よう実一巻をようやく手に入れて
売り場も同時に見つけた事で有頂天の人です。
(*゚∀゚*)ムッハー
今はお昼時、ちょうど授業が終わり
食事の時間になりました。
しかし私は疲れているので
早めにご飯を食べてしばらく
寝ていたいのですけども………
有栖?どうして貴女は私を離してくれないのですか?
「あの?有栖?離してくれると…『嫌です』」
そんなニコニコの表情で言われましても………。
有栖はどこかにこやかな表情を
浮かべてこちらを見てきます。
………さて、私の睡眠の為にもここは
頑張らねばなりますまい。
「有栖、離してくれたら今週末一緒にどこか行きます。」
有栖は少し考えたようでしたが、納得したようで
「わかりました、離します。」
私は今週末の時間を犠牲にして
昼休みを確保しました。
よし行きましょう。
私の足はいつもより速いスピードで
食堂に動きました。
さてこちらは食堂でございます。
先ほど有栖に拘束された影響で人が多い時に
来てしまいました。今度有栖には報復します。
さて、私は何を食べましょうか
ドン。「あっ、すみません。」
誰かとぶつかってしまいましたね。
どうしても眠くて、気づけませんでした。
「オレの方もすみません。」
向こうも謝罪して、私に顔を向けました。
あれ?有栖の言っていた人と似ていますね……
「あれ?君は有栖が言っていた人と……。」
「どうかしましたか?」
私は仮にも一年生なんですが
敬語だとはかなり丁寧な人ですね。
ただ単に誤認している可能性もありますが。
ただそういう人は好きですよ、私は。
「あっ、いえ大丈夫です。」
あらら、結構気まずい空気に
なってしまいましたね。
こうなったらこのままこじ開けましょうか。
「私は一年Aクラスの前影向音。貴方のお名前は?」
「…オレは一年Dクラスの綾小路清隆だ。よろしく頼む。」
綾小路清隆君ですか、やはり有栖が
言っていた人でしょうか?
あと敬語が外れたって事は
私がニ年や三年に見えたという事ですかね?
なんか騙していたみたいで申し訳ないですね。
「わかりました、綾小路君ですね。」
「ええと………『向音でいいですよ』わかった。」
名前や特徴がマッチしていることから
本人であることは間違いがないようです。
ただ何故有栖に気に入れられたのか、
そこが気になって仕方がないのです。
しばらく見ていましょう。
「……………何かオレの顔についてるか?」
おおっと時間切れのようです。
それにしても中々イケメンですね。(女子のイケメンランキング1位のお前が言うの?)
「いえ、ジロジロ見てしまって申し訳ないです。」
「あぁ問題ない。それで向音は何を食べるんだ?
俺は初めてだから何が
美味しいのかわからなくてな。」
「私も初めてなので……………そうですね、
私はこのカツ丼にしようと思っていましたが。」
私はカツ丼の名前が書いてある場所を指差しました。
そして彼は私がカツ丼を選んだのが
意外だったのか驚いた顔をしました。
失礼ですね。
「そうか、なら俺もカツ丼にしよう。」
私のキャラでカツ丼を選んだのが大きいのでしょうか?
綾小路君もカツ丼にしたようですね。
私もカツ丼を選んでと。
何故カツ丼にしたかって?それは簡単です。
美味しいからですよ。
そして私は綾小路君と一緒の席に座って、
綾小路君と共に昼食を取ることになりました。
「綾小路君はどうしてこの学校へ?」
私は何気ない話題を振りました。
いや、振ったと思っていたというべきでしょうか?
ですが彼は一瞬苦い顔をしたのが私には見えました。
「その………そうだな。」
「いえ、無理して答える必要はないですよ。」
私はただ何気ない話題を振ったと
これは思っていた私に責任があります。
ですのでここで切っておきましょう
と思っていたのですが
どうやら綾小路君は喋るようです。
「そまぁ一つ言えることは普通じゃない環境で
育ったぐらいなら言えるぞ。」
普通じゃない環境、ですか。
私と通づるものがあるようですが、彼の場合は
目から若干の無、というのには違うなんらかの
ものを感じるのでこれ以上この話題を
話すのはやめておきましょう。
「そういう向音はどうなんだ?」
そうですね、私は……どうしましょうか?
真実を部分的に語るのが良いでしょうか?
それとも嘘で塗り固めた方が……いえ普通に
答えましょうか。
「そうですね、私も貴方と似ていますね。
ですが悪くはなかったですよ。」
私も私なりに色々あったのでね。
まぁ話すメリットはないので話しませんが。
「お前も色々苦労したんだな。
……………ご馳走様でした。」
立ち上がり私に目を向けて、
「このカツ丼美味かった。」というとそのまま
どこかに消えていきました。
いえ綾小路君私も同じの頼んだので
このカツ丼の味はわかってますよ。
「ふふ、綾小路君ですか。
彼も中々に苦労人のようですね。」
私に彼の苦労は知る事はできません。
ですが私なりの感想は持てます。
よく当たる私の感が言っています。
彼は愛を知らないと。
あ、連絡先交換するの忘れてました。
私は屋上に行って寝る……予定でした。
ですが屋上にはなんと有栖が!
何故場所がわかったのでしょう?
「貴方が私に言ったので待ち伏せしてました。」
あ、忘れてました。
やっちまいましたね。
私はこの後一人で寝させてと言いましたが
動く気配がなかったので、有栖に代わりに膝枕を
させてやりました。気持ちよかったです。
…………ですが報復だったのに
喜んで有栖がやっていたのは
シンプルに悔しいですね。
中々上手く書くのは難しいですね。
でも頑張るんやで!やるぞ、やるぞ、やるぞー
(*゚∀゚*)ムッハー