今回は少々内容が薄くなってしまいますが、そこはご了承願います。
稚拙な文章ですが、最後まで見てもらえたら嬉しいです。
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「...知らない天井だ。」
起きたら知らない天井が視界に入った。なんだろう、このセリフどこかで聞いたことがあるような...いや、そんなことはどうでもいい。
...もしかしてここがあの世...?
だとしたら随分と現実味のあるあの世だ。
「ここは...部屋か?」
寝ていたベッドから起き上がり、辺りを見渡す。
ベッドが4つほど並べられていて、その間をカーテンが遮るようになっている。
そして、俺の仕事道具たちはベッド横の床に置かれていた。
「砂漠にいたはずだよな...なんでこんなところで寝てるんだ...? やっぱ死んだのか...?」
部屋を散策するべく、ゆっくりと歩いてみる。
先ほどの疲れが嘘のように無くなっているし、体調も完全に治りきっていた。
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どうやらここは医務室...いや、どちらかと言うと病室のようだ。消毒液やらガーゼやらが置いてある。
「...とりあえずこの部屋出るか。」
部屋を出ようとドアまで歩き、ドアを開いた瞬間。
「あ」
「あ」
ドアを開けた奥にいたピンク髪の少女と目が合ってしまった。
誰だろうか...もしかして俺のことを運んで...くれ......た?
「目、覚ましたんですね。」
そう言うと、その少女はどこかへ行ってしまった。
...当の俺はと言うと、盛大にパニクッていた。いきなり現れた少女もそうだが、なにより彼女が''銃を持っていたこと''、そして、''頭に天使の輪っかがついていたこと''。
銃というのは都市の中でかなりの脅威になり得る代物、そして非常に高価な代物。それをあんな小さな少女が持っているのだ、違和感しかない。
そして頭に浮いていたピンク色の輪っか...まるで天使のような輪っか...
色々と情報がありすぎて、脳の情報処理が追いついていない。
天使なのに銃...? てか天使ってことはやっぱ死んでるんじゃ...
頭の中には「?」が浮かぶばかりだった。
少女が部屋の前から出ていってから少し経った。
ようやく脳が情報処理を終えた。
結論から言うと...
「...やっぱ俺死んでるんじゃ――――」
「死んでませんよ、誰がせっかく助けたと思ってるんですか...」
そう結論付けようとしたところに、またピンク髪の少女が訪れる。しかも''薄い青緑色の女性''も連れて。
「無事に目覚めてよかったです! 体調は大丈夫ですか?」
「ユメ先輩、目を覚ましたんですしこの人もう追い出してもいいんじゃないですか?」
「まあまあホシノちゃん、この人も困惑してるだろうし、もう少しだけ居させてあげても――――」
「ユメ先輩は甘いんですよ!! こんな見ず知らずの大人をなんで拾うんですか。」
「ひぃん...だって...」
「なあ...」
「...なんです?」
恐る恐る質問をしてみる。
「状況が全くの見込めないんだが、まずここはあの世じゃないんだったらどこなんだ?」
ホシノと呼ばれていた少女がため息をついて話す。
「そんなことも知らないでこの地区に来たんですか...」
ため息混じりに呆れられた表情をされた。解せない...
「ここは「ここはアビドス高等学校です!」......」
ピンク髪の少女はセリフを奪われたのが気に食わないのか、ユメと呼ばれる少女を少しばかり睨んでいた。
しかし、すぐに視線をこちらに向け、再び話し出す。
「そしてあなたが倒れていたのはアビドス自治区の中で比較的人通りの少ない砂漠です。ギリギリ私たちがパトロールしていたルートの近くだったので、ユメ先輩が拾ったんです。」
「拾ったって...」
...しかし、アビドス高等学校...聞いたことの無い学校名だな...てか、さらっと自治区って言ってたが、普通は翼が巣を管理するんじゃないのか...?
やっぱりここって外郭なんじゃ...だが外郭に学校なんてあるのか?
いや、とりあえず彼女たちに色々聞いてみよう。
「あと、いくつか質問したいんだが...」
「答えられる範囲なら答えますよ!」
「ちょ、ユメ先輩! 先輩は口が軽いんですから余計なことはしゃべらないでください! 私が答えますから」
「えぇ...でも...」
「...えっと、質問しても良いか?」
「...はい。」
そこから俺はさまざまな質問をした。
その頭の上の輪っかは何なのか。
なんで銃なんて物騒なものを君たちのような子供が持っているのか。
ここは外郭なのか...
返ってきた答えは俺の想像を上回るものだった。
「...つまり、ここは外郭じゃなくて学園都市キヴォトスっていう銃を持つことが当たり前のところにあるアビドス自治区。頭の上の輪っかはヘイロー...そしてキヴォトス人は弾丸1発程度じゃ死ぬことは無い......聞いてもさっぱり理解ができないな...」
「まあ、キヴォトスの外からやってきた人には理解できないでしょうね。」
弾丸一発程度じゃ死なない...都市の身体施術と似たようなものなのか...?
施術は1度も受けたことが無いから分からないが...まあそういうものなんだろう。
「それじゃあ次は貴方のことを教えてください。」
「え、俺のことか?」
「そうだねホシノちゃん! まだお互い自己紹介もしてないし今のうちにしておこうよ!」
「いえ、するのはこの人だけです。どうせすぐ
やっぱ信用されてねぇな...
