Blue Archive Evolution 青春を抱く双翼の星   作:ゲーマーN

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C-1-1-5 一日一惡

 ――市街地*1

 

『封鎖地点を突破。この先は安全です』

 

「やった! 大成功!」

 

『本当にブラックマーケットの闇銀行を襲っちゃうなんて……ふう……』

 

 無事、包囲網をかいくぐって脱出した一行は、通信越しのアヤネの報告に安堵のため息をつく。

 ここまで逃げれば、一先ずは安心だろう。あとは、人混みに紛れれば問題ないはずだ。……そもそも、あの3人の足止めを突破できるような者など、そうそういないだろうが。

 

「シロコちゃん、集金記録の書類はちゃんと持ってるよね?」

 

「う、うん……バッグの中に」

 

「……へ? なんじゃこりゃ!? 鞄の中に……札束が……!?」

 

 シロコの反応に怪訝な顔をするホシノ。彼女がシロコの背負っていた大きな鞄の中身をゴソゴソと覗き込むと、そこには集金記録と……大量の札束がぎっしりと詰め込まれていた。

 普段は動じることのないホシノも、これには驚愕を隠しきれない。それは他の6人も同様で、全員の注目がシロコに集中する。

 

「うえええええっ!? シロコ先輩、現金を盗んじゃったの!?」

 

「ち、違う……目当ての書類はちゃんとある。このお金は、銀行の人が勝手に勘違いして入れただけで……」

 

「どれどれ……うえ、軽く1億はあるね。本当に5分で1億稼いじゃったよー」

 

 ◇ ◇ ◇

 

「銀行を襲うの」

 

「はいっ!?」

 

「確実かつ簡単な方法。ターゲットも選定済み。市街地にある第一中央銀行。金庫の位置、警備員の動線、現金輸送車の走行ルートは事前に把握しておいたから」

 

「さっきから一生懸命見てたのは、それですか!?」

 

「5分で1億は稼げる。はい、覆面も準備しておいた。」

 

 ◇ ◇ ◇

 

 全員がシロコのバックを覗き込む。札束は1つや2つどころではなく、両手では抱えきれないほどの量が詰め込まれていた。定例会議の日、確かにシロコは「5分で1億は稼げる」と断言していたが、まさか本当にそれだけの額を稼いでしまうとは。

 

「やったあ!! なにぼーっとしてるの! 運ぶわよ!」

 

『ちょ、ちょっと待ってください! そのお金、使うつもりですか!?』

 

 歓喜に湧くセリカだったが、アヤネが慌てて制止する。

 

「アヤネちゃん、なんで? 借金を返さなきゃ!」

 

『そんなことしたら……本当に犯罪だよ、セリカちゃん!!』

 

「は、犯罪だからなに!? このお金はそもそも、私たちが汗水流して稼いだお金なんだよ! それがあの闇銀行に流れてったんだよ! それに、そのままにしておいたら、犯罪者の武器や兵器に変えられてたかもしれない! 悪人のお金を盗んで、何が悪いの!?」

 

 セリカの主張も間違いではないが、正しいわけでもない。犯罪が犯罪であることには変わりがないのだから。アヤネがセリカをどう説得するかに苦慮していると、先輩の一人であるノノミまでもがセリカに同調する。

 

「私はセリカちゃんの意見に賛成です。犯罪者の資金ですし、私たちが正しい使い方をした方がいいと思います」

 

「ほらね! これさえあれば、学校の借金をかなり減らせるんだよ!?」

 

 ノノミの後押しを受けたセリカは、我が意を得たりといった様子で全員へ訴えかける。確かに1億もあれば、アビドス高等学校の抱える7億1435万円という借金を大幅に返せるだろう。だがそれは……。今まで後輩の熱弁を黙って聞いていたホシノが、徐ろに口を開いた。

 

「んむ……それはそうなんだけど……シロコちゃんはどう思う?」

 

「……自分の意見を述べるまでもない、ホシノ先輩が反対するだろうから」

 

「へ!?」

 

「流石はシロコちゃん。私のこと、わかってるねー」

 

 思わぬ返答に間抜けな声を出すセリカに、ホシノは鋭い眼差しを向ける。そして、いつもののんびりとした態度とは打って変わり、厳しい口調で言葉を続けた。

 

「私たちに必要なのは書類だけ。お金じゃない。今回のは悪人の犯罪資金だからいいとして、次はどうする? その次は? こんな方法に慣れちゃうと……ゆくゆくは、きっと平気で同じことをするようになるよ」

 

「……」

 

 ホシノの指摘に、セリカは黙り込む。事実、今の彼女は悪人の資金で借金を帳消しにしようとしていた。ホシノの言う通り、次に同じことをする時には……もっと平然とやっているだろう。

