ひろがるスカイ!プリキュア〜救けて勝つヒーロー〜 作:伽華 竜魅
ちびたXtreme様、誤字報告ありがとうございます!
お久しぶりです。
他のを書きながら書いてたら9000文字も行ってました……区切ってもよかったけど面倒だしいいやって思って全部まとめて本日更新します。
次も間が空くかもしれませんが、更新は途絶えないよう頑張ります。
それではどうぞ!
ウィングがあげはとエルを救うべくランボーグと交戦。デクがAMOの仲間である炎系の"個性"を持つ少女、フェネクスと対峙。
そしてスカイとプリズムは、AMOと交戦。
計三か所にて、それぞれの戦闘が行われていた。
「ハァッ!!」
スカイが拳を突き出し攻撃するも、AMOはあっさりと避ける。
「相変わらず拳主体か」
そのまま片手をかざし、『空気押し出し』を発動させてスカイを吹き飛ばした。
「スカイッ!」
「んで、お前はどうだ?」
「ッ!!」
プリズムが吹き飛ばされたスカイを気にしている僅かな隙に、AMOは一瞬で距離を詰めていた。
それに対しプリズムは驚きながらもすぐに片足を上げてAMOの顔目掛けて蹴る。
だがAMOはそれを簡単に受け止めた。
「くっ…!」
「足か……しかもその動き、どこかデクを思わせる…アイツから教わったって感じか」
そしてAMOは抑えている脚を掴み、"個性"『雷撃』を発動させる。
「ッ! アァァァァッ!!!」
プリズムは『雷撃』を身体全体に流され、浴びせられてしまった。
そこに吹き飛ばされたスカイが駆け出して戻ってくる。
「プリズム!!!」
AMOはそのままプリズムをスカイへと投げ飛ばし、スカイは咄嗟にプリズムを受け止めた。
「プリズム! プリズム!!」
「だ、大丈…夫……!」
スカイはプリズムを心配し、プリズムは心配させまいとするが、身体にまだ痺れが残っているため、あまり動かせないでいた。
そんなプリズムを見て、スカイはそっと近くの岩に下ろす。
「後は私が…やります!」
「
AMOは2人の傍まで来て、哀れ目でスカイを見た。
「それでも止めます…! それに、私の大切な友達をこれ以上傷付けさせるわけにはいきません!!」
「そうか……」
AMOは腰にぶら下げてある剣を鞘から抜き始める。
それを見てスカイは、思わず問いただした。
「1つ、聞かせてください」
「ん?」
「その剣は……どこで手に入れたのですか?」
スカイの少しばかり低くなった声に対し、AMOは己の持つ剣を見てから、スカイを見た。
「そうだな……まぁ簡単に言えば
AMOの持つ剣。
そのデザインは、現代ではアニメーション作成の際、キャラクターなどが持つようなデザインとなっている。
現代ではコスプレなどでなら、模型などと言った形で作られているはずのそれを、
真ん中が青いひし形のクリスタルで左右に羽根をイメージした作り。
その剣の作り、デザインにスカイは前々から既視感を覚えていた。
そして、我慢が出来ずついに問いただした。
その結果は自分自身があまり考えたくなかった可能性だった。
「何故…何故貴方が! スカイランドの…
「(青の…護衛隊……?)」
未だ麻痺で動けないプリズムは、その会話だけはしっかりと耳に入っている。
そしてスカイの発言からして、彼女の故郷である世界でのことだろうが、プリズムはあまり理解が追い付けないでいた。
「そっちのことも知っているか……ただ、それを知ってどうする?」
「いいから答えてください! 何故貴方のような人が、青の護衛隊の武器を……!!」
「……この際ハッキリ言ってやる。お前がその真実を知る——」
AMOは剣を構えたその瞬間——
「——資格はない」
スカイの顔、その真横から貫くかのような大きな風が吹き荒れる。
スカイが気付いた瞬間、己の背後から凄まじい衝撃が発生した。
そしてスカイは驚く。
自身の目の前に、既にAMOがいることを。
「いつ、のまに……」
「後ろを見てみな」
AMOに言われ、スカイは思わずチラッと後ろを見る。そして絶句した。
それは綺麗だった花畑の一部が、斬撃の跡が残った荒れ地となっているからだ。
「スカイッ!!」
「ハッ!!」
プリズムの、自身を呼ぶ叫び声にスカイはハッ!と気づき、すぐにAMOに向き直る。
だが既にそこにAMOはいない。
「『ニトロ』」
そして突然スカイの頭上から『ニトロ』が降り、スカイはその『ニトロ』を身体中に付けられてしまう。
「な、なんですかコレ!?」
「『付着』+『
「ッ!」
スカイが戸惑っている間にも、AMOはスカイの先程いた頭上から背後に回り、スカイの背中に手を触れて、『獄炎』と共に、新しい"個性"のうち2つも同時に発動させた。
「くっ!!」
スカイは振り返りながら足を振るうも、AMOは避けてからもう片方の手をかざした。
「『空気押し出し』+『倍加』」
『空気押し出し』を『倍加』で増大させて地面が抉れるレベルの強さで放つ。
その空気によってスカイは上空へと吹き飛ばされた。
「『
AMOがそう呟くと吹き飛ばされ、上空にいるスカイの身体に小さな『獄炎』の炎が点火され、次の瞬間——
——ボォォォオオオンッ!!!!!
