マブラヴオルタネイティブ 「理不尽」モード実況プレイ   作:爺弾

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自分用小説なのに読んでもらえてウレシウレシ。じゃけん思いつく内にどんどん書いていこうね。


第二回

 ゆっくり始めていくね! な実況はーじまーるよー。

 

 前回はホモ君がこれから一緒に戦う相☆棒を見上げたところで終わりましたが、キャラメイクに時間をかけすぎて一回も戦闘をお見せできませんでしたね。申し訳ありません。許してください何でもしますから。

 

 ロードから前回のデータを選んで、さっそく続きいくよぉ。

 

「少佐、準備はバッチリですぜ。すぐにでも乗れますよ。閣下から端末は受け取ってますよね? 搭乗したら管制ユニット前方の差し込み口にそれをセットしてくだせえ」

 

 マッチョ整備兵に促されましたので、横の昇降機から管制ユニットに乗り込みましょう。オッスお邪魔しまーす!

 

 この「伊邪那岐」はこのゲームオリジナル戦術機です、異世界救援という特殊任務のために開発され、世代に当てはめると第十世代となります。

 

 ホモ君世界において創造主(シリコニアン)接触計画に伴って開発された第八世代。実はあ号君以外にも珪素生命体以外は生命体とは認めませぇぇぇぇぇぇん! と主張して他の星系の方々に迷惑をかけまくっている上位存在(笑)達をぶち殺がすために開発された第九世代。その第九世代から、惑星間航行機能だったり循環型生命維持機能だったりと地球のBETA相手にいるかよそんなものぉな部分を排除して再開発したのが第十世代戦術機だとゲーム内図鑑で説明があります。

 

 え、わざわざ新型作らなくても性能的に第九世代の時点で余裕じゃね? と思われた方はwikiとかよく見てらっしゃいますね。実際、ホモ君世界の人類も別世界への救援を開始したばかりの時はそう思っていたらしく、おっしゃ! サクッと上位者をぶち殺してやろうね~、と第九世代の「天照」を送り込み、宇宙空間から上位者君が引きこもっているハイブを特定、直上から超すっごいビームをハイブモニュメントの孔にシュゥゥゥーッ!!  して終わり! 閉廷! したらハイブどころか周りの地形が「加減しろ馬鹿!」レベルでとんでもない事になってしまい、あ、やべ……とホモ君人類は大慌てします(のちにその世界の人類に解放軍トップと幹部数名が土下座し、こちらの技術で責任をもって復興させた)。

 

 守るべき地球を我々がぶっ壊してどーすんの!? と正論パンチをしこたま顔面にぶち込まれた解放軍は、第九世代は過剰火力過ぎぃ! と結論づけ、じゃあ救援用の専用戦術機を作っぞぉ! と意気込んだ結果……俺(伊邪那岐)が生まれたってわけ。

 

 そんな経緯で生まれた伊邪那岐くん。日本神話の伊邪那岐と伊邪那美の黄泉国でのやりとりをモチーフに「BETAが千の世界を滅ぼすならば、我々は万の世界を守ってみせよう」という思いで命名されたのだとか。……滅ぼされる前に守らないと意味ないんじゃね? というツッコミは止めておきましょう。

 

 ユニットに乗り込んだホモ君が黒光りする端末をセットすると、管制ユニット内に光が灯ります。

 

『初期機動に伴い、マスター登録を行います。認識のため、名前とIDを入力してください』

 

 キェェェェェェアァァァァァァシャァベッタァァァァァァァ!!! ……なんて言ってる間にささっと入力を済ませるホモ君。コイツ、すっげえクールですよ。

 

『データ照合中……照合完了。以後、異世界解放軍、焔 守人少佐をマスターと設定。これより、当端末は焔 守人少佐専用となります。いかなる階級、いかなる事情にかかわらず、他の人間には一切使用できません』

 

 マスターだって、やったねホモ君。ただ、残念ながら彼の手の甲には何も浮かび上がりません。

 

 あちらの世界のデータリンクシステムは使えませんので、代わりのこの端末が戦況の報告やレーダー表示等、様々なサポートをしてくれます。ありがてえありがてえ。

 

