そんなこんなで店長と仲良く(?)なってから、俺は結束バンドの出番を待っていた。
今頃舞台裏ではド下手発言やらぼっちちゃんと名付けるやらゴミ箱入りやら完熟マンゴーやら濃い濃い内容でお送りしているんだろうな。見てみたい。
「楽しみだなぁ…」
結束バンドの生&初ライブが見られるなんて、前世では思いもしなかったな。案外転生してよかったかも…?
そこから待つ事数分…
「どうも、結束バンドっていいます——」
始まったな。
アニメでは詳しく描写されていない初ライブ。
演奏自体は、ただありきたりなものかもしれない。
ただ、俺は結束バンドの演奏を聴いて、懸命に弾く姿がかっこいいと思った。
彼女らは、これから上へ上へと上がって行くのだろうと、直感で分かった。
「——ありがとうございましたー!」
ーーーーーーーーーーーーーーー
「めっちゃよかったです!ありがとうございました!」
「そうかな?ミスりまくっちゃったけど、そういってくれるなら嬉しいな〜」
「私は完璧だった」
「ええ、山田さんの演奏もよかったですよ!」
「山田さんってなんか気持ち悪い。リョウって呼んで」
し、下の名前で呼んでもよろしいのですか…?なんと光栄な…
「リョ、リョウ様…」
「リョウのことも崇めてる…」
「あ、後藤さんも良かったよ!なんか完熟マンゴーに入ってたけど」
「あ、ありがとうございます…ふへへ」
褒められたら溶けるんだね、一歩ぼっちちゃんマスターに近づいたか。
「じゃあ、今から反省会を「あっ今日はもう疲れたので帰りまーす」えっ「疲れたから帰る」ええ!?」
「結束力ないなオイ」
思わずツッコミを入れてしまいました。流れ的にしゃーない。
「と、とりあえずぼっちちゃん!ロインだけは交換しとこう!」
「え、は、はい!」
めっっっちゃ嬉しそうな顔するねぼっちちゃん。かわいい。
「あ、星咲くんも交換しとこうよ!ファン第一号って事で」
「わ、私も…!」
「え、いいんですか?じゃあ、お願いします」
ふぁ?虹夏ちゃんが、ぼっちちゃんがロインを…
「今日が命日かもしれない…」
「なんでこう君はすぐ死のうとするの?」
見事に突っ込まれました。
その後、なんか仲間はずれみたいで嫌だからとリョウさんとも交換しました。うれちー!
ーーーーーーーーーーーーーーー
「では、さよならー」
「バイバーイ!」
今日一日まさかこんなに結束バンドに関わるとは思いもしなかったな。
それはともかく…
「…」
「……」
このクソ気まずい状況をどうにかしてくれないか。
「後藤さん、今日の演奏、ほんとに良かったよ」
「あ、ありがとうございます」
「俺は道こっちだけど、後藤さんは?」
「わ、私は電車で帰るのでこっちです…」
「へえ。そういえば、どこ住んでるの?」
「か、神奈川…」
「と、遠いね…」
話が続かないし気まずさが一向に消えない…
「じゃ、じゃあね〜」
「さ、さよなら…」
くぅ〜気まずさを残してさようなら!
ま、まあ締まりは悪かったとはいえ、今日はとてもすごい一日だった!
あれ、でもこれからどしよう…
前にも考えてたけど、あまりにも関わりすぎると原作を、本来の時空を壊してしまうかもしれない。
でも、俺の気持ち的には結束バンドと関わって色々一緒にしてあわよくばファン一号兼後方彼氏ヅラをしてみたい!
まあ、そこまで結束バンド側が俺と仲良くしてくれるかわかんないけど。
さて、どうしようか。
考えてたらいつのまにか寝落ちをして朝になっていたようだ…
が、朝起きたら熱があった。37.7℃という絶妙な温度だった。学校に連絡して休んだ。
なんだよもぉぉぉぉ!これからって時によぉぉぉぉ!
今日はお休みすることになってしまった。
そんな熱出してる時特有のテンション高い思考をしていると、携帯がなった。
『今日、バンドでミーティングがあるらしいんですけど、い、一緒に来てくれませんか…!』
ぼっちちゃんからの貴重なお誘い…!これを断らなくちゃいけないなんてなんて不幸だ!
『ごめんね、今日熱出ちゃったからいけない。ごめん。』
『いえいえこちらこそ見知った人と一緒に行けば少しは怖さが緩和されるかもしれないみたいな考えをして連れて行こうとしてごめんなさいというかそもそもまだ会ってそん(ry
あまりにも長すぎたのでカットさせてもらいました。ごめんね、ぼっちちゃん。
風邪引いた時が金曜日だったので3連休です。やったね!
日曜日、ぼっちちゃんから奇妙なロインが来た。
『風邪をうつしてくれませんか』
『いやなんでだよ』
ちなみにその頃にはほぼ治ってたのでうつせませんでした。
そして週明け、風邪は綺麗に治ったので学校にいった。お昼の時間になって階段下を見に行ってみたら、
「バイト嫌だバイト嫌だバイト嫌だバイト嫌だバイト嫌だバイト嫌だバイト嫌だバイト嫌だ」
「どうしたん…」
とてつもなく闇のオーラを纏いながらご飯を食べているぼっちちゃんを見つけてしまいました。
次の話を書くときに見たアンケートの結果が展開に左右されると思います(一緒にバイトするか否か)
次の次(6番目)の話は…(できれば上二つで)
-
ぼっちちゃん視点
-
星咲くん視点(平常運転)
-
大天使視点
-
雑草食事ネキ視点
-
喜多ちゃん視点
-
ジミヘン視点(?)