恐竜惑星とジーンダイバーのMOゲームを実況します 作:あーぷ
宇宙に憧れ、不断の努力を経て夢を叶え……しかし、その夢半ばで命を落とした。
プグラシュティクのいち男性、リックくんのこれまで。そんな彼の生き様を、彼自身が、果たしてどのように受け止めているのか?
後悔があるのか。ないのか。
コトによるとひどく不躾な、残酷な問いかけだと謗られかねない。そんな質問が、原作主人公たるユイの口からまろび落ちてきたわけだった。
行為自体のアリナシがまず、議論の俎上にあがりかねない発言なのかもしれないけれど。ただまぁ……VWOシナリオ中における個人レベルの実感触については、ある種の夢見心地に近いものなのだと、しつこく描写がされてきた。
個々のキャラクターにとっての現実世界。そちら側でのお仕事の延長線上で、バーチャル世界での活動を継続しながらも。
他方、理性の枷から程よく解き放たれた曖昧さをもって、誰しもがその人なりの本心、思うところをそのまま伝えようとしてしまう。全体的に見て、そんなふうな傾向性があるんだってことだな。
様々な時代。様々な場所。そして様々な場面に立たされた、そのさなかにおいて。
どこぞの誰かが、フトした拍子に己自身へと立ち返る。自然体となる。そうした上で、遠くに広がる光景を、目の前何かを。あるいは自分自身の手の内を見つめ……思い至った結果として出てくる、言葉。
そのたぐいの言葉がユイという個人から零れるってこと自体は、極めつけにニュートラルな作用であって、通り一遍のモラルで良し悪しを判別すべき行為とは言えない。
そしてまた問われたリックくんの側も、ユイと同じようなスタンスでもって振る舞うことになるんだろう。
つまり、彼にとっての本心。思いの丈を、素直な気持ちで応えることになるって意味だ。
……いやまぁ結局のところ、実際に選ぶのは我々プレイヤーって形にならざるを得ないんだけど。
ユーザー主体で進行するゲーム体験って枠組みは崩れないし、崩せない。ここに来ていきなり
有り体に言ってロールプレイ勧奨シーンってことだな、ここは。これまで彼のことを操ってきたプレイヤーが、その彼の思いを。頭を捻って考えた上で、バッチリ代弁して差し上げましょう。ってことかと思う。
それでマァ、いざ包み隠さずとなった本件であるが……リックくんって御仁はどんなふうに考えていたんだろうなあ、果たして。
主にワールド7あたりで観られた断片的な描写だけでも、身体的にも精神的にも、大いに恵まれた一個人だったってことは明らかではある。
たぶん、幼年期に心を焼かれ、果てなき
ナマの肉体が、そのままで宇宙に往こうとすること。持て囃されたのはせいぜい21世紀の前三分の一あたりまでで、もはや今となっては、相対的斜陽産業に対する過剰リソースの投入にすぎない。
他種族キャラの時代性も、恐らくその『今』と大差ないくらいに設定されている。となれば彼の犠牲は当然プグラシュティクという種族全体の損失だと言えるし、もちろんリックくん自身にとっても、早すぎる死で贖う必然性なんて、微塵もなかったはずなのに。
見方によるとリックくんの生き様ってものは、一有機知性体の独自のこだわり。言ってしまえば非合理性の発露であって、またどちらかと言えば
でも、先ごろパックも言っていたように。そうした非合理性こそが、時としてそれまで思いもよらない「何か」を掘り当て、業界にパラダイム・シフトを引き起こす呼び水となる。ことだってあるのだ。