 続けて画面がホモ君視点になります。網膜投影を用いた所謂インターミッション画面ですね。「オリジナルシナリオ」は訓練兵からスタートし、ステ上げしつつ原作キャラクター達と関わりながらBETAとの戦いに臨んでいく事になるのですが、この「理不尽」モードを選ぶと序盤の展開がまったく異なります。

 

 来るべき決戦に備え、プレイヤーキャラは原作における「桜花作戦」発動の数年前に送り込まれ、ミッションをこなしていくことでゲーム内の時間が進んでいくようになっております。なのでどんどん出撃しましょうねー。

 

 では、最初のミッションに選びましょう。といっても、最初はチュートリアルの「BETAを間引きせよ」しか選べません。なのでカーソルをあわせてポチー。

 

 ミッションを決定すると、作戦内容が説明されます。今回は1993年のユーラシア大陸での戦闘です。確か、原作内時系列ではBETAに全欧州大陸が制圧され、いつかの奪還に備えて各国による間引きがスタートした年です。BETAを増やしすぎると新しいお家(ハイブ)を作り始めちゃうんでその前にコロコロする必要があるんですね。ホモ君も頑張ってコロコロしていきましょう。

 

『ミッションが選択されました。これより出撃準備に入ります』

 

 アナウンスと共に出撃ムービーが始まります。ホモ君を乗せた伊邪那岐が解放軍基地を勢いよく飛び出します。そのまま空中へ舞い上がったと思った次の瞬間にはその巨体がかき消えます。

 

 ……はい、転移完了ですね。BETAによってすっかりハゲあがったユーラシアに今ホモ君が降り立ちました(また髪の話してる)。

 

『ミッション開始。戦域のBETAを殲滅してください』

 

 お待たせしました。ようやくこのゲームの醍醐味である戦術機での戦闘の時間です。開始と同時に早速BETAがホモ君に向かって突っ込んできます。

 

 先ほど言った通り、今回のミッションはチュートリアルです。周囲に伊邪那岐以外の戦術機の姿はありませんし、BETAの数も数十体しか存在しません。なので、気楽に挑みましょう。

 

 

 ホモ君を轢き殺そうと迫ってくる複数の突撃級に向かって、両手に持った120mmチェーンガンを構える伊邪那岐。……言い間違えじゃありませんよ? 120mmです。36mmではありません。

 

 ねえ知ってる?(唐突に現れる豆しば)。突撃級の装甲ってとっても固くて、角度によっては120mmも弾いちゃうの。でもね、一発一発ちまちまじゃなくて一度にたらふく撃ち込めば……角度とか関係ねえんだよなぁ!!(豹変)。

 

 伊邪那岐がぶっ放した大量の120mm弾が突撃級達を正面からぶち抜きます。汚ったねえ体液をドバーっと出しながら倒れる仲間を尻目に別の突撃級が迫ります。

 

 しかし、それに慌てるホモ君ではありません。突進してくる突撃級を跳躍する事で回避。前宙しつつ今駆け抜けていった連中の背中をロックオォンします。突撃級くぅん……。知ってるでしょぉ? 焔 守人でぇございます。

 

 お い 弾 食 わ ね ぇ か!!!  

 

 前はカチカチなくせに後はガバガバな突撃級はなっさけねえケツを晒しながら120mm弾の雨を受け沈黙します。それを確認し、ホモ君はそのまま百点満点の着地を決めてみせます。すると今度は歯を食いしばったような尾節を持つBETA、要撃級がホイホイ近づいて来ています。トイレでも我慢してんすかねえ。

 

 ところで、さっきから盛大に連射しているチェーンガンですが、ここで画面右下に注目してください。……はい、なんと弾数が「∞」となっております。所謂無限武器ですね。

 

 あ、そういうゲームシステムなのね。とメタ的に言ってしまえばそれまでですが、実はこれちゃんとした設定があります。宇宙空間を活動するために開発された第七、第八、第九世代までで培われた空間跳躍……所謂ワープ技術ですが。なんとこのチェーンガンにはそれが組み込まれています。

 

