ひろがるスカイ!プリキュア〜救けて勝つヒーロー〜   作:伽華 竜魅

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ちびたXtreme様、誤字報告ありがとうございます!





UFOと仮想。2つの脅威

 

 

 

 

ソラとましろたちが、カバトンがUFO・ランボーグにて街を襲撃しているのを確認した頃。

 

「……浮遊(7th)

 

浮遊(7th)』を発動させて、同時に【フルカウル】と変身(9ir)を発動し纏う。

そしてある程度の高さまで浮き上がったら、【エアフォース】発動!

 

 

——ドンッ!

 

 

浮遊(7th)』+【エアフォース】による推進力で、僕は街を襲っているカバトンとランボーグの元へ真っすぐ飛んで行った。

まさか夢中で特訓していたら、カバトンが現れてしかも街を襲うなんて……この世界にヒーローがいない以上、対処できるのはプリキュアになれるソラさんたちや僕ぐらいだ。

それに、複数"個性"を扱うAMOへの対応をソラさんとましろさんはまだできていないし、それらの特訓もまだできていない。

アイツが現れたら、僕が対処しないと……!!

きっとソラさんたちも事態に気づいて街に向かってるはずだ。

 

思考を動かしながら飛んでいると、街に着いたから周囲を見渡した。

やっぱりUFOのようなランボーグが街をめちゃくちゃにしている……街の人たちは避難しているけど、それでも巻き込まれそうになってる人も何人もいる。僕は【エアフォース】で降下し両手を構えた。

 

黒鞭(5th)!!」

 

黒鞭(5th)』を発動させ、落下してる瓦礫などを誰もいないところに弾き飛ばしたりなどし被害を抑える!

 

「ここは危険です! 早く逃げてくださいッ!!」

 

腹の底からの声で呼びかける。

それを聞いた人々は安全なほうへ走り出した。

 

『お前は…脇役ッ!? な、何で飛んでるのねん!?』

 

「ッ! 音声越しの声……お前、ランボーグの中にいるのか!?」

 

『ゲゲッ!? も、もうバレたのねん!!!』

 

黒鞭(5th)』 をランボーグに伸ばそうとしたら、悲鳴が聞こえて咄嗟にその方向に視線を向けた。

そこには、落下してきている瓦礫から子供を抱きしめて守ろうとする親子がいた。

 

「まずいッ!」

 

僕は『黒鞭(5th)』の弾性+【エアフォース】ですぐに親子の元へ向かい、『黒鞭(5th)』をその親子に伸ばした。

黒鞭(5th)』が親子を掴んだのが伝わった瞬間、僕が進むと同時に親子を引っ張り身体を張って受け止める!

 

「ぐっ!!」

 

親子を受け止めてからすぐに離れた瞬間、瓦礫はさっきまで親子がいたところに落下した…間に合った……僕はすぐに安全な場所に移動してから親子を降ろした。

 

「怪我はありませんか?」

 

「は、はい…」

 

「なら早くここから避難してください!」

 

子供も無事なのを確認して、僕は再びランボーグの元へ『浮遊(7th)』と【エアフォース】で向かった。

 

『ムッキ~! 今回は俺TUEEEでプリキュアどもをコテンパンにできると思ったのに…今回の空は俺の専売特許なのねん!!』

 

「お前にそんなのを決める権利はない!!」

 

ランボーグが円盤の中心から赤いプラズマを放ってきたけど、僕はそれを【エアフォース】の推進力で避けていく。

かっちゃんの【爆速ターボ】や屋内戦での小規模での『爆破』の使用での細かな動きほどに器用にはまだできないけど……!!

 

「『黒鞭(5th)』一点特化ッ!!」

 

『ぬぉわっ!?』

 

黒鞭(5th)』を一転に集中させてランボーグを掴む!

そして空いている手で【エアフォース】を放ち、真っすぐ進む!アイツが離れようとしても、『黒鞭(5th)』で捕縛しているから無意味だ!!

このまま……——

 

 

——ドォォォオオオンッ!!!!