——空中で、スカイを中心に彼女自身が大爆発を引き起こした。
「スカァァアアイッ!!」
それを見たプリズムは思わず叫ぶ。
爆発による煙幕の中からスカイが真っ逆さまに落下していく姿が現れた。
そしてスカイはそのまま地面に受け身も取れずに激突した。
プリズムはすぐにでも駆け出したくてしょうがない状態だったためか、麻痺で動けなくともグググッ!と無理やり動かそうとしていた。
そんなプリズムを他所に、AMOは身体の一部が黒焦げて負傷しているスカイの元へと歩み寄る。
「ぅ…ぁ……!」
スカイはまだ辛うじて意識はある。
だが先の爆破によるダメージが大きすぎたため、立ち上がることもままならない状態だった。
そんなスカイを見下ろすAMOは呆れていた。
「つくづく呆れるよ。あんだけヒーローになるとほざいておきながらその程度。それとあの豚から聞いたぞ。お前、友人の大事な話を優先して目の前の危機を無視しようとしていたみたいじゃないか」
「……ぁ…」
「ヒーローとは常に危険と隣り合わせな人生。民間人を自分の命を盾にしても救い、守る。そんなお前は勝手な個人の事情でその行動をしなかった。警察でもそんなことしないぞ?」
AMOはスカイのツインテールである髪の片方を掴むとそのまま持ち上げる。
スカイは抵抗もできずにだらんとするだけだった。
「どうして……」
「あ?」
AMOは後ろに振り返れば、プリズムが何とか立ち上がり、AMOを睨んでいた。
「どうしてこんなひどいことを……スカイの、ソラちゃんの夢を馬鹿にするの!!?」
「……ヒーローを目指すわけでもないお前には関係ない話だろ」
プリズムは光弾を放とうとするが、AMOはスカイを盾にするように前にかざす。
その結果プリズムは攻撃できず、さらには動けずにいた。
「人として、どうかしてるよ!!」
「そりゃあ俺らは
「
「
AMOの言葉にプリズムは理解が追い付かなかった。だが自身の背後から物音が聞こえ、咄嗟に振り返ればそこにはAMOの"個性"のうちの2つ、『触手』と『大喰い』を掛け合わせたギザ歯の生えた顔があるような触手が伸び、プリズムをしっかりと捉えていた。
——◆——
同時刻。
激しい戦闘が繰り広げられ、花畑と森には炎が轟々と激しく燃え上がっている。
そんな戦場の中、【フルカウル】を纏う僕と新しい
「くっ!!」
『
そんな僕を追いかけるように後方にはフェネクスが、背中に炎の翼と孔雀のような尻尾を形出していた。
「アハハッ!! ねぇ何で逃げるの!? ねぇ!!!」
なるべく人の少ないとこに自分を囮に誘導してる。
森の中に炎系の"個性"持ちが
しかもフェネクスはずっと口角を上げて笑いながら僕を追いかけてる。
——バシュッ!!
木の一本に『
それにさっきの爆発音……きっとソラさんたちの方で何かがあったんだ。早くみんなの所にも行かないといけないのに……!!
