World Days(旧版) 作:完結の陽炎
読了されました読者の皆さん、まことにありがとうございます。
原作のSchool Daysはゲームで19年前、アニメで17年前となるようです。時の流れをしみじみと感じてしまいます。
本編は西園寺世界の幼少期から始めているため、原作前の再構成となっています。
物語の都合上、School Daysよりも後に出てくるキャラは出てきません。例外はSummer Daysに登場した加藤可憐だけです。多数のキャラを出しても、当方では扱い切れないので厳選をしております。
テーマを一言で申し上げるなら、西園寺世界の改善です。
伊藤誠に次いで嫌われている悪評の高い片割れのメインヒロイン。
Summer DaysやCross Daysでは、サブキャラに降格という不遇な扱いがされています。
ゲームやアニメなどを見る限りでも、事情をお察しするのであえて触れません。
それとは別に活躍ができるポテンシャルがあるのに、正直もったいないと感じました。
本作のような西園寺世界が存在をしてもいいのではないか?
そんな救済を理念として執筆をした次第です。
ここから先は本編のネタバレが含まれていきます。
読まれる方はあらかじめご了承下さい。
西園寺世界といえば、清浦刹那の存在が欠かせません。
検索をすると異母姉妹の裏設定があります。
もし、お互いがそれを知ったらどうなるのでしょうか?
ここが物語の核となっています。
両者の関係は親友だけでなく家族でもあることが重要です。
そうすると刹那を大切にする世界が見られるようになります。
超重要キャラとなったのは桂言葉です。
原作では悲劇のヤンデレヒロインとして名高い存在ですが、本作では支援キャラとして最も活躍をしました。
コンプレックスを刺激するので、同性の女の子から嫌われやすい独自解釈で扱っています。小学生ぐらいの早い時期に関わらないと、良好な人間関係を作るのが難しいと思いました。
清浦刹那との相性が最高であることは、原作のSummer Daysにあるせっちゃんとことぴーから証明されています。甘露寺七海の関係も本作では悪くないので、出会い方が違えば、原作で毛嫌いをされなかったと思います。
原作主人公である伊藤誠の扱いには少々難儀をしました。
桂言葉に向けた盗撮は原作の不可避イベント。時間軸として原作では2学期の始めで、本作では1学期の途中で発生としています。本人の許可なく撮影をしたことは擁護できないので、それ以外で挽回をしてほしいという気持ちで進めていきました。妹思いの優しいお兄ちゃんは原作でもありましたので、そこは本作でも敬意をこめて存分に発揮させたと思います。
学園祭の隠し休憩所とエッチ盗撮の事前対策。原作で倫理の欠片もない強烈なイベント。普通に犯罪ということで徹底的に排除となりました。
バットエンド鮮血のリボンについて。
ゲーム・アニメ・漫画・小説、いずれも死亡キャラありで共通点を持っています。本作も決して例外ではありません。違うのは他殺や自殺ではなく事故死であることでしょうか?
原作にない刹那のその後が簡略的に書いています。もし言葉がいなかったら、死亡キャラがもう一人追加となっていました。
桂心と伊藤止が一緒に精神的な成長をして、前向きに乗り越えようと健気に頑張る姿が見られます。
ノーマルエンドお揃いのリボンについて。
こちらはトゥルーエンドと言い換えても差し支えないです。ノーマルで収めるには正直惜しいと思いました。
人間的に急成長をして、刹那のおねえちゃんとして頑張る世界が見られます。こんな感じで刹那の同じリボンをした世界を原作で見てみたいと思いました。
ハッピーエンド居候の平穏について。
原作では成立しない独自展開です。幼馴染という過去に積み重ねた信頼があればこそ成り立つ救済ルート。どちらもパリに行かなくて済むならそれが一番いい。誰も犠牲にならないという意味でハッピーエンドとしました。世界の成長という意味ならノーマルが上かもしれません。
原作では可哀想な桂言葉となっていますが、本作ではどのルートでも助けとなっています。か弱い不幸な少女ではなく、芯に強く友達を支える優しき少女としてリスペクトを行なっています。
School Daysで西園寺世界を主人公とした二次創作。
決意を固めて本編を完結をさせました。
少々短いとは思いますが、これにてあとがきを締めくくります。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。