 このお金を使えばアビドスの借金問題は一気に解決するかもしれない。しかし、それは、人として越えてはならない一線を越える行為であるのだ。

 

「そしたら、この先またピンチになった時……『仕方ないよね』とか言いながら、やっちゃいけないことに手を出すと思う。うへ~、このおじさんとしては、カワイイ後輩がそうなっちゃうのはイヤだなー。……そうやって学校を守ったって、何の意味があるのさ」

 

 ホシノの言葉は、セリカだけでなく、この場にいる全員の心に深く突き刺さった。まるでナイフで急所を刺されたかのような鋭い痛みに耐えながら、セリカは唇を噛みしめる。

 

「こんな方法を使うくらいなら、最初からノノミちゃんが持ってる燦然と輝くゴールドカードに頼ってたはずー」

 

「……私もそう提案しましたが、ホシノ先輩が反対されて……先輩の気持ち、わかります。いくら頑張ったって、きちんとした方法で返済をしない限り、アビドスはアビドスじゃなくなってしまう……」

 

「うへ、そういうこと。だから、このバッグは置いてくよ。頂くのは必要な書類だけね。これは委員長としての命令だよー」

 

 だから、このお金を当てにするべきではない。理屈自体は分かるのだが……感情は納得できていない。複雑な心境を吐露するように、セリカが大きな声で叫んだ。

 

「うわあっ!! もどかしい! 意味わかんない! こんな大金を捨ててく!? 変なところで真面目なんだから!!」

 

「うん、生徒会長としての命令なら」

 

「私はアビドスさんの事情をよく知りませんが……このお金を持っていると、なにか他のトラブルに巻き込まれるかもしれません。災いの種、みたいなものでしょうから……」

 

「それに、正体不明の強盗、出処不明の大金……それらを繋げるなという方が無理な相談だ。むしろ私からすれば、そのお金を借金返済に使うのはあまりにも緊張感が無さすぎる」

 

 トリニティ生の2人、ヒフミとアズサもホシノの判断を支持し、シロコも頷きながら同意した。

 

「あは……仕方ないですよね。このバッグは、私が適当に処分します」

 

「ほい、頼んだよー」

 

『……!! 待ってください! 何者かがそちらに接近しています!』

 

 アヤネが通信機越しに警告を発する。全員が一斉に身構え、敵に備えるが……

 

「……!! 追っ手のマーケットガード!?」

 

『……い、いえ。敵意はない様子です。調べますね……あれは……ハル先輩たちです!!』*2

 

 十数秒後、一行の前に現れたのは、追っ手の足止めを買って出たはずのハルたち3人だった。

 

「あっ、みんな! やっほー☆」

 

「ふぅ……まだこんなところにいたんだね」

 

「ご無事で何よりです」

 

「私たちがあの程度の連中に負けるはずないでしょ。まあそれはそれとして……」

 

 サナはちらりと鞄に視線を向ける。口を開けた鞄からは、大量の札束が顔を覗かせていた。

 

「そのお金は?」

 

「……あ」

 

「これは……えっと……」

 

「どうも、銀行の人が勘違いで入れたみたいでねー」

 

 先ほどまでの会話の内容を簡潔に説明する。集金記録だけでなく大量の現金が鞄に入っていたこと、それを使うかどうかで意見が分かれ、最終的にホシノの判断でお金は使わずに処分することになった、というところまで。一連の流れを聞いた3人は、全員が納得した様子で頷いた。

 

「なるほどね。……相変わらず真面目よね、ホシノちゃんは。そのお金、私たちなら普通に使ってるわよ」

 

「えっ!?」

 

「犯罪組織の資金や物資は無銘生徒会の大事な財源の一つだからね。それ以外にも収入源が無いわけでもないけど、使えるものは何でも使うのが自分たちの基本方針だよ」

 

「ん~、まぁ、悪いことは悪いことなんだろうけど……自業自得というか、因果応報ってことで」

 

 サナの発言に一同は驚きを隠せない。その傍らでは、ハルとミカも頷きながら同意していた。どうやら彼女たちは、犯罪者の資金や物資を奪うことに何の抵抗も無いようで、むしろそれが当たり前だと考えているようだった。

 或いは、これが「平気で同じことをする」ようになるということなのか。セリカはホシノの言葉を反芻しつつ、自分自身の言動を振り返っていた。

 

「……ん? この気配は……みんな、覆面を被ってちょうだい」

 

「うへ、どうしたの?」

 

「ちょっと、知り合いが追いかけてきたみたい」

 

 サナが突然、全員に覆面を被るよう促す。アビドスの生徒たちは戸惑いながらも、言われた通りに覆面を被り直した。直後、彼女たちの前に現れたのは……。

 