「鬼ごっこは終わりかな~?」
「ハッ!?」
そう思っていると、いつの間にかフェネクスが目の前にいた。
しかも炎を自身の手から出すと握りしめて形を作り始める。
エンデヴァーのような炎を掴んで使う技系と同じことができるのか!?
「——【不死鳥・
「くっ……!!」
咄嗟に腕と『
「グゥ……!!」
インパクト45%…!!
【 オクラホマ スマッシュ!!】
【オクラホマスマッシュ】で無理やり炎を吹き飛ばし、地面も抉ってそこから脱出する。
「はぁ…! はぁ…!」
轟くん以上の炎……『ミッドガントレット』に伝わる熱もまだ残っているのと、
「ひゅ~! やっるね~ヒーローくん!」
フェネクスは炎翼と尾を出したまま地面に着地すると、周辺の花や木々が勝手に燃え広がり、炎上がさらに大きくなり始めていた。
戦いを終えて消火するにも、この規模は、下手したら人のいるほうまで炎が燃え広がるから、時間の問題だ。
「どうしてそんな強い"個性"を持ちながら、
「でもよくいるでしょ? 炎系の"個性"の
確かに居る。
「それでもだ……なんで
「で、も~! それを知りたいならァ……——」
「ッ!?」
「——殺す勢いで挑まないとダメだよ?」
——ドンッ!!!
「ゴッ!!」
一瞬でフェネクスが詰めて来て、腹を殴られて僕は吹き飛び、木々を次と倒していき、最終的には1本の木に激突し止まった。
「くっ……!」
身体をグググッと動かし立ち上がる。
強すぎる……それに動きも早すぎる……どうする?どうする!?動きを予測しても相手はその予測を上回る程に速いんだぞ!?
かっちゃんのように見てから動ける反応の速さがないと……予測とかじゃなく、その攻撃に事前に反応…そう、
——ズキンッ!!
「ッ!?」
なんだ…今、頭に……
「くっ!」
「ありゃ?」
しかも次には一瞬だけ何か脳内に見えた。
咄嗟に横に飛べば、さっきまでいたところにフェネクスがいて、地面を抉る勢いで腕を振り下ろして突き刺していた。
「まぐれかな? でもまぁ今度は!!」
——ズキンッ!!
また!!避けろ!!
「およ?」
避けれた……まるで、攻撃が来るより先に頭に警鐘を鳴らすような……。
「はっ……そうか、これは…!」
確か、歴代"個性"の資料にあった………4代目の"個性"『危機感知』!!
頭が痛い…負荷がデカいんだ!それに、『
習得訓練すら入っていないのと、暴発だからか頭が痛すぎる……意識が、飛びそうだ…!
「はぁ…! はぁ…! はぁ…!」
「………」
それでも必死に意識を保ってフェネクスを見る。
だけどフェネクスはジーっと僕を見ているだけだった。
「(さっきまでとはまるで動きが違う……まるで私の動きを先読みしたような…でもそれだったら最初からしてもいいハズなんだけど……)」
——ズキンッ!!
来るッ!下から!!
「くっ!!」
『
そして僕の立ってたところには炎の槍が突き刺さってた。
「(やっぱり……あのヒーローくん、私の攻撃を攻撃される前に気づいてもう避けてる。それにボスの言う通り『超パワー』らしき"個性"を使うのに関連性が全くない『浮遊系』の"個性"、そしてさっきまで使ってた黒いエネルギー状の"個性"……) ………アハッ!」
するとフェネクスはなぜか口角を大きく上に上げて、狂気染みた感じに笑っていた。
「イイねぇ…いいねイイねいいねェ!! 君、最っ高だねェ!! ボスと同じような"複数個性"持ちの可能性が確かにあるよ!! それに私との戦いの際民間人を巻き込まないよう意図的にここまでの誘導!!! ボスが認めるだけのことはあるよ!! ねぇ! もっと私を楽しませてェ!!!! そして私を……——」
「——
「ッ!?」
フェネクスは訳の分からないことを言った後、大量に炎の羽根を針飛ばしのようにして投擲してくる。
僕はそれを、まだ負荷は大きく使いこなせない『危機感知』を少しでも頼りに『
「アッハッハッハハッハッハッ!!!! どうしたの!? ねぇどうしたのォ!!? さっきまでの回避力はどうしたのォ!!!?」
狂ったように声を上げるフェネクス。
数が大きすぎて突破口が見つからない……それにスカイたちも気になる。どうすれば、どうすれば……!!!
