知らないカードゲームアニメの世界にTS転生したんだが?え、しかも2期!? 作:七蜘蛛
とある巨大スタジアム
『さぁ!本日もやってまいりましたよ!チャンピオンによるエキシビジョンマッチ!』
「「「「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」」」」
実況がそう叫ぶと観客達も叫ぶ。
実況『さぁ、早速登場していただきましょう!我らがチャンピオン!
プシュー!
白煙が吹き出すとそこからチャンピオンである男性「工藤京介」が走ってくる。
京介「フッ!」
観客「うわぁぁぁぁぁぁ!!」
京介がバトルボードの前まで走ると観客は歓声を上げる。
京介「さぁ!始めようか!今宵のルーンバトルを!」
対戦相手である男性は既に構えている。
京介はデッキをシャッフルしてから置く。
京介「いくぞ!」
京介・男性・観客「ルーンバトル!コネクション!」
翌日
「チャンピオンの勝利、ね...。」
私の名前は「天津 理孤」。
理孤「「ルーンバトラー」、もしかしなくても
私が手に取ったのはルーンバトルをする際に絶対必要なカード「ルーンカード」だ。でも...
理孤「ネットで調べてもこのカードはおろか私が持っているカードについて
そう、私が持つルーンバトラーのカードは、ネットで調べても一切の情報がないのだ。
理孤「ま、私は物語に加わる気はないから、カードバトルはやらないと思うけど、この世界の今時の学生はデッキを持っているのが普通だし、持つだけ持っておきましょ。やる時なんてないでしょうけど。」
そう言いつつ私はデッキを鞄に入れて出掛ける。
理孤「...(私が何したというの?)」
出掛けて早々トラブルに巻き込まれた。路地裏で私が通う学校の女子生徒達が不良達にナンパされていた、それだけじゃなく不良達は私を見つけ、無理矢理路地裏に引き込んだのだ。
不良A「へへへ...!」
不良B「いい身体してんなぁ。」
不良C「早くヤろうぜ...!」
不良の数は7人、私含め女子生徒の数は4人。
女子生徒達「ヒッ...!」
他の子達はすっかり怯えてる。てか、こんなの普通に通報すればいいだけじゃない。私はスマホを操作する。
不良A「ん?おい何してんだよ?」
理孤「通報するだけよ?」
不良達「はぁ!?」
理孤「何をそんなに驚くの?これが普通よ。」
すると不良達は慌てる。
不良A「だ、だったら!ルーンバトラーで勝負だ!」
不良達は全員デッキを取り出す。いや別に、
理孤「しないけど。」
不良達「はぁぁぁ!?」
理孤「当たり前でしょ?犯罪よ?犯罪。素直に「よし!カードバトルで私達の初めてを賭けます。」なんて言う馬鹿が何処にいるのよ?」
そのまま操作する。
不良B「う、うるせぇ!いいからバトルだ!」
理孤「なら、私が勝ったら警察に行くか、不良から肥料になって土に還るか選ばせてあげるわ。」
不良C「何だそれ!?」
理孤「他の子達を怖がらせた罰よ。」
不良A「フン!いいぜ!どうせ勝つのは俺だ!」
理孤「先に言っておくけど貴方が負けても仲間全員に勝たなければいけないとか、勝負を無効にしたり、反則したり、約束しなかったとか言うのは無しよ。」
不良A「なっ!?くっそ...!」
そうする気だったのね。
不良A「けど俺はこれでも大会優勝者だぜ!」
不良Aの言葉に他の不良も賛同して、女子生徒達は不安がる。いや、多分...
理孤「どうせそこら辺のショップ大会でしょ?」
不良達「...!?」ギクッ
図星かい。
理孤「まぁ、いいわ、これ以上は時間の無駄だし。」
不良A「チッ!絶対ぇ勝ってやる!」
理孤・不良A「ルーンバトル!コネクション!」
「面白いカードが引けたな!」
俺は「火村 圭太」!ルーンバトラーで最強を目指す男だ!今日はカードショップで最新パックで面白いカードを引くことが出来た!俺の使うルーンカードの「火のルーン」関係のカードだ!
「そうだね!」
「だな。」
この2人は「草宮 クレア」と「水原 将吾」。それぞれ「風のルーン」と「水のルーン」のデッキを使っている。
クレア「今日はこれからどうするの?」
将吾「これから近くのルーンファイターと戦って大会参加のポイントを貯めようと思う。」
圭太「よーし!なら急ごうぜ!」
俺達は、早速バトルしようと移動する。
その時、
「「「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!?」」」
圭太・クレア・将吾「...!?」
突然路地裏から悲鳴が聞こえ、急いでその場に向かうと。
圭太「なっ...!?」
そこには不良と思わしき人物達が1人の少女を前に死屍累々となっている後悔だった。確かあいつは...
