ひろがるスカイ!プリキュア〜救けて勝つヒーロー〜   作:伽華 竜魅

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ちびたXtreme様、誤字報告ありがとうございます!

それと遅れましたがUAも1.0000突破ありがとうございます!!




夕陽に輝く橙色の騎士(つばさ)

 

 

 

 

——バンッ!

 

 

ビルの屋上の扉が勢いよく開かれ、そこからエルを抱えたツバサが、息を荒くしながら出て来た。

 

「はぁ…はぁ…」

 

「えるぅ…」

 

「…大丈夫ですよ。(あのまま中に居たら逆にどこから攻撃が来るかわからないから屋上まで来たけど……)」

 

ツバサは周囲を見渡す。

そして自分たちとは違うビルからUFO・ランボーグへ向かおうと何度も飛び上がっているスカイとプリズム、その傍にいるあげはを見つけた。

 

『ダ~もうしつこいのね——……ん? あ~! 見つけたのね~ん!!』

 

「ッ! しまった…!!」

 

カバトンはスカイたちの相手に余裕を見せているのかうんざりしていると、ツバサとエルを見つけた途端すぐに2人の元にUFO・ランボーグを動かした。

ツバサはすぐに中に戻ろうとするもカバトンは赤いプラズマを放つことでそれを防がれてしまう。

ツバサがそれによって足を止めてしまった隙にUFO・ランボーグのハッチが開き——

 

『【掃除機光線】発射!!』

 

——そこから黄緑の光線がツバサとエルへ伸びていった。

 

「ッ!? 身体が引っ張られて…!?」

 

【掃除機光線】によってツバサとエルはUFO・ランボーグへ引っ張られて行く。

ツバサはすぐに何かに掴まろうとするも、近くに掴めるものはなく抵抗虚しく吸われて行くだけだった。

 

『プリンセスはいただい——』

 

カリフォルニア スマッシュ!!

 

『——たのね~ん!?』

 

そこにUFO・ランボーグへ、デクが回転からの攻撃である【カリフォルニアスマッシュ】を上から突然現れて放った。

その攻撃を受けたUFO・ランボーグはバランスを崩し、【掃除機光線】も解除してしまった。

それによってツバサとエルは空中にいる状態で解放され、そのまま落下した。

ツバサは咄嗟に落下先にある手すりに掴み、落ちないようエルを抱えたまま耐えた。

 

「うぅ…!!」

 

「ツバサくん!!」

 

『ぐぬぬ…! 良くもやってくれたな脇役! これでも食らうのねん!!』

 

「ッ! くっ!!」

 

デクはすぐに向かおうとするも、怒り出したカバトンが赤いプラズマを放ちデクを妨害し始める。

デクはそれを避けながらもツバサたちに向かおうとするも、赤いプラズマの勢いと数が凄まじく、『黒鞭(5 t h)』を出そうにも難しい状況になってしまっていた。

 

 

 

 

一方ツバサはエルを抱えていることもあり、片手だけで自身の全体重を落ちないように手すりを掴んでもがいている。

ツバサはここで鳥に変身すれば結局どっちも落下すると気付いているため、変身もできないのと風も吹いていないことから助かる可能性は低いと考えていた。

 

「(結局飛べなかった……それどころか、みんなの戦いの邪魔をして……)」

 

ツバサは徐々に決意が消えていき、心は完全に諦めていた。そんなツバサの元にベビースリングがやってくる。それを見たツバサは腕の限界も来ているため、エルをそっとベビースリングへ乗せた。

 

「える!」

 

「駄目です…それだとエルちゃんが逃げられないから……」

 

エルはツバサも一緒にと言っているように声をかけるも、ツバサは腕の限界と自身が一緒に乗ったり掴まったりすればカバトンに追い付かれることを既に察していたのだ。

 

「エルちゃん、君だけでも逃げて……」

 

そしてツバサの腕は限界を迎え手すりを掴んでいた手は手すりから滑り落ち、ツバサはそのまま落下してしまった。

 

「えるる!!」

 

エルが叫ぶもそのままツバサは落下していく。

同時にツバサは走馬灯のように同じプニバード族たちからバカにされる幼き頃を思い返していた。

 

「えるぅ〜ッ!!」

 

エルは大きな声で叫ぶと同時に身体から紫の発光が起こり、同時に先程まで落下していたツバサの身体は突然宙に静止した。

 