人間活動とは[アニマル・スピリット]である。生煮えの理性で選択を雁字搦めにしてしまうと、往々にして隘路に陥りがちである。
ただし完全に好き勝手をさせると、それはそれで明後日の方角にスッ飛んでいきかねないから、程よくカタに嵌める。つまり沸き立つ想いのそれぞれを、一定の水準まで飼いならすことこそが肝要なのだ、と。こっちは確かドライさんのセリフに、似たような発言があったはずだな。
もっとも、これってあくまで生者の視点だ。
最大多数の最大幸福。全体最適かくあるべしってだけの話だから、翻ってリックくんという個人の目線に立つと、なかなか納得しがたい結論になってしまっているとも思われるが。まぁ、さておき。
……んー、そうだなあ。ここは、NOを選んでおくか。
後悔はない、と。
ええ、はい。そりゃあね? 後悔なんかあるに決まってるだろってのが、本当のところだとは思いますとも。
どんなときも。誰にだって。多少なりとも後ろ髪引かれる想いってのはあるものだろう。
リックくんがそのへん、例外的な感性の持ち主だとも思わない。
だけど、ロールプレイ的に見るなら正解はこっちだと判断したい。
何故って、今や賽の目がテーブルの上に出揃ったあと。
物言い付け難きこの余韻めいた場面で、野郎が女の子――異種族かつ、ずいぶんな目下とはいえ――に向かってやりたがることといえば、それは恐らく本音の赤裸々な吐露ではなく、彼らしく。それっぽく、ビシッと格好をつけたいって方向性だと思うからだ。
……実はギガントの1stキャラで、萌さん相手に答えたときはYESを選んでいたりする。
そのため今回逆の択を見てみたいという極めて安直かつ即物的な理由がなくもないんだが、まぁ、そこの部分については今は聞かなかったことにしておいてください。
これはリックくんのロールプレイ。ロールプレイなのです。ホント。信じてー。
◆
そんなわけでNO側のパネルにカーソルを合わせてポチった後。レスポンスは、たいへんじんわりとしたものだった。
「……そう、なんだ」
ユイが恐る恐る、噛みしめるように、リックくんの返答を受け入れる。
じんわりさ加減は、キャラクターレベルのレスポンスだけに限らない。プレイヤーから見た画面全体の視点移動等など、ゲーム的な演出部分に関しても大筋そのようにされている。
ユイの背中側から抜け出したプレイヤーの視座が、ゆっくりと部屋のなかで弧を描いて移ろい。やがてリックくんの背後から入り込んで、彼の目線にシンクロする。
そうして、先ほどのユイの一人称とは真逆の位置取りとなったリックくんの視点で、ユイのことを見下ろし……目の前の彼女のリアクションを、じっと待ち受けることになるのだった。
「……凄い、のね」
やがて彼女から出てきたのは、そんなシンプルな称賛だった。……なるほど、NOだった場合はこういう反応になるわけかあ。
代わりに泣いてくれる。つまり答え手の感情面を反映するの「ではなく」て。
理性……っていうか、この場合どっちかというと矜持って言うべきかな? そっちの側を尊重した上で、素朴な敬意を示してくれるってことかと思う。
「あたしも、しっかりしなくっちゃ」
沈んだ表情から打って変わって、ユイは笑顔を浮かべてみせる。
たぶんひどく無理をして。それを受けてリックくんも、右手を軽く上げて小さく左右に振る身振りを返した。
彼らプグラシュティク流の敬礼しぐさと少し似ているが、それよりもかなりカジュアルなもの。これまでの彼の雰囲気からはやや外れた、それでもなお、茶目っ気のある「らしい」リアクションだった。
