蛇神の首
「…」
翡翠は…ただ暫く、亡き旧友の亡骸に黙祷していた
「コレ、置いてくからな…」
そう言いながら、お酒を置く翡翠
「まあ…飲めないだろうが…気持ちだけでも…な?」
骨の様なものに寄りかかる
「俺…何をすれば良いんだよ…」
古い物だが…黒色の所々金の装飾がされている印籠を腰から外す
そして、その印籠を開ける
「…皆、何故俺を置いて行くんだ…」
その印籠の中には…簪が入っていた
「………、古き友は天寿を果たし、良き親友は死を選び、戦友は戦死…、魔に落し友は…始末、はぁ…何故、俺は生き延びているのだろうか…」
簪を見つめる翡翠
「何時までも昔に捕らわれては行けない、か…」
………
「貴方、大丈夫?」
倒れている龍に駆け寄る女性
「すみません…少し…いざこざに巻き込まれて…」
龍…いや男の怪我の手当をしている女性
「脚をヤられて、海に落ちて…気がついたらこの場所に流れ着いた…って感じです」
「そうなのね…」
「モラも無い、暫く飛べそうも無いですし…どうしますかね…」
翼を見る男
「…なら暫く、私の元で働いてみない?」
「衣食住も、勿論保証するよ?」
ちょっと考え込む男
「…お願いします…」
「貴方のお名前は…?」
「…翡翠です」
………
「もう数千年前の話か…」
簪を印籠に入れ直す
そして、歩き出す
「本当…忘れられない思い出だな…」
彼が刀を抜く
「魔偶剣鬼…切り捨て御免…」
翡翠の目の前には魔偶剣鬼が刀を構えている
「…」
魔偶剣鬼の分身が出てくる
「剣影か…」
分身達が刀から波動を出して攻撃してくる
「疾風迅雷」
翡翠が雷の如く動き避ける
更に追撃する翡翠
「…!」
魔偶剣鬼が刀で防御する
「やるな…」
反撃してくる魔偶剣鬼
「……」
受け流す翡翠
互いに後ろに後ずさる
「…!」
魔偶剣鬼が機巧偽天狗抄を繰り出そうとして来る
「…コレで決める…」
翡翠が息を整える
「!」
二段階の攻撃をしてくる
「…よし」
彼が刀を納刀する
「さらば…友の幻影よ…」
「紫電一閃…」
彼が刹那に刀を抜刀し、魔偶剣鬼の芯を斬る
「……」
そして、芯が壊れた魔偶剣鬼は膝をつき倒れる
「…お前の事を忘れないぞ、我が友よ」
魔偶剣鬼が居たであろう場所には、一本の刀が刺さっていた…
藤兜砦
「かなり寄り道してしまったな…」
門をくぐりながら、そう言う翡翠
「…え!?武神様?」
翡翠を見るなり驚く珊瑚宮の兵士達
「え…えっと武神様、どの様なご要件でしょうか…?」
そう聞いて来る兵士達
「…旅人、いや空と名乗る者が来なかったか?」
「あ…来ましたが…ついさっき、ゴロー様と珊瑚宮に行きました」
「了解…」
そう言って海を凍らせながら歩く翡翠だった…
はぁ…お財布が爆散するて…
雷電将軍…影…眞…すみません〜なんで彼女達あんなに美人なんですかー!特に手…切り取りたい…!
翡翠、恋愛的な関係…持つ?
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持つ(好意あり)
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持つ(好意無し、無自覚)
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普通(特に恋愛的な関係を持たない)