口を叩き合う三人。だがこの三人は、世代の代表として、ガラルに蔓延る強敵達を退け、数多の修羅場を潜り抜けてきた猛者達である。そんな彼らにとって、世界の英雄達が放つ殺気にも似た闘志、威圧感は慣れ親しんだものだった。

 

 故に、彼ら三人が気圧される理由など微塵もない。

 

 堂々とした佇まいで二十四人の怪物達と向かい合う。

 

『これで二十七名の代表が出揃いました! スタジアムの興奮は留まることを知りません! かくいう私も、一人のポケモンバトルファンとして……夢にまで見たこの光景に、心が震えてばかりです! さあ、前置きはもういいでしょう! この! 記念すべき第一回ワールドチャンピオントーナメントの開催宣言を! ガラル代表マサルに!!』

 

 名前を呼ばれた青年は、英雄達の視線を一身に浴び、フィールドの中心に用意されたステージへと上がる。そこに立ち、目の前に広がった光景に、青年は、今この瞬間この場所こそが世界の中心なのだと理解した。

 

 青年は静かに目を閉じ、天を仰ぐように上を向く。スポットライトなど必要ない。燦然と輝く太陽光が青年を神々しく照らしていた。

 

 そして目を、口を開いたその瞬間。

 

 

 

 

 

 

「ちょぉっと待ったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 透き通るような少女の声が、スタジアム内に響き渡った。

 

 青年を含む英雄達が、スタジアムの観衆達が、その音源へと目を向ける。彼らの視線の先、英雄達が登場した入り口に立っていたのは、一人の少年と、一人の少女。

 

「このあたしを差し置いて! 世界最強を決めるだなんて言語道断! このトーナメント、あたし達も乱入させてもらいますよ!」

「俺は今日、この場に立つことができて───」

「清々しいほどのガン無視で挨拶を始めた!? マサルさん! このメイちゃんを無視するなんてそんな悪行が許されると思っているんですか!?」

 

 少女の言葉にマサルは大きなため息を吐き、改めて少女に目を向けた。

 

「……一応聞く。何やってんだメイ?」

「ふっふっふ~! 何って決まっているじゃないですか。このトーナメントに乱入しに来ました! 乱入はガラルの伝統文化だとバッチリ調査済みですからね!」

「ホップ、ソニアちゃん、ピオニーさん。不審者達を摘まみ出せ」

「一切の迷いなくガラル四天王を召喚!? マサルさんの薄情者ーーーっ!」

「キョウヘイ、お前まで何やってんだよ」

「お、俺は止めようとしたんですよマサルさん! でも、暴走したメイが止まらないのはマサルさんもよく知ってるないじゃないですか……」

「キョウヘイくんが秒で裏切ろうとしている!? でもあたしは挫けません! あたし達が代表に選ばれないなんてそんな理不尽……許されてなるものか!」

「代表決定戦の日、お前ら撮影で来なかったじゃねえか」

「ぽ、ポケウッドが……ポケウッドがプロの大女優であるメイちゃんを放してくれなかったから……」

「スケジュール管理を徹底するのもプロの仕事だろ。カルネさんを見ろよ」

「ぐへえ!! その言葉はメイちゃんにこうかばつぐん!!」

「まずい! 何一つ言い返せない正論でメイがひんしに……だから俺はマサルさんに逆らうのはやめようって言ったんだ」

「諦めるのはまだ早いですよキョウヘイくん! こんなこともあろうかと! あたしは対マサルさんの切り札を用意してきたのだ!」

「どうしよう。全然信頼できない……」

 

 メイという少女はマサルの正論に胸を押さえて蹲っていたものの、立ち上がってビシッと腕を伸ばし、マサルを指差した。

 

「いいんですかマサルさん? ()()を公表しますよ?」

 

 意味深に笑うメイを見て、キョウヘイは彼女の切り札が失敗に終わることを確信した。

 

 

 

 

 

 

「嫌がるあたしに無理矢理あんなことをしたという事実を!」

「バトルに負けたお前にでんTを着せたことを公表したところで俺には何のダメージもねえよ」

「秒で公表された!! つくづく思い通りにならない男ですねあなたは!!」

「よくそんなしょーもない切り札で俺と駆け引きしようと思ったな。その度胸だけは褒めてやるよ」

「はっ! これはマサルさんがあたし達を認めてトーナメントに参加する流れでは!?」

「違うよメイ! マサルさんのあの顔は……カレーで発狂したユウリさんを説教するときの顔だ!」

 

 過去、彼らとマサルの間に何があってこのような関係が出来上がったのかは……今は語る時ではないだろう。

 

「お前達が女優業で忙しくて代表決定戦に参加できなかったことは気の毒だったよ。だから俺は、お前達にこの大会の空気を、臨場感を少しでも近くで感じてほしいと思って……()()()()()()()()()()()()()()()()()()。なのに───仕事をほっぽり出して何やってんだ?」

「にょわっ!? あれはまあまあ怒っている時のマサルさん!! ぐ、ぐぬぬ……ここは退きますよキョウヘイくん!! 引き際を誤らないこと……それがプロの鉄則!!」

「もう誤りまくってるよ!! 絶対マサルさんに後で怒られる……」

「マサルさんっ! 覚えてやがれ……ですよ!」

 

 ポケウッドで名の知れた人気女優がお手本のような捨て台詞を吐いてすたこらさっさとフィールドから走り去っていった。

 

『元気じゃな。若者はあれくらい無鉄砲で丁度良いんじゃ』

『え、えー……想定外のトラブルがありましたが、気を取り直して開催宣言をお願いします』

 

 

 

 

 

 

 マサルは改めて、一度大きく深呼吸し、世界の英雄達へと向き直った。

 