「はあ、ふう……ま、待って!!」

 

「……!!」

 

「お、落ち着いて。私は敵じゃないから……」

 

『べ、便利屋のアルさん!?』

 

 陸八魔アル。先日、彼女が社長を務める便利屋68と対峙したアビドス生徒会の面々は警戒心を露わにする。一方で、アルの方はと言うと、両手を挙げて敵意がないことをアピールしていた。

 

「(なんであいつが……?)」

 

「(撃退する?)」

 

「(どうかな。戦う気がない相手を叩くのもねえ)」

 

「(お知り合いですか……?)」

 

「(まあねー、そこそこー)」

 

 セリカ、シロコ、ホシノ、ヒフミの4人が小声で話し合う。予想外の人物の登場に戸惑う一行だったが、サナとハル、ミカの3人は全く動じていない様子だった。それどころか……

 

「久しぶりねアルちゃん。元気にしてた?」

 

「は、はい、お姉様!」

 

「お姉様!?」

 

 何故か和気藹々とした雰囲気で挨拶を交わしている。アルがサナを「お姉様」と呼んだことに驚くセリカだったが、他の生徒たちも彼女に負けず劣らず目を丸くしていた。この2人はどういう関係なのか……困惑する一同へとアルはお構いなしに話しかける。

 

「銀行の襲撃、見せてもらったわ……。ブラックマーケットの銀行をものの5分で攻略して見事に撤収……流石はサナお姉様の仲間たち、稀に見るアウトローっぷりだったわ」

 

「……!?」

 

「正直、すごく衝撃的だったというか、このご時世にあんな大胆なことができるなんて……感動的というか。わ、私も頑張るわ! 法律や規律に縛られない、本当の意味での自由な魂! そんなアウトローになりたいから!」

 

 アルは興奮気味に覆面水着団へ自分の想いを伝える。……が、肝心の彼女たちはアルが何を言っているのかよくわからない。セリカなどは怪訝な表情でアルを睨みつけている。

 

「(一体……なんの話?)」

 

「そ、そういうことだから……な、名前を教えて!!」

 

「名前……!?」

 

「その、組織っていうか、チーム名とかあるでしょ? 正式な名称じゃなくてもいいから……私が今日の雄姿を心に深く刻んでおけるように!!」

 

「(うへ……なんか盛大に勘違いしてるみたいだねー……)」

 

 ぐいぐいと覆面水着団に迫るアル。その様子を見て、ノノミが一歩前に出て名乗りを上げた。

 

「……はいっ! 仰ることは、よーくわかりましたっ!」

 

「(のっ、ノノミ先輩!?)」

 

「私たちは、人呼んで……覆面水着団!」

 

「……覆面水着団!?」

 

 その瞬間、アルの脳裏に電流が走った。まるで天啓を受けたかのように全身を震わせる。

 

「や、ヤバい……!! 超クール!! カッコ良すぎるわ!!」

 

「(……)」

 

「うへ~本来スクール水着に覆面が正装なんだけどね、ちょっと緊急だったもんで、今日は覆面だけなんだー」

 

「(なんか妙な設定を付け足してる!?)」

 

 どんどん盛られていく覆面水着団の設定にセリカは心の中で突っ込みを入れる。対するアルは感動に打ち震えながら、目をキラキラと輝かせていた。

 

「そうなんです! 普段はアイドルとして活動してて、夜になると悪人を倒す正義の怪盗に変身するんです! そして私はクリスティーナだお♧」

 

「『だ、だお♧』……!? きゃ、キャラも立ってる……!?」

 

「うへ、目には目を、歯には歯を。無慈悲に、孤高に、我が道の如く魔境を行く。これが私らのモットーだよ!!」

 

「な、なんですってー!!」

 

 ドヤ顔で胸を張り、場を盛り上げるホシノ。相変わらずアルのリアクションが大袈裟すぎて、ホシノとノノミ、無銘生徒会の3人以外の生徒たちは若干引き気味だった。

 

「……何してるの、あの子たち……」

 

「わー、アルちゃんドはまりしちゃってるじゃん。特撮モノのイベントに連れてってもらった子供みたいな顔してる!」

 

 少し離れたところからそのやりとりを見守っていたカヨコは呆れたように肩を竦めたが、隣にいるムツキは楽しそうに笑い声を上げている。そして、アルから熱い視線を送られている覆面水着団の面々は……。

 

「(もういいでしょ? 適当に逃げようよ!)」

 

「それじゃあこの辺で。アディオス~☆」

 

「行こう! 夕日に向かって!」

 

「夕日、まだですけど……」

 

