魔法や異能が存在しても、主人公になれるかどうかは別の話 作:考える人
これは、世界がループしたことによって、運命がねじ曲がった男の物語。
その男は、とある反社会的組織の一員だった。
誰かから強制されたわけではなく、それしか生き方がなかったというわけでもない。
男は自ら裏の世界へと足を踏み入れたのだ。生まれながらにして異能の才に恵まれ、磨き上げてきたその力を、誰にも咎められることなく、思うがまま振るうために。
それまでの人生で一度の挫折も味わうことのなかった男は、反社会的組織――『セーラス』に入ってからも変わらなかった。
その腕っ節が認められ、与えられた仕事は完璧にこなし、あれよあれよと幹部の座に。
幹部としてはまだ末席だったものの、男は確信していた。あと数年もすれば、今いる幹部たちはみな越えられると。
そしていずれは、この世界の誰よりも――
そんな、自身が強者であることを疑わない男、ハイル・スタークスは現在――
「今日から一緒に働くハイルくんです。みんな、仲良くしてあげてね」
――とある飲食店で、新しく働くスタッフとして紹介されていた。
「じゃあハイルくん、何か一言……」
「…………」
「緊張してるのかな? ウチはアットホームな職場だから、気を楽にしてくれていいよ」
「…………」
自分は一体、何をしているのだろうか?――
ハイルがここにいる理由。それは隣に立つこの店の店長、水谷が原因に他ならない。
これまで築き上げてきた強さ、さらには人生の全てを否定されるような、そんな敗北を。
ただ実際に負けたとはいえ、転職するなどという口約束を、ハイルが律儀に守る理由はない。
そのため、何度か店からの逃走を試みたのだが、逃走中に仮眠をとると、目を覚ませば必ず店に戻っているという恐怖体験を幾度も経て、ついに逃走を断念。
そうしてハイルは、店のスタッフとしてのキャリアを歩み始めることとなったのだ。
なお、当然のごとくハイルの表情に生気はない。
「とりあえず、いつもと同じで渡谷くんに教育係を……っと、そういえば帰っちゃったんだった。どうしよっか……」
ハイルの教育をどうすべきか。そのことで頭を悩ませる水谷だったが、一人の女性スタッフがその手を力強く上げる。
「店長さん、私……できます」
自信を持ってそう告げるのは、スタッフとして働き始めてから、まだ二ヶ月ほどの桜だった。
雪春のようなスーパールーキーは例外として、同じ新人スタッフに教育係を任せるのはどうかとも考えた水谷だったが、桜の浮かべる熱意のこもった眼差しが、水谷の心の迷いを吹き飛ばす。
「……なら頼むね、桜さん」
「はい……!」
こうして、自身の教育係が決まるその瞬間を、ハイルはどうでもいいとばかりに眺めていた。
別に誰が相手であろうと、素直に言うことを聞く気など、毛頭ないがゆえに。
そうして始まった、桜によるハイルの新人教育。
「まず、基本的なハンドサインから――」
「ちっ……。っせぇな」
「……何か、質問?」
「うるせえっつってんだよ。いいか? こっちはマジメに働く気なんてねえんだ。変にやる気だしやがって、くだらねぇ」
「……それで、ハンドサインだけど――」
「言葉が通じねえのかテメェ! なんで一度で理解しねえんだ!? 俺は働く気なんてブホッ!! ……………………え?」
気がつくと、ハイルは両手と両膝を床についていた。
理由はわかっている。目の前にいる桜に、ビンタされたのだ。
「うるさい。話、聞いて」
……表社会って、こんなカジュアルに手が出るものだっけ?――という疑問を抱きつつ、ハイルは一旦それを脇に置く。
ハイルが何よりも衝撃を受けたのは、桜が繰り出したビンタの、その速度。
裏社会でもそれなりの実力者であるはずの自分が、反応すらできなかったその事実に、ハイルは驚きを隠せない。
