呪術廻戦とまどか⭐︎まぎかのクロスもの。メインは呪術 作:かりん2022
ここ好き、誤字報告もありがとうございます!
エピローグは後1話です。
匿名解除は完結後に行わせていただきます。
すみません、眠いので今日はもうおやすみなさい。
明日の昼か、夜に最後のエピローグを更新予定です。
(宿儺戦 五条悟)
急に現れた魔法陣と引き摺り込まれる五条に驚いた宿儺。
警戒していた宿儺だが、突如として現れた五条に無量空処を喰らう。
そして、五条は宝石を輝かせる。
「戻っておいで。恵」
「貴様、なんだそれは!?」
五条は笑って宝石を宿儺に叩き込んだ。
宿儺は、恵へと戻っていく。
「ふぅ」
「五条さん……俺はっ……救われたくなんてなかった……!」
「そう? 僕は救われたいなぁ」
優しく差し出された手。
「っ!?」
「やっぱり僕、1人は寂しいよ。傑がいなくて、もう生きてなくてもいいくらい、すごく寂しかった」
「五条さん……」
「でも、その為に世界を危機に陥れちゃダメだよね。僕は頑張って生きて、胸はって会いにいくよ。恵は?」
「……それは、そう、です。宿儺に乗っ取られてすみませんでした」
迷い、それでも手をとる恵。
「謝れて偉い! いやー僕とは大違い!」
「さっきの魔法陣、なんだったんですか?」
「んー? 僕が呪霊になった世界からの救援要請。きちっと引導渡してきたよ」
「なんなんですかそれ」
「ところで恵の魔法少女の変身シーン見る?」
「意味がわからないんですけど」
そうして、少し五条先生は変わった。
五条先生の変化を一番喜んだのは、乙骨だったという。
(宿儺戦 脹相)
「悠仁!」
叫び、宝石を掲げる。それは宿儺の攻撃を防ぎ切った。
「なんだそれは?」
「乙骨憂太の残した祈りの光だ!! 俺はこれを使って悠仁を守り切って見せる!! そして、これが伏黒恵の残した光だ!! 俺はこれを使って悠仁を傷つけるお前を倒す!!」
「なんなの、それ?」
「託されたものだ! この宝石を祈りと共にぶち込めば伏黒恵はもどる!」
「りょーかい!」
激戦の末、宝石を叩き込む悠仁。
そして、恵はもどる。
「すごいぞ、脹相! しかしあの魔法陣はなんだったんだ?」
「あれは……」
辿々しくスマホを操作し、脹相が見せる。
そこにいる知人のコスプレ姿に、思わず笑ってしまう一同だった。
(実は笑い事ではないのだが)
(死滅回遊編 伏黒 恵)
「恵! 無事か!?」
「チェストー!」
「!??」
いきなり宝石を腹にぶち込む恵。
「いきなり何すんだよ、伏黒!!」
「お前の問題は解決した。俺の問題解決を手伝え。具体的には、津美紀にこれを使う」
「は?」
「宿儺、まだいるか」
「は? はああああああああ!? なんなのそれ!? 勇者召喚でもされた!?」
「された。五条先生が魔王の世界線だった。写真も撮ってきた。お前の悪堕ち姿もバッチリ」
「マジで!? ってか俺が悪堕ちってなんだよ」
「後で五条さんに見せて遊ぶとして、とにかく津美紀をどうにかするぞ」
「お、おお……」
恵は力強く動き出した。
(死滅回遊編 虎杖 悠仁)
「虎杖、無事か!? いきなり魔法陣に吸われて……!」
「あ、伏黒も別の世界の人間だったんだな」
「何言ってんだお前」
「ちょっと待ってて」
【待て! やめろ、卑怯者!】
虎杖は輝く宝石を喰らった。すると口が消える。
「うし、宿儺解決!」
「は? はああああああああ!???」
「受肉解除の石なんだって。伏黒のねーちゃんにこれを飲ませれば助かるかも」
虎杖に渡された宝石を見つめ、伏黒はそっと握り締めた。
「なんで……いや。ありがとう、虎杖」
「さっさと五条先生を解放しようぜ。それで先生に仇を討たせてあげて、夏油傑を弔って、それでおしまい! 日常を取り戻そうぜ」
「……こんなになったのに?」
「やり直せる範囲だろ。やり直せる範囲だわ」
虎杖は笑う。
「何があったんだ、虎杖」
「五条先生が呪霊堕ちした世界に行ってた。俺も伏黒も呪霊になってた。俺、超頑張った! スマホ後で見せるな。五条先生の変身シーンもちゃんと動画でもらったし、夏油さんのビデオメッセージも貰ったし、俺ってすげー気がきく!」
「何言ってるかわからん。今見せろ」
ますます混乱して、とりあえず全動画をコピーする伏黒だった。
後で五条さんに見せて揶揄おう。
(真人戦 釘崎 野薔薇)
「釘崎!?」
「チェストー!」
「俺味方!?」
突如として同士討ちを始めた釘崎に真人は驚く。
「虎杖! 真人倒すわよ! 宿儺いなくてもやれるわね!」
「え? は? ああっ!?」
「何それ!??」
「足引っ張ったらあんたの恥ずかしい姿、スマホでばら撒くわよ!」
「恥ずかしい姿って何!?? 覚えがないんですけど!??」
混乱した真人は逃げる。
「あ、待て、真人!!」
「追うわよ、虎杖ぃ! あ、あんたにも渡しとくから、防御石もっときなさい。それと! 脹相ってやつ、あんたのお兄さんらしいから、引き込めないか説得して!」
「うええええ!? どういうことなんだよ、釘崎ぃ!」
「追いながら説明するわよ!」
この時、すでに虎杖は10本の指を飲まされている。
つまり、宿儺の力の半分は消し飛んだ計算になる。
野薔薇は計算する。あとは、五条悟を復活させればいい。
つまり、私がここでやられても……私の勝ちよ!!!
