東方狂気録   作:朱月 律架

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このハイペース更新。
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そんな感じでゆっくり読んでいってください


第二話 義姉妹

「ぼーっとしてどうしたの?らしくもないじゃない」

心配そうに自分の顔を覗き込む咲夜に少々驚きつつ、

「いえ、少し考え事をしていました,,,すみません。すぐ仕事に戻ります。」

咲夜は気づいていた。葎佳か何を考えていたのか、何を思っていたのか。

 

葎佳はいま、329歳である。

人間でいえば、その見た目通り五歳前後だ。

いくら三百年メイドをしていようと、まだ甘えたい盛りの子供である。

そのためか彼女がメイド服を着ていないとき、館の面々は彼女にとって家族のような存在となる。

咲夜、レミリア、フランは姉。

美鈴(メイリン)とパチュリーは、母親

順々にみていこう。

 

まず、咲夜。

彼女は、まだ一人で眠れない葎佳と毎日一緒に寝てやる。生活リズムが似ているため結構一緒にいる。

仕事の時は「メイド長」と呼ばれているが、それ以外では、「咲姉」とか「やくやお姉ちゃん」と呼ばれている。

 

そもそも、咲夜は人間だった。

いや、勿論今も人間であるが、極少量葎佳の血液を投与されたため、寿命は吸血鬼とほぼ同じだ。

 

次にレミリア。

彼女は、時折話し相手になってやる。

葎佳からは「お嬢様」もしくは「お姉さま」と呼ばれている。

 

次はフランだ。

彼女が一番長く葎佳と一緒にいる。

そのため大の仲良しである。共通点も幾つかあるので本当の姉妹にも見える。

「お嬢様」もしくは「お姉ちゃん」と呼ばれることが多いようだ。

 

続いて美鈴。

彼女は、葎佳がやって来た頃のメイド長であり、葎佳に礼儀作法から戦闘まで、色々なことをおしえた。

やらに、葎佳は何かあるとまず、彼女の所へ行く。

呼び方は、「美鈴」である。

 

最後にパチュリー。

彼女は、魔法、教養を教えた。

よく、相談に乗ったりもする。頼れる母親的たち位置。

呼び方は「パチュリー様」か「先生」。

 

葎佳にとっては、数少ない、自分を愛してくれる者。

だからこそ心配はかけたくないと思う。けれど、まだ、幼いため、上手くいかない。

そんなとき、フランは葎佳を自分の部屋で一緒に寝かせたりする。

その時は必ず子守唄を歌ってやる。

一つしか知らない子守唄を,,,。

 

フランは、思う。いや、フランだけではない。

咲夜もレミリアも美鈴もパチュリーも、皆思っている。

たとえ、血が繋がっていなくても、種族が違っていてもいい。それでも、家族でいられるのだから。

 

「今日は、みんなで一緒の部屋で寝ましょうか。」

そんなレミリアの一言で、皆同じ部屋に寝巻き姿で集まった。

 

種族も年齢も立場もバラバラな家族。

でも、誰にも負けない、深い深い絆で結ばれた家族。

だから、みんな心から思う。

 

 

,,,,,,幸せだ。と,,,,,,




なんか最終回みたいだけど全然ちがぃすよ。

とりあえずここまで読んでくださってありがとうございます。
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