「ッ……! このっ……べホッ!?」
立ち上がりながら反撃を試みるハイルに対し、桜はさらにもう一発。
ハイルが再び両手両膝を床についたことで、二人の上下関係は確固たるものとなる。
その後も――
「じゃあ、挨拶の練習……声出して」
「なんで俺がそんなことへブッ!」
反抗するたびにビンタされ、
「次は、このメニューを全部覚えて。五分以内に」
「んなもんできるわけボヘッ!」
言い訳するだびにビンタされ、
「あと……」
「こんなことやってられっバフッ!」
逃げようとすれば、すぐに追いつかれてビンタされ、その結果――
「スギタニくんの操作だけど……聞いてる?」
「あ、ああ……。ちゃ、ちゃんと聞いてる」
ハイルの牙は完全に折られていた。
再三のビンタで両頬は腫れ、それを見た他のスタッフも、まるで見慣れた光景かのように無反応。
そしてなによりショックだったのは、水谷や桜だけでなく、自分と同等かそれ以上の実力者が、スタッフの中にごろごろといたことだった。
ここまでたったの数時間。想像もしていなかった表社会の洗礼に、ハイルは己の矮小さを思い知らされる。
「ここにボタン、あるでしょ?」
「…………」
「返事」
「ッ! はい!」
現在行われているのは、店の円柱型接客ロボット――『スギタニくん61号』の操作説明。
桜はスギタニくんの上部モニターを操作しながら、抑揚のない声で解説していく。
「これが声出し応援モード。こっちがバナナゴリラモード。こっちがサイレント×2モードで、これが機関銃乱射モード。よく使うのはこのあたり、かな」
「…………」
「何か、わからないこと……ある?」
「……この配膳モードは?」
「それは使うことないから、覚えなくていい」
配膳ロボなのに?――という疑問を抱くも、何がきっかけでビンタが飛んでくるかかわからないため、ハイルは口を閉ざす。
「じゃあ……次は実際に接客、やってみよっか」
桜がそう告げると同時に、ちょうど客席からの呼び出しが入る。
「ん、17番テーブル、行ってきて」
「……わかったよ」
ハイルは嫌そうな顔を一切隠そうとしない。それでも、素直に言われた通り接客へと向かう。
最初は反抗的だった新人が、ものの数時間で従順な態度を姿を見せ始めたことに、桜は満足気な表情を浮かべていた。
教育係としての役割を完璧にこなし、これでまた一歩、支店長に近づいたという実感を得ながら。
そんな桜に対し、たまたま近くにおり、一部始終を見ていた女性の先輩スタッフ――篠田がニヤケ
「おい桜ァ。お前もなかなかイジワルなやつよのぉ」
「……? 何が、ですか……?」
「さっき報告入ってたろ。今17番テーブルに座ってんの、“暴の
「…………あ」
「新人にいきなり四天王の相手はキチィだろ」
この時、桜はようやく自覚する。新人であるハイルを、『クレーマー四天王』のもとへと送り出してしまった、そのやらかしを。
一方、接客へと向かうハイルはというと、あることに思考を集中させていた。
そのあることとは、“いかにしてクビになるか”というもの。
逃げるという選択肢は絶たれている。さらに、この店の長が
働く上で不手際を連発し、店側から自分をクビにさせるよう仕向けるしかない――
それこそがハイルの考える、この店から抜け出せすための唯一の方法だった。
そして幸いにも、この店は『飲食店』であり、言わば『接客業』の代表格。客からの評判が全てを左右する以上、やり方などいくらでも存在する。
そう――
「ちょっとぉ、きみ新人? こっちが呼んでから一分二十三秒も経ってるんだけど。普通呼ばれたら五秒以内、遅くても十秒以内が常識じゃない? きみは俺の貴重な人生の時間を無為に消費させたわけだけど、そのことをちゃんと自覚してる? ……というか、随分と辛気臭い顔しちゃってさあ。接客の基本は笑顔でしょ? ネットレビューに書き込んじゃうよ? 店員さんの顔と愛想と性格と育ちが悪いって。ほら、笑えよ」