あ、それはそれとして、それぞれに変身シーンを送っとこっと。
せいぜい混乱すればいいわ。
全て解決したあと、人の顔データを使ってコラ動画を作るの良くないと五条先生に真面目に叱られる野薔薇だった。現実を認めなさい、コラでもなんでもなく、並行世界の正真正銘のあんたよ。
(夏油戦 乙骨)
「大丈夫かい? なんか魔法陣に吸い込まれてたようだったけど」
「夏油さん!!!」
「何かな?」
「五条さんが悪堕ちするの迷惑なので、これ以上わがまま言うのやめてください」
「は?」
「とりあえず、魂の一部を奪い取った後に消滅してもらいますね。貴方の死体と術式は狙われているので、敵の手に渡るのは困るんですよ」
「何を言っているのかわからないね」
「わかってもらうつもりもありません。僕は僕のわがままを通します」
「少し遅れた誕生日プレゼントをくれるって聞いたけど。気を使わなくてもいいんだよ」
「いえ、僕がどうしても五条さんに渡したかったんです」
そして、渡されたのは檻の中の夏油ぬいだった。
「は?」
「処分するも部屋で大事にするもご自由に。呪霊堕ちされるよりはいいので」
「は? え、これどうやったの? 傑の魂入ってる? え?」
「悟、君は生徒にどういう教育をだね……」
「うるさいですね。処分しますか?」
あえて酷薄に言って見せると、慌てて腕の中に確保して、少し微笑んでしまった五条だった。
(宣戦布告時、夏油傑)
宣戦布告中にいきなり魔法陣に雑に取り込まれて吐き出された夏油傑。
地面に吐き出された夏油傑は、五条の肩を揺すった。
「悟ぅぅぅぅぅぅ!!!! 何やってるんだよ、マジで!!!!」
「お前が何やってんだよって感じだけど?」
「とにかく、いいかい悟。私の死体を操る奴が現れても、驚いたりしてはいけないよ。隙を見せる事になるからね。特に獄門疆に関しては、できれば確保して破壊しておく事。私のせいで君が封印なんてされたら嫌だからね」
「何それ」
「あと、私の事をあげるよって悪魔が言ってきても、頷いちゃダメだからね! 絶対だよ!! ていうか私の所有権は私にあるんだから、悟でも悪魔でもないんだからね!」
「だからなんなの」
「宿儺に襲われた時の為に、受肉対策の石と防御の石を渡して置くよ。来年、宿儺の器が入学してくるし、うまく活用してほしい。数がないから使い所は慎重にね。受肉対策の石は10本以上飲ませてから使ってね」
「は? 宿儺?」
「最後に私のぬいぐるみをあげよう。これで私が裏切っても死んでも寂しくないから大丈夫だね? いいかい悟。間違っても悪魔と取引しちゃダメだよ」
「えっ このぬいぐるみ生きてる? っていうかお前のぬいぐるみ渡されても困るんだけど」
「処分するならしてくれて構わないよ。さて、では……」
ゴホン、と咳払いをして。
「新宿・京都で百鬼夜行を開催する!!!」
「でもするの!?」
「それはそれ! これはこれ! 全く違う事なんだよ」
「わけがわからないよ!」
そんなこんなで、不完全燃焼で別れる2人なのだった。
そして、虎杖と出会った日。
「傑が言ってた通り、宿儺の器を見つけたよ。どうすればいいと思う?」
「彼は人造の宿儺の器だから、10本以上飲ませても一本ずつなら大丈夫だよ」
「傑がそう言うなら、生かしてみようかな〜」
「漏瑚って火山の格好の呪霊が10本宿儺の指を持ってるから気をつけてね。一気にそれだけいかれると、流石に主導権奪われるから」
「了解」
なんだかんだで、夏油ぬいを大事にしている五条悟なのだった。
本体も監禁してるけど。