ファデュイ邪眼工場内
「…」
次々とファデュイ先遣隊を倒していく翡翠と空
黙って先に行く空
「何だ、この気配」
翡翠は邪眼を調べていた
「やはり…邪眼の素材は…」
拳を握る
「何故、アイツはコレの流通を止めない…気づいて無いか、興味無いか…」
「…空の方に行くか」
最深部の様な部屋に一人立っていた
「まさか、君がまだ稲妻に居るとは…」
「散兵…あの人形が、ここまでやるとはな…」
倒れている空を見ながら、そう言う翡翠
「さて…君が持ってる神の心を渡して貰おうか?」
「お前に渡すとでも?」
鞘から刀を抜く翡翠
「そこの旅人が死のうが生きようが俺には関係ない…脅し何かには成らない」
「情など戦いではゴミ以下だ、役にも経たない」
翡翠は倒れている空に構わず、散兵と話している
「殺りたきゃ殺れば良いさ…」
両者、構えるが
「チッ…君と戦うのは得策では無いか…」
そう言い残し消える散兵
「チッ…アイツ」
倒れている空を担ぐ翡翠
「…コイツは、連れて行くか」
そう言い、邪眼工場から出る翡翠
鳴神大社
「はぁ…疲れた…」
空を担いで連れてきた翡翠
「多分、気を失っているだけか?」
隣に居る八重神子に聞く
「そうじゃろうな…で、お主はこやつをどうするつもりじゃ?」
「戦術や戦闘の向上を図る気だ」
「影を…将軍と戦わせる気か?」
少し悩む翡翠だが…
「…影、いや将軍達と俺が戦うから大丈夫だ…と言いたいが、コイツには別件に対応してもらう」
「別件…?」
そう翡翠に聞く
「あぁ…コイツには、ファデュイの件でも対応させる気だ」
「少なからず敵の思惑に嵌まる内は勝てない…例え実力が有ろうが無かろうが、慢心は己を…大切な人を失う理由に成りえる」
「500年前の…あの事件の事……そして…」
彼が語ろうとしなかった過去を口に出す
「…亡き細君…帰終が死んだ理由だって…」
「細君か…?確かお主の出身地は…」
「璃月」
「…魔神戦争に巻き込まれ、亡き者となった」
「そ、そんな過去が…」
「そんなお主が何故…」
「何故…眞に忠誠を誓い、武士になったか…か?」
「簡単な事だ…眞に俺は救われたからだよ」
「救われた…じゃと?」
「あぁ…全て失った俺を眞は手を差し伸べてくれた…だから俺はあの人を護りたいと思ったから…忠誠を誓った」
「俺は…忘れたかったんだよ」
「大切な人が死んだ事から目を逸らしたかった…ただ忘れたくて、消してしまいたくて、虚しくって…だから俺は過去の事から逃げていた…」
「だから…逃げた…だが…逃げて逃げて逃げて…また大切な人達を失った」
「もう…俺にある希望は、彼女達の頼みだけだ…」
「…それがお主が戦う理由か…?」
「あぁ…」
そう言った彼の後ろ姿は…哀しみに満ちていた
「…後は頼んだ、お前達と過ごした数千年間楽しかったぞ…」
そう言い残し去る翡翠だった…
次回…影&雷電将軍戦
彼が…見つける答えとは…
生きる意味…
苦しみは止まらない…
翡翠、恋愛的な関係…持つ?
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持つ(好意あり)
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持つ(好意無し、無自覚)
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普通(特に恋愛的な関係を持たない)