「……?」
必死に考えていると、突然攻撃が止んだ。
何だと思いフェネクスを見れば、耳に手を当てていた。
「え~? もうわかったよ……」
誰かと話してる?AMO?それともドクターか?
するとフェネクスは突然空中へと飛び上がった。
「残念だけどお開き。ごめんねヒーローくん! 今度は絶対殺し合おうね? そして私を殺してね? じゃあね~!!」
それを最後にフェネクスはその場を飛んで去って行った。
……とりあえず、何とかなったのか……?
「…いやなってない! 火事が!!」
それにスカイたちの方にAMOがいるかもわからない!!近くの消防署に通報して、スカイたちの方に加勢に行かないと!!!
——◆——
同時刻。
「さっきまでの威勢が嘘みたいだな。光を意味する名を持つプリキュア」
AMOの吐き捨てるセリフと共に、複数"個性"にて合わせた触手が動く。
「うぅ……」
その触手はプリズムを縛り付けていた。
そしてAMOの片手にはスカイが未だ髪を乱暴に掴まれている。
「……豚野郎は負けたか」
AMOはチラッとロープウェイを見れば、既にランボーグがおらず、オレンジの人影が自身の方へと飛んできているのが見えていた。
『ボス』
「? ドクターか」
するとAMOの左腕の
『フェネクスは既に退却させた……森とか花畑で炎系の"個性"はやっぱり山火事になって面倒……ボスもなるべく早く帰投して……』
「デクはどうなってる」
『衛星から確認したら、また妙な動きになってた……フェネクスからも話を聞くつもり……』
「わかった」
AMOは通話しながら、スカイを掴んでいる片手を動かし、自身の方へと飛んできているウィング目掛けて投擲した。
「ッ! スカイ!?」
ウィングは咄嗟に受け止める。
だがその酷い負傷の姿を見た途端、驚愕と絶句、そして怒りが湧いていた。
「お前! 何者だ!! スカイをここまで……それにプリズムを放せ!!」
「そういやお前は初めましてだったな。確か、元はプニバード族なんだろ? あの飛べない鳥の」
「ッ! なんでそれを……」
「フンッ…」
AMOは拘束しているプリズムを乱暴に振るい地面へと投げる。
プリズムは辛うじて意識はあるものの、身体は動かせずにいた。
「さて……どうする3人目のプリキュア。お前はそこにいるヒーローを夢見るクソガキか、あっちの口だけ達者な弱者のように、力を持つだけ持って何もできない出来損ないのまま負けるか?」
ウィングはスカイをそっと下ろし、AMOへと飛び出す。
「【 ひろがる……ウィングアタック】!!」
そして【 ウィングアタック】にて突進していく。
それに対しAMOは手をかざす。
「『
ウィングとAMOの間に『
「!? なんで——」
「『
そしてウィングの攻撃と『空気押し出し』と共に『倍加』にて倍増し、ウィング本人へと弾き返した。その結果ウィングは、身体中に極度の痛みを味わいながら吹き飛ばされる。
「鳥なら鳥らしく、その辺で飛んでろ……さて」
ウィングが地面に落下して倒れているのを確認したAMOは、ある方向へと向き直る。
AMOの視線の先には、緑の閃光が高速で自身の方へと一直線に飛んできていた。
【 スマッシュ!! 】
「『
【フルカウル】を纏い、出力30%の【シュートスタイル】を放つデク。
対してAMOは『
そして2人の間に大きな衝撃波と風圧が発生し、周辺は一気に荒れ狂いながら激しく互いに吹き飛ぶ。
「遅れてごめん! 3人とも無事——」
デクの言葉は続くことはない。
その理由は、3人を見て絶句…呆然としてしまったからだ。
ボロボロにされ、辛うじて意識があるプリズムとウィングは、身体を動かすことが出来ず這いつくばるだけしか出来ず、スカイは気絶している。
それを見たデクはいったい何が起きたのか分からないでいる。
「遅かったなデク………なに、コイツ等はヒーローたり得ない…そう、相応しくない奴らだったんだ。こうなって当然。お前も、足手まといという荷物がないほうがいいだろ?」
AMOが何を言っているか分からない。
