ひろがるスカイ!プリキュア〜救けて勝つヒーロー〜 作:伽華 竜魅
ちびたXtreme様、誤字報告ありがとうございます!
僕は今、ベンチに座って一冊のノート。
それに記載されている内容を読んでいた。
ちなみにノートの表示には『歴代継承者"個性" 緑谷少年ノートFIGHT!』と書かれている。
「『ワン・フォー・オール』五代目継承者『ラリアット』…本名『
スキンヘッドの継承者のことだろう。
『黒鞭』の内容は、身体から放出するひも状のエネルギーで捕縛と空中機動を得意としている。
他にも歴代継承者……二代目と三代目のは分からないけど、四、五、六、七代目までのは記録されている。だけど四代目の死因の所だけが途中までは書かれているけど、全て上から書き潰すように消されていた。何故だろうと思うけど、今の僕に知るすべはない……でも『黒鞭』が五代目、『浮遊』が七代目なのは分かった。
それに七代目……オールマイトの先代にしてお師匠である人物の名前が『
「となると『ワン・フォー・オール』本体も合わせると7つ、イレギュラー"個性"である『変身』も合わせると8つになるのか……その中で今扱える歴代"個性"は『黒鞭』と『浮遊』。どれもすごい"個性"だらけだから、どれから発現させても戦力が上がる……でも、歴代の意識との対話はまだできない。向こうからいきなり干渉してくるぐらいだ。そしてこれまでの戦いを考えると、二代目と三代目が分からない以上残り2つ。『危機感知』と『煙幕』の2つだ……」
僕はノートから視線を外し、今着ている新しい母製
それとこれが本当なら辻褄は合う。でも僕の
しかも【エアフォース】用のグローブまで……。
「それに——」
ノートを置き、グローブを外せば上部にパネルのようなボタンがついている赤い
やっぱり圧縮技術……——
『困ってる人たちを救けられる、素敵なヒーローになってね!』
——『メリッサ』さん……ヨヨさんから聞いた話だとこれは『フルガントレット』ではなく『ミッドガントレット』と名前らしい。
僕は『ミッドガントレット』を装着し保護された腕をもう片方の手で握り、顔に寄せて目を瞑りメリッサさんに感謝した。
「……ありがとうございます」
大切に使わせてもらいます…!
そして僕はもう片方の『ミッドガントレット』も起動させて同じように腕を保護させた。
それを追えれば黒い肘当てを通してグローブも装着した。そう言えばメリッサさんは別世界や並行世界のことを知っているのだろうか?
でもヨヨさんからの話でもこの世界と僕の世界を繋げて何か物の運搬などをする人がいるのは確かだ。
それにグローブは発目さんが発明と開発をしてくれたものだし、雄英とも繋がっているのだろうか?
ノートに関しては『緑谷少年』と表紙、内容は『OFA』と歴代"個性"に関することだからオールマイトなのは確定。
どっちにしても感謝しかない。
こんなに早く
そんな僕の新しい
そのデザインは『β』『γ』『δ』と変わってないけど、変更点があるとすれば腕ぐらいだ。
手は【エアフォース】用のグローブのままだけど前腕は装備している『ミッドガントレット』が露になっていて、肘関節部は黒い肘当てで上腕は
下半身のアイアンソールは特に変わりはない……僕が『変身』を発動すれば、黄色いマントが身に付けられた。
これで正真正銘完成……名づけるならそうだな——
「——
いつか必ずお礼を言おう。
それにこのノートを見ただけでもわかる。
きっと僕が別世界にいることをみんな知っているはずなんだ。
「……『ミッドガントレット』もグローブも違和感がない。これでまた戦える!」
もうお昼だけど、まだお腹すいていないしこのまま自主練をしよう。
きっと家ではツバサくんが自身の夢をソラさんに明かしたころだろうか……夢を馬鹿にせず尊重することができる優しいソラさんなら大丈夫だろうけど。
