独立傭兵デカグラマトンINキヴォトス 作:ハッピーエンド大好きお兄さん
アビドスやミレニアム、ゲヘナ等に預言者居るならトリニティも預言者居るのかな
警報が響き、それから私達はエイミに案内されミレニアム学園第8会議室に着いた
「それなりに集まったみたいだし今回の作戦を説明するわ!撃退対象は『ホド』と呼ばれる機械よ。元々はこのミレニアム学園の地下でケーブル等の点検用の機械だったんだけど今は何者かにハッキングされてこちらのコントロールを受け付けないわ。ホドの出現地点は前回と同じエリアCー04。作戦は浮上してきたところを一気に叩く!速攻作戦よ!各自準備して頂戴!10分後に出現地点に向けて出発するわ!」
やや深い青色の髪の生徒の説明が終わり集まった生徒達が弾倉やら機械の点検をしている。和泉元エイミ曰く早瀬ユウカ、と言うらしい
そして作戦目標でもあるホドだが、浮上している事により距離が近づいているからなのか中途半端な繋がりから情報が流れている気がする。……私を呼んでいる?
「先生。デカグラマトンを連れてきたよ」
ウォルターと同じくスーツを着ている大人だ。色はウォルターの黒と違って白のスーツだが。ただウォルターと先生は一瞬だけ嫌そうな顔をしていた。私が気絶している間に少し口論があったとは聞いていたが……まあソリが合わない、というやつだろう
「君はあの時気絶してたから初めましてだね。私はシャーレの先生だよ、よろしく」
「ああ、よろしく。それで?和泉元エイミの口ぶりから察するに何か私に用があって彼女に私を連れてこさせたのだろう?」
「うん、君が私達を廃墟に呼びつけたデカグラマトンじゃない、偶然同名だった、ってことは知った上で聞くけど……ホドを止めれたりはしないかな?」
……ダメだな。ケテルと同じ様に遠隔からのパスの確立が成功しない。遠すぎるのか、直接ホドに触れる必要があるのか
「今は無理だな。ホドとの繋がりは感じているがこちらから干渉できる程ではない」
「そっか……」
「推測にはなるが距離が遠いから干渉出来ない、と考えている。今回のホド撃退戦、私としてはホドに近付けるチャンスだから参加するが私達の指揮は不要だ。私達にはウォルターが付いてるからな」
「すごくウォルターさんを信頼してるんだね」
「ああ、オールマインドやエアは勿論ウォルターとレイヴンが居なければ今の私は居ないからな。……先生とウォルターの間に何があったかは詳しくは知らないが、あまり、あの人を責めないでほしい。きっとウォルターも悩みながら決断してきたと思うから」
「それは少し話しただけでも分かったよ……それでも、君達みたいな子供を死地に送り込むなんて、私は許容出来ないかな。違う世界に居た私に口出しする権利は無いとしてもね」
私達の事情を知っていたか。大方オールマインドが話したのだろう。まあ私達の頭上に浮かぶヘイロー、あのアイビスの火を知らない人々等、これ等を踏まえて考えればここは私達にとって所謂異世界と言えるだろう
一応かなり遠い辺境惑星ではと考えられなくもないがそんな辺境惑星がこれ程の技術力を有しているとは思えない。あったとしたら惑星封鎖機構が飛んでくるぞ
「私達と貴方は文字通り違う世界に住んでいたんだ、価値観の違いがあるのも仕方ないことだろう。まあだからとて私達の価値観を改める、なんてことはしないぞ。一応この世界に合わせる努力はするが。おっと、時間のようだな」
先生と話していると集合の号令がかかった
「行こうか、レイヴン」
「ん」
「この体だけで戦うのは初めてですが、サポートはお任せください。レイヴン、グラ」
「C兵器やACが無くとも完璧にサポート出来ると証明しましょう。オールマインドの名に賭けて!」
さては金田一少年の事件簿を見たなオールマインド
バスに揺られる事およそ15分程。作戦区域エリアCー04に到着。地下深くまで掘られた大穴とその周囲を足場が囲んでいる
言語としては分からないがホドの声がハッキリと聞こえる。私を呼んでいる
『■■■■■■■■』
クラゲの様に触手じみたアームを揺蕩せながら八番目の預言者ホドが浮上した
もう少し書いてホド戦序盤を書いても良かったのですが投稿日が更に遅くなりそうなので次回にします、若干申し訳無い
早くゲヘナに行かせてコクマーと邂逅させたいなあ