 

 

「ッ!?」

 

だけどその『黒鞭(5th)』が急に飛んできた何かに命中され、途切れてしまった。

飛んできたほうを見れば、そこには——

 

「……ッ!? なんで、仮想(ヴィラン)が!?」

 

——仮想(ヴィラン)が2機いた。

だけど僕の知っている雄英の仮想(ヴィラン)とは違う……装甲の色は黒よりの青いカラーリングになっており、2機ともランボーグと同等の大きさをしていた。その両手は手ではなく銃器のようなものが付けられている。

その2機のうち1機が僕に銃口を向けて来た。

 

 

——ドドドドドッ!!!

 

 

「うわっ!?」

 

そして銃弾を連射で撃って来た。

僕は咄嗟に【エアフォース】で回避し、ビルの屋上に避難した。

 

「なんで仮想(ヴィラン)が……でも、僕の知っている仮想(ヴィラン)じゃない。あんな人を殺せるものは搭載されていなかったし……」

 

スカイたちが来るまで3対1か……空中と地上で2体ずつ……いや、カバトンとランボーグのほうはスカイたちでしか倒せない。

僕にはプリキュアの浄化能力も技もないんだ。

 

『突っ立ってると的になるぞ脇役ゥ!!』

 

ランボーグが攻撃してきた瞬間に動き、避けると同時にそのままビルから飛び降りて、顔を下にして落下する。見た感じ、仮想(ヴィラン)は僕しか眼中にないかのようにジッと見てきて、そして足を滑走させて、1機が僕に銃弾を連射してきた。

 

「『浮遊(7th)』!!」

 

浮遊(7th)』を発動してから、【フルカウル】発動と同時に【エアフォース】を放って一気に仮想(ヴィラン)のほうへ飛んで行く。

すると撃ってきている仮想(ヴィラン)とは別のもう1機が僕と同じようにさらに距離を詰めてきて、アームのような片手を伸ばして来た。

 

セントルイス スマッシュ!!

 

そして僕の【セントルイススマッシュ】とそのアームの攻撃がぶつかり合った。

僕の知る仮想(ヴィラン)なら、この一撃で破壊できるけど、この仮想(ヴィラン)は破壊どころか罅すら簡単に入らなかった。

 

「くっ…! やっぱりオール・マイ・オーンが用意した物か!!」

 

そして弾けるように互いが吹き飛び後方に下がった。片方が中遠距離で、もう片方が近距離か…… 対策を考えていると、仮想(ヴィラン)の背後から2つの影が出て来た。

 

「ハァーッ!!」

 

「スカイ! プリズム!」

 

スカイが上から仮想(ヴィラン)を殴ろうとしたけど、2機ともそれに気づきそれぞれ左右に避けた。

だけどそこをスカイに続いて来ていたプリズムが光弾で攻撃する。けどそれらも簡単に避けられた。

 

「遅れてごめんね! まさかランボーグが3体もいるなんて…!」

 

「いや、こいつらはランボーグじゃない! 僕の世界…超常世界に存在する兵器だ!」

 

「えっ! それどういうことですか!?」

 

2人に状況を説明しようとするも急に影で暗くなり、上を見上げればランボーグがいた。

 

『来たかプリキュア! 俺とお前らどっちがTUEEのか、今日こそ決めてやるのねん!』

 

カバトンの声と共にランボーグが攻撃してきた。

僕たちはその攻撃を避けてから合流した。

 

「2人はランボーグを! 僕じゃランボーグを止めても浄化はできない!」

 

「1人であの地上の敵を2体も相手する気ですか!?」

 

「というかその服いつの間に直してアレンジしたの!?」

 

「僕の戦闘服(コスチューム)のことは後で! 仮想敵(こいつら)をすぐに倒して加勢に行くから! ランボーグとカバトンを——…ッ!?」

 

するとミサイルが飛んで来ているの気づいて、僕は【シュートスタイル】で被害の及ばない上に蹴り飛ばし、爆破させた。

だけどもう一機の仮想(ヴィラン)が急接近して体当たりをしてきて、僕はそのまま押された。

 

「デクッ!」

 

「ランボーグとカバトンは任せる!」

 

押されながらも声を張って伝え、僕は仮想(ヴィラン)と交戦を始めた。

奥を見れば、もう1機も2人に見向きもせずに僕に向かってきている。やっぱり狙いは僕か……!!