「あたしも、あたしの出来ることを、しっかりやっていく。分からないことや、苦しいことだってたくさんあるけど。でも諦めたりはしない、少しずつでも、前へ進んでいくわ。……これからも。後悔の、ないように!」
不条理を受けとめ、その人その人の最善を尽くす。その繰り返しの果てに見えるものもあるし、反面、いくら手間隙かけても一向に見出だせないことだって少なからず。
ある意味でユイも、他の連中と変わらないありふれた態度を身に着け、そのように振る舞う以外の選択肢を切り捨てたんだとも言えるだろうか。
見方によってはマァ、つまらない結論。
でも、誰だってそうするしかないのだ。なぜなら、何者であろうと手持ちの札は限られているし、まだ見ぬ山札のなかにはランダムの偏りがみっしりと詰まっているから。
そんな悪条件の只中で、日々とは光陰矢の如しであるわけで、結局トライ&エラーの繰り返し。
漸進主義。革命的精神。どちらにもそれなりの目配りをしながら、不確かな未来をめがけて恐る恐るの体当たりを仕掛ける。
細工は流々、とは口が裂けても言えまいが。それでもまぁ、あとは仕上げを御覧じろってな感じかねえ。
ビッグ・データに基づくアベレージ、自動出力品として、大いにありがちだが、しかしありがちであるがための話のまとまりが出来上がっている。
ここはキャラクター同士のやり取りを、素直な気持ちで享受すべきに違いない。変に傾いて見るんじゃなく。水を差さぬように。
◆
さて。ユイが去るときだけは他の面子と少し演出が異なり、プリズム状に光り輝くタイプのスネーカー式時空間移動が起動された。
別れの言葉のあと、輝いて、目の前から消える。もっともそれ自体には、ちょっとした特別扱い以上の意味はない。大事なのは、この場所にはもう誰も居なくなった、ということだろう。
一応、大人版セラフィーだけはまだこの場に残ってはいるけれど。でもピックが抜け出した後の彼女は再び演算処理を優先するための眠りについてしまい、フロア内西側の隅に位置する患者用ベッドめいた台――先ごろ一瞬だけ挟まれたシークエンスで、去ってゆく前の萌さんが彼女のカラダを抱えてそちらへ運んだことが示唆されている――の背もたれに身を凭せ掛け、頭を垂れ、もはや、一言も発しない。
事実上、独りきりとなったリックくんは、つかの間、打ち拉がれたかのような表情を作った。
取り残されることを? それとも、消えゆくことを?
ずっと遠くから押し寄せてきて、そのまま呑み込まれてしまいそうな、悲嘆の色味が面影に差した。
それでも、彼はそんな寂しさに飲まれてしまえるほど、弱くはない。
一回だけ、ぶるりと震える。その後、いくぶん自嘲的な笑みを浮かべ、ゆっくりと左右に首を振る。
そうした手順をこなすことで沈んだ気持ちを誤魔化しておいてから、緩慢な、しかししっかりとした足取りで、下部階層フロアを通り抜けて、更に奥まった先へと歩みを進める。
――っと、シーンが切り替わったな。後のリックくんがしばらく進んだ先で目にすることになるこのロケーションは、明らかに突拍子のないものだ。
とはいえ月面スネーカー基地から下部階層フロアへの繋がりって時点で、相当唐突極まりなかった。現実世界での実構造なぞ知ったことかって話で。今更だと言われると、それはそうだとしか言いようがない。
プレイヤー目線で見渡せる場の全体像としては、円柱状の巨大建造物の周囲に張り出した円盤型のスペースを、透き通った天蓋がチューブ状に覆っているってところ。
