Blue Archive Evolution 青春を抱く双翼の星 作:ゲーマーN
――アビドス高等学校・生徒会室*1
「……では、どうして前の生徒会は、カイザーコーポレーションにアビドスの土地を売ったんでしょうか?」
気を取り直し、ノノミは話を本題に戻す。今の説明でアビドス自治区の現状は理解できたが、疑問は依然として残っている。何故、前の生徒会がカイザーコーポレーションにアビドス自治区の土地を売却したのか……その疑問に対し、シロコが一つの仮説を述べた。
「実は裏で手を組んでたとか」
「……ううん、シロコちゃん。それは違うよ。先輩たちも学校のために頑張ってる人だったから」
「多分、最初は借金を返そうとして……って感じなんだろうね~」
「借金のために、土地を……」
シロコの仮説に対して、ユメとホシノは即座に否定の言葉を口にした。かつての生徒会を知る2人だからこそ、その主張には揺るぎない説得力が感じられる。
「その頃の借金は既にかなりの額だったもの、私もそう思うわ。だとしても、これと言った利用価値も無い砂漠ばかりだから二束三文でしか売れなかったワケだけど……」
「それで、繰り返し土地を売ってしまう負の循環に……ということでしょうか」
借金の額が膨れ上がるにつれて、その返済のために土地を売却する行為を繰り返す。それで借金がなくなるわけではないが、それでも土地を売る手は止められなかった。たとえ、それが間違いであると気づいていたとしても。
「なにそれ、なんかおかしくない? 最初からどうしようもないっていうか……」
「……そういう手口も、あるよね」
「え? どういうこと?」
「アビドスは、悪質な罠に嵌められたのかもしれない」
同じ大人として、悪い大人の手口を何度も見てきたハクノが、少し低い声で呟いた。
「あ~……なるほど、そっか」
「……アビドスにお金を貸したのも、カイザーコーポレーション」
「……!!」
「ということは……」
「カイザーローンが、学校の手に負えないぐらいのお金を貸して、利子だけでも払ってもらうために土地を売るように仕向ける」
「膨大な借金で財政難に追い込み、不要な土地を売るよう提案する……如何にも連中のやりそうな手口ね。当時のアビドス生徒会も使い道のない土地の扱いに困ってたみたいだし、そもそも手放さない理由が無いもの」
シロコとサナの言葉を聞き、ユメは拳を固く握りしめ、震える体を必死に抑えようとした。胸の奥底から、怒りが沸々と沸き上がる。大切な学校が、大切な故郷が、大切な校友たちが……大人たちの卑劣な行為によって踏みにじられた。その事実がユメには到底許せなかった。
2年前、今より返済額が少なかった時期ですら、借金を返済することは叶わなかった。にもかかわらず、そんな状況の生徒たちから土地までも巻き上げるなんて――それは、もはや悪意そのものとしか言いようがない。
「ですが、同時にそんな安値で売ったところで借金が減るわけでもなく、土地を取られる一方で……アビドス自治区そのものが、ゆっくりとカイザーコーポレーションのものになる」
「元々、そういう計算だったのかもしれない」
「アビドスにお金を貸した時点で、こうなるように全てを……」
「だいぶ前から計画してた罠だったのかもね。それこそ、何十年も前から……それくらい、規模の大きな計画だったのかも……」
ホシノはため息交じりに呟いた。口調こそ普段通り軽いものの、彼女の眼光には静かな怒りが満ちている。その怒りに呼応するかのように、セリカが机を力強く叩き、勢いよく立ち上がった。
「なにそれ!? ただただカイザーコーポレーションの奴らに弄ばれてるだけじゃん! 前の生徒会の奴ら、どんだけ無能なわけ!? こんな詐欺みたいなやり方に、騙されてさえなければ……!」
「セリカ、落ち着いて」
