今日も頑張ります!
あと、一日一話は無理そうです。
では、ゆっくり読んでいってください。
いつもの紅魔館。
けれどいつもと違う紅魔館。
地下室に客人がいた。
_古明地 こいし
第三の瞳を閉ざしたサトリ。
「それではごゆっくり。」
紅茶とケーキを運んできた葎佳。人見知りのためすぐに部屋を出ていった,,,その直後
「あの子の薔薇,,,枯れちゃいそう,,,」
こいしは小さく呟いた。
「え?何か言った?」
聞き返すフラン。
「えー?私何か言ったかなぁ?」
どうやら無意識だったようである。
「ねぇ。フランちゃん。さっきの子って人前で泣いたことある?」
唐突な質問。
「え?んっと,,,,,,多分ない,,,かな。どうして?」
「なんで、人や妖怪は泣くと思う?」
「んー,,,分かんない。なんでかしら,,,」
「それはね、薔薇にお水をあげるためなの。」
「薔薇に?」
「うん。みんなの心にはね薔薇があるの。だからそれを枯らさないようにお水をあげるの。涙は心のお水なの。」
「うん,,,。」
「でもね、ただ、涙を流すのじゃダメなの。」
「じゃあ、どうするの?」
「自分のために泣くの。本とか読んで感動して泣くんじゃなくて。寂しいとか、嬉しいとかそういうの。」
「薔薇が枯れるとどうなるの?」
「お姉ちゃんが心読めなくなるの。」
「ん,,,?もう少し分かりやすく,,,。」
「えっと,,,心を閉ざしちゃったりとか存在が薄淡になったりとか,,,」
「,,,,,,」
「だからね、あの子,,,葎佳ちゃんの薔薇が枯れそうなの。ほんとは泣きたいのに、無意識で無理矢理押さえてるの。でも、泣きたいのも無意識なの。無意識が喧嘩してて私の能力じゃもう駄目みたいなの,,,。フランちゃん,,,葎佳ちゃんを助けてあげて!でないと私やお姉ちゃんみたいになっちゃう,,,」
必死に訴えるこいし。
戸惑うフラン。
「でも、どうしたらいいの,,,?」
「無意識を,,,心を,,,完全に開ければ,,,」
それから、二人とも黙ったまま,,,。
どれくらい経っただろうか,,,フランが口を開く。
「そうか,,,あの子はずっと,,,ここに来てからも、ここに来る前も,,,全部独りで背負い込んで生きてきたんだ,,,」
確かに彼女の辿ってきた人生を考えれば,,,,,,。
_生まれてすぐ捨てられて,,,心優しい少女に拾われて
少女が死んだ辛さ,,,忌み子として受けてきた仕打ち,,,助けを求めても誰も助けることはなくて,,,
命からがら逃げ出して,,,
孤独に耐えながらやっと紅魔館にたどり着いて,,,
メイドとして働きはじめて,,,レミリアやフランの為に毎日必死に頑張って来た,,,。
そんな彼女のためになにができるだろう,,,何をしてやれるだろう,,,
「よし。やってみよう,,,。こいしちゃん!」
「ほえ?」
「ちょっと手伝って!」
__そして、二人の妹は動き出した,,,。
大切な者を守るために,,,,,,。
はい!
ここまで読んでくださってありがとうございます。
こいしちゃんを出してみましたが如何だったでしょうか?
感想など残していただければ嬉しいです!
ではでは、また次回!