「これは…エルちゃんの力?」

 

ツバサは飛べない自分自身が宙に浮いている、否、宙で止まっていることに困惑しつつも視線を上に向ける。

 

両手を出してツバサが落ちない様に力を出しているエルがいた。

だがそんな2人へデクの相手をしながらもUFO・ランボーグ近づいた。

 

「ッ! エルちゃん! 僕のことはいいから!!」

 

「えるぅ!」

 

ツバサにエルに逃げるよう言うもエルはツバサを見捨てつもりはなく、首を横に振った。

 

『【掃除機光線】発射!』

 

次の瞬間【掃除機光線】が再び伸び、それによってエルどころかベビースリングも関係なく吸われ始める。

 

「エルちゃん!」

 

ツバサは吸い込まれるエルに手を伸ばすも、その手は届くはずも無く、ツバサとエルの距離は離れていくだけだった。

 

『ギャハハハハ! バ〜カ! そんな脇役ほっといてさっさと1人で逃げときゃよかったのによ〜! ギャァハハハハ!』

 

そしてカバトンはエルをバカにし始める。

そんな時、ツバサの頬に一滴の雫が落ちた。

ツバサがエルを見れば…エルは涙を流していた。

それを見たツバサは我慢ならず声を上げようとしたが——

 

『お前はいらねぇ! そのままやられちまえ!!』

 

——カバトンはそれを許さず、ツバサに向かって赤いプラズマを放った。

それを見たツバサは反射的に腕で守るようにして瞼を閉じた。

 

「諦めるなァ!!!!」

 

「ッ!?」

 

その叫びにツバサは咄嗟に目を開き声のほうを見る。そこには実戦用試作仮想(ヴィラン)の破損し大きく残っていた装甲を『黒鞭(5 t h)』で引き寄せて盾にし防いでいるデクがいた。

 

「出久さん…!?」

 

ツバサは驚くも、それすら遮るようにデクは大声で叫び語った。

 

「あそこまで目を輝かせながら話せたのは、そうなるぐらい憧れと夢になったからだろ!? 周りが無理だと言われ決めつけられても君は諦めないで、ずっと飛ぶ練習もして、航空力学も毎日勉強したんだろ!? それに君の飛びたいというきっかけを、その憧れと夢をくれたお父さんだって、きっと心の中では君を応援しているはずだ!!」

 

デクは耐えながらも、必死に伝えたい言葉を繋げて叫びながら言った。

 

「僕もそうだ!! 僕だって夢を周りから無理だって言われて、否定された!! でも言ってくれたんだ……!!! 「君はヒーローになれる」って!! その思いに答えるためにも僕は頑張ってる!! 君はどうなんだ!? 本当は諦めたくないんだろ!? 飛びたいんだろ!? 自分自身を救ってくれたお父さんのように!!」

 

「僕…は……」

 

「心の底から叫べッ!! 君自身の本心を(・・・・・・・)!!!

 

デクの言葉にツバサは言葉を積もらせるも、デクはダメ押しのように言わせようとする。

それを聞いたツバサは、ついに言葉を放った。

 

「僕は、空を飛びたいッ!!!」

 

ツバサの心の底、本心だけの思いを、その夢を一言で叫んだ。

それを聞いたデクは耐えながらもその口角を上がらせて、笑った。

 

「だったら最後まで頑張れ!! 君は——!!!」

 

 

「——君は自由に飛べる!!!」

 

 

「……~ッ!!」

 

デクはツバサをかつての自身と重ねていた。

無理だとわかっていても憧れ、抱いたその夢を掴みたいのに周りからバカにされ、両親にもハッキリと応援されなかった自分を。

それでもオールマイトと出会ったきっかけで改めて夢へ進めるようになり、憧れの人にレールを引いてもらって、デクはヒーローの夢へ一歩進めるようになった。ならばと、ツバサの夢を、彼の背中を誰かが押してあげないととデクは思った。

ヨヨやソラに応援はされたんだろう。

だがハッキリと彼が欲しているであろう言葉を、デクは伝えたいと思った。

平等ではないとはいえ、その夢を抱くのはその人自身。そこに誰かが決めつける資格はない。

だからこそデクは心の底からツバサの夢を応援すると誓ったのだ。

 

「くぅ!! (これ以上喰らい続けたら……!!)」

 

『お前もしつこいのねん脇役! そんなYOEE奴が飛べるわけないのねん! プリンセスも見捨てればよかったそんな脇役に!!』

 