 

「くっ! ハァ!!」

 

押し続けている仮想(ヴィラン)を弾き返してから、【シュートスタイル】で攻撃するも防がれ、もう片手からブレードを出し斬りかかってくる。

僕はそれを避けて『浮遊(7th)』+【エアフォース】で距離を取る。だけどそこをもう1機が遠距離武器で攻撃してきて妨害してくる。

銃弾は【エアフォース】でも吹き飛ばせないし、アイアンソールや『ミッドガントレット』もずっとくらい続けば壊れる。

やっぱり攻撃を潜り抜けて直接当てるしかないか…!でも雄英のとは性能が全く違う……(ヴィラン)を元に試験などで使われる、攻撃はしてくるも本当に殺すような物は搭載されておらず、簡単に壊せる仮想(ヴィラン)とは違う。

装甲の厚みも、機能性も、戦闘力も、すべてが本物の(ヴィラン)……本当にただ人を殺すためだけに作られている、殺人兵器!

 

「『黒鞭(5th)』!」

 

黒鞭(5th)』を伸ばすも遠距離仮想(ヴィラン)は避けて距離を保とうとし、そこをもう1機の近距離仮想(ヴィラン)が詰めて攻撃してくる。

 

「兵器なのにまるで人のように……! これがましろさんの言っていた思能さんの…ドクターの技術力によるものか…!!」

 

すぐに倒して加勢に行くって言ったけど、簡単にはいかなそうだ……でも、やるしかない…いや、やるんだ!

 

 

——◆——

 

 

デクが実戦用試作仮想(ヴィラン)Mark01並びにMark02を相手し始め、スカイは思わず加勢しに行こうとするが、UFO・ランボーグの赤い稲妻(プラズマ)光線が邪魔をした。

 

「カバトン…!」

 

『TUEE俺様を無視するなァ!』

 

「…ッ、スカイ! ここはデクくんの言う通りに!」

 

「…はい!」

 

スカイとプリズムは気を取り直し、空中にいるカバトンとランボーグに攻撃を入れるため、一番高いビルへと走り出す。

その間にもランボーグからの攻撃が降り注ぐが、2人は避けながら進んでいき、ビルの屋上のフェンスに足を着いた。

 

「「ジャンプ!」」

 

そしてカバトンへと跳び上がる。

だがそれでも届くかどうか微妙な距離だった。

 

『ヘナチョコジャンプで届くもんか!』

 

「スカイ!」

 

だがそれは2人も分かっており、プリズムがスカイを呼べばスカイは頷く。

プリズムは身体の上下を反転させて、うまくスカイの後ろに行くと、2人は互いの足裏を合わせた。

 

「ハァ!」

 

そしてプリズムはそのままスカイを蹴り飛ばし、スカイはその勢いで更にカバトンへと距離を詰めていった。

 

「(これなら…!) ハァー!!」

 

『残念!』

 

だがカバトンは余裕と煽りを乗せたようにそう言うと、UFO・ランボーグはそのまま後方に下がり、逆に届かなくなってしまった。

 

「へっ!?」

 

「ズルくないそれ!!?」

 

それに対してスカイは思わず裏返った声で驚き、プリズムも思わずツッコむ。

そしてスカイは必死に空中に長く留まろうとするも、飛ぶことも浮くこともできない為そのまま落ちてしまった。

 

「スカイ!」

 

先にビルに着地していたプリズムは、光弾を出し、そして器用に操り落下しているスカイのために足場を作り出す。

スカイはそれを見て体勢を立て直し、光弾を足場にしてうまくビルに着地した。

 

「ありがとうございます!」

 

「うん! それは良かったんだけど……」

 

「……ッ」

 

スカイとプリズムは上空にいるカバトン…ランボーグを見る。

そこにはランボーグは紫のエネルギーを充填しており、ゆっくりと膨れ上がっていた。

 

「なんかやばそうな予感がしてるの……私だけかな?」

 

「いいえ、ヤバヤバです…!」

 

