天才少女と天才青年   作:カサシチ

5 / 6

 感情主義は多分しばらく投稿しません。
 多分転生阿呆の方を多く投稿すると思います、


天才青年と派閥争い。

 

 向音が所属しているAクラスは少しずつ

 派閥が形成されていた。

 

 葛城派と坂柳派である。

 

 その二人は正に正反対の考え方で

 葛城派のリーダーの葛城康平は 

 保守的な考え方を主にする。

 

 その一方で

 坂柳派のリーダーの坂柳有栖は

 攻撃的、つまり常に合理的な考え方をする。

 

 

 その二人の実力者はまだまだこの学校の

 核心に殆どの人が気づいていない時期から

 派閥を形成していた。

 

 

 では主人公の向音はどうなのかというと

 

 

 

 「派閥争いですか?興味ないですね。」

 

 葛城派でも、坂柳派でも、ましてや中立ですらない。

 興味がないだったのだ。

 

 

 「なぜ向音君は私の派閥に来てくれないのですか?」

 

 「言っているでしょう、私は興味がないと。」

 

 「では、葛城派にも付くつもりもないと?」

 

 「そうですね。葛城派に付くことは100ないでしょう。」

 

 現在クラスの休み時間中。

 私は派閥争いが具現化してきていた最近から

 有栖の猛アタックを受けています。

 ですが、私にはどうでもいいことですね。

 

 「では中立であるということですか?」

 

 「いえ、私は参加しない人間ですよ。」

 

 「それを中立と言うのですよ。」

 

 「では中立ということなんでしょう。」

 

 「なぜ貴方のような実力者が興味ないのですか…。」

 

 「私は何回も言っていますが

  この派閥争いには興味はないです。

  それはなぜか?是非答えましょう。

  そもそもこの派閥争いに参加している人間は

  実力がない者のやることです。」

 

 

 「私が思うにこの派閥争いは

  リーダーの立場にどちらがなるか。

  それが重要視されていますが

  自分の力を自負している私から

  すればどちらでも構わないのです。」

 

 まぁ、有栖であった方が色々便利ですが。

 ただ有栖がこの程度で負けるなら利用価値も

 ないということになるのですから。

 

 

 「そうですか………まぁいいです。

  今回は諦めますが次は入ってもらいますよ」

 

 「また来るのですか……?」

 

 「勿論です。」

 

 正直、どんなアタックをされた所で

 私が揺らぐことはありえないのですから

 時間の無駄だと思うのですけどね…。

 

 まぁそれほど実力を買ってくれてると考えれば

 嬉しいのでしょうかね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 視点:坂柳有栖

 

 

 

 

 

 ベットのいい匂いがする。

 私は最近ずっと悩んでいる。

 それは向音君のことであり、私のこと。

 何故、何故、彼はこちらに来てくれないのでしょう?

 私に何が足りないのでしょう?

 

 「はぁ……、最近こればかり考えてますね…。」

 

 私は正直彼が居なくても

 リーダーの座を取れるでしょう。

 ですが、彼が居てくれれば

 それが確定することになります。

 

 まぁ、建前はそれです。

 

 ですが真に言うとすれば、不安なんです。

 私は何故不安なのでしょうか。

 彼が敵になったとしたら。

 そう考えたら、負けることより怖い。

 

 

 「全く………どうすればいいのでしょうかね。」

 

 そうして私はベットにうずくまる。

 彼が好きなのは私とて理解しています。

 それで彼はそれを自覚していなくて、

 ただの友人としてしか見ていないことも。 

 

 もしかしたら私は彼に

 いい所を見せたいのかもしれませんね。

 彼に見てもらう、彼に見て。もらう為に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 視点:前影向音

 

 

 「今日もいい天気です。」

 

 最近、何故か私は中立派として

 名高い存在になっています。

 やれあの坂柳有栖がとても執着しているだとか。

 やれ二人のリーダーからの誘いを

 断り続けているだとか。

 

 ぶっ飛んでいるものだと

 実は私がリーダーを虎視眈々と

 狙っているとか。

 そんな事実無根な噂も流れる程です。

 

 

 「そんなつもりなかったんですけどねぇ……。」

 

 本当にどうしてこうなったんでしょう?

 こうなったら、有栖の派閥に入るのも

 有りですね。

 特に何もせず目立たない様に。

 私は動く必要がなければ動きたくないのです。

 

 悩みますね……。

 私の名声だと、入ったら入ったで

 また騒がしくなりそうですし。

 入らなくてもこのまま噂が大きくなっていく。

 

 

 「…………八方塞がりってやつですか。」

 

 正直予想はしていましたが

 ここまで有栖がしつこいとは思いませんでした。

 はぁ、本当にどうしましょうかね。

 そう私が屋上で悩んでいますと

 

 

 ん?誰か来ましたね。って神室さん?  

 何故神室さんがここに来る必要が?

 神室さんは私の隣に座った。

 

 

 「ねぇ、なんで貴方は坂柳の誘いを断るの?

  断る理由なんて無いと思うのだけど?」

 

 …………………何故核心をいきなり

 突いてくるのでしょうかね。

 さて、どう返しましょうか?

 

 

 「そうですね、私は目立つのは嫌いなので。」

 

 「なら、最初から入って静かにしていればよかったんじゃないの?」

 

 「それも考えたのですがね……。」

 

 それをしなかったのには訳があるのです。

 

 

 「一つ有栖に言っておいてください。

  私はやる気が湧かないと。」

 

 私が最初から入らなかった理由は

 実は薄いんですけどね。

 どうでも良いだけで入っても良いんですけど。

 ただなんか嫌なんですよね。

 

 

 「ふぅん、まぁ伝えておくわ。」

 

 「ええ、そうしておいて下さいね。」

 

 「……なんていうか貴方不思議ね。」

 

 「どういうことかお伺いしても?」

 

 「あの坂柳に認められる程の実力があって

  リーダーに立候補しないどころか

  有栖の誘いを断り、やる気がないと。

  そして、貴方の丁寧な言葉遣い。

  まるで仮面を被ってるみたいね。」

 「………………………」

 

 「まぁいいわ。貴方のことについて

  深く突っ込むようなことはしないから」

  

 そう言って立ち上がる神室さん

 

 「それじゃあね。」バタッ

 

 

 

 「…………………………仮面ね。

  そうかもしれませんね。

  もしかしたら私は仮面被りかもしれません。」

 

 

 神室真澄。フフッ、洞察力はいいようですね。

 ですが、貴女には私は見えませんよ。

 私ですら、自分が見えないんですからね。

 

 

 

 ……………………よし、

 やっと食べれますね。

 

  モグモグ。

 「うん、美味しいですね。」

 

 

 やはり自分の作った弁当が一番美味しいです。

 特にこのエビフライとか!

 他はこのハンバーグとか!

 

 

 ………………………はぁ。

 疲れますね、やっぱり有栖の派閥に入るのが

 一番妥協として良い着地点なのでしょうか?

 

 

 まぁいいでしょう。有栖の元に入るのが

 一番ベストなのでしょうか?

 これは私が折れるべきでしょうね。

 

 

 ………よし、早く食べましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





 坂柳有栖さんは本編より弱体化入ってます。
 まぁ基礎値は変わってないです。
 ………精神面的なね。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。