とりあえず残りの"個性"を暴発せずにスムーズに発現できるようにしないと。
『黒鞭』と『浮遊』で要領は把握できているから、後はイメージで修練を続ければいいだけだ。
「ノートの内容だと『煙幕』は身体からその名の通り『煙幕』を放出する"個性"。身体からの放出は『黒鞭』と酷似している。違いはコントロールだ。『黒鞭』は鞭のように扱うから幅広く応用もできる。『煙幕』の場合は放出の量や身体の一部部位からの放出などの調整はできるけど、その後はそのまんま広がるだけかもしれない。敵の視界やかく乱を狙うにもとっても強い"個性"だけど、逆に考えれば逆手に捉えるリスクもある。でも使えれば強い。先に『煙幕』を優先しよう。『危機感知』は内容だと、『自身への危険や害意を事前に察知し捉え、直接脳に警鐘を鳴らす』"個性"。これは実戦で本物の
歴代"個性"のことを考えながら、僕の脳裏にはあの日のボトム戦を思い出していた。
『ぢがらァ”ァ”ァ”ア”ア”ア”ッ!!!』
ボトムが脳無に…それもオールマイト経由で知ったエンデヴァーが交戦した自立し喋ることもできる黒い脳無……。
「今後も僕の世界の
早く習得して備えるために特訓だ!
——◆——
夕方。
学校欠席したことで『最強の健康優良児が学校を休むなんて』と少しばかりのパニックが起こった学校を終え、心配の表情を露にしながらその足を走らせていたましろは家に辿り着いた。
そして急ぎ部屋に駆け込みそこで制服から私服に着替えてからリビングに向かった。
「ソラちゃん! 大丈——」
「赤ちゃん用のケーキですよ~!」
「え〜る〜!」
ソラがエルのために赤ちゃん用ケーキを出しており、それをスプーンでよそいエルに食べさせようとした。だがソースが溢れてしまい落ちるもツバサが咄嗟に皿を動かして受け止めた。
「ツバサくんはエルちゃんを助ける
「
「……どゆこと?」
昨晩はあれだけ警戒していたソラが、ツバサと楽しそうに笑い合っている状況に、ましろは理解が追い付かずポカーンとしていた。
だが謎の音が突然響き渡り、それはソラ達の耳まで届いた。
「なに!?」
それを聞いたソラ達は慌てて家の外に出て街の方を見れば、街の上にUFO・ランボーグが浮いており、街へ攻撃をしていた。
「あんな形の物が空を飛ぶなんて……出鱈目だ! 航空力学的にありえませんッ!!」
「今そんなこと言ってる場合かな…?」
「あっ、ごめんなさい。つい…」
人間が積み重ねた航空力学に反する形で飛ぶ、まさにUFOと呼べるその姿にツバサは思わず叫び、そんなツバサにましろは思わず苦笑いを浮かべた。
「ツバサくん、エルちゃんをお願いします」
「える!?」
「危ないからここにいて!」
ソラの言葉にエルはどうしてと言っているような表情と声を出したが、ツバサは優しくエルを抱きしめた。
「分かりました。気をつけて…!」
ソラとましろは互いに見てから頷き、『ミラージュペン』を取り出し構えた。
「ヒーローの——」
「——出番です!」
【スカイミラージュ! トーンコネクト!】
『ミラージュペン』が起動し羽根部分が展開して『スカイミラージュ』へと変わる。
そしてくぼみ部分にソラは『スカイストーン・スカイ』を、ましろは『スカイストーン・プリズム』をセットした。
同時に2人の服がそれぞれ水色とピンク色に輝くワンピースドレスへと変わり、『スカイミラージュ』のボタンを押した。
【 ひろがるチェンジ! スカイ!】
【 ひろがるチェンジ! プリズム!】
その言葉と共にソラは青く輝く、ましろは白く輝く空間が宇宙のような空間となり、その真ん中にドーム状のステージが広がっていた。
ソラはサイドテール青髪が毛先がピンクのグラデーションになっている水色の髪へと変わり、長いツインテールと変わる。
次にはましろへ変わり、両足にピンクのフリルがついた白いシューズ風の靴が履かれた。