「ッ! ……うるっせぇぇええッ!!!」

 

それを聞いたデクは口を悪くし、さらに力みだし耐え続ける。

だが装甲は赤いプラズマを食らい続けているせいもあってか熱が次第に溜まり熱く溶け始める。

それでもデクは耐え続けていた。

ツバサはそれを見て、決意を胸にし覚悟した表情をした。

 

「やめろ…それ以上エルちゃんを…——」

 

 

「——笑うなァッ!!!」

 

 

その叫びと共に、ツバサの胸元に黄色い光が発生した。

 

「ッ!?」

 

『なっ!? その光は……う、嘘だろ…あんな脇役が…プリキュアになるってのか!?』

 

「僕に最期が訪れたとして…その時に思い出すのは僕を笑った人達の顔じゃない…プリンセス、僕を守ろうとしてくれたあなたの笑顔と、僕の背中を押してくれて、夢を応援してくれた最高の友達の笑顔です!!」

 

その光から『ミラージュペン』が現れる。

ツバサはそれを見て、ガシッとしっかりと『ミラージュペン』を掴んだ。

 

「でもそれは今じゃない…だってこれからは、僕があなたを守るんだから!」

 

「えるぅ…」

 

『させるかァ!!』

 

「それはこっちの台詞だ!!」

 

カバトンは【掃除機光線】強くしようとするが、それによって赤いプラズマが消えてデクは自由になる。デクはそこを突いて『黒鞭(5 t h)』を出しランボーグを捕縛した。

 

「ハァーッ!!」

 

そしてそれに偶然にもスカイが飛び上がってその拳をUFO・ランボーグへ向けて放ち、ついに届くことができた。

UFO・ランボーグはスカイの攻撃によって揺れてしまい、【掃除機光線】が止まってしまう。

 

「エルちゃん! 今です!!」

 

スカイの声を聞いたエルは自身の身体から光が溢れ出し——

 

「ぷいきゅあぁぁああっ!!!」

 

——ツバサに向かって光が放たれた。

飛んでくる光をツバサは『ミラージュペン』を握っている手とは反対の空いている手でキャッチした。

その光はオレンジの『スカイトーン』へと変化した。

 

「プリンセス・エル…あなたの騎士(ナイト)が参ります!

 

 

 

スカイミラージュ! トーンコネクト!

 

『ミラージュペン』が起動し羽根部分が展開して『スカイミラージュ』へと変わる。

そしてくぼみ部分に『スカイストーン・ウィング』をセットした。同時に服が橙色に輝くタンクトップとへと変わり、『スカイミラージュ』のボタンを押した。

 

ひろがるチェンジ! ウィング!

 

その言葉と共に橙色に輝く空間が宇宙のような空間となり、その真ん中にドーム状のステージが広がっていた。橙色の髪は色を変えずに後ろだけが伸びアンダーポニーテールへと変わり、足は膝下までの橙色のブーツが履かれる。

 

きらめきHOP!

 

ツバサ本人からして右頭部に、赤い羽根の形をしたリボンが付けられた小さいシルクハットが付けられ、両耳には2つの球状のイヤーカフが大小とそれぞれ大きさが異なり飾られた。

 

さわやかSTEP!

 

下半身からももより上半分までのフリルのついた短いズボン。次に上半身はタキシードのような服が着られ、その上に赤よりの橙に黄色いラインが入った襟とさらにその上に黄色の星マークがついた橙色の球体に左右に伸びる明るい橙色の羽根と薄赤単色の2つのタレ飾りが付けられた。

そして両腕の二の腕にパフスリーブのような白い袖が付けられ、そして腰から別で翼をイメージするような燕尾服にも近い服が伸びた。

 

はればれJUMP!

 

両腕の前腕にはぴっちりな橙色の袖と手には重ね着するように黄色に近い橙色の手袋が装着された。

そして次の瞬間、宇宙から再び橙色の空間となった。

 

 

      天高くひろがる勇気

 

aaa    キュアウィング!

