天才少女と天才青年   作:カサシチ

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 有栖さんは向音君を落とすことができるのか!?
 


アニメでいう一期
怪しすぎますこの学校


 

 「どうやら他の人は来ていないようです。」

 

 私の隣の有栖さんはそう話す。

 私の腕を握る姿勢で。

 有栖はこの彼氏彼女とかじゃないとしないようなポーズはいやではないようです。

 

 「そうですが、この姿勢のままなんですか?」

 

 流石に私とて恥ずかしい。

 ですが有栖は

 

 「別にいいじゃないですか、それとも嫌なんですか?」

 

 そんな悲しそうな目を向けないで欲しいです。

 仕方ないですね。しばらくこのままでいましょう

 私って案外ちょろいのかもしれません。

 

 「なぁなぁ、おまえさん達は付き合ってんのか?」

 

 ん?突然話かけられましたが、誰でしょう?

 金髪で私のイメージとしては少しチャラい大学生といったところでしょうか?

 

 「いや……特にh『付き合ってます。』えぇ…?」

 

 普通に嘘つくじゃないですか、この子。

 そして君は君で聞いた側なのに少し

 悔しそうにしているのですか?

 

 「いや、私と有栖は付き合っていません。

  幼馴染というやつでしょう。」

 

 「そうなのか。

  あ、そうだ、自己紹介を忘れていた。

  俺は橋本正義だ。」

 

 「橋本君ですか。正義とは中々良い名です。

  これから仲良くしていきましょうか。」

 

 「そして私は前影向音で、『私は坂柳有栖と申します』」

 

 自己紹介を私も忘れていたので少し申し訳ないです。

 次は忘れないようにしましょう。

 

 「じゃあ、俺は席に戻るぜ。お幸せにな。」

 

 いやだから付き合っていませんよ、橋本君。

 そしてなんでそんな嬉しそうな顔をするのですか?有栖。

 

 「有栖、そろそろ先に戻った方が良いのでは?」

 

 「そうですね、」

 

 悲しそうな顔をしないでください。

 そんなに離れるのが嫌なのですか?

 

 「先生の話、集中して聞いておきましょうか。」

 

 有栖にはそう言っておけば良いでしょう。

 そしたら彼女はポテンシャルを発揮するはずです。

 彼女のポテンシャルはかなり高いのでね。

 お、どうやら先生が来たようです。

 

 「席につけ。」

 

 かなり真っ直ぐな目をしていますね。

 彼は信頼できそうです。

 

 

 「Aクラスの担任となった、真嶋だ。

  この学校にクラス替えはない。

  つまりこの三年間このクラスの担任になる。」

 

 真嶋先生か、いい名前ですなぁ。

 で、クラス替えはなしと。

 おや?先生がスマホ?を配り始めましたね。

 

 「これは学生証だ。この学校はサービスを

 このスマホに入っているポイントを使って

 利用できる。

 今のポイントは10万ポイントだ。

 ちゃんと一ポイント一円だ。

 このポイントは学校の()()()()()()

 買うことができる。」

 

 少し教室はざわつきましたがすぐに落ち着きましたね。この学校に入学できた人はやはり優秀なんでしょう。

 

 「この学校は完全実力主義だ。そして今のお前たちには10万ポイントの価値があると判断された訳だ。」

 

 ふむ。実力主義の学校。毎月10万ポイント。

 何か裏がありそうですね。

 そして先生の話し方。『今の』お前たち。

 『どんな物』でも。なかなか面白そうな謎解きです。

 

 

 

 

 

 そして、ホームルームが終わり、

 Aクラスはフリーな状態となった。

 

 

 

 さてと、私はどう動くべきでしょうか。

 ここで自己紹介を始めると言っても良いですが

 あまりリーダーはやりたくありませんね。

 終わって速攻でこっちに来た有栖と

 このまま話しておきましょうか。

 

 

 「皆少しいいか?今はお互いの名前を知らない。

  だからお互いに自己紹介をしないか?」

 

 お見事なスキンヘッドの君の登場ですか。

 このベット君はどのくらい優秀でしょうかねぇ。

 

 

 そして向音が坂柳有栖を愛でながら

 自己紹介が続き、坂柳が自己紹介をし

 隣にいた向音の番になった。

 (どうも天の声やでこれから補佐説明はワイ担当やからよろしくな!)

 

 「次は向音君ですね。」

 

 有栖さんキラキラした目で見ないでください

 惚れてしまいます。まぁないと思いますが

 

 「フフッ、わかりました。

  私は前影向音。特技は特にありません。

  勉強なら多少できるほどです。

  隣の有栖は幼馴染。付き合ってはいないので

  そこをどうか勘違いなさらずに。

  それでは皆さんよろしくお願いいたします。」

 

 

 ザワザワ「やっぱり彼イケメンだよねー」

    「そうだよねぇ。羨ましいな有栖さん」

 

 

 何か色々聞こえますねぇ。有栖が嫉妬してしまうって、…何故そんな誇らしげなのですか?

 

 「やはり皆さんも向音くんの魅力には勝てないようです。」

 

 ちょっとよくわかりません。

 

 

 

 

 





 向音君の性格は坂柳有栖の男版です。
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