――ストップウォッチを片手に、次から次へと罵詈雑言を口にする17番テーブルの若い男性客。
こういった客を叩きのめし、病院送りにでもしてしまえば、クビになることは間違いないだろう。
そう確信し、ハイルは要望通り満面の笑みを浮かべ、その拳を男性客へと振り下ろす。しかし、
「かはっ……!?」
気が付くと、ハイルは店の壁に叩きつけられていた。
「……は?」
特殊な異能を使用された、というわけではない。
起きたことは極めてシンプル。殴りかかるつもりだったはずのハイルが、逆に殴り返され、壁際まで吹き飛ばされたのだ。
壁際で崩れ落ちるハイルのもとに、ゆっくりと近づいていく人物――クレーマー四天王の一人、“暴の権化・伊藤ジュニア”によって。
「おっ、まだ意識があるんだ。なかなかやるじゃん。まっ、パンチの方はピッチャーフライとるみたいに簡単に受け止められたけどな」
「ッ……!」
逃げなければ!――その意志とは裏腹に、体はピクリとも動かない。
伊藤ジュニアによって繰り出された、たった一発の拳により、ハイルは戦闘不能へと陥っていた。
「……っそが!」
まさに絶体絶命。しかしそんなハイルを守るように、一人の先輩スタッフが二人の間に割って入る。
その表情に、心からの怒りを浮かべながら。
「……いつもいつも、そうやってウチのスタッフに手ぇ出しやがって……。オマエはなんなんだ!!
「デケェ声出さなくても聞こえてるよ!! 親父!!」
次の瞬間、その名に“伊藤”を冠する二人の拳がぶつかり合う。それは正しく、骨肉の争い。
周囲の客やスタッフからは『帰ってやれよ』と野次られながら、史上最も無駄な親子喧嘩が幕を開ける。
そしてさらに、その親子喧嘩に触発され、店内はいつも通り大乱闘へと発展。
スタッフは平気で客を殴り、客も躊躇いなく殴り返し、接客ロボットは機関銃を乱射している。
「調子に乗ってんじゃねえぞ! 鉄の塊がぁ!」
『
「ショートケーキっつってんだろうが!」
「消毒液ですねッ! お前を消毒してやんよ!」
「危ねえ! 車が店の壁を突き破って来やがった!」
「茂森ィ! またお前かぁ!!」
「うるさいぞ若造が!! ちょっくらアクセルとブレーキを踏み間違えただけじゃろうが!」
「開き直んじゃねえ! もう今月だけで四度目だぞ!!」
「――ッ! ――――!!」
「――――ッ!」
「…………」
薄れゆく意識のなか、戦場を彷彿とさせるその光景を目に焼き付けながら、ハイルは溜まりに溜まった言葉を口に出した。
「……お前ら、みんなおかしいよ」
そうして、ハイルはついに意識を失う。
「…………はッ!」
ハイルが目を覚ますと、そこは店の休憩室だった。
部屋を見渡すと、自分以外にも傷ついたスタッフが数多く床に横たわっており、まるで野戦病院の様相を呈している。
「……そうか、俺は…………」
少しずつ冷静になり、ハイルはなぜ自分が気を失ったのかを思い出していく。
そして同時に、彼は途方に暮れることとなる。一体どうすれば、店内で銃撃戦が行われるような店で、クビになることができるのかと。
するとその時、休憩室に教育係である桜が姿を現す。
桜はハイルが目を覚ましていることに気づくと、傍へと近づき声をかけた。
「ケガ、大丈夫?」
「……ああ。まあ、思ったよりは」
「そっか。じゃ、接客……行ってきて」
「…………」
桜は無慈悲に告げる。体調が回復した
桜がハイルへと向ける瞳に、熱が宿ることはない。彼女はどこまでも、機械的に告げているだけ。
そこでようやく、ハイルは真の意味で理解する。
