東方狂気録   作:朱月 律架

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注意!
こんかいは、少しばかりグロ要素が含まれます


第三期 紅魔館の割と日常的お話
第十三話 掃除と風呂と布団の魔力


葎佳は、目の前(地下室)の惨状に苦笑していた。

床や壁は血で汚れ、そこらじゅうに肉片や骨(人間だったもの)が散乱し、部屋中に不快な匂いが立ち込めていたからだ。

原因は、主人であるフランドールの久々の(・・・)狂気であった。

現在は、落ち着き姉であるレミリアと一緒に眠りについている。

 

「さて、っと,,,始めますか。」

 

軽く伸びをしてから屈み込んで床に散乱しているものを拾い、持ってきた大きめの箱にいれてゆく。

時折、肉片を掴むグチャッという音が静かな地下室に響くのであった。

その度に葎佳は顔をしかめて うぅ,,,と、小さく唸るのだった。

暫くして、部屋が粗方片付いた頃に咲夜がやってきた。

 

「どんな具合かしら?」

「あ、メイド長。粗方片付けましたから、あとは血を拭き取ってベットメイキングくらいです。」

「そう。手伝うわ。」

 

それから二人は、黙々と壁や床に付着した血を拭き取っていた。

葎佳は、内心 咲夜は平気なのだろうかと心配していたが、チラリと咲夜を見ると彼女は無表情でただ黙々と仕事をこなしていた。

少し安心した。

 

「相変わらずこの血生臭さには慣れませんねぇ。」

「貴女、一応吸血鬼のソレでしょ?」

「まぁ、そうなんですけど,,,」

 

また、長い長い沈黙がやってきた。

そして、作業が終わる頃には、二人の服は血で汚れていた。

 

「ふぅ,,,」

」お疲れさま。今日の仕事は終わったし一緒にお風呂行きましょうか。」

「そうですね。」

 

紅魔館には二つの風呂がある。

一つはレミリアとフランドール、そしてたまにパチュリーが入るシャワーのないタイプ。もう一つは二人がいま向かっているシャワーのある従者が入るタイプだ。

本来、吸血鬼は流水が弱点であるが、葎佳は流水が得意な狐の性質でそれを打ち消しているので平気なのだ。

二人が脱衣場に着くと丁度緋月が一糸纏わぬ姿で立っていた。

体が乾いていることからいまから入浴するところだろう。

そんな緋月に咲夜はなんの躊躇いもなく声をかけた。

 

「私たちも一緒に入って良いかしら?」

「あ、お二人ともお疲れさまです。私は一向に構いませんよ。」

 

別に浴場は狭くないので三人入っても割と余裕があるので問題ない。

だが、葎佳は内心逃げ出したかった。

 

(嫌だ!だって恥ずかしいんだもん!)

 

まぁ、結局三人で一糸纏わぬ姿で入るわけだが。

 

「先輩、ひとりで体洗えますか?」

「子供扱いしないでよ。流石にそれくらい出来るから。」

「翼とか洗いにくそうだけど,,,?」

「慣れてるから平気だもんっ!」

 

最後の台詞は妙に子供っぽかったと二人は思ったのだった。

三人は風呂からでて寝巻きに着替えたあと二手にわかれた。

今日はフランがレミリアと眠っているので葎佳は咲夜と眠ろうと思っていたのだが、緋月にねだられて結局、緋月と眠ることにした。

 

_そして、緋月と葎佳の部屋。

 

「先輩、むぎゅってしていいですか?」

「いいわよ?別に。」

 

緋月は、やったぁ、とはしゃいだ後葎佳を真正面から抱き締めた。

 

「ふにゅぅ~。落ち着くぅ~。」

 

なんて間抜けな声を出す緋月だった。

そのすぐあと二人は寝床に潜り込み夢の中へと誘(いざな)われていったのだった。




紅月)ん?今回なにしたかったの?
作者)わかんないです。
緋月)冒頭のシーンに私いなくて良かったです。

一同)よければ感想をください。。そして、また読んでね!
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