【 きらめきHOP!】
ソラのツインテールの結び目に、羽根をイメージする白く黄色いラインが入った髪飾りが飾られ、ましろは右耳に金色のイヤーカフ、左耳に小さな白い玉がぶら下がった金のピアスが飾られた。
【 さわやかSTEP!】
ソラの身体は下から水色に青い線が入り、下が白のフリルスカート。腹部には青をメインに上下に黄色のラインが入っており、真ん中の左右に計2つの白のボタンのようなものが付けられた服。
胸部には白のワンピースのようなものが着せられ、二の腕には肩だしの袖がない白と水色のパフスリーブのようなものが付けられた。
胸元に黄色の星マークがついた青の球体に左右に伸びる羽根と白と水色のネクタイが付いた飾りが付けられた。左肩にだけ黄色と白の羽のような肩留めが添えられ、脚には青のラインが入った白のニーソックスへと変わっていった。
ましろの身体は上から、白メインのアメリカンスリーブのような服と胸元には水色のラインが入った白のクラバット、さらにその上に黄色の星マークがついた薄水色の球体に左右に伸びるピンクの羽根と水色単色の2つのタレ飾りが付けられた。
次には白く大きく広がったフリルスカートに、右の内側に夜空色のスリットが入る。
そのスリットには黄色い星をメインに多彩色の星々が散りばめられたようなデザインとなっている。
【 はればれJUMP!】
ましろの二の腕に白のリボンが付いた同じ白色のロング手袋を身に着け、最後には腰の後方から白にピンクのハートマークがついたリボンのタレを2本出し、ソラは左手を左肩に添え、伸ばせば左肩から外側が青の内側が赤、そして下には肩章のようなものが付けられた豪華で長いマントがひろがるように伸ばされた。
そして次の瞬間、それぞれの宇宙のような空間が再び青と白の空間へとなった。
【 無限にひろがる青い空 】
aaaa 【 キュアスカイ!】
その決め台詞と共に、キュアスカイの後ろの背景は青い空と白い雲が広がった。
a 【 ふわりひろがる優しい光 】
aa 【 キュアプリズム!】
その決め台詞と共に、キュアプリズムの後ろの背景は青い空と白い雲、そして虹が広がった。
そして最後には草原がひろがり、 息を合わせて足を同時に前に踏み込んだ。
【
a 【 ひろがるスカイ! プリキュア!】
同時の決め台詞と共に、より一層、青空と白い雲が広がった。
——◆——
2人はプリキュアへ変身を終え、ランボーグを止めるために街へと飛び出していく。
それを見たエルはどうにかしてついて行こうとしてジタバタしていた。
それは危険だとヨヨとツバサは知っているため、エルを連れてそのまま家の中に避難しようとする。
だがエルの思いが伝わったのか、ベビースリングが独りでに浮き出し、エルの傍まで飛んできた。
ツバサはそれに驚き、思わずエルを放すとエルはベビースリングにそのまま吸い込まれるように座った。
「いけない!」
ヨヨが焦るも、エルはそのままスカイとプリズムを追いかけ街へ飛んで行った。
——◆——
同時刻、ラボ。
バーチャルキーボードを打ち込んでいるドクターは、目の前にあるモニターに映る無数のデータなどが映っており、そのモニターの端に映し出されている映像を見ていた。
「……ボスから大金もらったくせに、全部食費に使ったんだ……」
その映像にはカバトンがUFO・ランボーグに乗って街を襲っている姿が映し出されていた。
「……(デクは空中飛行のような"個性"も扱っていた…ボスと同じ複数"個性"の使用者……きっとカバトンも簡単にやられる……) フェイト」
『オ呼ビデショウカ』
ドクターが虚空に名を呼べば、ドクターがいるラボに反響するようにフェイトのボイスが響き渡った。
「廃棄する予定だったあの兵器は残ってる…?」
『概ネ既ニ解体ト破棄ヲ終エ、再ビ素材ニナリマシタガ、Mark