「...まあいいんだけど...それじゃあどこまで話そうか...」
「全部話してください、まだ信用していないので。」
「...はぁ、今の子供はこんなギラギラした目をしてるのか...? まあいいか...」
「俺は振り子事務所所属の7級フィクサー、ロキだ。よろしく。」
「事務所? 7きゅうふぃくさー?」
「ああ、ここは都市じゃないから伝わらないよな...フィクサーは何でも屋、事務所はそのフィクサーを纏めてる場所だって想像してくれればいい。
それで、7級っていうのはフィクサーの階級を表すものだって覚えてくれればいい。まあ7級はド底辺なんだけどな...」
「...そのド底辺の何でも屋がアビドス自治区に何の用ですか?」
何の用か...そう言われてもなぁ...
「...気づいたらここにいたんだよ」
「は?」
「だから、気づいたらここにいたんだよ」
「それで納得するとでも思ってるんですか?」
しょうがないだろ、知らんもんは知らんのだから。
「ホシノちゃん落ち着いて、きっとロキさんにも事情があるんだよ。」
事情も何も、起きたら砂漠にいたんだけどな。
「はぁ...全く信用できませんが...とりあえずあなたのことは分かりました。それじゃ――――」
「私はアビドス高等学校、生徒会所属の梔子ユメです! この子はアビドス高等学校1年、同じく生徒会所属の小鳥遊ホシノちゃんです!」
「ちょっと!? ユメ先輩!?」
「だってロキさんが自己紹介してくれたんだし、私たちも自己紹介しなきゃ。」
「この人は見ず知らずの大人なんですよ!?」
このホシノっていう子の中でどれだけ信用されてないのかがもっと分かった。正直ちょっと傷ついた。
でもまあ確かに...
「...信用されてないのは分かる。俺だって見ず知らずの奴からすぐ信用しろって言われても出来ないしな。」
「! ほら聞きましたかユメ先輩!! やっぱりこの人は信用できません!! 今すぐにでも追い出したほうが――――」
「だが、君らは俺の命を救ってくれた。つまるところ俺の''命の恩人''ってことだ。そんな恩義を無碍にするほど俺は薄情じゃない。」
「...信用できませんね、口では何とでも言えますから。」
「ホシノちゃん...」
「...確かに、見ず知らずの俺は君らからすれば信用できないかもしれない。だがこれだけは言える。俺は恩を捨てるほど落ちぶれてはいないし、薄情者でもない。」
「...そうですか。」
「今すぐ信じなくてもいい。だが恩は必ず返す。」
「なんでそんなに恩にこだわるんですか...?」
「...都市の人間は主に2つに別れる。薄情な奴か、義理堅い奴だ。俺は後者なんでな」
「...もう勝手にどうぞ。けど、もしアビドスに害をもたらすなら
容赦はしない」
明確な殺意を飛ばされ少し怯んでしまった。今の子供は怖いなぁ...
てか本当に信用されてないんだな...
「...約束しよう。君らに不利益の生じるようなことはしない。そして君らを裏切るような真似もしない。」
「...そうですか。」
「......」
「......」
「えぇっと...なんか気まずい雰囲気になっちゃったけど...これからよろしくお願いしますね! ロキさん!」
「ああ、よろしく頼む。」
「......」
一方から親の仇と言わんばかりに睨まれながらの会話は正直居心地は悪い。
「そうだ! せっかくロキさんが協力してくれるんですし、''あのこと''について話し――――」
「ダメです。絶対に。あれは私たちが解決すべき問題です。」
「えぇ...でもロキさんも協力してくれるんだし...」
「信用できないからダメなんです。はあ...なんでユメ先輩はすぐに人を信用するんですか...」
"あのこと''...? 何か問題を抱えているのか?
「気楽に頼ってくれ。なんでも協力する。」
「いえ、貴方には関係ないこと――――」
ダダダダダダダダッ!!
「銃声!?」
親指か!? ...いやここ都市じゃねぇ!
敵襲...それも銃持ち!
「またアイツら...ユメ先輩! 行きますよ!」
「うん、ホシノちゃん! あ、ロキさんは校舎内で待機していてください!」
「あ! 待ってくれ!」
2人が廊下の奥へ走り去ってしまい、俺も仕事道具を持って後を追う。
にしても銃持ちか...やっぱ彼女らみたいにキヴォトス人は総じて銃火器を持ってるのか...
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玄関らしき場所から外へ出るとそこには――――
セーラー服とヘルメットを着け、銃を装備した子供が10人ほど立っていた。
「...暑そうだな...」
思わず口から出てしまった。
変な形で終わってしまいましたが、どう区切りを付けようか悩んだ末にこうなってしまいました...
文才皆無で申し訳なし...
ロキ君は7級フィクサーなんですってね...うーん、ド底辺
きっと依頼とかもネズミの解体くらいしか無かったんでしょうね...
さて、次回からは戦闘描写が入る予定です。
Q.こんな文才で(戦闘描写書くの)大丈夫か?
A.どうとでもなるはずだ!!