 は? 銃にワープってどういうこと? という話ですが。このチェーンガン、弾倉部分と解放軍の弾薬庫が繋がっており、射撃した次の瞬間に弾薬庫から弾を呼び寄せる事で弾倉を交換する必要なくいくらでも撃ち続ける事が出来ます。

 

 さらに弾の種類を選択する事も可能で、こちら、通常弾の他に、貫通力を高めた「貫通弾」。対象に突き刺さった後周囲を巻き込みながら爆発する「爆発弾」。発射後に破裂して小さなベアリング弾をまき散らす「バースト弾」。BETAの動きを阻害する「拘束弾」といったバリエーションとなっております。

 

 原作でも「徹甲弾」や「キャニスター弾」、「粘着榴弾」といった似た種類の弾が出てきますが、威力はこちらの方が上です。

 

 これは光学兵器を制限された第十世代開発スタッフが、過去の資料を掘り返し、兵装は当時と同じ実弾兵器にまとめ、それを今の技術で強化したものを装備させてみたらいいのではというアイディアから生まれたそうです。誰がここまでしろと言った!

 

 そうして、最終的にチェーンガンだけではなく、伊邪那岐に装備された全ての実弾兵器が無限仕様になりましたとさ。

 

 んじゃあ、チェーンガンの秘密も暴露しましたし、要撃級ご自慢の前腕が当たらない位置までもう一度跳躍してみましょう。すると眼下でホモ君に向かって一生懸命に腕を伸ばそうとしている要撃級達が確認できます。うふふ、あんなに必死になっちゃって可愛いなあ。―――じゃあ死ね。

 

 伊邪那岐の脚部後方……人間でいうふくらはぎの部分の装甲が展開し、そこから黒くて丸い物体が下の要撃級達に向かって落ちていきます。次の瞬間、落下した物体が凄まじい爆発を起こし、群がっていたBETA群の肉体を吹き飛ばします。

 

 いま、伊邪那岐が落としたのは所謂グレネードです。小型ですが、威力は今のでバッチリ理解してもらえた事でしょう。……そこ、ウサギの糞みてえとか言っちゃダメ。

 

 あ、今の爆撃で小型種もあらかた吹っ飛ばせたみたいですね。戦車級を使って伊邪那岐の装甲について説明しようと思っていたのに、これは次回以降にお預けですね。

 

 では、爆発範囲外にいた数体の要撃級をさっさと始末して……はい、これにて掃討完了です。

 

『……BETAの殲滅を確認。ミッションを終了します』

 

 はいお疲れー。ミッション達成のアナウンスに続いてリザルト画面に移ります。

 

 リザルトではミッション中のダメージや達成までの経過時間などを元にランクが表示されます。今回のランクは……はい、「S」ランク達成ですね。まあ、ノーダメージで五分もかからなかったし当然だよなあ。

 

 ランクが表示されると、ホモ君を乗せた伊邪那岐はハンガーに戻ります。一瞬、元の世界に戻ったの? と思いますが、このハンガーは救援先の世界のどこかに建設されたホモ君専用の格納庫となっております。その場所は人類にはもちろんBETAにも感知されないようになっており、安心して過ごせる場所になっています。

 

 今、伊邪那岐の足元で慌ただしく動き回っている人達も「異世界解放軍」に所属しているスタッフです。この星の明日のために戦うホモ君と、それをサポートするナイスガイ達。素晴らしい一体感に涙がで、出ますよ。

 

 さて、チュートリアルが終わったところで、今回はこの辺で。また次回お会いしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 映像記録~特務戦術機開発に向けてのスタッフ達~が追加されました。再生します。

 

「元々さぁ。兵装面で言えば2000年前半までの物でもBETA相手に一応通用していたわけじゃん? 光学兵器がダメって言うんなら、いっその事当時のヤツを魔改造すればいいんじゃね? 120mmで突撃級倒せるんだし、チェーンガンの口径を120mmにしたりしてさ。反動やら強度やらは今のワイらの技術ならどうとでもすればいいんだし」

 

「おー、そりゃいい。けど、ビームやレーザーならジェネレーターからエネルギー回せば無限に撃てるけど、実弾兵器は弾切れがなぁ。開発指示が『向こうの人類と協力体制を築けなかった場合でも、一機で戦局を変えられる戦術機』だからなぁ。継戦能力は必須だぜ」

