東方狂気録   作:朱月 律架

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どーも。
今日も頑張ります!
あと、一日一話は無理そうです。
では、ゆっくり読んでいってください。


第五話 幼き薔薇に優しい水を

いつもの紅魔館。

けれどいつもと違う紅魔館。

地下室に客人がいた。

_古明地 こいし

第三の瞳を閉ざしたサトリ。

 

「それではごゆっくり。」

紅茶とケーキを運んできた葎佳。人見知りのためすぐに部屋を出ていった,,,その直後

「あの子の薔薇,,,枯れちゃいそう,,,」

こいしは小さく呟いた。

「え?何か言った?」

聞き返すフラン。

「えー?私何か言ったかなぁ?」

どうやら無意識だったようである。

「ねぇ。フランちゃん。さっきの子って人前で泣いたことある?」

唐突な質問。

「え?んっと,,,,,,多分ない,,,かな。どうして?」

「なんで、人や妖怪は泣くと思う?」

「んー,,,分かんない。なんでかしら,,,」

「それはね、薔薇にお水をあげるためなの。」

「薔薇に?」

「うん。みんなの心にはね薔薇があるの。だからそれを枯らさないようにお水をあげるの。涙は心のお水なの。」

「うん,,,。」

「でもね、ただ、涙を流すのじゃダメなの。」

「じゃあ、どうするの?」

「自分のために泣くの。本とか読んで感動して泣くんじゃなくて。寂しいとか、嬉しいとかそういうの。」

「薔薇が枯れるとどうなるの?」

「お姉ちゃんが心読めなくなるの。」

「ん,,,?もう少し分かりやすく,,,。」

「えっと,,,心を閉ざしちゃったりとか存在が薄淡になったりとか,,,」

「,,,,,,」

「だからね、あの子,,,葎佳ちゃんの薔薇が枯れそうなの。ほんとは泣きたいのに、無意識で無理矢理押さえてるの。でも、泣きたいのも無意識なの。無意識が喧嘩してて私の能力じゃもう駄目みたいなの,,,。フランちゃん,,,葎佳ちゃんを助けてあげて!でないと私やお姉ちゃんみたいになっちゃう,,,」

必死に訴えるこいし。

戸惑うフラン。

「でも、どうしたらいいの,,,?」

「無意識を,,,心を,,,完全に開ければ,,,」

それから、二人とも黙ったまま,,,。

どれくらい経っただろうか,,,フランが口を開く。

「そうか,,,あの子はずっと,,,ここに来てからも、ここに来る前も,,,全部独りで背負い込んで生きてきたんだ,,,」

確かに彼女の辿ってきた人生を考えれば,,,,,,。

 

_生まれてすぐ捨てられて,,,心優しい少女に拾われて

少女が死んだ辛さ,,,忌み子として受けてきた仕打ち,,,助けを求めても誰も助けることはなくて,,,

命からがら逃げ出して,,,

孤独に耐えながらやっと紅魔館にたどり着いて,,,

メイドとして働きはじめて,,,レミリアやフランの為に毎日必死に頑張って来た,,,。

 

そんな彼女のためになにができるだろう,,,何をしてやれるだろう,,,

「よし。やってみよう,,,。こいしちゃん!」

「ほえ?」

「ちょっと手伝って!」

__そして、二人の妹は動き出した,,,。

大切な者を守るために,,,,,,。




はい!
ここまで読んでくださってありがとうございます。
こいしちゃんを出してみましたが如何だったでしょうか?

感想など残していただければ嬉しいです!
ではでは、また次回!
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