圭太「天津...?」
俺が名前を呟くとそいつはこっちに気づいた。
理孤「火村 圭太...。」
理孤「火村 圭太...。」
理孤「(恐らくアニメ風にすると今の時期は2期に突入してる感じか。)」
圭太「これは...お前がやったのか?」
理孤「ん?まぁそうなるね。」
圭太・クレア・将吾「...っ!」
私の言葉に3人は息を呑む。
圭太「何でこんな事したんだ!?」
理孤「
圭太「だからって!ここまでする事じゃないだろ!?」
理孤「むしろここまでしないといけないのよ。とりあえず私が勝ったから、
圭太「警察って、そこまでするのか!?」
理孤「それだけの事をしようとしたのよ。にしてもこの程度で気絶するなんて馬鹿らしいわ。自分達から挑んでおいて必死に許しを乞いていたから滑稽だったけど、ま、許す気は一切なかったからぶっ飛ばしたけど。」
圭太「お前...。」
理孤「私はコイツらが気に入らないし、ムカついたからこうした、何か文句ある?」
圭太「...なら!ルーンバトラーで勝負だ!俺が勝ったら今後はこんなバトルをやめろ!」
理孤「いいよ、なら私が勝ったらこの不良達を警察に送るのを手伝ってよ。」
圭太「分かった。」
私と圭太はバトルボードにデッキを配置して2枚のカードをそれぞれのゾーンに置く。
理孤・圭太「ルーンバトル!コネクション!」
フィールドが展開される。観戦席は圭太の方にクレアと将吾、私の方にはさっきの女子生徒達がいる。
圭太「ルーンカード開示!「火のルーン」!デバイスカード展開!「火炎の剣」!」
圭太は火の模様が描かれた赤いルーンを出し展開された火炎の剣に嵌め込む。
圭太「いくぜ!」
クレア「頑張れ!」
将吾「負けるなよ。」
そして、私も2枚のカードを使う。
理孤「ルーンカード開示。」
私のみが持つカード。
理孤「「
私が出したのは青白い線で結ばれた模様の青黒いルーンだ。
圭太「...っ!?」
クレア「えっ!?」
将吾「何だあのカードは!?」
3人は私が出したルーンカードを見て驚いている。
理孤「デバイスカード展開「
展開したデバイスは2mくらい大きいかなりゴツいゴーレムで胸元の空間に理のルーンを嵌め込む。
将吾「全く見た事の無いカード、圭太!油断するな!」
圭太「あぁ!俺からだ!ドロー!」
圭太 手札4→5 EGP(エンゲージポイント)3→4
圭太「「火獣 グロヌ」を召喚!」
圭太 手札5→4 EGP4→1
「火獣 グロヌ」 コスト3 火属性 モンスター PW2 LP3
圭太「「グロヌ」の効果!手札を1枚捨て、2枚ドロー!」
圭太 手札4→3→5
圭太「ターンエンド!」
私のターンになる。
理孤「見せてあげる、私のカードを...私のターン、ターン開始時「理のルーン」の効果が発動。自分の手札が4枚以下ならカードを1枚引く。そしてドロー。」
理孤 手札4→5→6 EGP3→4
将吾「「水のルーン」と同じ効果?」
そう、この効果は「水のルーン」と同じで大して変わらない。
理孤「私は「
圭太「何っ!?」
理孤 手札6→4 EGP4→2
「
クレア「デバイスがモンスター扱いに!?」
理孤「「アクセル」を持つ「機巧造兵」でプレイヤーに攻撃。モンスター状態の「機巧造兵」の攻撃時効果、カードを1枚引き、EGPを1回復。」
理孤 手札4→5 EGP2→3
「機巧造兵」の拳が圭太にダメージを与える。
圭太「ぐぁぁ!?」
圭太 LP30→25
理孤「「理の巫女」を召喚。」
理孤 手札5→4 EGP3→1
「理の巫女」 コスト2 理属性 モンスター PW2 LP2
理孤「「理の巫女」の効果、「機巧造兵」に「護衛」を与える。」
「理の巫女」の祈りにより「機巧造兵」が「護衛」を得る。
理孤「ターンエンド、ここで「理のルーン」の効果が発動。」
圭太・クレア・将吾「...っ!?」
私の言葉に3人が驚く。それも当然、ルーンカードは本来効果を1つしか持たない、でも「理のルーン」はその常識を覆す。
理孤「ターン終了時、相手モンスター1体に3ダメージを与える。」
「理のルーン」から青黒い炎が噴き出るとそれが圭太の「グロヌ」を包み込み破壊する。
「火獣 グロヌ」 LP3→0
クレア「今度は「火のルーン」!?」
そう、今のは「火のルーン」と同じ効果だ。
理孤「そっちのターンだよ?さぁ、どうするの?」
バトルは始まったばかりだよ?