合同作品! 戦姫絶唱シンフォギア 望まぬ力と願い 作:攻月レイド
あれから2年が過ぎマルタはそれなりに収入を得て生活をしていた。
マルタ「今日は〜風鳴翼のCD発売日〜♪」
現在マルタは仕事を終え大きな紙袋を手に歩いている、紙袋の中身は全て鯛焼きである。(マルタは仕事終わりに鯛焼きを買って帰るのが日常である)
マルタ「ふ〜ん、ふふふ〜ん♪」パクパク
マルタは鼻歌を歌いながら鯛焼きを2つ3つと食べていく、因みにアレから身長も更に伸び今では2m50cmという女性ではあり得ないような慎重になっていた。
ここまでくると最早どうでもよくなったマルタは気にする事をやめたらしい。
マルタ「それにしても今日は特に問題もなくても良かった〜、仕事が長引いちゃったら鉄骨折ってたかも」
と冗談の様に言ってるが実際筋力も上がっているのでこれが冗談でないのがタチが悪い。
とご機嫌でCDショップへと向かっていたマルタだが突如ノイズの発生を知らせる警報が鳴り響く。
マルタ「こんな時にノイズ!?もう!勘弁してよ!」
マルタはそう言って来た道を戻ろうと振り返ると、その方向からリディアンの制服を来た女子高生と小学生程の女の子が走って来た。
更にその後ろからはノイズが向かって来ておりあの2人はノイズから逃げて来たのだ。
マルタ「ッ!間に合って!」
マルタはそれを瞬時に理解すると走り出し2人の元へ駆け寄り2人を脇に抱えて走る
マルタ「貴方達無事!」
響「ありがとうございま......ってデッカ!」
少女「ヒュッ!」
マルタ「良かった無事ね、悪いけど口は暫く開けないほうがいいわ!」
マルタはそれだけ言うとドスドス!と地面を揺らし走り抜けていく、風をきり川を飛び越えるとマルタは上へ続く梯子を見つけそれに捕まり上へ上へと登っていく。
マルタ「もう少しで上に着くからそれまで辛抱してちょうだい!」
響「あわわわ、視界が一気に切り替わっていく」
少女「お姉ちゃんはやーい!」
マルタの移動により多少距離は離れたがそれでもノイズすぐに追いついてくるはずだ。マルタはこの後どうするか考えていると周りから電子音のような足音が近づいてくる。
マルタ「もうここまで追ってくるなんて........」
響「そんな!」
少女「怖いよぉ」
響「だ!大丈夫だよ!私に任せて!」
響は少女を落ち着かせようと抱きしめている、そんな中マルタはどうやって現在の状況を打開するかを考える。基本的にノイズは出会ってしまった時点で詰みの様なもの、しかし自身の身体能力であればもしかしたらと考えてしまう。
マルタ(私に........もっと力があれば!)
その時はマルタは無意識に力を求めたそれに応えるように両腕に熱が宿る。
それと同時にマルタの横では響が歌を口ずさんだ
響「Balwisyall Nescell gungnir tron」
響は胸の部分から光を放ち、マルタは両腕から輝きを放ち姿を包む。光が晴れた時響はギアを纏っており、マルタは籠手以外はギアのインナースーツといった見た目だった。
響「な!何これーーーーー!」
マルタ「な、何この服装......私変態みたいな姿になってるんだけど.......」
驚く響と自身の姿に引いているマルタは周りにいるノイズに再び視線を戻すとノイズはジリジリと距離を詰めてきていた。
響は少女を抱き寄せ足に力を入れると大きくジャンプした、その光景にマルタは口をあんぐりと開けたが自分もその場からジャンプした。
マルタはそこまで大きくジャンプしていないのですぐに着地したがその衝撃でかなり地面が凹んだ。
そしてマルタは落ちてくる響を待ち構えキャッチした。
響「ありがとうございます」
マルタ「怪我がなくて良かったわ、それよりこの後どうしましょうか。」
響「この後?っ!ノイズが」
下に降りた響とマルタの前には大量にノイズが迫ってきた。その内の数体が走ってくる。マルタは響達を降ろして反射的に拳を突き出す。
普通であればノイズに触れられた後は地震とノイズ共に炭化し消滅するが、マルタの拳はノイズに突き刺さるとそのノイズを吹き飛ばし後方にいたノイズを含めてその衝撃で全てを炭化させた。
響「す、すごい.......」
そう言う響は感心しておりマルタは見様見真似でボクシングのファイティングポーズをとる。
そしてノイズが近づいてくるとそれを唯ひたすら力任せに殴り続けた。
殴り続けているとマルタは右手が熱を持っていることに気づく、しかし実際に熱くはなく不思議な感じだった。
マルタ(見た感じだと熱が溜まっていっているように見えるけど、なんなの?全くわからない)
マルタは右腕の事を気にしていると大型のノイズが目の前にきている事に気づいた。腕を叩きつけてくるノイズに対して咄嗟に右腕を突き出す。ぶつかった拳からは籠手が少し起動した音と共に巨大な衝撃がノイズを襲い腰から上を吹き飛ばした。この威力にマルタは驚いていた。
ノイズを吹き飛ばした時、後ろからバイクが走って近づいてきている事に気づいた。バイクに乗っていたライダーはバイクから飛び歌を歌った。
翼「Imyuteus amenohabakiri tron」
響と同じように光に包まれた後歌った人物の顔を見て響とマルタは驚く。それもそうだあの有名人である風鳴翼が鎧を纏い刀を持ちノイズを切っていたのだから。
マルタ「一体何が起きているの?」
マルタは理解出来ない事の連続で頭がパンクしそうになっていた。