 

「先輩、こいつタマとかいいだしましたよ」

 

「……それなら空間跳躍の技術を利用して直接弾倉に弾を補充できるようにすれば装填する必要もないんじゃないか?」

 

「そ、それだー!」

 

「やはり天才……か」

 

「ならいっそチェーンガンだけじゃなくて全部の実弾兵器をその仕様にすればいいんじゃねえか? 伊邪那岐の兵装担架システムは背中じゃなくて肩に装備されるんだろ? ……そういや、専用兵装の「十握剣」と「天羽々矢 」ってどうなってんだ?」

 

「全体の6割くらいってところですかね。ようやく折り返しですよ」

 

「おう、ありがとさん。……っと話がそれたな。肩にまわした担架システムの代わりに背中には大型のバーニアを装備させんだろ? そいつと跳躍ユニットを使って空中を駆け回りながらグレネードをまき散らして地上のBETAを吹き飛ばす。……まさか、あの少佐が提唱した戦術機を用いた空爆なんてクレイジーな戦術を正式に採用するなんてな」

 

「しかも光線級殲滅前から空飛んでるからな。かつてのBETA大戦で脅威だったが、まさか他の星々でも出現するとは思わなかったけど。とはいえ、今の戦術機はもはやバリアを張るどころか対レーザー塗膜すら必要もなく装甲だけで余裕で耐えきれるし、創造主からBETAに味方と誤認させる方法も教えてもらったからそれを使えばそもそも狙われる事すらなくなったってのに……」

 

「あの人……普通に避けるんだよな。なんだよあの変態通り越して最早ギャグな機動……」

 

「俺、一度少佐に聞いてみたんだ。そしたら「発射された時点で回避は出来ません。なら、発射される直前でブーストして射線から外れればいい。やつ等の首振りより速く動けば顔が動く分だけの猶予が出来て、直撃することはまずないですから」……だとさ」

 

 

「違う、そうじゃない……」

 

「その直前反応が出来ねえから頑張ってバリアやら装甲開発したんだよ!!!」

 

「そのあと「ただ、これは光線級との距離が近い時にしか使えません。一定以上の距離があればやつ等はほんの少し目線をずらすだけで大幅に射線を変えることができますから。けど、その時にはみなさんが心血を注いで開発してくださった装甲がありますからね。なんの心配もありませんよ」って微笑みながら言われちまったよ。……正直、キュンってなったわ」

 

「少佐ぁ! 一生ついていきますぅ!」

 

「やっぱり少佐なんだよなぁ」

 

「この軍の独身女が全員夜のお供に少佐を使ってるって噂があるけど……」

 

「まあ、本当かどうかはわからねえけど、あの人、クッソイケメンな上に軍の人間にしてはめちゃくちゃ柔らかい性格で日ごろから俺達みたいな人間にも丁寧に接してくれるしな」

 

「かと思えば、戦うときはめちゃくちゃかっけえんだよな。……確か、三つくらい前に解放した星で現地の生命体の集落っぽい所を襲おうとした300体の大型種を瞬殺してからの「消え失せろ……この世界からな」って殺気たっぷりのセリフを切り抜いた映像が軍内にばら撒かれて大変な事になったっけ」

 

「あの時は上層部も悪乗りしてましたね。写真にして懐に忍ばせている者もいるみたいですよ」

 

「ッ……!」

 

「お、どうした?」

 

「え、ええっと……そ、そうだ! 少佐って14歳で入隊して……10年間ずっと戦い続けていたんですよね。あの人のおかげで解放された星は数え切れませんよ」

 

「ガチモンの英雄だからなぁ少佐。いずれはあの人も並行世界救援任務につくんだろうか」

 

「ああ、間違いないだろうな。そして、俺達が今開発している”伊邪那岐”に乗るかもしれない」

 

「なら、半端なもんは作れねえな。よっし、気合い入れてやるぞお前ら!」

 

「なら、さっきの空間跳躍を利用しての弾薬補充について詰めていくぞ」




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