「先生……?」
「悪いのは騙されることより、騙すことだと思うよ」
感情を抑えられず、つい声を張り上げてしまったセリカをハクノが諌める。その言葉に、セリカも少しだけ冷静さを取り戻したのか、バツが悪そうに視線を逸らした。
「……わ、私も分かってるわよ! た、たまにゲルマニウムのブレスレットとか買ったりするし、下手したらここの誰よりも分かってる! 悪いのは騙した方だってことは!」
借金と戦い続けて苦労してきたせいか、セリカは警戒心の高さに反して、胡散臭い儲け話に引っかかりやすい悪癖がある。ついこの間もマルチ商法に巻き込まれて酷い目に遭ったばかりだ。
それはさておき……仮にだが旧生徒会の生徒たちに落ち度があったとしても、そもそも学校や彼女たちを騙そうとしたのはカイザーコーポレーションだ。騙された方が悪いなどという理屈は、有り得ない。そんなことは、言われるまでもなくセリカも分かっている。
「でも……悔しい、どうして……ただでさえ苦しんでるアビドスに、どうしてこんな酷いことを……」
「セリカちゃん……」
「……」
「……」
「……」
「……」
セリカの悔しさは、アビドス生徒会の仲間たちに痛いほど伝わった。彼女たちも同じ気持ちを抱えていたからだ。……そして、それはユメも例外ではない。温厚な彼女もまた、大切な母校が悪辣な罠に嵌められたことに、深い怒りを覚えていた。
再び、生徒会室に静寂が訪れる。――その沈黙を破ったのは、ホシノの静かな声だった。
「……苦しんでいる人たちって、切羽詰まりやすくなっちゃうからね~」
「……え?」
「切羽詰まると、人は何でもやっちゃうものなんだよ……。ユメ先輩も、覚えがあるよね?」
「……うん、ホシノちゃん。ただ、こうしてみんなと一緒にいられることが、私にとっては奇跡みたいなものだから」
――アビドス高等学校・2年前*2
ユメは、かつてホシノと2人でアビドスの未来のために奔走した日々を思い起こしていた。あの頃は確かに苦しい日々だったが、それらの経験があったからこそ、今の自分があるのだと彼女は確信している。そして、当時から彼女はアビドスを守りたいと願っていた。
だが、ユメのそんな決意とは裏腹に、状況は悪化の一途をたどり、それに伴うように当時1年生のホシノとの関係も次第にぎくしゃくしていった。
「じゃーん! ホシノちゃん見てみてー! アビドス砂祭りの昔のポスター! やっと手に入れたよー!」
ユメはにこにこと笑いながら、古ぼけたポスターをホシノに見せる。それは「アビドス砂祭り」というイベントの告知に使われていたものだった。
アビドス砂祭り――郊外に広がるアビドス砂漠のオアシスが枯れる前に行われていた、一大イベントである。他の自治区からも大勢の人々が訪れる、アビドスを象徴する名物の一つだった。もっとも、オアシスが干上がってしまった今では、祭りも長らく途絶えているのだが。
「この時はまだ、オアシスが湖みたいに広がってたんだよねー。あ、このポスターは記念にあげる! えへへ、すっごく素敵でしょー? もしなにか奇跡が起きたら、またこの頃みたいに人がたっくさん集まって――」
「奇跡なんて起きっこないですよ、先輩」
ホシノの冷たい声が、嬉しそうに話すユメの言葉を遮った。その声には怒りや悲しみ、そして苦悩が入り交じり、抑えきれない感情が滲んでいた。
「そんなもの、あるわけないじゃないですか。それよりも現実を見てください!」
「は、はう……」
「こんな砂漠のド真ん中に、もう大勢の人なんて来るはずがないでしょう!? 夢物語もいい加減にしてください!」
ホシノは声を荒げてユメに詰め寄った。その瞳には涙が浮かび、溢れ出る感情に呼応するように体が震えている。ユメのことを嫌っているわけではない。むしろ深く尊敬し、憧れてさえいる。だが、今のホシノは――その憧れの存在が放つ眩しさにこそ、逆に苛立ちを募らせていた。