構成的にはスネーカーとの最終決戦時のフィールドにちょっと似たところがあるが、一面緑色の床や蛇腹状の縁取り、また全体的に荒いグラフィックから、どちらかというと『恐竜惑星』エンディングの際。
萌、もとい美沙とツトムが宇宙空間を見上げた。メディア・タワーの上層外部、バルコニー構造に近いつくりの場所だと言えるだろう。
ちょっとだけ間を空けて、円柱建造物にぽっかりと開いた出入り口から、メットを外したままのリックくんが姿を現す。
彼がフロアの全域をざっと見渡している。そのあいだに、エンディングに入ってから頻発気味の、周辺をぐるりと旋回するタイプの視界移動が行われる。
視点が渦を巻くようにしながらリックくんに向かって距離を詰め、最後にはこれまでもお馴染みのTPS的な位置取りとなって。リックくんの背後から、彼自身の目線を追従する形で状況を見守ることになる。
緑色の床をやや前に進み、ちょうど円盤の中央のあたりでリックくんが見上げた。
すると、彼が見る先には、月面から見渡す地球の姿が、くっきりと浮かび上がっているのだった。
天文単位の彼方より。太陽が光差し向ける方角のせいで、左上側が明るく照らされ、一方でその反対は暗闇のふちに沈んでいる。
半分の昼、半分の夜だ。45億年の未来、即ち現代における月の一角から同じように見上げたとき。その光と影の比率には、現時点と何ら違いはないはずである。
今は、まだ、赤く曇った灼熱の星ではあるけれど。何百、何千万、何億と繰り返される年月の先で、あの
無限を思わせる昼。永遠と見紛う夜。あちらへ、こちらへ、メトロノームのように行き交う、機械的な繰り返しのその果てにこそ。
そうして、世界が巻いてゆく。
時間が猛烈な速度で擬似的に過ぎ去る。それがリックくんの想像上の景色に過ぎないのか。それともいよいよ平常を取り戻そうとしているバーチャル世界が、束の間見せた幻影のようなものだったのか、そこのところは定かでない。
無数の昼夜が降り積もり、そのごとに、マグマの海は次第に熱を喪ってゆく。
いつしか凝固した
最初は鉄が大量に溶け込んだ緑色のうねりで、現代的なそれとはまったく似ても似つかない。しかし物質の循環と、生命活動との複雑な相互作用の結果として、誰もがよく知る青々とした色味が見えてくるだろう。
冷たい眠り。緩慢な滅び。突然の衝撃。エトセトラ。
そうした地史的な事々はどうしようもなく一瞬すぎて、都度ごと差し挟まれたにも関わらず、僅かなちらつきにも満たなかった。
そして、とうとう。夜の側には文明の明かりが煌々と輝くようになった。
か細くもギラつく光の大群。覚えのある場所ほど光量は大きく。40数億年をほんの数瞬で過ぎ越して、有機知性が地表にびっしり蔓延ったことが見て取れた。
あれはヒトが暮らす町並みか。プグラシュティクたちの営みによるものか。それとも?
言ってしまえば、どれだろうと構わないし、それにどれでも同じようなものなのだった。なぜなら河川が張り巡らされた平野部には必然的に人口が集住し、その密度によって育まれた文明の種子は、じきに芽吹き、伸びあがることになるわけだから。
種、小集団の栄枯盛衰に引きずられ、時として陰りを見せることもあるけれど。それでも、地理的な勾配に基づくポジション的な優位性が衰えることは、早々ない。
大地の上、特定の場所で。大輪の花は咲き誇り続ける。いち生物種の栄華が徐々に色褪せ、先細りの果てにとうとう行き着いた先。文明そのものが滅びゆく、その最末期まで。
でも……滅びなんて、ほんとうにやってくるんだろうか?