 

 

その決め台詞と共に、キュアウィングの後ろの背景は夕暮れの空と同じ色に染まる雲が広がった。

 

 

——◆——

 

 

夕陽が不思議とそれを祝福しているかのように見えて、それに照らされてツバサくん…いや、キュアウィングが輝いているように見えた。

そしてウィングはそのまま自由に空を飛び、エルちゃんを救けた。

 

「空を飛ぶプリキュア……ツバサくん、頑張ったね!」

 

僕は両手で出している『黒鞭(5 t h)』を解除させてからスカイに向かって再度伸ばして掴んだ。

そして引き寄せながらゆっくりと僕たち全員はプリズムとあげはさんのいるビルへ着地した。

 

「ウィング! エルちゃん!」

 

「やるじゃん少年!」

 

プリズムとあげはさんが近づいてきて、プリズムは無事な姿に喜び、あげはさんはウィングを褒めた。

そしてウィングを見れば、その顔は自分が飛べたことに対しての驚きと嬉しさが混ざった表情が浮かんでいた。

 

『認めねェッ!』

 

だけどカバトンの怒りの声が聞こえて、僕たちはランボーグの方へ視線を向けた。

 

『空が飛べたからって何だってんだ! 強ェのは…! この…俺だァッ!』

 

その叫びと共に円盤の中心で再びエネルギーを充填し始めた。

 

「またあれが来るよ!」

 

「もう撃たせません! だって…キュアウィングがいるんですから!」

 

念のために『黒鞭(5 t h)』と『浮遊(7 t h)』の発動準備……だけど。

 

「える!」

 

ウィングはあげはさんに預けたエルちゃんの声を聞いて、エルちゃんの方へ振り向いた。

 

「えるる!」

 

「……はい、行ってきます。プリンセス!」

 

その心配はいらないのかもしれない。

だってウィングのあの姿を見ればそれがわかる。

ウィングはエルちゃんの応援に笑顔で答えて、ランボーグに向かって飛んだ。

 

「一度やると心に決めたことは、絶対に諦めない。それがヒーロー…そう、僕は決めた! プリンセスを守るのは…キュアウィングだァッ!」

 

ウィングは夕陽を背景に、その夕陽に負けないぐらい輝く橙色のオーラを纏い、羽を舞い散らせながらランボーグへ向かって行く。

 

ひろがる……ウィングアタック!!」

 

そして充填しているエネルギーごとランボーグは貫かれ、墜落を始めた。

 

「スカイ、プリズム! あとは任せた!」

 

「えるる~!」

 

エルちゃんの掛け声を合図に、2人は『スカイストーン』と『スカイミラージュ』を構えた。

 

 

 

スカイとプリズム、2人は『スカイストーン』を『スカイミラージュ』へセットする。

すると『スカイミラージュ』は起動し、2人はそれぞれ発動する為スイッチを押した。

 

aaaaaaaa  スカイブルー!

 

aaaaaa  プリズムホワイト!

 

そして開いている手を繋ぎ、互いに『スカイミラージュ』を天へ掲げる。

『スカイミラージュ』からそれぞれ水色とピンクの光が放出され、渦を巻きながら1つになって行き、2人が同時にスイッチを押せば、その光は巨大な円盤へと形を変え、中央部分から溢れんばかりの光を漏らし、ランボーグを包み込みんで吸い寄せるかのように上昇させ、ランボーグは円盤の中に吸い込まれていった。

 

aaaaaaaa  プリキュア!

 

aaアップドラフト・シャイニング!

 

【アップドラフト・シャイニング】を発動させた瞬間、円盤から煙が放出される。

同時にUFO・ランボーグは浄化され、元のドローンへと戻った。

 

 

 

無事ランボーグが浄化されたことで、周りの建物やスカイやプリズムの傷は完全に治り、元通りになった。そしてウィングは僕たちの元へ戻って来た。

 

「やりましたねウィング!」

 

「える!」

 

ウィングが少し俯いていると、スカイが言葉をかけ、エルちゃんが嬉しそうに両手を伸ばしたら、ウィングは嬉しそうに「はい!」って言った。

良かった……これで無事解決…——

 

「——…ぅあ」

 

「ッ! デクくん!」

 

僕は気が抜けたら倒れそうになり、そこをプリズムが咄嗟に支えてくれた。

 

「デク…ッ!? け、怪我がやっぱり治って…——!?」

 

「そうみたい…ごめん……」

 

やっぱり僕だけが、傷の治癒はなくボロボロの状態だった。新しい戦闘服(コスチューム)ρがなければきっと今以上の怪我をしていたと思う……。

 

「出久さん、ごめんなさい……僕があの時、ちゃんとしてれば……」

 