あまりにも危険と既に悟った2人は、すぐにその場から離れようとする。

だが一手、カバトンのほうが早く、そのエネルギーはレーザーとしてスカイとプリズムがいるビルへと放たれた。

2人はビルから離れたがその衝撃に巻き込まれてしまい、土煙が立ち昇り見えなくなってしまった。

 

「ぎゃはははッ! 俺様、TUEEE……! と、言いたいところだが…プリキュアもまぁまぁTUEEEし、ここで油断するから負けるのねん!」

 

カバトンはこれまでの戦闘をしっかりと経験値としており、一切の油断を許さないよう確実にプリキュアを仕留めようとしていた。

鍵盤を打ち込んでいき、レーダーでプリキュアの位置を特定し、その位置をリアルタイム映像として映し出す。映像にはちょうど土煙が晴れ、スカイとプリズムが地上にて気絶しているところが映し出された。

 

「ぐふふふ! トドメ……あ?」

 

それを確認したカバトンはトドメを指そうとするも、別の反応を検知したレーダーがそれを知らせ、モニターの映像に映し出した。

そこにはベビースリングに乗ってプリキュアの元に向かっているエルが映っていた。

 

「おっと…うーん……ま、こっちだな」

 

カバトンは先にエルを攫うか、それともプリキュアにトドメを刺すか迷ったが、エルを優先した。

だがその直後に再び検知音が鳴り出した。

 

「あん!? 今度は何!?」

 

3つ目の映像が映し出されると、その映像には鳥の姿で少し汚れているツバサが映っていた。

 

「カバトン、エルちゃんに手を出すな! 僕が相手だ!」

 

そしてツバサはエルを守るために、カバトンに宣戦布告をした。

だが同時にツバサは飛んでいるカバトンとUFO・ランボーグに対し、何も対策も考えておらず一瞬で青ざめた。

 

 

——◆——

 

 

「クソ…ッ!」

 

とても大きな衝撃音が響いて反射的に見れば、スカイとプリズムがやられて気絶しているのが分かった。2人を救けに行こうにも仮想(ヴィラン)が邪魔して行くことができない

 

「邪魔っ、するなァ!!!」

 

黒鞭(5th)』で近距離を捕縛し、遠距離のほうに投げ飛ばす。それによって2機はぶつかり合い、バランスを崩して倒れた。今のうちに2人の元に——

 

「ッ! 別の所を狙ってる……?」

 

カバトンとランボーグ本人はなぜかスカイたちとは別の方に移動しながら赤いプラズマを放っていた。

2人が心配だけど、もし民間人だったら危険すぎる。僕は2人なら大丈夫だと信じてカバトンの方へ向かった。

 

 

 

そしてカバトンたちに追い付けば、カバトンが狙っているものが分かった。

 

「エルちゃんにツバサくん!?」

 

ベビースリングに乗って飛んでいるエルちゃんと鳥の姿で走っているツバサくんがいた。

そしてツバサくんはエルちゃんのベビースリングに飛び込み一緒に乗るも、その結果エルちゃんたちの速度は落ちた。

チラッと上にいるカバトンとランボーグを確認すれば、さっきまでの攻撃と別の攻撃か何かを放とうとしていた。僕は【エアフォース】と『黒鞭(5th)』で、一気に2人の傍まで移動した。

 

『なっ!? 脇役!?』

 

「ッ! い、出久さん…!?」

 

「えるぅ!」

 

浮遊(7th)』+【エアフォース】+『黒鞭(5th)』の弾性と遠心力!片手でエルちゃんとツバサくんが乗っているベビースリングを左腕で抱き寄せて、右手を伸ばし『黒鞭(5th)』を出しながらアイアンソールのパイルバンカーで、グローブには劣るけど推進力を出して一度ここから距離を離す!!

 

『待てェ!! プリンセスを渡すのねェん!!』

 

カバトンとランボーグが追ってくる。

すると横のビルの壁が壊されて、そこから仮想(ヴィラン)が2機とも現れてそのままカバトンたちと一緒に僕たちを追いかけ始めた。

 

「出久さん…と、飛んで…!?」

 

「危ないから伏せて目と口を閉じて、歯を食いしばって!」

 

瞬間連射の音が鳴り、上からも赤いプラズマが降り注いで来た。

それらを全てうまく予測して躱し続けながら距離を取ろうとするも、向こうはそれを許すことなく追いかけ続けてくる。

疑似%をしようにもエルちゃん達を抱えている状態では無理だし2人が危険だ。

ビルからビルへ飛んで、一瞬だけ『黒鞭(5th)』と『浮遊(7th)』してから着地し、再び跳んで『黒鞭(5th)』と『浮遊(7th)』を発動して移動する!