この店が、一体どういった場所であるのかを。
そして、スタッフだけでなく客も含めた中での、己の立ち位置を。
弱者――自身がその立場にあることを、ハイルは生まれて初めて実感したのだった。
一週間後――
「いいか? お前のような若造にはわからんじゃろうが、人と人との絆は、人生において何よりも重要なものなんじゃぞ。ワシが若いころはのぉ、仕事終わりには必ず職場の後輩を飲みに連れて行ってやったもんじゃ。週に三度は二十人近くの後輩を自宅に招いて、その時に培った絆は――」
「…………」
「おい、聞いておるのか?」
「……はい」
現在、客から説教を受け続けるハイルの心は、完全に折れてしまっていた。
この一週間、彼は何度も逃走を図ったが、その度に失敗。
彼自身、元犯罪者組織の一員であるため、警察や治安部隊等にも通報できず。
ハイルはただ、可能な限り心を無にし、体を動かし続けている。
そして今現在、目の前の老人が続ける説教は、現時点で三時間を超えており、そのうえ何度も同じ話を繰り返す始末。
この地獄のような時間は、一体いつになったら終わるのだろうか。肉体的および精神的疲労がピークへと達し、まさに意識が朦朧とし始めた――
――その時だった。
「ハイルさん、変わりますよ」
誰かが、追い詰められたハイルへと助け船を出す。
ハイルが振り返ると、そこにいたのは見るからに若い学生のスタッフだった。
その学生はハイルと老人の間に割って入ると、ハイルにだけ見えるよう、背中でハンドサインを送る。
それは新人教育で最初に教わった、『ここは俺に任せて先に行け』の合図。
「……なんじゃ、深淵。お前が相手してくれるのか?」
「そんな大げさに言わないでくださいよ。というか茂森さん、娘さんから絶縁宣言されてるくせに、よく絆が重要とか人に説教できますね」
「なんで知っとるんじゃ貴様ァ!!!」
深淵と呼ばれたその学生は、厄介な老人クレーマーをいともたやすく手玉に取ってしまう。
その光景に驚愕しつつ、ハイルは学生スタッフのおかげで、無事に難を逃れることができたのだった。
ハイルが休憩室に戻ると、それほど時間を空けることなく、先ほどの学生スタッフも休憩室へと姿を現す。
すると学生スタッフは、妙に馴れ馴れしくハイルへと近づき、笑みを浮かべながら口を開いた。
「お疲れ様です、ハイルさん。さっきは災難でしたね」
「…………」
「あれ……あ、そっか。これが初対面になるのか」
「……?」
「いえ、なんでもありません。それより自己紹介してなかったですね。春からここで働いてる渡谷雪春です。高校生です。よろしくお願いします」
「…………」
愛想よく笑い、よろしくと口にする学生――渡谷雪春に対し、ハイルは警戒心を隠すことなく睨みつける。
というのも、ハイルはこの一週間で嫌というほど思い知ったのだ。この店に、まともなスタッフなどいないのだと。
以前、唯一まともに見えた竹田というスタッフが、いきなり火炎放射器を持って暴れ出したその時点で、期待する心など捨てていた。
しかしそんな敵対心むき出しの対応をされてもなお、雪春はハイルに声をかけ続ける。
「ハイルさんの戸惑う気持ち、すごくわかりますよ。このお店、スタッフもお客さんも変な人ばっかりですから」
「…………」
「桜さんから教育を受けたって聞きましたけど、もしかして大変だったんじゃないですか? あの人すごい天才肌で、他の人にも自分基準で求めちゃうことありますし」
「…………」
「あと、これ渡しておきますね。このファイル、ブラックリストに入ってるお客さんの顔写真が乗ってるんで、軽く目を通しておいてください。もしここに乗ってる人の接客に当たったら、遠慮なく呼んでくださいね。すぐにヘルプ入りますから」
「…………」
