やっぱり貴方様がナンバー1です…
翡翠が鳴神神社から離れて…
「…俺の…」
そう呟きながら、歩いている
「俺の…」
………この選択は正しかったのだろうか………
…あの日、あの時の約束を護らなくては…
…人の頼み、命令を聞くだけなら楽だ…
…言われた事を実行するだけで、考えなくて良いからな…
…この命に意味はあったのだろうか?…
…俺が求め続けた力に意味はあったか?…
…いつか答えは見つかるのだろうか…
雨の在りし日
「ねぇ翡翠、頼みが有るの…」
「…何でも仰って下さい」
翡翠が怪我だらけの女性と話している
「私は…もう長く生きられないの…」
「…」
「だからね…貴方に…あの子の…影の手助けをしてあげて欲しいの…」
「手助け…ですか…?」
そう質問する翡翠
「あの子の性格は貴方も知っているでしょ…?」
「…はい」
「いつか…いつか…影が間違えた道を進みそうになったら…止めてあげてね…」
「…了解…この生命に代えても…」
彼が言い切る前に彼の顔を優しく撫でる様に触れる
「…コレは私の頼みだけど…でもね貴方は…貴方が生きたいように生きて欲しいの…」
「俺には…そんな事をしていい権利は無いですよ」
「…アレは貴方の原因では無いでしょ…?」
「確かに逃げた事は…良くは無いけど…ソレを背負って…苦しみ続ける理由にはならないわ…」
雨なのか涙なのか…彼の顔を伝う水を優しく拭う女性
「……なら、俺を置いていかないでよ…もう…大切な人を失いたく無いんだよ…」
「ごめんね…一緒に居てあげられなくて…」
そう言いながら…女性が彼に簪と神の心を渡す
「…!…!…置いて行かないでよ…」
冷たく横たわっている女性の横で一人泣いていた…
あの人…怖くなった…失う事を…
居なくなった後の孤独を…
もし…コレが物語ならどれほど良かっただろうか…
稲妻城前…
「ここから先、通す訳には…」
守衛を無視し、彼は本丸へ向かう
「…使命を全うする…」
本丸への入口に着く
「…眞…見ていてくれ…」
そう言いながら、天守閣に向かうのであった…
一方、旅人(空)は…
「はぁ…はぁ…はぁ…」
訓練機で訓練していたのであった…
「…何故お主は、彼を助けに行きたいのじゃ?」
八重神子が、空に聞く
「何だろう…彼も俺に似ている気がしてさ…」
「助けてほしくても、助けてって言えない大切な人を失った後、失った事がトリガーになって人生が変わる」
「旅人…」
「そうか…コレを持って、彼等の元に行くのじゃ…」
そう言って、御守と…石の剣を渡す
「緊急事態になったら…祈るんじゃ」
「この剣は…?」
「彼に渡せば、真の力が果たせる…ハズじゃ」
「分かった…行ってくる!」
渡された物を受け取り、稲妻城へ向かう空達…
「彼を…主を…稲妻を頼んだぞ…」
次回、多分…影、淑女戦
本当に…コレは正しく選択だろうか…?
コレは…物語…なのか?
翡翠、恋愛的な関係…持つ?
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持つ(好意あり)
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持つ(好意無し、無自覚)
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普通(特に恋愛的な関係を持たない)