でもこれ以上逃げ続けていたら街への被害も拡大し続けるし、下手したらまだ一般人がいるところに出てしまう可能性もある!

 

『こんのォ!! おとなしく渡すのねん!!』

 

上空からの攻撃を避けるために、細道の路地裏に!

 

「い、出久さん! まだ追いかけて来ます!」

 

「仮想(ヴィラン)か……」

 

仮想(ヴィラン)は路地裏にも躊躇なく入って追いかけてくる。しかも壁を破壊しながらだ。どこに行っても地上と空中の上下から追いかけられる…!

やるしかないか……ちょうど路地裏を出てから道路の十字路に着き、僕は一度止まり地上に着地して振り返った。それを見た仮想(ヴィラン)2機も立ち止まり、上空からもカバトンとランボーグが現れた。

 

「2人とも、危ないからここからは顔を出さないで」

 

「えっ、それどういうことですか?」

 

「えるぅ?」

 

変身(9ir)』のマントを取り、千切って落ちないよう自身の身体とベビースリングを巻き付ける。

さらに『黒鞭(5th)』を背面から出し、2人を乗せるベビースリングごと優しく包み込み、落ちないように、そして守るようにした。

3対1でエルちゃんたちを安全な場所に避難させても仮想(ヴィラン)はともかくカバトンは僕じゃなくエルちゃんを集中的に狙うはずだ。

ツバサくんがエルちゃんを連れて逃げ出すにも、その間に足止め出来る保証はない。

だから守るためにもこうするしかない。

スカイとプリズムまでの距離も大分離れたから、目を覚ますまでは被害はいかないはずだ。

 

『素直に渡すことはできないのか脇役!』

 

「絶対に、嫌だ…!」

 

【フルカウル】の常時纏える%は30%。

今が20%だから、ここからは常に30%にする…!

 

「ツバサくん。『黒鞭(5th)』で守ってるとはいえ、僕も常に守れるわけじゃない。だからエルちゃんを守っててほしい……君にしか頼めない

 

「ッ! わ、わかりました!」

 

「えりゅりゅ!?」

 

エルちゃんが心配でもしてくれてるのか、どこか悲しそうな声を出した。

それに対し僕は顔を横にして見せて笑った。

 

「大丈夫だよ。この身がどうなろうと(僕自身を犠牲にしても)絶対に守るし、スカイとプリズムが絶対救けに来るから……!」

 

なるべく揺れないよう『浮遊(7th)』を常に発動しつつ、さらに『黒鞭(5th)』で攻撃をいなしてこいつらを倒す。

それしか方法が今は思いつかない。

スカイたちが目覚めて来るまでの耐久戦だ……!!

 

 

【『OFA』フルカウル】… 30!!!

 

 

 

 




重要注意点!(大事だから読んでください)
変身(9ir)』の『ir』は歴代"個性"は『2nd』『3nd』『4th』『5th』『6th』『7th』と、番を意味する名(文字)も使われておりますが、『変身』は『OFA』にストックされてもいませんし、緑谷が突然発現させたイレギュラー"個性"ですので、イレギュラーを意味する『ir』を使用しています。なので『変身』の『9』は『9代目』『ir』は『イレギュラー』を指していますので、誤字ではありません。なので今後も『変身』は『OFA』や歴代とは全く異なる別の"個性"と思ってくれると幸いです。あと読み方はわかりやすいよう『ナインス』って私は解釈しています。だってこれが妥当だもん。わかってくださいお願しますいや本当に。

それとデクがエルちゃんとツバサを抱えて逃げ出すシーンはヒロアカ映画『ワールド ヒーローズ ミッション』でデクがロディを抱えて警察から逃げるシーンを真似てます(私個人はです)。


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