デクの視界には、ただともに戦ってきたこの世界での友人たちが無残にも倒れている。
自分と同じヒーローを志す少女。
別世界からの来訪者にもかかわらず、優しく、笑顔で受け入れてくれた少女。
自身と同じ夢を馬鹿にされても頑張り続ける少年。
「フェネクスはどうだった? アイツ、実力だけなら俺を凌駕するんだぜ?」
AMOはニヤつきながら言い渡す。
そんな悲劇的すぎる現場に、遅れてエルを抱いているあげはも辿り着いた。
「な、なに…これ……」
「えるぅ…」
あげはの表情も困惑と驚愕、そして恐怖に染まり、エルもその目に涙を溜める。
デクも息遣いを荒げていく。
『——怒りのままに力を振るえば力は応える』
デクの身体から『黒鞭』が漏れ始め、ウネウネと漂うように動き、『浮遊』の風圧によるものなのか、もじゃもじゃの髪に
『——肝心なのは、心を制することさ』
そして【フルカウル】による纏い、身体から漏れ出す稲妻はその色を水色へ変わった。
「まぁコイツ等は所詮………力を持て余すただのガキだ」
その言葉が引き金となったのか、
デクは怒りのままに駆け出し、AMOへと向かって行く。それを見たAMOは「怒りに堕ちたか」と呟きながら"複数個性"にて迎え撃つ。
——ズキンッ!!
そしてデクの頭に『危機感知』による頭痛が発生する。デクはそれでも止まることなく進むが、AMOの攻撃がわかるのか、全てを躱し、弾き返したりなどし一瞬でAMOとの距離を詰めた。
「なっ!?」
その異常さに、AMOは驚愕を露にしながら『空気押し出し』を発動しようと構えた。
「取り、消せェ……!!!!」
対してデクは拳に『OFA』を溜め、一気に放とうとしていた。
そして互いの拳と掌が向けられ、放たれる——
——ドォォォオオオンッ!!!
——瞬間、2人の間に
その衝撃によって2人は吹き飛びながらも、自分たちの間に降って来たものを確認しようとすぐに前を見る。
「——
「ッ…?」
「(この声……まさか!?)」
女性の声が土煙と輝きの中から聞こえる。
その声を聞いたデクたちは初めて聞く女性の声の為わからずにいる一方、AMOはその声に聞きおぼえがあるのか、
そして土煙と輝きが消えればそこには1人の女性が立っている。
頭部は汚れが一つもなく、透明感を思わせるほどの綺麗な白色のふわっとしたクセっ毛の左寄りのアシメボブのうち、左側の前髪だけは肩に乗るぐらい、後ろ髪は腰より下まで伸び、下からグラデーションメッシュのように薄紫色が薄く入っている。
そして白い2本の羽根がついたミッドナイトブルーの色をした十字の星型、それが左側に着けられており、ワンサイドアップ髪型の形で髪が少しだけ結ばれている。
耳飾りのイヤリングは落ちる水滴のような形の球体(右耳は赤い宝石で左耳は青い宝石)に羽根が付けられており、瞳は洋紅色に丸いだけの淡黄の柄目のちょうど下に星が浮かんでいる。
スカートは全面的にミッドナイトブルーの色をしており、前部分が膝の半分下が見えるように露出して、後方の腰部分の結び目は大きな魚の尾鰭がついているようなもので後方からの足は隠されているようなデザイン。
右足は黒いサイハイブーツを履いており、左足は肌が露出している裸足で太ももにはクロス状のベルトが結ばれている。左足のヒールは右足のブーツと同じものが履かれている。
そして黄色の星マークがついたミッドナイトブルーの球体に左右に伸びる明るい、ミッドナイトブルーの羽根と薄赤単色の2つのタレ飾りが胸元に付けられている。
その姿を見たあげはが思わず声を漏らす。
「プリ…キュア……?」
そこにいたのは、スカイでもプリズムでもウィングでもない。
彼女たちも、そしてデクも知らず、『フェアリーパーク』にもいなかった……——
「——
「——『シズク・エスペランサ』………」
——謎多き4人目のプリキュアだった。
いろいろと情報がありすぎて困ると思いますがお許しを。
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