ドキドキ♡面接部(みんなのトラウマ)は、STARRYの裏で始まった。
「まず最初に言っておくけど、よほどのことがない限り君は合格だよ。うちは男手が足りないから」
「はい」
あ、一応ほぼほぼ合格なんだ。なんだか安心した。
最初は面接なんてドキドキしたよ。男女で同じ部屋の中、何も怒らないはずがなく…
「さて、まず君英語喋れるんだってね___」
面接が始まったけれど、質問は特に大きなものはなかった。
コミュニケーションは得意かとか、力が強いかとか、頭がいいかとか。
多分カウンターさせるか裏方とか会計とか判断しているのかね。
「じゃあ、最後の質問ね」
店長は、俺を試すかのような目で言った。
「君は、虹夏たちのバンド「結束バンド」にどうやって関わっていくつもりなの?」
なるほど。
初めは、ぼざろの世界に転生して、結束バンドの成長を観客として見守りたかった。
でも、今こうして俺は結束バンドのファン一号という称号と共に、バンドの面接を受けている。
これから俺はどうしていくのか。それは__
「俺は、その、彼女ら「結束バンド」が俺を必要とする限り、協力するつもりです。」
「…」
「ただ、その時___例えば、デビューだとか、そういう節目で、離れていきたいなと思います。結成当初からの男のファンとか怪訝に思われそうですしね。」
「…」
なんだ、店長がじっとこちらをみている。あれ、今のはつげん、結構恥ずかしいのでは…
「いや、別に結束バンドがデビューまで俺を必要としているかもわからないし、そもそも今必要として「いや、大丈夫大丈夫」」
店長は、そっと微笑んでいった。
「合格。スペックもいいし、結束バンドにやましいことを考えずに接してるっていうことは、今のでわかったよ。」
店長…やっぱりツンツンデレ〜なんですね。
「ただ、その失礼なこと考えてそうな顔はやめろ」
ーーーーーーーーーーーーーーー
「合格でした」
「ほんと?よかった!ぼっちちゃんなんか、ずっと心配してたんだよ〜?」
「ひっ、別にそんなこと…」
「顔とオーラでわかっちゃうんだよ〜」
「悠、これからよろしく」
リョウさんは、飛びっきりに微笑んでいった。
「ところで、お金どれくらい持ってる?」
「やめんかい」
この幼馴染コントはいつみてもほっこりするね。
「ということで、早速バイトの説明始めるよ〜」
「おー」
「じゃあ、ぼっちちゃんにはドリンクの説明するね。星咲くんは、リョウに受付とかの説明受けといてー」
「わかりました」
というわけで、リョウ先輩に業務内容を教えてもらいましょう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
「じゃあ、これはこれね。そろそろ開店するから、実践よろしく」
「わかりました」
とても円滑に説明を受け、実践に取り掛かろうとしていた。
「そういえばさ、悠はぼっちとはどういう関係?」
「まあ、知り合いよりの友達的な…?感じです。」
「そうなんだ。ぼっちと初めて会った時、ぼっちは悠と昨日会ったばかりって言ってたけど」
「えーっとそれは」
リョウ先輩に詳しい経緯を説明する。
「へえ、なかなか面白い。」
「あんまり笑うと後藤さんが溶けますよ」
「そうだね」
溶けると聞いても動揺しないリョウ先輩すげーな。俺なら溶ける!?!?ってなると思う。
「それじゃあさ、悠はなんか楽器弾ける?」
「ピアノならまあまあ弾けますね。」
「へえ。それならうちにいいピアノがあるんだけど、買わない?」
「家にあるんでいらないっすね。」
手でd(^_^o)グッドを作っていうリョウ先輩。目が金になってましたよ。
「そうか。でも、ボーカルが見つからなかったら悠がボーカル兼キーボードでもいいかもね。声もいいし。」
「褒めてくれるのはありがたいんですけどねぇ…」
適当に誤魔化す。喜多ちゃんがきっと多分復帰してくれるはずだしそんな未来は起こらないと信じたい。
「それにしても本当にいい声。変なファンがつきそうな感じ」
「不気味なこと言うな。あっ」
タメ口出ちゃった。
ーーーーーーーーーーーーーーー
その後、特にトラブルもなく、バイトを終えた。ぼっちちゃんやけど事件はあったけど。
「今日は頑張ったね!次回からも頑張ろう!」
「はい!」
「いやーぼっちちゃんも頑張ったよ〜!最後ちゃんと接客できたし!」
「いや、それほどでもないですよ〜」
多分脳内では百歩くらい前進したとか思ってるんだろうな。確かアニメでそんな描写があった気がする
「ぼっちちゃんも一歩前進したね!」
「い、いっぽ?」
今まさにその描写だな。ぼっちちゃんの絶望の顔よ。
ーーーーーーーーーーーーー
「それでは、さようなら」
「バイバーイ!」
というわけで、帰宅しますか。
「…」
「あれ、後藤さん大丈夫?」
「だ、大丈夫、です」
「いや、顔が赤いよ。もしかして風邪引いてるんじゃない?」
そうだ。初バイトの後、ボッチちゃんは風邪を引くんだった。
「大丈夫?1人で帰れる?」
「か、帰れ、ま…」
最後までいえずにぼっちちゃんがよろけたので、慌ててキャッチする。
「大丈夫じゃなさそうだよ。そうだ、家まで送ろうか?」
「い、いや、星咲くんに悪いですよ」
「大丈夫だよ、俺最近風邪引いたばっかだから抗体あるし、家一人暮らしだから」
「えっと、じゃあ、お願いします…」
というわけで、風邪を引いたぼっちちゃんの家に突撃することになった。
「そ、それはそうとして、一回離れませんか」
「あっごめん」
ぼっちちゃんの最後の顔には、風邪以外の赤色があったそうな…
次は今腹痛に襲われています。仕方ないから検閲せずに投稿!
後藤家に…
-
泊めてもらう
-
泊めてもらわない