「この場に立って……世界の英雄達を目の当たりにして、本当に……胸のすくような思いです」

 

 彼の凛とした声はよく通り、先程までのスタジアム内の熱狂は身を潜め、誰もが彼の言葉に聞き入っていた。

 

「自分みたいな若輩者が、あなた方のような偉大なる先達達と同じ戦場に立てる……それだけで、心が震え……それだけで、心が満たされている。自分は、この大会で……あなた達の胸を借りるつもりで───」

 

 彼のその言葉に、違和感を覚えた者は決して少なくない。無論、彼の言葉は間違いなく彼の本心()()あった。

 

 彼が憧れた英雄達と戦える。

 

 それを光栄に思っている。

 

 それを誇らしく思っている。

 

 それらは紛れもない、彼自身の本音。

 

 だが決して。

 

 それだけが。

 

 彼の本心ではない。 

 

「───なんて殊勝な()()()()を言うつもりなんて微塵もねえ」

 

 空気が、変わる。

 

 彼が奥底に秘めていた、もう一つの本心が。

 

 もう二度と、消えることのない灼熱の闘志が。

 

 世界の英雄達に、牙を剥く。

 

 

 

 

 

 

「勝つのは俺だ」

 

 

 

 

 

 

 瞬間、二十六もの烈火の闘志が彼を飲み込まんと襲い掛かった。

 

 だが、動じない。

 

 マサルは決して動じない。

 

 彼の灼熱の闘志は決して、英雄達に臆さない。

 

 彼は、熱くなる鼓動を、湧き上がる感情を微塵も抑えようとせず。

 

 輝ける魂の叫びを。

 

 言葉に乗せた。

 

 

 

 

 

 

「今ここに!! ワールドチャンピオントーナメントの開催を───宣言する!!」

 

 

 

 

 

 

 世界が沸いた。

 

 彼の言葉は、英雄達の心に、その魂に火をつけた。

 

 歴史を変え、新時代を、未来を築く英雄達は一人の例外もなく、こう確信する。

 

「勝つのは自分だ」と。

 

 

 

 

 

 

『……生きている間にこのような光景を目にすることができて光栄じゃわい。ああ、そうじゃ。これこそが……これこそがあるべき姿なのじゃ』

 

 眼下に広がる光景に、ユキナリ・オーキドは感嘆の息を漏らす。かつて、オーキド自身も彼らと同じように、時代を切り開いてきた存在であるからこそ、彼らの魂に心を震わせずにはいられなかった。

 

『ポケモン達と心を通わせ、ポケモン達と苦楽を共にし、数多の試練を、苦難を、逆境を乗り越え……真なる絆と真なる力を手にした彼らを───』

 

 穏やかな表情で、わずかに瞳を潤ませ、オーキドは告げる。

 

 

 

 

 

 

『彼らのような存在を───ポケモントレーナーと呼ぶ』

 

 

 

 

 

 

 開会式が終わり、世界の興奮が冷めやらぬ中、一回戦第一試合の二人が、フィールドの中心で対峙していた。

 

「……待ってた。この日が来るのを。君と相まみえる日を。焦がれるくらいに。ずっとずっと、誰よりも待っていた」

 

 一人は、赤いキャップに赤いベストの青年。

 

 世界最強の座に最も近い男。

 

 カントーチャンピオン「リビングレジェンド」レッド。

 

 そして、相対するは───

 

「俺はあなたを知っていた。ずっとずっと昔から。()()()()()()()あなたのことを知っていた。だから……あなたとこうして全力で戦えることを、心から誇らしく思います」

 

 相対するは、純白のユニフォームに身を包んだ青年。

 

 ガラル筆頭四天王「薄明の翼」マサル。

 

 この世界に生まれる前から。

 

 三十年以上も昔から。

 

 彼のことを知っている。

 

 レッドにとってこの世で唯一の存在。

 

「……君にとって、僕が特別であるように。僕にとって、君は特別な存在だ。僕達の出会いは、運命だったと胸を張って言える」

「誇りに思う、だけじゃない。ただ憧れる、だけじゃない。今日ここで、俺はあなたを超えていく」

「……君の全てに勝って、僕は先へ進む」

 

 二人の青年は、相手への敬意と闘志を、笑顔を浮かべ合い。

 

 互いに背を向け歩き出した。

 

 一歩、また一歩と。彼らの背中が遠くなる。

 

 彼の一歩は彼より遠く。

 

 足跡は彼の方が多い。

 

 そして。

 

 

 

「……ミュウツー」

 

 青年の、キーストーンが輝き。

 

 

 

「ムゲンダイナ」

 

 青年の、ダイマックスバンドが輝いた。

 

 

 

 

 

 

「メガシンカ!!」

「ムゲンダイマックス!!」

 

 

 

 

 

 

 さあ───

 

 熱いバトルを始めよう。

 

 

 

 

 

 

すごいよ!! マサルくん

「人は彼らをポケモントレーナーと呼ぶ」




 ZA発売日だよ!

 ということで後日談。みんな大好き歴代主人公達が集うトーナメント!

 バトル漫画のテコ入れ展開ですね。マサルが各地方の実力者に目を付けられる王道の少年漫画展開。

 誰が優勝したかは皆様のご想像にお任せします!

 ちなみに各地方のでんT被害者ですが……。

・パルデア:ナンジャモ
・アローラ:全員ノリノリで着てくれた
・カロス:カルム
・イッシュ:トウヤ、メイ
・シンオウ:シロナ
・ホウエン:ユウキ
・ジョウト:コトネ
・カントー:リーフ

 マサルは男女差別をしない男です。

 では、また後日にあとがきや裏話を投稿しようと思います。

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