「気にしないで。これは僕の行動の結果だから……それに…——君が飛べたことが嬉しいから

 

「…!」

 

笑顔でそう言えば、ウィングは涙目になった。

 

「でもいずくんの怪我が治ったわけじゃないんだから! 急いで戻って治療するよ!」

 

「える!」

 

「はい! 急ぎましょう!!」

 

僕はそのままプリズムとスカイに肩を貸してもらい、ウィングはあげはさんとエルちゃんを連れて、急いで虹ヶ丘家に向かって行った。

 

 

——◆——

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「万が一に備えて待機していたけど、大丈夫だったみたいね」

 

 

虹ヶ丘家に向かうデクたち一同を、遠く離れたビルの屋上から1人の影が見ていた。

モデルであろうか、その女性の身長は180cmはいっているであろう高身長。

汚れが一つもなく、透明感を思わせるほどの綺麗でふわっとしたクセっ毛が目立つ白色で左寄りのアシメボブの髪。

まつ毛なども髪と同じ色をしており、微笑んでいるような瞼、左目の端下に小さいほくろ、瞳は全体が洋紅色に丸いだけの淡黄の柄目をしている。

 

「……今回はあのバカ(・・・・)は出てこなかったわね…また別世界か並行世界(・・・・・・・・)にでも行ったのか……」

 

その女性が身に付ける服装は上半身と下半身が繋がっているミッドナイトブルーの色をした変わった服を着ており、下半身のズボンはパンツスーツのようにできているが右足しか履いておらず左足は黒いストッキング、そして黒いパンプスとハイヒールを合わせたハイヒールを履いていた。

 

上半身は白いYシャツに黒いネクタイ、そしてどこか別世界のものと思わせるような、羽根を印象付けさせる黄金の肩止めとうなじ部分に別で留め具がある腰までのマントで、その色は上側が白で下側が水色のグラデーション、そしてどこか不死鳥の孔雀を印象付けるような模様が入っている。

そのマントは留め具までは布は繋がっているものの、ちょうど背面の真ん中あたりで5本に分かれて、膝裏まで伸びていた。

そんな女性は足元にあるケースを手に取ってから、ビルの屋上の中心点にゆっくりと移動する。

 

「一応、荷物を届けてからいくつか確認するとしましょう……"個性"発動

 

女性が右足のハイヒールを強く地に叩きつけると、そこを中心に大きな青緑の錬成陣が展開される。

それは女性の周辺にも4つ現れ、錬成陣が現れるがその錬成陣は四角い形をしている。

そしてその4つは囲むように女性を中心に回転している。そしてその女性が消える瞬間、女性の左腰にはある物が付けられているのが第三者からの視点でもわかった。

その左腰には付けられているのは……——

 

 

 

——『ミラージュペン(・・・・・・・)』だった。

 

 

 

そして女性は世界から消えるようにその場から姿を消し、錬成陣も消えた。

 

 

 

 




今回も拝見していただき誠にありがとうございます!

デクからツバサへの言葉、このぐらいは言ってもおかしくないと思ったんですよね。
だってデクはどんな"沼個性"でもバカにしないし、目を輝かせて分析し、笑顔で"個性"を誉めたたえる。緑谷出久って人間はそうできてる。
自分より他を、そしてその他の夢と憧れを精いっぱい応戦する。
根元の部分で自分を入れていない、それでも笑顔で人々を救ける自己犠牲ヒーローですから。
ちなみに「君は自由に飛べる」は「君はヒーローになれる」をツバサくんようにアレンジしたものです。いやだってその、私ヒロアカ見た後にこの回のアニメみたらさ、こういう風に言っても最高…とまでは言えないのかもしれませんがいいんじゃね?って思いましたし……なにより出久なら言ってもおかしくないと思うんですよ。


それと最後に出て来た女性は、近々……近々って言えるのか?まぁなるべく早く出す予定です。
あ、ちなみにその女性、ヒロアカ風で書けばその……胸が大きいです。
私の設定ではFはあります。
あります(大事なことは二回言う(超真顔))
簡単に言えばヤオヨロッパイです。
(はいごめんなさい(土下座))
そして声優、私個人では「日笠〇子」さんです。
あ、AMOやドクターのイメージの声を崩したくなければしませんが、私自身が想像している声優さんを知りたければ感想にて教えてくれれば教えます。

もしよければお気に入り登録と評価、感想の方よろしくお願いします!
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