「なら『スカイジュエル』をその2機にセットして…それを終えたら発射ユニットに移動。及び起動の確認…」
『了解』
ドクターは再度バーチャルキーボードをタイピングしていく。
発射ユニット。
『Mark01、Mark02、両機カタパルトニ固定完了。各機動作確認ヲ開始』
そこでは暗闇の中まっすぐ伸びている甲板があり、カタパルトの上にはある兵器が2機固定されていた。2機は人型でありながらその顔は鉄板のように細く四角く、一つ目を印象付ける1つの赤いカメラレンズと両手は重火器のようなものが搭載されている。その2機は一切のブレも全くの同タイミング、シンクロしているような形で息の合った動作確認をしていた。
『実戦用試作仮想
『発進したらカバトンの近くまで移動……私たちは
『了解。各機スタンバイ……
カウントに合わせて、それぞれが背面部にあるスラスターの噴射口を動作確認するように動かし、そして青いエネルギーを徐々に溜め始める。
同時に甲板を照らすように発射口へと甲板の端に1つ1つライトが照らされていった。
『発進』
——ゴォォォオオオッ!!!
発進の合図と共に2機が同時に噴射口から青いエネルギーを噴射と共にカタパルトが起動し真っすぐ射出した。そして内部から外部の外へカタパルトから発射され飛び出し、地に着地と同時にそのままの勢いで滑走して行った。
『目標は
『了解』
兵器……実戦用試作仮想
そのMark01とMark02はまっすぐとカバトンとランボーグに襲われている街へ向かっていった。
はい。
歴代"個性"、二代目と三代目を除いた計4つの"個性"の詳細をデクは知ることが出来ました。
そしてここからは新しいコスチューム(私個人のアレンジもの)の内容の説明を私なりにこちらでも説明させていただきます。
デザインは『ε』と『Ζ』の間みたいなデザインです。(ある意味それより上みたいな感じにも見えちゃうデザインになっちゃったのは内緒)
まず『ρ』という部分。
デクのコスチュームは全て、ギリシア語の文字が使われております。
そこで私は『プロトタイプ』をギリシア語に変換し、そこに使われているギリシア文字を使いました。ギリシア語で『プロトタイプ』は『πρωτότυπο』と読むんですが、頭の『π』は『パイ』と読むんですが、それはカッコ悪いし心が汚れている私はちょっと別の意味にも捉えてしまったので、二文字目の『ρ』を使用することにしました。
なので『ρ』は『ε』と『Ζ』の間である『プロトタイプ』の意味を込めた、私個人で考えたコスチュームになります。
なので腕は『ミッドガントレット』だけどグローブは『δ』時の【エアフォース】ようになっています。そして基本カラーは変わっておらず、『Ζ』にはオレンジ色になったラインも黒のままです。
足のアイアンソールも『Ζ』ではなく『ε』までのデザインになっております。
マントは原作ではグラントリノのでしたが、ここでは"個性"『変身』による、スカイたちの首元にある飾りがついたものになっております。
一番の変更点である腕のサポートアイテム『ミッドガントレット』は肘当てとコスチューム、グローブで隠れていますが、肩から掌と指のPIP関節まで覆うように保護されている。
しかし『OFA』 の100%に耐えるほどの耐久性はなく、最低でも2~3回100%を放ったら破損する恐れがあります。
ちなみに『ミッドガントレット』の機能性や保護の広さといった内容は原作32巻の内容に実際に記載されてるのを参考にしております。
気になるのでしたら32巻をチェックしてください!
とりあえずこんなところですかね。
あと分かりやすいよう挿絵も貼っておきます。
【挿絵表示】
しばらくデクはコスチューム『ρ』で活動していきますので、よろしくお願いします!
もしよければお気に入り登録と評価、感想の方よろしくお願いします!