「うえぇ、だってホシノちゃーん……ご、ごめんね?」
「……っ。そうやってふわふわと、奇跡だの幸せだのなんだの……もっとしっかりしてください! あなたはアビドスの生徒会長なんですよ!? もう少し、その肩に乗った責任を自覚したらどうなんですか!」
そう言って、ホシノはアビドス砂祭りのポスターに手を伸ばし――
「それは、ダメだよ。……きっと、後悔することになるからね」
破り捨てようとしたその瞬間、横からスッと伸びてきた手が、彼女の動きを静かに制した。感情のままにポスターを掴んでいたホシノは、思わずその手の持ち主を睨みつける。振り向いた視線の先に立っていたのは――
「誰ですか、あなたは」
「はじめまして。私の名前は蒼井ハル。あなたたちに会いに来たんだ、小鳥遊ホシノちゃん」
――アビドス高等学校・生徒会室*3
今振り返れば、ハルとの出会いはまさに奇跡としか言い様のない出来事だった。もしもあの日、彼女と出会えていなければ――自分の無鉄砲さゆえに、どこか道半ばで命を落としていたかもしれない。……いや、それどころか。アビドス復興の夢を果たすこともできず、ホシノに迷惑だけを残して死んでいた可能性だってあるのだから。
「学校の借金、このアビドスが陥っている状況、そして私たちや便利屋の皆さんが見つけ出してきた幾つかの糸口。全てが少しずつ、繋がり始めている気がします。カイザーコーポレーションは、旧生徒会が解散してから土地を購入する方法が無くなり、まだ手に入れていない『最後の土地』であるこの学校を奪うために、ヘルメット団を雇用していた……!」
アヤネの導き出した答えに、他の生徒たちもそれぞれ同意するように頷く。
「カイザーコーポレーションの狙いはお金ではなく土地だった、という結論で良いと思います!」
「ですね、バッチリかと。そうなると、次の疑問が出てきますが……どうして、土地なんでしょうか? アビドス自治区は、もう殆どが荒れ地と砂漠、砂まみれの廃墟になっているのに……」
「確かに……こんな土地を奪ったところで、なにか大きな利益があるとは思えませんが……」
「……ひとつだけ、思い当たる節がないわけでもないかな」
ホシノが小さな声で呟くと、生徒会室にいる全員が一斉に彼女の方を向いた。
「今まで、みんなにも黙っていたけど……いい加減、正直に話すよ」
決意を固めた表情で、ホシノは自分の中に留めていた秘密を仲間たちに打ち明ける。
「私は2年前から、変な奴らから提案を受けてた」*4
「提案?」
「提案というかスカウトというか……アビドスに入学した直後から、何回もね」
生徒会室の空気が一変する。張り詰めた緊張が室内を満たす中、ホシノは続けた。
「そう言えば、つい昨日もあったな~……」
◇ ◇ ◇
「あなたに、決して拒めないであろう提案をひとつ。アビドス高等学校を退学し、私共の企業に所属する……その条件を呑んでいただければ、今アビドスが背負っている借金の半分近くをこちらで負担しましょう」
風紀委員会との一件――あの時は、昼寝をしていたと誤魔化したが、本当は……カイザーコーポレーションからやって来た、黒服に身を包んだ怪しい大人に取引を持ちかけられていた。
「ククッ、ククククッ……さあ、答えを聞きましょう。もしイエスならば、こちらにサインを」
「……何度も言ったはずだよ、断るって」
◇ ◇ ◇
「それは誰から見たって破格の条件だった。まあ、信用できる要素がひとつもないからずっと断ってきたけど……」
確かに、それは誰が見ても魅力的過ぎるほどの条件だった。アビドスが抱える借金の半分、3億5000万もの金額を、ただ入社するだけで肩代わりするというのだから。