 激励の言葉を送り、颯爽と立ち去る。最後に残ったサナはアルと視線を交わすと、

 

「折角再会したんだもの、近いうちにあなたの事務所まで遊びに行ってもいいかしら?」

 

「も、もちろんです!!」

 

「ふふ、楽しみにしてるわ。それじゃあ、また会いましょう」

 

 そう言い残し、他の生徒たちの後を追いかける。彼女たちの後ろ姿が見えなくなるまで見送ったアルは、満足げな笑みを浮かべて独り言ちた。

 

「よし! 我が道の如く魔境を……その言葉、魂に刻むわ! 私も頑張る!」*3

 

「(事実を伝えるべきなんだろうけど……いつ言おうか?)」

 

「(面白いからしばらく放置で)」

 

 目と目を合わせるだけでこっそりと意思疎通したカヨコとムツキは、アルが満足するまでそのまま放っておくことに決めた。なにも水を差すような真似をしなくてもいいだろう。

 

「あ、あの……」

 

 そんな自由で混沌とした状況の中、ハルカはふと地面に置かれているバッグに目を向けた。

 

「このバッグ、どうしましょう? あの人たちが置いて行ったみたいなんですけど……」

 

「ん? これはまさか……覆面水着団が私のために……?」

 

「いや、それはないわ……ただの忘れ物じゃない?」

 

「結構重いよ? 何が入ってるんだろ」

 

 カチャ、と便利屋の4人は覆面水着団が置き残したバッグの中身を確認する。

 

「……!!」

 

「ひょええ!?」

 

「!! こ、これは……!!」

 

 ◇ ◇ ◇*4

 

 一方、場面は移り……無事に安全地帯まで辿り着いた覆面水着団の面々は、そこでようやく現金入りのバッグを置き忘れたことに気が付いた。

 

「……あれ? 現金のバッグ……置いてきちゃいました」 

 

「えーっ!?」

 

「うへ~いいんじゃない? どうせ捨てるつもりだったんだし。気にしない、気にしない」

 

「うん。誰かに拾われるでしょ、きっと」

 

「ですよね☆ お金に困ってる人が拾ってくれるといいですね」

 

「……わーお。さらっとすごいことを言ってのけるね、今のアビドスの子って……」

 

 そんなアビドスの生徒たちの会話を横で聞いていたミカが、呆気に取られたように呟く。

 

「大人だねぇ。お人好しすぎるって思う気持ちもあるけど……うん、悪くないかも。……ふふっ、ユメ先輩の想いはきちんと継がれてるみたいだね」

 

「? なにか言った?」

 

「いや、なんでも。ただ……眩しいなぁって思っただけ。私たちの古巣はこう、もっとドロドロした世界だったからね。創作の中の明るい学園物語みたいっていうか……」

 

 疑問の声を上げるシロコ。そんな彼女に、ミカは顔を綻ばせ嬉しそうに微笑みかける。それはまるで、子供の成長を見守る母親のような優しい眼差しであった。

 

「あはは……良いことしたって思いましょう。おなかを空かせた人が、あのお金でおなかいっぱいになれると思えば……」

 

「うう……もったいない……どう考えてももったいなさすぎる!! まったくもう、みんなお人好しなんだから!!」

 

 ◇ ◇ ◇

 

「ええええーっ!?」

 

「うわわわわーっ!?」

 

「これって……」

 

 鞄の中には、大量の札束がぎっしり詰まっていた。すぐには数え切れないほどのお札がパンパンに詰められている。およそ1億円。突然の大金に、便利屋68の面々は大声を上げて驚いていた。

 

「……? ……もしかしてこれで、もう食事抜かなくてもいいんですか?」

 

 ただ1人、ぽかんとした表情で首を傾げるハルカを除いて。

 その後、覆面水着団が置いて行ったバッグを便利屋の事務所に持ち帰ったアルは、社員の3人から衝撃の真実を伝えられることになる。

 

「なあああああにいいいいーーっ!!?? 覆面水着団がアビドスだったですってええ!!??」

 

「あはははー、アルちゃんショック受けてるー! 超ウケる!」

 

「はあ……」

 

 ムツキは爆笑し、カヨコは呆れ顔。便利屋68は今日も平和である。

*1
【推奨BGM:MX Adventure】ブルーアーカイブより

*2
【推奨BGM:Shady Girls】ブルーアーカイブより

*3
【推奨BGM:Mischievous Step】ブルーアーカイブより

*4
【推奨BGM:Unwelcome School】ブルーアーカイブより




TIPS:
アビドス高等学校の借金。
原作では9億6235万円の借金をしているアビドス高等学校だが、今作世界及び『校境なき生徒会』の世界では、とある事情から7億1435万円まで借金が減少している。
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