至って身近な衰えのことを、大げさに捉えてしまっているにすぎないのでは? そんなふうな疑問もないではないな。
生得的な本能として、ヒトは、有機知性体は、そしてまた、
だけど偉大なるダン・クエールは言うのだった、明日は、昨日よりも、ずっとより良いのだって。
最大限配慮した言い方をすると、マァ、毀誉褒貶喧しい彼だが。少なくともこの方面においては、一定の真実を突いているかのように思われる。
さっきから、ピアノの澄んだ旋律が特徴的な切ない音楽――なんだけどこれ、『ジーンダイバー』エンディング曲でもある「頑張って、ダーリン」の低速アレンジなんで、歌詞知ってる人からすると吹き出しかねないシチュエーションになってる気がするんだが今は忘れよう――が流れている。
リックくんがそっと、目を細めた。
百億の昼と千億の夜。その先に見出される無限の
ヒトの未来。プグラシュティクたちの未来。フォロルの、エウロパ人の、ギラグールの、ホモ・ギガンテウスの……それら、VWOに登場する種族だけに限らない。
無数に枝分かれした、言語に絶するほどの選択肢。可能性。そのそれぞれがこのバーチャル世界でシミュレートされ、ネガのごとき実体を伴いながら、永遠に保存される、すなわち並列的に存続する。
あまりにも広々とした、寂寞たる宇宙の片隅で。命を宿し、心を宿し、知を宿し、そしていつしか、そのさらに次を見据えようとすらするだろう。そんな世界たちが遥かに遠い、でも、すぐ傍にある。
リックくんが、小さく微笑んだ。
それは、半ば衛星コンピュータの傀儡としてここまでやって来させられた、これまでの彼のものではなく。
未知を好み、宇宙を愛し、遠くを求めた、一介の旅人。つまるところありがちなひとつの有機知的生命体としての彼が、かつて浮かべた、数多くの表情の、その残滓だったのかもしれない。
これも、本当のところは分からない。再び何歩か前へと踏み出し、立ち止まり、浮かぶ地球に向かって片手をそっと伸ばしたところで。彼は、動きを止めてしまったので。
役目を終えたリックくんという個人は、それ以上の行為、行動を求めない。……求められない。
◆
――ハァイ、スタッフロール開始。
真っ黒な宇宙にぽっかりと浮かんだ、蒼き地球を背景にしてズラズラずらりんだ。
まずVWOの作者さんとー、制作に直接的に携わった作者さんの哀れな模擬人格が複数人? その後に続くのは見慣れた面々ってか。有償無償問わず用いられたソフトの名称と、各種アセットの制作者名がさながら芳名板のごとく。
まーだいたいどうでもいいな。とりあえず、お疲れ様でした。
衛星コンピュータ『タイタン』との、ほんとうのファースト・コンタクト。VWO世界で将来的に実現するであろうそのプロセスを経て、リックくんもといVWO主人公がどうなるのか。そこらは本作のカバー範囲外となる。
いくつか可能性は思い当たる。トントン拍子にうまくいって、一個の独立有機生命体として無事復活、となるのかもしれないし。『タイタン』に取り込まれて単なるデータ、無機構成物の内部に記録された一連の電子情報へと貶められてしまうのかもしれない。
ことによると、紆余曲折の果てに闇落ちして、次回作の中ボス、ないし大ボス。みたいな路線だってありうるんじゃないのかねえ。現状、どうとでも転がせそうなポジションで、宙ぶらりんのぶらんぶらんだ。
どうせそのうち出るでしょう、VWO2。ゲーム作品ひとつを完成させることが極めてイージーとなった昨今、当然続編だって容易にでっち上げることが出来る。
題材のマイナーさ加減もあって、スマッシュヒットってほどではないにせよ。それなりに耳目を集めることに成功し、またこうやって
作者さんのスタンスにもよるだろうが、作らないって手はないように思う。当方としましても今後とも、一ユーザーとして待ちの姿勢で居るつもりである。何卒よろしくお願い致します。
ちなみにエンディング後だが、普通にプレイ続行が可能な作りになっていたりする。
今のスタッフロールが終わったら、そのままフォロル基地のど真ん中に放り出される。ティモシーⅡの面々含め、NPCの大半はワールド8-3突入前まで巻き戻っているため、キャラクターの当面の活動には支障がないって形であるよ。
もちろんエンドコンテンツ周り等、あちこちにクリア後のお楽しみ的な変更点はあるけどな。
んー……放送枠が少々余ってしまったし、そうだなあ。ここはいっちょう、リックくん使って、VWOの対人戦ってやつを実演してみせるとしましょうかねえ。
というのも、クリア後プレイヤーのみに開放される対戦ルールがあるんだ。シミュレーテッドでの戦闘訓練って名目なので、スターターはクロノ・キャリア内部のギラグール副官である。フォロル基地に戻ったら早速ワールド3に移動しまして――