だが、ホシノはその条件を少しも信用していなかった。そもそも、その契約が本当に履行されるのかすら怪しいものだ。借金の半分を負担するという提案自体、彼女にとっては胡散臭さしか感じられない――あまりに都合の良い内容だった。
「……あいつら、PMCで使える人材を集めているみたい」
「……その人は、一体何者なんですか?」
「私も、詳しくは知らない……ただ、私は黒服って呼んでる」
「黒服……」
「何となくぞっとする奴で……キヴォトス広しといえども、ああいうタイプの奴は見たことなかったし……怪しい奴だけど、別に特段問題を起こしたりはしなかった……なんなんだろうね。あのカイザーの理事ですら、黒服のことは恐れてるように見えたけど……」
ホシノの話を聞いていたセリカは、堪えきれなくなったように再び机を勢いよく叩いた。
「いやいや、問題を起こしてるじゃん! ホシノ先輩を売れって言っているようなものでしょ!」
「そうです! 人身売買は明白な不法行為! 今すぐ連邦生徒会に通報して――」
「……それは、やめておいたほうがいいかもしれない」
セリカとアヤネが連邦生徒会への通報を提案したところで、ハクノは冷静にそれを止めた。
「……先生?」
「ヒナが言ってたんだ。連邦生徒会内部に、カイザーと繋がりのある生徒がいるって」
――……シャーレの先生。
――これはまだ『万魔殿』も、ティーパーティーも知らない情報だけど。
――……あなたには知らせておいた方が良いかもしれない。
――連邦生徒会……その内部に、カイザーコーポレーションと癒着関係にある生徒がいる。
昨日、ヒナから聞いた情報をそのまま生徒たちに打ち明ける。彼女によれば、連邦生徒会の内部にはカイザーコーポレーションと密接な関係を持つ生徒がいるらしい。
「私も少し調べてみたよ。みんなも、今まで何度も連邦生徒会に嘆願してきたと思うけど……調べられる限りでは、そんな通報記録はどこにもなかった」
「……えっ!?」
「……全部、握り潰されていたんだよ。だから、これまで連邦生徒会が動かなかった」
「連邦生徒会が……」
「カイザーコーポレーションと……」
「繋がっている……!?」
衝撃の事実に言葉を失う生徒たち。連邦生徒会――ハクノが所属する連邦捜査部『シャーレ』の上位組織にして、学園都市キヴォトスの中枢を担う統治機関。その連邦生徒会に、カイザーコーポレーションと繋がりを持つ者がいるかもしれない……。
もしこれが事実なら、連邦生徒会は最早頼りにならない。元よりそこまで信頼していたわけではないが、それでも……内通者が隠れ潜んでいるという可能性の衝撃は計り知れなかった。
「そりゃヤバいね。よりによって連邦生徒会と癒着しているなんて……」
「……まあ、連邦生徒会も一枚岩じゃないってことだろうね」
「それはそうよ。あの《超人》が上に立っていたから一枚岩に見えていただけだもの」
あまり口を挟まず、アビドス生徒会の話し合いを聞いていたムツキとカヨコ。その呟きに、サナが相槌を打つ。《超人》――連邦生徒会長。戦闘力、執務能力、カリスマ性、それら全てにおいて他の生徒を圧倒する傑物。彼女が存在していたからこそ、連邦生徒会はキヴォトスの統治機構として、比類なき影響力を誇っていた。
しかし、その《超人》が表舞台から姿を消した今――連邦生徒会もまた、かつての絶対的な統率力を失いつつある。それは、内部に潜む裏切り者の暗躍を許すほど、危うい状況でもあった。
「で、ですが……そんなことをどうして、ゲヘナの風紀委員長が……」
「あはっ、それは私たちと一緒にカイザーグループの調査をしていたからかな?」
そう言いながら、部屋の中に2人の生徒が姿を現す。昨日まで着ていたアビドス高等学校の制服ではなく、連邦生徒会のそれに似た漆黒の制服に身を包んだ2人――蒼井ハルと聖園ミカ。無銘生徒会の最高幹部として、本来の制服に身を正した彼女たちがそこに立っていた。