一見、特に変わったところはなく、ただの一学生にしか見えない普通の少年。他のスタッフからにじみ出る、強者特有の圧も存在しない。
それでも、まだハイルが警戒心を解くことはない。こうして自分に優しくするのも、おそらくアメとムチの要領で、壊れないように調整しているだけなのだろうと。
だからこそ、ハイルは思わず自身の耳を疑った。
雪春が周囲を見渡し、誰もいないことを確認すると、声量を落として告げた
「ここのスタッフ、辛くて辞めたかったら、いつでも僕に言ってくださいね」
「……は?」
「なんとなくですけど、ハイルさん……ほんとはこの仕事辞めたいんじゃないかと思ってるんです。違いますか?」
「ッ!?」
雪春のその目は、ハイルの抱える事情を、全て見透かしているかのようだった。
「こんなこと言うのもなんですけど、僕……この店が一瞬で吹き飛ぶような秘密、いくつも抱えてるんです。それを使って店長と交渉すれば、ハイルさんの要求も間違いなく通せますから」
「…………何が目的だ?」
雪春が迷いなく断言するその提案は、ハイルにとってあまりにも都合がよすぎるもの。
となれば、何かしらの大きな見返りを要求してくるはず。そう信じて疑わないハイルは、鋭い目で雪春を睨みつける。しかし――
「何も要求しませんよ」
「う――」
「嘘だって、思いますよね」
雪春はハイルの返答を先回りする。
まるで、ハイルが次に何を口にするのか、事前に知っていたかのように。
「でも本当なんです。ほらこの店って、控えめに言ってウンコじゃないですか。そんなウンコみたいな環境で無理して働くなんて、絶対やめた方がいいです。それに、これは僕のワガママみたいなものですから」
「……ワガママ?」
「ええ、同じ職場で働く人が、ずっと辛そうな顔をしてるのなんて……見たくないんです」
そう告げると、雪春は笑みを浮かべ、ハイルの眼を真っすぐ見据える。
「僕はハイルさんの味方ですよ」
「…………」
ポタリと、自身のズボンに水滴が落ちる。
この時、ハイルはようやく気づくことができた。自分が、涙を流しているという事実に。
誰も味方がおらず、誰かに頼ることもできず、地獄のような環境で一週間もの間、孤独な戦いを強いられてきた。
だからこそ、どこまでも優しく、どこまでも甘い雪春の言葉が、ハイルの全身を駆け巡る。
冷え切ったハイルの心に、再び温かな熱を灯していく。
もしも、教育係を任されたのが桜ではなく雪春であったのならば、また違った結末になっていただろう。
しかしそれは、今となっては消え去った歴史のif。
最初に牙を抜かれ、弱り切った状態だったからこそ、今の結果があった。
ハイル・スタークスは、この世に生を受けてより二十五年、ついに正しく己を知る。
自分は強者でも何でもない。誰かから優しくされる――ただそれだけで、心からの喜びを感じてしまう。そんなどこにでもいる、平凡で、一人ぼっちでは生きられない、か弱き存在なのだと。
強さとは、力や異能の強弱にあらず。どれほど暗く絶望的な場所に立とうとも、他者に光を与えられるそんな存在こそが、この世の真の強者であると、彼は悟る。
気がつくと、ハイルは雪春の前で膝を付いていた。
そしてその手を胸に当て、泣きながら雪春へと告げる。
「……我が忠誠をあなたに」
「いや、いらないです」
それは、後に『慈愛のハイル』と呼ばれ、『第7号店 店長』に就任する男が、真の意味で店の一員となった瞬間だった。
雪春「あれ? 前はこれ言ったら秒で辞めたんだけどな……」
2巻が昨日ついに発売されました!
まだの方はぜひ。よければ1巻の方もこの機会にぜひぜひ。
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