知らないカードゲームアニメの世界にTS転生したんだが?え、しかも2期!?   作:七蜘蛛

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絶対なんて存在しない

 

理孤「私の勝ち。」

 

圭太「くっ...!」

 

クレア「圭太君が負けた...?」

 

将吾「バカな...!?」

 

理孤「(まぁ、彼は世界を救ったって言われているし、ただのクラスメイト()に負ける事は無いと思ってたんでしょうね、でも)世の中、絶対なんて存在しない。」

 

圭太「...っ!」

 

理孤「カードバトルも同様、デッキには異なるカードが数種類ある、その中から欲しいカードだけを引く事は「運」という不確定要素に頼る他無い。絶対に勝てると思って慢心する時点で既に負けが確定する。貴方も同じ。」

 

圭太「!俺は...!」

 

理孤「貴方の切り札(「フレイムロードドラゴン」)が出た時、貴方は絶対に勝つ事が出来ると思っていたでしょ?」

 

圭太「...っ!?」

 

理孤「図星ね、貴方がそう思っていないのだったら切り札が破壊された時、どうして何もしなかったの?」

 

圭太「それは...。」

 

理孤「まぁ、今はその問答はいいや、取り敢えず私が勝ったからそこで倒れてる不良達*1を警察まで届けるのを手伝ってもらうよ。」

 

圭太「...分かった。」

 

その後、理孤は圭太達の手を借りて、不良達を警察に届ける。

 

警察「ご協力ありがとうございます!」

 

警察に不良達を預けた理孤達はその場から移動する。

 

理孤「...。」

 

圭太達「...。」

 

互いに無言になる。

 

クレア「ねぇ...。」

 

理孤「...?」

 

クレアが口を開く。

 

クレア「本当にああする必要があったのかな...?」

 

理孤「カードバトルは楽しくやる事が主な目的、己が快楽を満たす為に作られた訳じゃない、あの不良達はそこから間違ってるのよ。」

 

クレア「それは...。」

 

理孤「今のご時世、ああいう輩が多いから場合によっては迷わず即通報するべきよ。」

 

理孤はそう言い、圭太達と別れる。

 


 

翌日

 

碑ヶ丘学園*2

 

理孤「...。」

 

学園に来た理孤は唖然となる。それは...

 

《天津 理孤ファンクラブ設立!》

 

学園にてファンクラブが出来ることは別におかしな事では無い、学園には色んな生徒のファンクラブが存在する。理孤は自分のファンクラブが出来ている事に驚いている。

 

理孤「なーんでこうなるかな...?」

 

理孤は教室に向かう。道中色んな生徒に見られながら。

 

理孤「(勘弁して。)」

 


 

キーン!コーン!カーン!コーン!

 

放課となり、理孤は教室から出ようとすると、

 

「ちょーっとお待ちなさいな。」

 

理孤「ゲッ...。」

 

理孤は目の前の少女を見ると嫌そうにする。

 

「「ゲッ」とは何ですか!?この(わたくし)がせっかく声を掛けてあげたというのに!」

 

その少女の名は「宮ノ原 彩子」。隣のクラスに転入してきた高飛車なお嬢様だ。その周りには取り巻き達がいる。

 

理孤「...何か用?」

 

彩子「学園内で有名になったからって調子に乗らないでもらってもよろしいですか?」

 

理孤「いや知らんし。それだけ?」

 

彩子「いいえ!もう1つ!貴女にルーンバトラーでの勝負を申し込みますわ!」

 

理孤「...はぁ。」

 

理孤は思わず溜め息を吐く。

 

彩子「何ですの、その溜め息は?この私が勝負してあげると仰っておりますのに。」

 

理孤「(うぜぇ...。)」

 

理孤は段々彩子に対して苛立ちを持ち始める。

 

理孤「(どうせ私を倒して有名になろうと考えているんだろ、ならここで鼻っ柱を折ってやる。)」

 

理孤は勝負を受ける事にし、中庭に移動する。他の生徒達も勝負が見たい為、中庭の観戦席に移動する。

 


 

碑ヶ丘学園・中庭

 

バトルフィールドで理孤と彩子が立ち合う。

 

彩子「オーホッホッホッ!無様に跪かせてあげますわ!」

 

理孤「...潰す。」

 

「さぁさぁ!やって参りました!ルーンバトラー!実況はワタクシ!放送部の「目頭 仙真」がお送りさせて頂きます!」

 

中庭の実況席に目頭 仙真が座り、いよいよ始まる。

 

仙真「それでは参りましょう!」

 

理孤・彩子「ルーンバトル!コネクション!」

 

*1
「カードバトル!ルーンバトラー!」を参照。

*2
理孤が通う学園

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