「遅かったわね、2人とも。……それで、銀の弾丸は見つかったのかしら?」
「もちろん。この絶望的な状況を一気に覆す切り札を持ってきたよ」*5*6
「……切り札?」
「そっ! まずはこれを見てほしい」
ハルは机の上に数枚の書類を広げた。その内容は、一見するとある建物の詳細な間取り図のように見える。そして、そこに記載されていたのは――
「あの時の闇銀行……?」
「うん。調査の結果、あの闇銀行の上層階にカイザーローンの裏帳簿があることが分かったんだ」
「う、裏帳簿ですか!?」
「連邦生徒会の内部にカイザーに与する生徒がいるのなら、連邦生徒会の権力でも揉み消せないほどの不祥事をばら撒けばいい。幸いなことに、うちのNo.Ⅲはそういうのが得意だからね」
連邦生徒会が情報統制を試みても、それを凌駕する規模と速度で情報を拡散させる――これが、詰んだ状況を覆す逆転の一手。閉ざされた未来を切り開くための、まさに起死回生の策だった。
「もちろん、これで根本的解決になるわけじゃない。取引された土地を取り戻せるわけでも、残った借金を返せるわけでもない。……けど、時間の猶予を作ることはできる。少なくとも、火消しが終わるまでの間は、アビドスにちょっかいを出すような余裕はなくなるはずだよ」
一拍。間を置き、告げる。
「どうかな? アビドス生徒会。あなたたちに……自分たちと相乗りする勇気はあるかな?」
その言葉を聞いた瞬間、アビドスの生徒たちの目が輝き始めた。自分たちの力だけではどうしようもない問題でも、他の誰かの協力を得られるのであれば――
何より、自分たちには先生という頼れる存在がいる。先生と一緒なら……きっと大丈夫! 今までとは違う手応えを感じた彼女たちは、最後にお互いの顔を見合わせ、立ち上がりながら力強く声を張り上げた。
「「「「「「当然!」」」」」」
意気揚々とするアビドス生徒会を見て、アルは不敵に笑った。
「ふふっ、そうこなくっちゃね、アビドス生徒会」
「……社長?」
「私たちも一枚噛ませなさい。あの小悪党どもの鼻を明かしたいのは……私たちだって、同じ気持ちなんだから」
「あ、あんたたち……!」
便利屋68――法律と規律に縛られないアウトロー。彼女たちが仕事を完遂するまで依頼料を受け取らないのは、依頼人に望まない行動を強制されないためだ。――それなのに、今回の依頼は依頼主が超大物ということもあって、自分たちも無意識の内に望まぬ行動を強いられていた。
心の命ずるままに、自由に道を選択しなさい――サナの言葉に対するアルなりの答えが、今ここで示されたのだ。
「……先生、あとはあなたの選択次第です。自分たちと一緒に、運命に抗う覚悟はありますか?」
そして、ハルは先生――岸波ハクノに向けて、一つの運命を左右する選択を迫った。
「もちろん。……私に任せてほしい。責任は、私が負うからね」
「――ありがとうございます。ハクノ先生、その選択でアビドスの運命は決定しました」
言葉を一旦区切り、その場に集まる生徒たちを見渡す。
「アビドス高校、便利屋68、
「そうだね」
「ええ」
「そうね」
一人一人、生徒たちの同意を聞き届けたところで、ハルは力強く宣言した。
「作戦名は『ニトクリスの鏡』。先人たちが流した滂沱の涙を以て、アビドスの地に蔓延る悪意を押し流す!」
「「「「「「「「「「「「
TIPS:
ニトクリス。
第6王朝末期のエジプトを統治したとされている女性ファラオ。
彼女は兄弟を謀殺して彼女を擁立した者たちを宴に招き、彼らが泥酔した際にナイルの水を注いで溺死させたという伝承がある。その後、復讐を果たした彼女は報復を恐れて火の充満する部屋に身を投じたとされている。